好きなネット小説の結末に物申そうとDMを送り付けるため立ち上がり、ベッドに頭をぶつけて死亡。断頭台へ並ぶ冬の空の下でそれを思い出した宝砂王女は「前世享年2×歳。今生は13歳か。来世は20年の生を目指そう」と覚悟を決めて処刑台に昇った。しかし
、そこでここはもしや、自分が感想を送り付けようとした小説の世界なのではないかとふと思い浮かぶ。グッバイ今世としてしまうのもいいけれど、最後にやれるだけやってみようか。断頭台でギロチンの刃の下にセットされ、宝砂は全力で、某泥棒映画の名シーンのセリフを叫んだ。
「またものを語りに来たのか、貴女よ」
砕ける断頭台。破片と土埃で咽ながら、香の匂いが鼻につく。ギロチンの刃は砕け、砕いたのは宝砂の推しである小説の登場人物だった。
理想通り過ぎる姿と声のその推しの登場に、宝姫は吐血する。
「結婚してください!!」
「なんと?」
不吉な王女と家族に見捨てられた王女と、人間に飽きた神獣が、かつて神獣が異世界人に聞いた物語の料理を再現して美味しくいただきながら、なんやかんやする珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 21:56:00
97535文字
会話率:39%
統廃合のため校舎取り壊し工事中の小学校。香織の命が失われた日から、はや20年。私は、花を片手にかつて通った校舎の前に立った。20年前にやり残した仕事と、心に刺さった破片を片付けるために・・・
*春のチャレンジですので、”純文学”に、挑戦し
てみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:00:00
6422文字
会話率:5%
何かしらの破片でメモ書き。
そして、有り得るかも知れない推測を書き綴るだけの
粗末なモノ。
最終更新:2025-02-08 15:27:36
2979文字
会話率:1%
憂鬱な天国へ
導かれた人々の記憶の破片
最終更新:2025-01-28 20:31:10
32777文字
会話率:22%
冒険者ギルド「サザンライオン」が拠点を置く自由都市カルミアン。そこに集う冒険者たちの中でも、冷静沈着な元傭兵の剣士カイ・アルディンと、陽気で軽薄な態度の裏に鋭い頭脳を持つ罠師リオ・フェリウスは、偶然コンビを組むことになる。
依頼の内容は、
魔物が潜む「レッドマーシュ湿原」で消息を絶った商隊の調査。最初は性格の違いから反発し合う二人だったが、危険な任務を共にする中で次第に互いの実力を認め合い、信頼を築いていく。
湿原で見つけたのは、散乱した商隊の荷車と謎めいた魔法文字が刻まれた破片、そして巨大な災害指定級の魔物。二人は命がけの戦いの末、魔物を討伐するが、破片が引き起こす危険はまだ終わりを告げない。それは、各国の思惑が絡む「古代遺物」を巡る大きな陰謀の序章にすぎなかった。
行き場を失った剣士と、居場所を探す盗賊が出会い、それぞれの過去と向き合いながら世界の運命を変える旅に巻き込まれていく――。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-07 20:41:46
17457文字
会話率:57%
この物語は、15歳の少年であるサストラ・アウラサという少年の〈冒険〉に焦点を当てています。サストラは〈内向的〉で〈知的〉であり、〈高い共感力〉を持っています。彼は友人たちの相談相手となることが多く、彼らの秘密を守り、良い聞き手であるため信頼
されています。一方で、サストラは友人たちには秘密にしている夢を持っています。他人に自分の感情を表現することに〈トラウマ〉を抱えているため、彼はその夢を〈秘密にしています〉。彼の夢は、不正義や苦難のない〈平和な〉世界を作り出すことで、すべての人が幸福に共存し、差異を問わずに暮らすことができる世界です。
卒業旅行中、サストラは友人のチャハヤ・ラリタが橋の上で他の生徒たちにいじめられているのを目撃します。しかし、サストラがチャハヤを助けようとすると、二人はその橋から転落してしまいます。サストラが目を覚ますと、彼は保健所にいました。しかし、チャハヤはそこにはいませんでした。そこで、サストラはすぐにチャハヤの行方を探し始めます。サストラがチャハヤを探している最中、彼は他の人々の思考が明確に彼に伝わることに気付きます。それは通常の言葉での会話のように、〈テレパティ〉と呼ばれる能力です。また、彼自身も通常の人間よりも優れた身体的耐久力を持つようになっていました。そして、彼はその特別な能力を持つ人々を〈マニピュレーター〉と呼ぶことを知ります。
一方で、名前をラダ島という〈孤立した〉島から大きな脅威が現れます。この島は5年前の彗星の破片の落下の影響を受けたために孤立しています。世界的な経済危機により、政府からの援助がない状況で、災害から生き残った人々は政府に対して深い怨みを抱いています。〈目に見えない手〉によって支えられたこの怨みはついに溢れ出し、彼らは豊富で〈非凡な力〉資源を手に入れ、〈クーデター〉を遂行しました。
