愛犬のポポと一緒に、人狼の治める国という異世界へ飛ばされた柏木愛流(あいる)、二十三歳。
それから三年間、落とされた先で出会ったおばあちゃんにお世話になり、仕事も言語も身に着け異世界で順応していく。
身内のように大切な存在となったおばあ
ちゃんが亡くなると同時に拾ったのが、怪我をしたハスキーのような大型犬。
愛流は二匹と楽しく一年過ごしたが、愛流が出入りする街には不穏な空気が漂い始める。
そして、愛流は思い出した。
昔読むのをやめた、ダブルヒーローの小説を。
ヒーローの一人が、ロロと名付けて可愛がった大型犬の状況にそっくりであることを。
そして、一年ほど一緒に住んで愛を育んだ相手、つまり愛流が、ある日ロロを守って殺される運命の女性であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:12:00
8307文字
会話率:25%
乙女ゲームのヒロイン・マリエットに転生した元社畜の宮本は、推しの黒騎士とのハピエン目指して王宮の侍女見習いとなる。
ところが最初に出会った攻略対象は、最も避けたい第一王子ムスタファだった。
彼の溺愛ルートのエンドは世界滅亡。マリエットは闇
の世界で幸せになる筋書きだ。
しかもヤツの前世は世界で一番嫌いな男、木崎。
なんの因果だと嘆いたけれど、お互いに溺愛ルートを回避したいと利害が一致。近寄らない関わらない距離を置こうと決めたのだが……。
マリエットを気に入っているチャラ王子が絡んでくるし、肝心の黒騎士には不審の目で見られる。
マリエットはきちんとハピエンを迎えることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 16:42:41
641185文字
会話率:44%
伯爵令嬢フィオナは、魔法が使えないという理由で婚約破棄された。
勘当された先で出会ったのは、隣国の王子ヨハネ・ヴァレンタイン。
彼に触れた途端、氷属性として覚醒――!?
魔法の使い方すら分からないフィオナに、王子は「魔法の使い方を教える」と
手を差し伸べる。
しかし交換条件は”王子の仮の婚約者を演じる”ことだった。
婚約破棄されたはずが、再び婚約者ポジションになってしまったフィオナ。
自分の価値を見出せなかった少女が、魔法という奇跡を通じて愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 06:20:46
30568文字
会話率:42%
こちらは宝島社様より書籍化予定【恋する王子は不遇令嬢を所望する 竜が導く溺愛ルート】の番外編置き場です。
上記の書籍の中には投稿済みの『たった5たった5分で終わった復讐劇』も含まれているのですが、短編なので新たなお話を加えることができない
ので、このような形になりました。
より【恋する王子】を楽しんでもらえればという思いから、書影公開時や発売日などに合わせてポチポチ投稿させていただきたいと思います。
※後々【恋する王子は不遇令嬢を所望する】を読んでいないと「???」となるお話も投稿する予定です。予めご了承くださいm(_ _"m)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 22:15:46
47454文字
会話率:34%
内気なソフィア=ドレスデン侯爵令嬢の婚約者は美貌のナイジェル=エヴァンス公爵閣下だったが、王宮の中庭で美しいセリーヌ嬢を抱きしめているところに遭遇してしまう。
ナイジェルから婚約破棄を告げられた瞬間、大聖堂の鐘の音と共に異変が――。
あら?
目の前にいるのはわたし…?「お前は誰だ!?」叫んだわたしの姿の中身は一体――?
何故こんな展開になってしまったの???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 10:52:15
33600文字
会話率:38%
アスタルク伯爵家の長女リリアーナは、16歳の誕生日を迎えた日に処刑を言い渡された。慕っていた婚約者のシン・クロイスケールングの手によって。
きっかけは、可愛い妹のユリアによるもの。彼女は私が邪魔だったらしい。気付かぬ間にユリアにあれ
よあれよという間に悪役に仕立てられ、味方は1人もなし。みんながみーんな彼女の味方。彼女に嫌われていると気づいた時には、もう手遅れだった。シン様だって、私よりユリアを選んだ。
幸いに。処刑を言い渡されてから実行日まで期間があった。ここままだと、どうせここで死ぬんだ。なら、足掻いてみよう。何もしないままより、その方がずうっと、私を好きでいられる。誰からも嫌われているなら、せめて、私だけは私を好きでいたかった。
誰もいない夜。私は牢から逃げ出した。
ーー、それから2年。
森の奥、小さな小屋の中でリリアーナは、平和に暮らしていた。
はずだった。
寝て起きたら、見慣れぬ場所。目の前には、私に処刑を言い渡したはずのシン様がいた。
「俺は、君の旦那さんなんだから」
はぁぁぁぁぁぁ!?
