――出港の汽笛が鳴る。ジャスティスは甲板から徐々に小さくなる自分が育ってきた国を見ていた。
「父様、母様……必ず戻ってきます。それまでどうか無事で」
親友と仲違いしたジャスティスは国を追われてしまう事に。逃げる道中にて新たな仲間と共に、
あまりにも不本意な旅が、今、始まる。
注意!
勇者のお仕事一巻【旅立ち編】からの続きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 08:07:58
24840文字
会話率:48%
母が亡くなり天涯孤独となってしまった少年、白悠(シュウ)。
夜遅く、不思議な笛の音に導かれるようにしてたどり着いたのは、妖怪や鬼、異形とよばれる魔物が存在する過去の日本と似て非なる奇妙な世界。
白悠は事態に困惑しながらも、現地の人々と交流を
深めながら、元の世界に戻る方法を探す。果たして白悠は元の世界に帰れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 01:10:34
94616文字
会話率:35%
“ただいま”が言えた夜、やっと自分になれた気がした。
家に居場所をなくした少女・ひかりと、
自分の過去に目を逸らしながら生きるホスト・流星。
夜の街で出会ったふたりは、
パチンコに人生を賭けるような不安定さで、
それでもお互いの“今”にす
がるように惹かれていった。
「誰かの代わり」なんかじゃなく、
「助ける/助けられる」関係でもなく、
ただ“ちゃんと好きになりたい”と願ったこの気持ちに、
ふたりは何度も傷つきながらも、名前のない愛を育てていく。
社会に否定されても、法に引き裂かれそうになっても、
それでも選んだのは――「一緒に生きていく」ことだった。
これは、
悲しみのとなりで手を取り合ったふたりが、
世界のどこかに、“ただいま”を作る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 10:46:07
5403文字
会話率:58%
僕らの守り神は、歌を歌い未来をみる。
僕ら一族は、守り神に舞いと笛を捧げる。
その調べは、人ならざる魔を払い、清めていく--------
1991年東京。
守り神の歌に導かれ、僕は三人の小説家と出会った。
元役者のニレイさん。
訳あって一
度は筆を置いたサキさん。
そして16歳少女アリア。
彼らは三人ででひとつの名前をもつ、小説家だった。
ひとつの予言がつないだ、過去といま。
夢と現実が交差する場所で、あらたな世界の扉がひらく。
★登場人物
セイ・・・・・・渋沢 征(しぶさわ せい)。主人公。21歳。予言をする守り神・ミカさんに使えるアガミ一族の半人前の術士。与えられた花の名は、梅。
草四郎・・・・・灘 草四郎(なだ そうしろう)。19歳。セイの年下の叔父であり相棒。与えられた花の名は、菖蒲。
アリア・・・・・日比野 亞璃亞(ひびの ありあ)。15歳。作家集団・五島万(ごとう まん)の一員。
ニレイ・・・・仁礼 友太(にれい ゆうた)。41歳。元俳優。アリアの義父。作家集団・五島万の一員。
サキ・・・・・佐紀 了次(さき りょうじ)。29歳。作家集団・五島万の一員。
谷・・・・・・谷 周平(たに しゅうへい)。25歳。大社であるコウガミの術士。作家集団・五島万の担当編集者。
カナ・・・・・谷 鼎(たに かなえ)。17歳。女子高生。大社であるコウガミの術士。谷の義妹。
十日町・・・・・十日町 丈(とうかまち じょう)。38歳。故人。大社であるコウガミに恨みを抱いていた。
ハジメ・・・・・渋沢 一(しぶさわ はじめ)。故人。15年前に若くして亡くなった、セイの父親。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 16:50:32
407696文字
会話率:25%
汽笛。意識を覚醒させるには十分すぎる音が鳴る。それを合図に閉じていた瞼をゆっくりと上げる。揺れる灯りの下で私は茫然と立ち尽くしていた。
「車掌」と共に巡る四つの星。そこで「私」が見る物は……
最終更新:2025-04-10 04:38:50
16620文字
会話率:42%
『汽笛の残響』
汽笛というものを知らない筆者が、汽笛の残響、という言葉の現出によって、思う限りを書いた、連作の小説。
キーワード:
最終更新:2025-04-06 09:47:18
969文字
会話率:25%
『汽笛の聞こえるまで』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2020-11-17 06:36:19
276文字
会話率:0%
陰陽師の名門・橘家で世話役を務める少女、橘紗月。妖に襲われ、蔵へと逃げ込んだ彼女が出会ったのは、不思議な鏡から現れた天才陰陽師・藤原清雅だった。
「ふふふ、現れたるは天才陰陽師・藤原清雅!好きな食べ物は餅に干柿、たまに甘酒も嗜む。齢二十四
歳、趣味は笛と和歌、独身でーす。」
「誰がそんな自己紹介聞きたいねん!しかも長すぎやろ!」
かつての天才陰陽師・藤原清雅に取り憑かれた紗月は、奇妙な相棒とともに、この世を揺るがす戦いに巻き込まれていく。そして、平安時代の天才陰陽師・白鴉によって封印された“夜叉王”が現代に蘇る――。
「なぁーんと、白鴉ってのはこの俺のことだ!」
「格好つけんでええから!!」
—不定期更新中—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 17:00:00
358551文字
会話率:45%
どうしよう?!悪役令嬢らしく頑張って顎を振り上げていたら、どんどん周りに勘違いされて凄い人だと思われていく!!
