人に頼ったり甘えたりが苦手だった少女✖️甘やかしたいダンピール皇子のお話です。
周囲の人々とは異なる瞳の色と髪の色を持った妖精のように美しいエヴァは、ティフリス王国のスタール辺境伯の娘として伸び伸びと育ったが、10歳の嵐の夜に馬車の事故で
両親が亡くなってからは一変した人生を送っていた。
全てに於いて閉鎖的なティフリス王国で、他国の母を持つエヴァは“異質”な存在だった。
辺境伯の爵位を継いだ叔父一家からは、異質さ故に対等に扱われず虐げられてきた。
「緑の手」を持っていた亡くなった母は植物を上手に育てる人で、エヴァも「緑の手」を持つ人になりたいと願っている。
庭師と一緒に辺境伯敷地の庭仕事をするのが唯一の喜びで、特に母が作った薔薇園がお気に入りだ。
17歳のある日、大国ダキア皇国から来た青年と偶然出会う。
ダキア皇国はティフリス王国とは真逆の国だ。
人間が治めるティフリス王国は純血の人間以外を受け入れようとしない、考え方が閉鎖的な国だ。
かたやダキア皇国は、様々な種族の国民がいる多様性を持つ国。国民には獣人、竜人、エルフ、ドワーフがいて、そして代々皇帝は吸血鬼の一族から選ばれている。
エヴァが出会った青年は自分の出自から、心に鬱屈した想いを抱えていた。
二人が偶然であり必然であった出会いを経て、お互いに初めての感情を持て余しつつ惹かれあっていく。
第一章 ティフリス王国編
第二章 ダキア皇国編 が始まりました。
完結まで予約投稿 毎日2回更新します(7時 17時)
どうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 17:00:00
206370文字
会話率:49%
「君がしたいことは全部俺が叶えてあげたいんだ」そう言ってくれる優しい婚約者、アイオルド。
遠くない未来に彼に嫁ぐ日がとても楽しみだった。
一年中真夏の日差しが降り注ぐ常夏の国。
生まれながら暑さに弱く、太陽から逃げるように王宮の北棟で
暮らしているアクアオーラにとって優しい婚約者はとても大切な存在だった。
彼も私を大事にしてくれて、嫁ぐ日が待ち遠しいほど。
しかしある出来事をきっかけに婚約に暗雲が立ち込めて……。
彼が私を大切にしてくれる理由は罪悪感から?
違うわ。
私を見る瞳にはいつも慈しみ愛おしむような温かな愛情しかなかった。
彼を諦めることなんてできない。
わがままだとしても、絶対に。
◆幼い頃からの婚約者同士が突然関係の危機に見舞われ改めてお互いしか見えてないことを認識する感じのお話です。
本編22話。
※アルファポリスでも投稿しています。
※なろう版は視点を少し遠ざけて書いてみようと練習していたものなので文体が少し違います。
※なろう版の方が淡々とした感じなのとアルファポリス版の方が後に書いたため推敲の結果エピソードの分割箇所が違ったり文章量が増えたりしていますが大まかなストーリーは変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:59:31
44114文字
会話率:23%
演技が好きだが売れない俳優である五十嵐 幸祐は日々大人になっていく周囲が受け入れられず、「ずっと子供のままでいたい」と考えていた。そんなある日、幼馴染である男友達の結婚式で、昔思いを寄せていた同性の同窓生・佐々原 奏汰と再会する。彼は、幸
祐のコンプレックスである小柄を小馬鹿にする性格ではあるのだがそれとは別に、幸祐自身の「こどもっぽい」本心を看破していた。
再開を喜ぶのも束の間、酔いつぶれた幸祐が次に目を覚ましたのは知らない家屋だった。動揺する幸祐にさらなる事態が待ち受ける…。
「オレ…こどもになってる…!?」
そこに現れたのは意味深な小瓶を片手に訳知り顔をする奏汰だった―――。
甘やかしたい男×甘えたい男の擬似パパショタ…見た目は子供、頭脳は大人(精神は子供)…夢にまで見た人生やり直し!?なボーイズラブ(コメディ)。
※この作品はpixivにも掲載しています
作品リンク→ https://www.pixiv.net/novel/series/8413539折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 05:16:21
13617文字
会話率:61%
ある晴れた日、少女は決めた。
「私、悪女になります!」
拳をぎゅっと握りしめて、メラメラと目標に執念を燃やしていた。
私腹を肥やす家族から夫となってくれた人に離縁を言い渡してもらうために悪女になりきろうと決めるも空回りして、何なら可愛
がられているきがしますが…おかしい…きっと何かの間違いですね!私は!世界一の悪女になります!
