女神の涙が降り注ぎ、その恵みを蓄えた食物を口にした人々は誰もが不思議な力を宿すようになったーーそんな世界。
フィオレンツァには、誰もが使えるはずのその力が宿らなかった。いわゆる落ちこぼれ。それでも幼き日に山火事から助けてくれた騎士団の関係者
の少年・リアムを探すため、王立学校に入学を果たしてーー。
義弟や魔女、図書館の管理人、そして仮面の男、
様々な人との出会いを通して、フィオレンツァは幼き日の山火事に隠された真実に迫っていき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 20:16:42
9864文字
会話率:33%
数々の魔王軍幹部達を撃破してきた勇者ラルフとその仲間達。
中でもパーティーのアタッカーを務める戦士ジェイクと勇者ラルフのタッグは大陸中にその名が轟く程であった。
しかし、魔王との対決を目前に控えながら、ラルフは相棒とも呼べるジェイクに
パーティーから抜けるように告げる。
ラルフの傲慢な態度が、他のメンバーに良くない影響を与えるからだという理由からだった。
納得のいかないジェイクとラルフは口論になるも、メンバーの回復役であったエレオノールとラルフが恋仲にあると知り、ジェイクは自分の事が邪魔になったのだと怒り狂いパーティーを出て行った。
それから30年。
ジェイクは碌な定職にもつかず、日雇いの仕事で口に糊する毎日を送っていた。
かつての栄光は影をひそめ、すっかりと落ちぶれたジェイク。数少ない仕事も短気が原因で、クライアントと口論になり報酬を貰えないこともしばしば。
そんな中、知り合いから紹介された仕事。それは、王立騎士高等学校の用務員兼治安維持という内容の仕事であった。
面接当日、碌な職歴もないジェイクは採用してもらえるか疑問であったが、意外にもあっさり採用が決まってしまった。
翌日にも勤務することができるかと聞かれ、快諾するも当日学校に行くとジェイクも予想だにしていなかった事実が。
なんと勤務することになった学校の校長は、かつてジェイクをパーティーから追放したラルフだった。
しかしそこは、王立学校でありながら、生徒達が数々の不祥事を起こす問題校であった。
様々なトラブルの絶えない学校に、ラルフはなんの対策を打つこともできず、諦めすら漂う雰囲気。
そんな状況を打開しようと、今回の面接が仕組まれたものであったとジェイクは知ることになる。
初めは、ラルフの学校のことなど知ったことではないと反発するジェイクであったが、いじめや校内暴力はあたりまえ。下手に叱れば体罰になると、生徒達の顔色を窺い何も言えない教師達の情けない姿に、遂にジェイクの怒りが爆発する。
魔族との戦争を知らずに育ったゆとり世代の生徒達。
その腐った性根をおっさんが叩き直してやる!
「これは体罰じゃない! 教育的指導だっ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 19:46:55
77234文字
会話率:45%
駆動鎧と呼ばれるロボットのような物が実在する異世界にある王国で、その鎧の操縦者を育成する王立学校に入学した主人公、カシム。
しかし彼は嘗て王国に戦争を仕掛け、大敗した民族の人間であり、更に人には言えないある秘密があった
その出生故、周りの人
間達から差別や虐めを受ける中、更に王国の王子からも因縁を付けられてしまう。
これはそんな辛く苦しい中、騎士を目指す青年の話。
※異世界転生とありますが、転生するのは主人公ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 23:53:36
127376文字
会話率:46%
西の大陸ウェスタリアの片隅にある森の奥深くに慎ましく暮らす少女リンは、黄色い鉱石と黒い髪を持って生まれた。白銀に近ければ近いほど良いとされるウェスタリアにおいて異質な存在である黒髪は歓迎されず、リンは髪を隠して過ごしていたが、ひょんなことか
らウェスタリア王国王立学校へと入学することになってしまい…?
成り上がり!?ラブファンタジー!!