違います!
「暗黒令嬢」じゃなくて「悪役令嬢代理」です!
人体改造なんかしません!
怪しい妖術じゃなくて、「ボイストレーニング
」です!!
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 06:35:26
325801文字
会話率:26%
祖父が善意で作った装置がみんなを不幸にしてしまうので、少年ロッソが仲間と壊しに行くお話です。
「悪役令嬢にとりつかれました!」の、その後のロザロザが出ててきます(本編はまだ書いている途中ですので、ネタバレの可能性があります)。
最終更新:2024-08-29 22:21:47
7777文字
会話率:33%
「ひゃ〜っはっはっは!」
不気味な笑い声の継母や義姉にこきつかわれる毎日。そんなある日、お城から舞踏会の招待状が届くがジュエルは留守番することに。落ち込んでいるところに魔法使いのお婆さんが現れ、魔法をかけてくれる。
ジュエルは舞踏会
で王子様との夢のような時を過ごすことができた。しかし、魔法使いのお婆さんとの約束で日付が変わる0時までに家に帰らなければならない。
慌てて〔金の靴〕を片方脱ぎ捨てて帰った数日後、王子様が〔金の靴〕を履ける女性を探して再び現れる。
もう片方の〔金の靴〕を持ち、王子様のもとに向かうと、二番目の義姉が先にジュエルの〔金の靴〕を履けてしまっていた。絶望するジュエル。その時、王子様の一言で舞台が急転していく――――。
シンデレラは最初〔ガラスの靴〕ではなく〔金の靴〕だったとの説があるそうで、こんな感じだろうかと書いてみました。
最後の方、コメディっぽくなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 09:06:47
12318文字
会話率:25%
オンボロアパートに住むお人好しの磯本が壊れた?
人が変わったような奇行に走る店子を心配し、大家の金浦兼子は憑き物を確信し、霊媒師を探す。
依頼を受け現れたのは布団売りのセールスマンのような風体の拝み屋・拝笛刀!
果たして彼の実力は?
そ
して磯本に取り憑いた悪霊の正体とは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 20:00:00
8006文字
会話率:29%
十八歳の誕生日。塔で暮らしていた世間知らずな姫は襲撃を受け、目の前で父親を殺される。
嘆きに呼応するように開いた穴に引きずり込まれた彼女の姿は、一匹の竜に変わっていた。
百年後。
呼び笛によって覚醒した彼女は、竜騎士に懐いて行動を共にする
うち、迷宮内では竜に、外では人の姿になる自分の性質を知る。
一方、五年前に特別な宝器を得た代わり竜に近寄れない呪いをかけられた騎士は、迷宮内でひたむきに尽くす相棒に、そして迷宮の外で見つけた謎多き娘に、それぞれ惹かれていく。
百年前の厄災。五年前の祝福と呪い。眠り姫の正体。
全てが明らかになるとき、大きな試練が訪れる。
――あなたが呼んだ。だから応えた。
世界を知らない二人が手を取り合うまでの冒険譚。
※カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 23:40:40
1054784文字
会話率:22%
ナノハは通学中、奇妙な音楽を耳にする。その場所に行くと、平安貴族の衣装で横笛を吹く青年がいた。桜の神だと言う青年を怪しく思っていたナノハだったが……?