健気令嬢の悪役×甘やかしたい初心な巨漢の主人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 22:03:11
13937文字
会話率:66%
学校一の秀才Jkと地味な男子高校生のすれ違いラブストーリー
最終更新:2022-04-03 12:54:13
2584文字
会話率:43%
――天城美鈴は、甘え下手である。
二宮寿人がそう知ったのは、ある日の放課後のこと。啜る泣く声に導かれて歩くと、そこにいたのは【ミスパーフェクト】の異名を持つ彼女だった。
どうしたのかと聞くと、美鈴は泣きじゃくりながら語る。
周囲
の期待に応えようとしてきたが、それが苦しくて仕方がないのだと。見えないプレッシャーに押しつぶされそうになっているのだ、と。
しかし今まで誰かを頼ったことのない彼女は、どうすれば良いのか分からなくなっていたのだった。
「だったら、俺に甘えれば良いよ」
彼女の話を聞いた寿人は、そう答えて決意する。
高嶺の花であるようで普通の女の子。そんな美鈴のことを甘やかそう、と。
これは甘え下手な女の子を甘やかす、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 10:03:33
7102文字
会話率:32%
レーアンの森に住む魔術師のオリヴィアは、ある日記憶喪失の少年エルデを保護したのだが、同時に国から追われることになってしまった。
逃げ延びるため南部へ向かう旅に出ることになった2人の行く末は‥?
記憶を無くした少年と、子供好きな転生魔術師お
姉さんとの
ほのぼのファンタジー時々シリアスアクションラブ色々ありの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 00:02:08
28731文字
会話率:50%
代々、特殊な能力を受け継ぐ家系に生まれた孤独な貴族のアリオン・クリフォードには、受け継がれる特殊な能力以外にも、能力がありました。
彼はその能力により、いつか出会う、唯一の相手を来る日も来る日も待ち続けていました。
ある日、その唯一の相手
と出会った瞬間、すべての感情が湧き上がり、彼女を溺愛するように。
甘やかしたい(出来れば、監禁したい)彼と、何とか仕事をさせて欲しい彼女が夫婦になるまでの物語。
この物語は、『御都合主義の怠惰な奥様は、永遠に夢の中。』のアリオン視点です。
読んでいなくても、分かる仕様になっている…はずです。宜しければ、そちらもご覧ください。
色々、膨らませたい部分があるので、改稿するかもしれません。もしくは、別で、短編を作るかもしれません…御承知おきください。
※設定はゆるめに、大目にみてください。
※ブックマーク、評価、誤字脱字報告など、いつもありがとうございます。励みになります!宜しくお願いいたします☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 00:50:02
9800文字
会話率:39%
『秋山 透』は父子家庭だった。
しかし、親が再婚することになり、その相手に連れ子がいると聞かされる。
その相手は初恋の相手でクラスメイトの『小坂 愛衣』だった。
「頭でも撫でようか? だって、姉だし」
塩対応の普段とは違ってあまあまに
なる愛衣。
彼女は弟を甘やかしたい願望に囚われており、いっそ義理でもいいと思っていた!