一応転生ものです。
ジャンルが分からない。ファンタジー色の強い恋愛物の予定。
〜〜〜
遥か昔、世界は三大神によって護られ救われたという。白虎、朱雀、玄武と呼ばれたその神たちは、ウェスタリア、サースグランド、ノースフィールドと呼ばれる三つの大陸を護り、今は永遠の眠りについていると伝えられている。これは、少女の廻る運命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 21:53:44
63776文字
会話率:41%
王立学校の舞踏祭。その晴れの宴に、賊が乱入するという事件が発生した。
一般的な名家に生まれた令嬢・アルシオネは、事件直後の現場で王太子と問答しながら、過去の出来事を回想する。
※恋愛要素はほとんどありません。
※この作品は「悪役令嬢に
転生した乙女ゲーマー(N3151FX)」https://ncode.syosetu.com/n3151fx/の二次創作です。作者より許可を頂いています。
お話としては独立しておりますので、どちらから読んでもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 11:47:26
3423文字
会話率:50%
王立学校生徒にして、バッハラント公爵令嬢アンネマリー・バッハラントは、婚約者マティアス王子と、同級生であるアリーチェ・フェニーニが仲睦まじそうにするのを見てしまったことをキッカケにマティアスから身を引く決意をする。
アンネマリーは策を用い
て婚約破棄に成功するが、その代償として島流しにあってしまう。
流罪から一ヶ月後、婚約破棄の知らせを受けた日に突如訪ね人が現れる……
それは、サカナ屋の息子とあだ名される、ジャヌア元首の長男であり同級生でもあった、ダリオ・グリマルディだった。
「国から君を買った。今すぐ結婚して欲しい」
「……………………はっ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 23:52:46
5218文字
会話率:41%
せっかく貴族の一人息子として生まれたのに大して取り柄のない残念青年ゲイル・フォアワード。あまりの取り柄の無さに貴族の世継ぎになるなら必ず通っておきたいレインフラック王立学校を落とされてしまう。
次期当主にはなれるよ?でも箔が無いのもまずく
ない?
なんとか箔をつけたい…………。
そうだ!輪廻転生の世界じゃないか!もしかすると前世は有名人かも!
そう信じた両親は、前世の記憶を想起させるための儀式を唯一とり行っているレーニアリス学園に (事実上の裏口) 入学させて、ゲイルの名誉挽回に期待を寄せる。
…………なのに肝心のゲイルときたら一緒に入学した奴隷の少女ミリーに「お兄ちゃん」と呼ばせることに夢中で後が無いことの自覚なし。
ただでさえ同級生に前世が勇者一行だの、前世が魔王だのがいてモブ化しつつあるのに、肝心の前世ときたら…………。
これは家族一歩手前の二人の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 07:00:00
326270文字
会話率:45%
侯爵家の愛らしい双子は、見た目はそっくりなのに、性格は正反対。明るくて元気なルシィと、穏やかで淑やかなマリィは、お互いを大切に思いやる仲良しの双子だった。
そんな双子にも、想い人がいる。ルシィは騎士に憧れ、マリィは王子様に憧れた。
でも気づ
いたら、婚約は真逆で結ばれてしまって!?
そんな中で成長し、双子と婚約者たちは王立学校に入学する。そこで出会った美しい少女に、双子は大いにかき乱される。
美しい少女は言う。「は?なんで双子が仲良しなの?オマケに婚約者とラブラブじゃない!せっかくヒロインに転生したのに、どうなってるの?!」
ーー転生って、何ですか?
どれが嘘でなにが真か。双子は模索していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 19:38:08
38902文字
会話率:60%
セレイナの王立学校時代のお話とマリアンヌの初恋。
『紺碧の月桂樹と鳥』『白百合と青い石』の登場人物の番外編のようなものです。
登場人物たちの背景が少しずつ重なって本編にも繋がり、深みを与えられたらと思っています。
単独で読んでも読めるとは
思いますが、続き物として世界観などを省いていますので分からない箇所などあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 16:06:30
2140文字
会話率:19%
朝日に消える儚き魔法は世界を変える。
魔法使いを国の宝とする壁に囲まれた王国。その端に住むルナリアは不思議な女の子。闇から光を生み出せます。炎の明かりにすら負ける儚い魔法です。でもこの魔法は秘密。父親と約束したのです。使えば大変な目に
遭ってしまうから。
ところが人さらいに襲われ、ルナリアは力を使ってしまいます。魔女だと知られ待っていたのは、王立学校への入学命令。ルナリアは国の宝として入学し、宝石の埋まったなんでも叶う魔法の杖を与えられます。だけどこの学校はどこか変で……。
次々と明らかになる学校と魔法と王国の秘密。そしてルナリアはある選択をします――杖を捨て、国に背く選択を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 21:14:11