婚約者だけど元!!愛していたけど昔の話!!
普通に寝て起きただけなのに、私を殺そうとしたもと婚約者はなぜか私を溺愛し始めました!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:22:45
35339文字
会話率:38%
ニチアサヒロインとは!
邪悪を挫き、弱きを助け、いついかなるときも清らかな心を忘れない、子どもたちの憧れである!!
謎の美人に言われるがまま、悪役(っぽい)令嬢に転生した私。
婚約破棄からのイケメン溺愛ルートか、はたまた辺境追放からのスロ
ーライフか。
今後の人生設計に胸をふくらませる私に、発光する鷹がこう言った。
『選ばれしご主人。仲間とともに、この世の悪を打ち滅ぼして!!』
「ニチアサヒロイン!?」
まさかのニチアサヒロインルート。
生存できるかさえ怪しい世界線で奮闘する、私、アグネシタス・レージョの命運やいかに。
*ギャグファンタジー、時々ラブコメです*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 20:39:42
394275文字
会話率:31%
乙女ゲーム制作会社の会社員として悪役令嬢となった。
30回目の仕事。今回も上手くやろう、そう思っていた。だが、まさかの世界はバグだらけで!?…
最終更新:2023-06-13 20:16:54
10930文字
会話率:19%
「度重なるマーガレットへのイジメ、最早捨て置けん!」
「分かりました。では、失礼します」
婚約者から突如婚約破棄されたものの、シエンナにとっては八回目。またループしたことに対する落ち込みはあるが、ただそれだけ。予想外の反応に戸惑う元婚
約者を目の当たりにしても何も感じない。
婚約破棄され魔女として殺されてから、好きな人と結ばれた次の日の朝に殺され、ループするたするシエンナ。彼女が望むのは慎ましくも平穏かつ平凡な人生。そのために“もう恋はしない”と誓ったのだが、今回はまさかの溺愛ルート! 次々にイケメンに迫られ、心拍数は上がりっぱなし!
お願いだから、そんなことを言って私を動揺させるのは止めて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 18:00:00
25199文字
会話率:31%
目が覚めた私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は本当は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 16:09:56
93417文字
会話率:45%
目の前に麗しい婚約者である王子を見た瞬間、前世の記憶が戻ったソフィア。
そこは前世の自分が読みふけったBL小説の世界だった。
婚約者のエドワード王子は騎士オーガスティンと結ばれる運命。
腐女子ソフィアは婚約者という立場を利用して最前列で萌を
供給したかった。エドの信頼を得るために行動をしていると、仲良くなり過ぎちゃった!?
小説のストーリーと全く違う自分が愛されストーリーに。
用意周到囲い込み王子と腐女子令嬢のポップなラブコメになります。
題名、変更いたしました。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 20:00:00
33634文字
会話率:33%
雨の中、捨てられた王女クローディアは辺境騎士団の団長ランドルフに助けられた。
それがきっかけで辺境に行くことになり、さらに彼と「ひみつ婚」をすることに!
この「ひみつ婚」は半年という期限つき。クローディアは彼を好きにならないように注意する
けれど。
「俺は、お前を、捨てたりしない」
彼の優しい言葉に惹かれてしまい――?