あくまでも家族として見ていることに気づいた透はなんとか愛衣を振り向かせようとアプローチを仕掛ける。
他のみんなには塩対応。でも、俺にはあまあま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 07:02:46
10386文字
会話率:38%
不良の国分和也は、帰り道、絡まれていた学校一の美少女「成宮遥」を助けたことをきっかけに学園生活を遥に甘やかされて過ごすことになる。最初は学校のみで収まっていた甘やかしは勢いを増してついには一人暮らしの和也のお世話にまで発展してしまう。
「
余計なことするな!」
「私、和也をもっと甘やかしたい」
学校でも日常でも一緒の二人は周囲から付き合っていると勘違いされてしまう。
甘やかしたいだけで自分を好きなはずがないと思い込む和也とどれだけ甘やかせば自分を好きになってくれるのだろうと思い込む遥の勘違い系ラブコメディ。
時々、遥の美乳に理性を刺激される和也の苦悩の日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 11:50:13
48518文字
会話率:47%
【書籍化します】2019年11月12日アリアンローズから3巻発売しました。書籍化に伴って題名が長くなっています。コミカライズは2019年12月6日スタートです。
毒にも薬にもならないからと転生させられた、仕事に疲れた翔子28歳。少し寿命の長
い国で、10歳からやり直します。戦いたくない翔子は癒しの力をもらうが、付けてもらった世話人は優秀な狩人。剣を教えたい、甘やかしたい世話人と戦いたくない、自立したい翔子との甘かったり甘くなかったりする日常のお話。連載は続いていますが、章ごとに内容は完結しています。※再開しましたが、ゆっくり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 22:03:59
374571文字
会話率:58%
これには起承転結なんてたいそれたものはありません。
賞賛されたい訳でもないし、心に響かせたいメッセージ性なんてものも、もちろんありません。
――まあ、否定はされたくありませんけれど。
言うなれば、そうですね――ただの愚痴でしょうか。
言いたいことを言うためだけに誂えた子達が話す題材は、理解されたいけど現実では理解されない、自己顕示欲だけが膨れ上がった作者の戯れ言にすぎません。
そんな戯れ言をこうやって〝自分ではないものたち〟に語らせることで、誰かに理解されていると思い込もうとし続けた、社会不適合者の作者が書く、会話劇。
そんな半端なものでもいいのなら――
「さあ、今日は何の話をしようか」
――一緒にお茶でも飲みながら、小話でもいかがですか?
■■■登場人物紹介■■■
ナニカ
人間ではない〝何か〟。人間になりたいので色んなことを勉強中。モドキ達が来ない時は本を読んだり、テレビを見たりのんびり過ごしている。名前をくれたモドキのことが大好きで、とっても甘やかしたいし甘えて来てほしいけど、その気持ちに名前があることは気づいていない。モドキは近づきすぎると離れて行ってしまうので、あくまで対等にディスカッションができる立ち位置に納まっている。
モドキ
人間。人間が嫌い――というか、何をしても社会に馴染めず嫌われやすい。基本的に何でもそつ無くこなせるし、容姿も悪くないので、何とか普通に地味に生きようと努力しているのに、努力が実った試しがほとんどない。何故か普通じゃないと言われて浮いた存在として扱われるので、いい加減にしてくれと思っている。過度に優しくされると訝しむ癖が抜けない。否定も肯定もしないで意見をくれる素直なナニカの傍は居心地がよく、実はわりと懐いている。
ハグレ
人間。兄貴肌のヤンキー。人間らしく常識的。「普通を嫌いマイノリティを気取りたがるところなんか本当に人間らしい、けど、人を許容する優しさも持ち合わせているなんて理想的だわ」とモドキから気に入られている。結構家庭的で、お茶菓子を作ってきたりもする。普通とかどうでもいいけど、普通じゃない人って面白いから結構好きというふわっとしたタイプ。順応性が高い。ナニカとモドキが話をしている時、たまについていけなくなってお茶うめえなーとなることがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 16:50:50
32931文字
会話率:79%
ああ、今日も疲れた。俺、稲村俊介は東京の企業に勤める普通のサラリーマンだ。給料も良く、俺が就職したかった会社のはずなのに、いざ蓋を開けたら部長に怒られる毎日。積み重なる書類作成の仕事は終わらせても気が付いたら次の仕事が待ち受け、残業の毎日
。そして、今日は部長の機嫌が悪かったのだろう、作業が遅いと怒鳴り散らかした。気が付けば仕事が終わるころには終電ギリギリだった。
やっとの思いで自宅のボロアパートに到着、カギを開けた。生暖かい空気が漏れ、薄暗い部屋の奥を見ると白いワンピースを着た長髪の、女性の幽霊が…!