最終更新:2025-03-15 19:34:03
17355文字
会話率:44%
五人囃子の一人である笛吹(うすい)は、不意に激しい情熱に駆り立てられた。
「俺たちだってロックしたい!」
各方面にごめんなさいm(_ _)m
「KAC2025 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」参加作品第一弾お
題は「ひなまつり」の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 21:38:40
1987文字
会話率:39%
僕の口笛が部屋に響く。僕の口笛の音だけが
キーワード:
最終更新:2025-02-17 21:13:56
981文字
会話率:0%
さきほど読んだエッセイにチョココロネについて書いてあった。
ならば語ろうか。
チョココロネに対するこだわりならば、私は誰にも負けない!!
嘘です、そこそこです。まあ……人並です(/ω\)
さあ、これを読んだら――――アナタはチョココロネが
食べたくなるかもしれませんよ?(*´艸`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 12:44:19
2097文字
会話率:0%
年に一度のエイプリルフール。
せっかくなんで少しだけ真剣にうそと向き合ってみませんか?
最終更新:2022-04-01 18:37:54
1497文字
会話率:0%
昔笛を使ってネズミを退治した異星人が、またしても地球にやってきた。
最終更新:2025-02-03 07:50:53
757文字
会話率:40%
日本列島から少し外れた場所に佇む離島。
船でしか辿り着けないこの島は、過去の観測から無人島と認定され、誰一人として近づこうとはしない。
都市伝説が大好きな高校生、笛吹有鐘、兼坂恋詩、小金井遊悟の3人は、長期休暇には旅行をして、都市伝説が
残るあらゆる場所を探索してきた。
2年生の冬休み。
翌年の受験を考え、最後になるであろう今回の旅行。
場所はここ数年誰も上陸していないという無人島に決定した。
そんな無人島生活も、交錯する謎へと覆われていく。
島に潜む、一筋の影。
冥明ける刻、鐘は鳴る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-01 00:23:06
13954文字
会話率:22%
宮場高校に通う大島大和はある日、一通の手紙を見つける。手紙を開けると異世界へ転移していた。手紙が中心に動いている世界で、大和は様々なことに巻き込まれていく――
最終更新:2025-01-30 17:41:24
535文字
会話率:50%
とある少女、中二理紗は親から虐待を受け、児童養護施設「ハーメルン」へ保護される。順風満帆生活を送るも、どこかその生活に影があるように感じてくるのだった、、
最終更新:2025-01-26 18:32:45
3195文字
会話率:30%
ステラは最も優れた聖女、“首席聖女”、そして“大聖女”になると期待されていた。
後妻と義姉から虐げられ大神殿へ移り住み、厳しい修行に耐えて迎えた聖女認定式。
そこで神から与えられた“聖具”は角笛だった。
他の聖女達がよくある楽器を奏でる中、
角笛を吹こうとするが音が出ない。
“底辺聖女”と呼ばれるようになったステラは、『ここで角笛を教えてもらえばいい』と辺境伯領の神殿へ異動を命じられる。
『あそこに行くともう王都には戻れない』とされる左遷人事だった。
落ち込むステラを迎えたのは美しい自然。
しかし“氷河”とも呼ばれる辺境伯のクラヴィは冷たい。
それもあるきっかけで変わっていく、孤独で不器用な二人の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:01:52
130733文字
会話率:34%
可愛い美少女ヒロインが欲しい? 自分で生み出すんだよッ!
クラスメイトと共に英雄として異世界へと転移されたラノベ作家、笛吹ソウジは創世の奇書という邪神の力に選ばれたことを理由に理不尽な追放されてしまう。
突き落とされた地は強大なるモンス
ターが蔓延る地獄の世界。
頼れる仲間がいなければ、救いの手を差し伸べてくれるヒロインもいない。
頼れるのは創世の奇書なる煙たがれる邪神の力のみ……しかしそれは美少女だろうと自由に生み出せる最高の切り札となる危険な力でもあった。
「ヒロインがいねぇなら……自分で作ってやるよッ!」
ヒロインを求めるのはもう時代遅れ、欲しいのなら自分で生み出せ。
今、全てを失った無から始まる何でもありと美少女の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 17:05:40
258012文字
会話率:40%