「あなたのために生きて、死ねるなら、とても幸せだわ」
イェイエル河に分断された大陸の西側、大国クロンクビストの第二王子サディアスは、田舎の小国ヴェンネルヴィクの次期女王クラリッサの王婿候補として結婚を果たした。サディアスをあるじと仰ぐ女騎
士アンジェリカは、二人が寄り添うさまを見つめながら、あるじの愛ある未来を夢見るのだが──。
わたしたちを繋ぐのは、この罪と罰だけ。過去を救えないのなら、せめて願おうと思った。たとえそれが独り善がりな想いだとしても。
王子と騎士の気狂いな恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 18:00:00
211773文字
会話率:26%
「貴様を国外追放とする!」
の一言で国を追われ、見知らぬ土地で生きることを定められる犯罪者達。
投獄するでもなく首を刎ねるでも無い。自分が生きてきた全てを捨て去り生きていくことを強いられるその刑は、過酷でありながらも命の尊さを知る新王の慈悲
なのだ――
「ってちょっと待て! 我が国に危険人物を捨てるな!」
隣国より気軽に下される『国外追放』だが、そのせいでいろんな意味で危険な人物が我が国に入ってくるからもう大変。
殺人鬼や麻薬の売人など可愛い方。国家転覆の火種になりかねない廃嫡された王族やら特殊な力を持った超人やら、何でもかんでもほいほい捨てる隣国の司法。
おかげで治安がどんどん悪くなっていくとある国の『法の番人』の苛立ちと愚痴が、周辺国家を巻き込んで『新王の慈悲』に立ち向かう武器となっていくのだった。
これは
「断固反対絶対規制、属国でもない他国への罪人国外追放を許すな!」
というとある司法関係者の怒りの声である……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 12:11:09
11624文字
会話率:36%
権力者が銃を向けて私達を脅しても無駄だ。
資本家が金を引き上げて私達を脅しても無駄だ。
雇用主が解雇によって私達を脅しても無駄だ。
正義の炎が、愚者達の悪意によって消し去られることはない。
私達は、貧しさや死に怯えることを否定した存在だ。
なぜなら私達は、独善的な権威主義者だからだ。
私達が、愛の尊厳以外を権威に数えることは起こらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-12 11:25:56
2714文字
会話率:0%
『図書館にいた天使は、宇宙人!?』
『図書館の天使』を大きく改稿し、改題しました。
次のイラストを見て感動し、書き直しました。
(天使1) https://www.pixiv.net/artworks/84497898
(天使2) htt
ps://www.pixiv.net/artworks/76633286
(猫耳) https://www.pixiv.net/artworks/72263085
(神秘) https://www.pixiv.net/artworks/86113331
(清楚) https://www.pixiv.net/artworks/84842772
(妖艶) https://www.pixiv.net/artworks/86091307
奇想譚から文明論まで湧き出すような、
素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に感謝します。
神や悪魔は人間自身の理想像や拡大像といえましょう。
特に悪魔は災害や疫病、戦争など厄災の象徴でもありました。
しかし今、人間は神魔の如き技術の力を持ち、厄災も自己責任となりつつあります。
我々は〝責任ある神々〟となって自らを救うべし(Y.N.ハラリ)とも言われます。
それゆえ現代の神話とは、人の心の内なる天使の独善を戒め、悪魔をも改心させ、
技術と政策を活用しながら、全てを活かして生き抜く物語なのかもしれません。
日本には、『泣いた赤鬼』という物語もあります。
私はその本を読んだとき、鬼さん達にも笑って欲しいと思いました。
その後、漫画『デビルマン』やSF『幼年期の終わり』などを読んで、
人類文明の未来についても考えるようにもなりました。
以上のような考えや経験から得た発想が、この小説につながっていると思います。
ご興味がおありの方は、『Lucifer(ルシファー)』シリーズの他作品や、
『文明の星』理論(仮説)についてのエッセイもご覧いただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 13:44:44
7809文字
会話率:17%
画像サイトにあった、おにねこさんの『黒猫』というイラストや、
https://www.pixiv.net/artworks/78448695
動画サイトにあった、『バンドリ!』第三期13話の動画
(12:15~『Beautiful Birt
hday』)
https://www.youtube.com/watch?v=PX16BjtI1hg&t=832s
に刺激を受けて、書きました。
異星種族からの、感謝の物語です。
鬼さん達にも、笑ってほしい……。
そんな気持ちで書きました。
子供の頃、『泣いた赤鬼』という絵本を読んで、
そう思ったのです。
その昔、悪魔は災害や疫病、戦争や犯罪などの象徴でした。
しかし今、人間は神魔の如き技術の力を持ち、それらは自己責任になりつつあります。
我々は、〝責任ある神々〟になるべきだ(Y.N.ハラリ)とも言われます。
現代の神話とは、我々自身の心の内なる天使の独善を戒め、