「ぎゃあああ!!!!!!!!」
「怖がらないでくださいっ…。私はただ、あなたを、甘やかしたいんです…!」
「甘やかす!?」
なんと目の前に現れたのは俺を甘やかしたくて甘やかしたくてしかたがないお姉さん幽霊だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 22:57:55
9799文字
会話率:59%
「何故貴女方聖女は追放された身でありながら、この大陸を守ろうとするのです」
それには二度応える事になる。
御先祖様が変わり者すぎた影響で少し浮いてる聖女のエクラ。
聖女は数多の先祖の記憶を有しており、エクラはその中で特殊な先祖に影響を受け
ていた。
聖女は魔なるものから大陸を守る役目を背負い、精霊の力を借りて魔を打ち消す。
ある日、自身の師匠が何者かに襲われたという報告を受け、師匠の元に向かえば、見習い時代の世話役だった水の精霊・サリュークレが師匠を斬り殺していた。
「根性叩き直す!」
サリュークレの言い分に納得出来ないエクレはそう言って、彼を自身の屋敷に連れて帰り救おうとするのだった。
ドタバタしつつ、シリアスもありつつ、日常もお送りするごった煮恋愛ものです。
前作:放ってほしい王女と甘やかしたい僕の破棄騒動、前々作:クールキャラは演じられない!と同じ世界線。今作が回答編ですが単体でもご覧頂けます。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 15:14:25
138152文字
会話率:46%
全然靡かない王女様には婚約者がいるという。
「麓の辺境伯です」
「え、それ僕だけど」
「え、嘘……あ、こ、」
「ん?」
「婚約破棄します!」
「そんな!」
ずっと好きだったから、彼女を追いかける事は止めない。止められない。
山間の小国の第
三王女ラウラは有翼人種。ずっと山の奥深くで静かに暮らしていた。ラウラには幼少期から決められた婚約者がいた。顔も見た事がない、名前も知らない麓の辺境伯。ある日、自分の事を好きだと言う目の前に現れた年若い青年は、その知りもしないはずの婚約者で、かつて自分が自身の翼と、王家にしか現れない特異能力を失うきっかけになった人物だった。
何度断っても諦めない青年ダーレは、ラウラと正反対の明るく自信に溢れていて、その眩しさにラウラは苦しくなる。私なんかが愛されていいわけないのにと。ダーレの揺るがないラウラへの想いが、ラウラの心内を変えていく話。
ドタバタあり、ただ甘やかされるだけもあり、たまにシリアスありのごった煮な恋愛もの。
視点がダーレ視点、ラウラ視点、ランダムで展開します。タイトル終わりにダーレ視点→(D)、ラウラ視点→(L)で表記します。
前作クールキャラは演じられない!と同じ世界線。なのでゆるいです。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 11:31:32
148575文字
会話率:60%
雨の日。
低気圧に弱い実花は、部室でぐったりしていた。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2021-07-08 08:00:00
1068文字
会話率:47%
※タイトルのみ、語呂と響き重視で「男やもめ」→「未亡人(男)」表記。●短編『未亡人(男)がやり直せるなら、甘やかしたい。』の連載版(一話共通)。
●妻を亡くした男やもめ、高思蝶(ガオ・スーディエ)に恋慕する少女、李雨(リー・ユイ)。
●二人
はスーディエの亡き妻――「愛の力」によって、時を巻き戻し、人生をやり直すことになる。今度こそ、ユイの気持ちに応えたいスーディエと、恋を諦めたいユイ。
●今世こそ、二人の恋は叶うのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 19:46:05
3292文字
会話率:27%
※タイトルのみ、語呂と響き重視で「男やもめ」→「未亡人(男)」表記。
妻を亡くした男、高思蝶(ガオ・スーディエ)に尽くし続ける少女――李雨(リー・ユイ)の想いに報いることなく、スーディエは老衰で死を迎えた。
あの世で妻に会えたスーディエ
は、妻に「最低だ」と罵倒されてしまう。自身の行いとユイの献身を振り返るスーディエ。
もし、やり直せるなら――彼女を甘やかしたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 23:00:31
1629文字
会話率:36%
俺は佐藤隆司22歳、独身。新卒で大手企業の秘書課に採用された。敬愛する曾根山社長と怖くて厳しいけど、ごく稀に飴をくれる鬼島常務に揉まれながら、充実した毎日を過ごしていた。
そんなある日の会社帰りの事だった。曾根山社長と鬼島常務に連れられて行
った、お得意様との会食の後、酔っぱらった俺は2人に〆のラーメンを食べたいと強請った。
「・・・馬鹿を言え。40過ぎの虚弱な胃を舐めるなよ。この時間の炭水化物は、明日のぜい肉だろうが」鬼島常務に鼻で笑われた俺だったが、曾根山社長が明日起きたら皆でラーメンを食べに行こうと、ご自宅に誘ってくれた。
3人で乗ったタクシーが、信号無視の車に突っ込まれて炎上するまで、俺の気分は最高だったのに・・・。目を開けた先に2人が居なくて・・・絶望した俺の気持ちがわかるかな?