この出来事は、サストラをより大きな紛争に導き、彼に〈数百年〉も隠されていた〈大いなる謎〉を明らかにすることを余儀なくさせました。その旅の中で、サストラは〈彼が探していた答え〉を見つけるためにさまざまな新しい人々に出会います。実際には、五年前に落ちた彗星に何が起こったのでしょうか?それが自己崩壊することができたのはなぜでしょうか?それは異常事態なのでしょうか、それとも〈陰謀〉なのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:27:17
3602文字
会話率:0%
碇二亜《イカリニア》は人間が嫌いだった。
笑っているだけで何となく進む日常も嫌いで、媚びを売れば何とかなってしまっていた歪な職場も嫌いで、喧嘩が絶えない家族も嫌いだった。
そんな彼女の唯一の趣味が、乙女ゲームの悪役令嬢が主人公を苛め
る所を見る事。
悪役令嬢が主人公をいびる部分だけゆっくりと堪能し、主人公が恋をしそうになったら未読スキップボタンを押し、選択肢はなるべく主人公が誰ともくっつかないように操作し、万が一悪役令嬢が痛い目を見るようになったらプレイをやめるなんていうプレイで、日常の憂さを払っていた。
とある日曜日、朝から酒を飲みそんな事をしていた彼女は、母と父の喧嘩の声が聞こえプレイ中のゲームを止め、仲裁に入る。
唯一大好きだった母に教えられた紅茶、そのティーカップが父によって割られていく居間で、彼女は凶刃に走ろうとする母を止めに入ろうと、鋭利な破片を拾い自分の首元に当てブラフで二人の冷静さを取り戻させようとするが、酒に酔っていたのもあり転んだ拍子に結果として自害してしまう。
目が覚めると、そこはプレイを止めたままだった乙女ゲームの世界。
悪役令嬢の記憶を持ったまま、先の展開も知らぬまま、彼女は『レイジニア』として紅茶のカップをゲームの主人公『ウェヌ』の前で持っている状態だった。
勢いのまま主人公を部屋から追い出すが、すぐにいつも自分のしていた事を思い出す。
――彼女にとってのバッドエンドは何だろうか。
全部のフラグを折ったなら、彼女は不幸になる。
その勘を信じ、彼女はウェヌに言い寄る男性の好意を壊す事を決意する。
『もし魔物に襲われる所を救われるならば私が代わりに魔物を倒せばいい』
『もし執事に慕われるならば執事の失態を見せつけてやればいい』
そんな事をした結果、彼女自身がウェヌに好かれる事も知らず、レイジニアは奔走を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:49:38
279084文字
会話率:31%
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キーワード:
最終更新:2024-10-13 19:09:55
52905文字
会話率:15%
地球は、近接した小惑星の大爆発と破片により滅亡し、「赤い地球」になり果ててしまいました。
このお話は、そんな「赤い地球」でいっしょうけんめい生きる女の子「ステラ」と、宇宙からやってきたふしぎな男の子「アルト」の物語です。
最終更新:2024-10-12 18:25:44
57294文字
会話率:28%
黒と赤の衣装に身を包み
砕け散る夢の破片を纏う
暗闇の中で仁王立つは
にやりとギラつかせた八重歯
キーワード:
最終更新:2024-10-04 18:37:51
258文字
会話率:0%
24歳の中小企業に勤める会社員、右島陸斗(みぎしま りくと)は、深夜にふと目を覚まし、喉の渇きを癒そうと愛用していたグラスで水を飲んでいた。そのグラスは、実家から引っ越す際に持ってきた思い出深いもので、長年にわたり彼と共に過ごしてきた。しか
し、ふとした不注意でそのグラスを割ってしまった瞬間、陸斗の運命は大きく変わることになる。
グラスの破片が突如として異様な光を放ち、彼を異世界へと導く。その異世界は、剣と魔法が支配する幻想的な大地、エリスの大地だった。異世界に突然放り込まれた陸斗は、そこで魔法を操る少女リーナと出会い、異世界と現実世界を繋ぐ因果の秘密を少しずつ知ることになる。
陸斗が割ったグラスは、ただの量産品でありながらも、彼の強い思い入れによって付喪神のような力を宿し、異世界との繋がりを持っていた。そして、そのグラスが500円程度のものであったため、陸斗が転生した異世界はややハードモードの環境に設定されていることが明らかになる。
しかし、リーナからの助言を受けた陸斗は、異世界での試練を受け入れる覚悟を決める。試練を乗り越えることで成長し、新たな運命を切り開いていくと決意する陸斗。彼の冒険は始まったばかりであり、異世界で待ち受ける数々の試練や出会いが、彼をどのように変えていくのかが描かれていく。
陸斗の旅が進む中で、彼は次第に異世界の真実に迫り、自らの役割を理解し始める。そして、グラスを割ったその行為が、彼自身と異世界の運命を大きく左右する鍵となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 21:58:54
5798文字
会話率:34%
英雄になることを目標とする平凡な少年の物語。運命に翻弄され、彼は望んでもいなかった存在になってしまった。平和と静けさへの憧れは決して満たされず、彼は運命の安息の地を探す旅に出て、過酷な冒険と良き友人たちと出会います。私たちは彼に同行します.