190208文字
会話率:41%
母さんは魔王令嬢、父さんは魔界随一の氷系魔術師、姉貴は王立学校一の魔法使い。
そして俺はそこの死んだことを秘匿されている跡継ぎの代わりになった人間(魔力0)。
王家の名に恥じないようにとかいうエゴで魔法使いの修行をすることに……。
「だか
ら、ここの文字はこうやって発音するの!!」
「こんな音、人間界にないです」
「気合で覚えろ」
「無茶だ……」
まず、コミュニケーションが取れない。
「来年の秋に行われるサバトまでには検定1級パスしろよ」
「絶対にできません」
「そしたら、お前が魔力増強剤になるだけだ」
一年間で軍の准佐レベルの知識つけないと死ぬらしいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 21:23:24
1347文字
会話率:29%
生まれも育ちも違う価値観も違う少年が王立学校での生活について冒険者としての話です
キーワード:
最終更新:2018-10-20 00:00:00
117798文字
会話率:31%
「ミシェル!ミシェル・ブラウニー?」
私をそう呼ぶのはブラウン第2王子。
金髪碧眼の正に王子様って容姿をしている。
身長も高く細身ではあるがちゃんと筋肉もついており、そこらへんの騎士には負けないと言っていた。
自称なので実際はどうな
のか知らないけど。
(そうだ。私は今、ミシェル・ブラウニー男爵令嬢、ブラウン第2王子を誑たらし込んでいる女狐・・・と言われているんだ。そんなつもりは無かったんだけど、現在何故か王子に傾倒けいとうされている)
「大丈夫かい?ボーとして。もうすぐ会場に着くよ」
そう、私たちは王立学校の卒業記念パーティ会場に向かっている途中なのである。
実は男爵令嬢とは仮の姿、高レベル冒険者から女王となるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 21:34:45
37277文字
会話率:48%
妹に夫を寝取られ、彼女との入れ替わりを決意した若き伯爵夫人。
しかし意気込んで乗り込んだ王立学校では、不真面目な妹の代わりに酷い仕打ちを受ける羽目に。
更にはなぜか第一王子の婚約者にされてしまって……。
男に頼らず一人で幸せになりたいのに、
なかなかうまくいかないエリスの、戦いの記録。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
こちらの作品、ご縁がありまして一月にフェアリーキス様より書籍化させていただきます。
がっつり加筆しましたので、そのあたりを読者の方々がどう感じるか不安ではありますが……。
とりあえずがんばりました! どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 12:00:00
121030文字
会話率:29%
ここはバルトニア王国。12年前のクーデターで勝利したシルバ=バルトニアが治めている国だ。
この国の中心街の1つ、メゼニア市にある第三王立学校、通称王立メゼニア高校に通う1人の生徒、主人公リュート=ウォルガ。
そして、リュートの親友ユイカ=メ
ルニアと共に自分達の“過去の出来事“を探っていく…そこには本当の真実があった…
さらに2人に立ち阻む壁?とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 06:00:00
2453文字
会話率:44%
王立学校に通う『由緒正しき公務員の娘』リリー。勉強はあまり得意ではないが友人逹にも恵まれ楽しい楽しい学校生活を送っていた。
そんなリリーが美丈夫だけど無表情な数学教師《あだ名はインテリ眼鏡》により楽しい楽しい学校生活が一編してしまった。
放
課後の一人居残り授業に訳の分からないマナー教育まで…。
S系教師とM系ドジっ娘学生のちぐはぐなラブストーリーです。
3話程度の短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 22:44:04
746文字
会話率:38%
クラデウス王立学校ーーーそこは才気ある若者たちの集まる場である
寮生活で同じ部屋になった全く立場の異なるふたりは互いに惹かれあっていく
最終更新:2015-06-09 10:34:25
2991文字
会話率:38%
騎士や魔道士を育てる育成機関シャルトン王立学校。そこに通う魔道士見習いシェーナが、とある魔法の実験に失敗し、同じ学校に通う騎士見習いのディアスと魂が入れ替わってしまう。
再び魂交換魔法を唱えるには、闇の魔晶石が必要。しかし闇の魔晶石は入
手困難な上に禁呪に使う触媒であるため、自分達で手に入れるしかない。
闇の魔晶石を手に入れる為には、シャルトンから往復で約一ヶ月かかるシェーナの故郷まで行かなくてはならない。
二人は夏休みを利用して、シェーナの故郷に行く事になるが、その前に学期末試験と学期末トーナメントがある。
シェーナとディアスは相手の分野では素人。学期末試験どころか普段の授業すらついて行けない状態。二人はお互いに魔法と剣術を教え合い、期末を乗り越える事になるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-25 19:00:00
110314文字
会話率:58%