最後に見た炎と、今見ている炎はきっと別物だけど・・・誰かが俺を呼んでいるから行かなくちゃ・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 21:49:18
4961文字
会話率:46%
「領主となる前に、領内を見て歩きたい」
次期領主の健吾さまの意向で、護衛として、領内を案内する役目を任じられた私。
どこを視察するのかと問えば、「まずは、芝居見物」。
いくら定番だからって、お弁当って、はい。美味しいですけれど! 私は
勤務中ですからね?
楽しんでいたお芝居の最中に、突然、刃傷ざたが!
「さがっておれ」
え? どうして、私、健吾さまに、庇われてるんです???
※江戸風な架空世界です。 いろいろぬるい設定です。
※くのいちを甘やかしたい若さまと、若さまをひたすらお守りしたい、くのいちの物語。
※この作品は なろう、カクヨムの連載です©秋月忍(2020/6/20)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 17:05:09
29019文字
会話率:43%
物語の最後は大体ハッピーエンドだ。でも、その陰で成敗された悪役はどうなるのか?
この国の第二王子ヴァレン・マクシェーンは第一王子殺害未遂で投獄されていた。死刑を待つだけの彼の元に一人の召使がやってくる。『あなたのことを幼い頃からずっとお慕い
していました。この命をかけてあなたを助けます。その代わり逃げきれたら私のお願いを聞いてくれますか?』――――口が悪く威圧的で素直じゃない我儘王子とそんな彼の本性を暴いて泣かせて甘やかしたい召使のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 17:25:04
11529文字
会話率:29%
「すまない。けど、俺にはアイリスを支えてゆける自信がない。婚約を解消してほしい」
コスタ子爵令嬢──アイリスは社交界デビューして初めての舞踏会で、婚約者に婚約破棄を言い渡される。
両親を亡くし、病気の弟を抱え、頼る人がいなくなったアイリス
は実家を救うため、男装して弟に成り代わり騎士となること決意する。
しかし、普段は厳しいが部下想いの堅物軍人──レオナルドとの出会いで、運命の歯車が大きく回り始めて……。
これは没落した実家を救うために女であることを捨てた一人の令嬢の、かくも幸せな恋物語。
※既存作「夢見の魔女と黒鋼の死神」「エリート外交官は落ちこぼれ魔女をただひたすらに甘やかしたい」と世界観を共有しています。本作を含め、全ての作品は単独で問題なくお読みいただける仕様です。
※ベリーズカフェにも連載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 13:28:02
89557文字
会話率:39%
【書籍化のお知らせ】
アイリスNEO様より2020年12月2日に発売予定です。どうぞよろしくお願いします!
大商家の庶子であるカトリーンは皆が当たり前に魔法を使える国にいながら魔法を上手く使うことができず、家族からも使用人のように扱われて
冷遇されていた。そんなある日、占い師に『運命の人は東にいる』と聞き、家出を決意。
そうしてやって来た異国の地でやけにお疲れぎみの男性を見かけ、特製の疲労回復クッキーをあげたのだけど……実はこの人、この国で『四天王』と呼ばれるすごい人だった!
これは落ちこぼれの魔女が偶然出会ったエリート外交官にひたすら甘やかされ、ついでに事件を解決したりするあまーいお話。
※既存作『夢見の魔女と黒鋼の死神』と同一の世界設定を使用。登場人物は一部被ります。単独で問題なくお読みいただける仕様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 12:00:00
72960文字
会話率:43%