.....折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 02:47:14
5507文字
会話率:7%
中学三年の海野晶は優等生の美少女。あるきっかけで不良少女たちからリンチを受けてしまう。両親が海外へ転勤になり、晶を置いて行ってしまったことでやけになり、晶は不良少女たちに復讐を始める。男のように強く、そしてかっこいい晶。だがその瞳は暗く、
絶望していた。ミス・ダンディ達が仲間に加わり、女暴走族たちとけんかをし続ける晶たち。しかし、暴走族のヘッド和弘に出会い、少しずつ変わっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 16:26:51
38831文字
会話率:62%
小惑星メシウスの破片が地球に降り注ぎ、世界は一変した。
文明崩壊という些細な犠牲で生き残った人類は、無法の時代を経て再建の時代に突入。
文明再建を狙う新人類連合(NHU)、そしてかつての文明を否定する新世界同盟(NWA)が崩壊後の世
界の二大勢力となっていた。
文明崩壊後の世界で人は、それまで手にした事の無かった(知恵の実)を手に入れ(原罪)へとその手を伸ばしていた。
※趣味で書くロボット作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 00:49:47
8047文字
会話率:42%
近未来、人類は自らを機械化した人間『機人』との最終戦争を行っていた。
人類側は戦況打開のため、機械化ではなく肉体を改造調整した超戦士を戦線に投入する。
七海もそんな超戦士のひとりであったが、人類側の本拠地であるコロニーが謎の大爆発を起こす
。
彗星のように破片が地球へと降り注ぎ、世界は荒廃した。
それから八十年後。
砂漠と化した世界でも改造戦士である七海は生きていた。破滅の日を生き残った機人を狩り、行方不明の兄の行方を捜すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 21:03:54
9460文字
会話率:65%
前世夢。自分が亡くなるまでの短いお話し。
最終更新:2024-05-08 15:54:22
4522文字
会話率:14%
異世界に飛んできたが、一か月後には死んでしまうと言われる。その死を回避するため、主人公は仲間とともに旅をしている。
その旅の1ページ。生活の破片のお話。
最終更新:2024-05-06 22:39:38
4552文字
会話率:78%
「実ハデスネ、貴方ハ、『常者』二選バレタノデス」
「常……者? どういうこと?」
「用スルニ、ゲームノ参加権ヲ得ラレタ。トイッテモヨイデショウ」
「ゲームの、参加権?」
突然、訳もわからずに常者に選ばれた少女。
だが、その少女には記憶と感
情が失われていた。
鍵を握るのは、個性派揃いの破片者(パーツ)と一台の携帯ゲーム機。
そして、殺戮と混沌が渦巻くステージを巡りながら、失われたものを手に入れよ。
但し、狂者に捕まったら……。
【他視点あり】
注意
※この小説には暴力シーン、及びグロテスクなシーンもあります。見る際は注意して見る様お願いします。
※エブリスタとの重複投稿あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 06:00:00
617376文字
会話率:53%
「何だこりゃ!? なんで庭にガラスの破片が散らばっているんだよ!?」
花や木に水やりをしていると、庭先にガラスの破片が散らばっていました。
なぜ、こんなにガラスの破片が散らばっているのか!?
周りには、木の枝も落ちていました。
また、庭先に咲いていた木や花が何かにつつかれていました。
果たして犯人正体は!?
読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 14:28:13
873文字
会話率:32%
もし2017年に発見された小惑星オウムアムアが遥か彼方で崩壊した系外惑星の欠片だったらという物語です。
次々に地球に到達する破片をレールガンで迎撃します。
最終更新:2024-04-15 19:08:16
10063文字
会話率:42%