悪魔さえ改心させるような技術と政策を活用し、
全てを活かして生き抜く物語なのかもしれません。
ご興味がおありの方は、『Lucifer(ルシファー)』シリーズの他作品や、
『文明の星』理論(仮説)についてのエッセイもご覧いただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 23:16:58
3248文字
会話率:8%
『 Lucifer(ルシファー) 』の世界観を、分かりやすくまとめた短編集です。
Youtube のアイドルマスター動画、『 Fairy Tale じゃいられない 』に刺激を受けて、書きました。
初期のアイマス動画に感動して『 Luci
fer 』を書き、その中で文明論を考えついた当時のことを懐かしく思い出しました。
我田引水というか、実に自分勝手な解釈なのですが、こんな妄想(笑)がわきました。
一人だけ短髪で幾何学模様の衣装を着たジュリアちゃんは、
極低温惑星の技術種族ストラス。
お洒落な帽子を被ったセンターの所恵美ちゃんは、
産業種族から行政種族に転身したアスモデウス。
一人だけ碧眼ではなく、資源国のお姫様のような装いの北沢志保ちゃんは、
資源が豊富な外周星域の、非酸素・非炭素系種族ベール。
髪や衣装の色調が暗めの最上静香ちゃんと、明るめの白石紬ちゃんは、
魔夜峰央先生の『アスタロト』や『ファーイースト』に登場した、
アスタロトとベールゼブブ(バールゼブル)のよう。
舞台背景の6枚の花弁のような6つの模様は、
銀河系とアンドロメダ銀河の6つの星域、それぞれの文明活動を象徴するかのよう。
歌の内容は、旧帝国における中枢種族間の内戦による荒廃を契機に、
帝国を再建すべくサタンのもとに集った理事種族達の気持ちを表わすかのよう。
そんな中二病小説を書いた昔を思い出し、懐かしくて泣きそうになりました。
独善と奇想でいっぱい(笑)の素人小説ですが、お読みいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 23:18:52
44061文字
会話率:13%
関わりたくもないクラス1嫌いなアイツが家族になった
家族だからこそ俺だけが知っている
家族だからこそ俺だけが知らない
そんなアイツ
俺はアイツを好きにはなれない
アイツが嫌いだから
アイツは姉弟だから
葛藤の中育っていく想い
協
調性と独善性、家族と恋どっちを取る?
*評価、お気に入り登録、感想、レビューしていただけると嬉しいです!!
お願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 09:44:02
68847文字
会話率:82%
主人公、長谷川
蒼 ヒロイン 早紙 もも。
モブ 俺こと池水 アラヤ
物語に出てくる嫌なキャラポジの幼馴染モブが、過去を反省した精神で青春時代に時間が戻る話。
最終更新:2021-08-09 23:10:42
12705文字
会話率:36%
前にファンノベル書いたことがあるんですが、その時の反省を踏まえた短編です。独善的な内容だったなぁと今では思います。
最終更新:2021-06-02 19:14:15
2985文字
会話率:15%
必要も無いのに性的魅力を詰め込まれた体に生まれてしまった駆け出し冒険者、ナタリアナは、ある日一人の男に出会う。
自分を仲間としてしか見ない彼にナタリアナは喜ぶが、彼には歪んだ秘密があって……
最終更新:2021-05-18 20:19:35
154066文字
会話率:69%
私の母国は17年前に失わた。これは、私個人の描く忘備録である。さして意味があるとは思えない。いや、きっと意味どころか、価値すらさほどないのだろう。仮に発見されたとしても、流し読みされ、眉をひそめた後、くず箱に投げられてお終いだ。だがここで
私が口を閉ざせば、第三者の目線で、適当な批評の下、母国の末路は見当違いの結論に至るのではなかろうか……そんな不安に駆られ、当事者として、また数少ない生き残りとして、私は私目線で、母国の末路を綴らんと思い至ったのである。せめて私一人、満足いく結論を導ければ良いと、傲慢な独善の下ここに書き記す――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 23:54:28
2298文字
会話率:3%
舞台は1968年のアメリカ。アンナはレイプされて産まれた子として蔑まれてきた。流れの娼婦となって各州を転々としていたアンナは暴行を受けレイプされてしまう。しかし犯人たちは無罪を勝ち取る。アンナは銃を購入し復讐を成し遂げる。追われる身となった
アンナは道中で出会った黒人の少女ゾーイを人質に逃避行を始める。だがゾーイもまた独善的な母親のもとで抑圧された環境で育ってきた。はからずも外の世界に触れたゾーイは本来の子供らしさを取り戻し、アンナにも影響を与えていく。だが捜査の手は確実に迫っていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 21:00:00
41201文字
会話率:53%
自分の大切な人たちがたくさん死んでいく中、自分も心が壊れ、自殺を。
気づいたら目の前にいたのは女神様だった。
女神様にはあなたはいままで、変えることのできた未来を見過ごしてきたと言ってやり直してこいと命じられる。
そんな彼に与えられた力は自
分のこといままで、見守ってきたと言う、小さな小さな妖精と自分の周りの人間が誰か失うと、やり直すことのできる力だった。
そんな彼と妖精の逆行悲恋ライフ小説です。
※出血や死体はそれなりに出ますが、
そこまでひどくはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 00:00:00
250文字
会話率:40%
まず初めに明言しておきたいことがあるのだが、この物語はラブストーリーだ。
血生臭い世界で、戦争やら能力者と非能力者の格差やら貧困の差やらバトルやらなんやかんや物騒な単語が出てくるが、主軸はらぶらぶいちゃいちゃだ。そうなる可能性はとても低いが
、それは自分がこの物語を諦める理由にはならない。
もう一度言おう。この物語は自分があの人を助ける恋愛物語だ。
わがままで、独善的で、泣き虫で、人の話を一切聞かないあの人を、ただ救うだけの物語だ。
それでも良ければ、始めよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 17:09:44
2541文字
会話率:38%
なんてない普通の日だったはずだ。
俺が何かをした訳ではなく、その日ーー両親の命日は訪れた。
その日、俺はもう1つの世界の法則に組み込まれたのだろう。
生きる世界は一変した。
陽力という限られた人間の中に存在する、物理法則に囚われないエネ
ルギー。
そして、陰力を持つ異形という人類に害なす敵の存在。
陽力を駆使して異形と戦う過去と前日譚を超え、その先に確定した未来に辿り着いた時……真の敵と、過去を剥ぎ取るような現実に絶望する。
これは呪羽凱という男が屈辱と絶望を背負い、追い求めた独善的な死に、未来を収束させる物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 20:35:45
33570文字
会話率:44%
とかく安易だと批判され勝ちなネット小説の中に、実は背骨のように堅実なロジックが通っているのだということを証明したいと思いました。
最近幾つかのクラウドソーシングサイトに登録しまして、その関係で web ライティングの動画などを観ていました
。
そこでネット小説の展開方法とセールスライティングの展開方法とのあいだにある共通性に気づかされました。
ただ今回はそれら両者のあいだの共通性を、あまり巧く提示することができませんでした。
(どうやらフランス現代思想へのルサンチマンに引き摺られてしまったようです)
このアイディアに関しては再挑戦してみたいと思っています。
その場合おそらくカクヨム様のほうで、今回援用した PASONA ではなく AIDCAS に落とし込むといった形で、話をしてみたいと思っています。
また私自身は世代としては紙の本の世代なので、もう少しその世代に親しいような形で、この話に再挑戦してみたいと思っています。
とはいえ、リベラルを自認するひとたちのネット小説に対する批判への反批判の視点は、変えるつもりはありません。
ネット詩に対する現代詩人たちの批判によって、リベラルなひとたちが実はリベラルでもなんでもなくとことん独善的で、排他的で、さらには差別的でさえあるという事実を再認識させられました。
その中で芽生えた彼らへの反批判の視点は、変えようとしても変えられるものではありません。
それでは皆様、どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 01:00:00
4927文字
会話率:0%
衝動が走った。後悔はない。
ただの独善。
意味不明で終わると思う
それでもよかったら読んでください。
ついでに批判を下さい。
キーワード:
最終更新:2020-09-03 19:00:00
1632文字
会話率:0%
何気ない日常。生活する中で人は優しくも残酷にもなれる。
物語に登場するある男は、自分なりの道徳観を持ち、自分が生活する中で起こる様々な出来事に独自の解決策を講じる。男はそうやって心の霧を晴らしながら生きている。
男は、自身の心にかかった霧を
晴らすその解決を「浄化」と呼ぶ。
「浄化」のためには手段は択ばない。
自分の心に被さる霧はどんな事をしても払う。
ただ晴らしたい。それだけだ。
そしてそのためにあらゆる準備をする。
その男にとって「浄化」は人生そのものだから。
それが、男の「独善のカタルシス」なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 03:00:00
11099文字
会話率:10%
これは、人の想いというものがどれほど独善的で、欲望に満ちていて、愚かであるのかという物語だ。
だが、勘違いはしないで欲しい。
この物語は想いというものがどれほど綺麗で、美しく、素直なのかという物語でもある。
最終更新:2020-05-31 22:55:21
1108文字
会話率:14%
それは金に目がくらんだ愚かな小悪党への天罰なのか――。
近世的な架空世界を舞台に、小悪党を自認する独善的な男と、ドジで前のめりな空回る少女と、謎めいたシニカルな情報屋の女が、ひとつ屋根の下で暮らし、それぞれの想いを遂げるために奔走する
、ときどきコメディ、だいたいシリアスなラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 13:01:30
183546文字
会話率:34%
福祉が名目の募金
箱が細工された
最終更新:2019-12-12 13:36:39
606文字
会話率:0%
ふだんは拙作エッセイ 『卍 そんなん割烹に書けよ!! 卍』 にて好き勝手に(ひっそりと)筆者の独善的意見を吐き出しております。
今回は気まぐれに独立したかたちで投稿しました。
最終更新:2019-08-30 18:11:47
2471文字
会話率:0%