これは、秘密の結婚をした王女と騎士団長の、じれじれな恋物語。全48話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:14:40
130358文字
会話率:37%
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰なが
ら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 12:00:00
150551文字
会話率:54%
ある日、前世OLだった記憶を思い出した
ティアナは自分が携帯アプリの乙女ゲーム
『アリスと光の魔法学院』の悪役令嬢に
転生した事に気づく。
しかし、広く浅く無課金の範囲でしか
プレーしてこなかったため知っているのは
王道第一王子の基本ルー
トだけ。
知らず知らずのうちにフラグを立てていく
幼なじみと隠しルートの攻略対象者達。
無自覚で人を魅了するティアナの学園ラブコメです。
(※)ムーンライトノベルズに載せている作品のR15指定バージョンです。
(※)ムーンライトノベル版(https://novel18.syosetu.com/n9962hu/)
(※)ムーンライトノベル版には18禁描写が含まれます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:00:00
207524文字
会話率:31%
両親が魔女の好きな人と結ばれたからと、周囲を不幸にする呪いをかけられた侯爵令嬢エーテル。
あっという間に呪いで没落寸前の貧乏侯爵家になってしまった実家を救うため、貧困一人暮らし生活を送っていた。
そんなエーテルにある日「十八歳の誕生日に王太
子の婚約者を探すため、国中の令嬢が召喚されたパーティーに招待された」と手紙が届く。
そこで出会ったのは、女神に愛され祝福を与えられた『幸運数値カンスト』の王子イングリスト。
幸運ゆえに苦労が絶えない彼にとって呪われたエーテルは“お守り”代わりになるとわかり「必ず幸せにするので、結婚してください!」と求婚されることになって——!
小説家になろう、アルファポリスに掲載しています。
カクヨムとベリーズカフェにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 12:00:00
68748文字
会話率:39%
「君を愛することはできない」ですって?ははーん?これはよくある溺愛ルートですね?
…そう思っていたころが私にもありました。まさか結婚して3年子どもは二人いる今でも旦那様に愛されていないなんて…。
最終更新:2022-10-24 11:33:52
1753文字
会話率:23%
死んだはずなのに、目が覚めると過去に戻っていた!
婚約者は別の人に心を奪われ、でもそのまま結婚。
死ぬまで彼の愛は得られなかった。
ですので、やり直せる今、目指すは別の相手との幸せな結婚です!!
え?彼にも記憶がある?
しかも私と相思相
愛だった??
私と真逆な記憶ではないですか?!
……これは、冷遇ルートから戻ってきた彼女と、溺愛ルートから戻ってきた彼のお話。
幸せな結婚のため、彼女が手をとるのは誰?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 12:04:33
13067文字
会話率:17%
リリス・ファミニー男爵令嬢は、この世界が夢オトと呼ばれる乙女ゲームであることを前世の記憶として思い出す。
目指すは王太子ルートの攻略!
王太子妃になりいずれは王妃になって女性の最高位になってやる!乙女ゲーム攻略を目指すが?あれ?ゲーム通りイ
ベント起きないのなんで??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 20:00:00
9637文字
会話率:16%
平民の少女リリアは、ある日突然家に押し掛けてきた国王から「息子の嫁になってくれ」と脅迫まがいの懇願をされる。
なんとリリアの亡くなった母が国王の"初恋の君"で、国王は結ばれなかった自分達の代わりに子供同士を結婚させて孫の
顔が見たいのだと言う。
更には息子である王子までもがリリアに一目惚れして国王の暴走に加担する始末。
そんな中、聖女の力まで目覚めたリリアは溺愛ルートまっしぐら…だけど、自分を聖女だと勘違いしている別の少女が現れて?
心優しい平民少女の超強制的シンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 04:00:14
113500文字
会話率:43%
引っ込み思案だったクラリス・ビューラーは、ある時、散々な風評で知られるノヴァ・バーネットと婚約を結ぶ事になった。
それが、クラリスにとっての人生最大の失敗。
それからというもの、ノヴァ・バーネットの婚約者というだけで降り掛かる不幸の数々。
婚約破棄をしようにも、実家の立場が弱くなっていたが故にバーネット侯爵家と縁を持とうとした実家の思惑もあってそれは叶わなかった。
そして、クラリスは20歳という若さで命を落とし、散々な生を終えた───筈だった。
気づいた時、クラリスは婚約を結ぶ5年前。
13歳の頃にまで遡っていた。
クラリスは決めた。
だったら、あの時のような散々な生だけは送らないで済むようにしよう。
ノヴァと再び婚約を結ぶ事になったとしても、今度は婚約破棄出来るように実家以外の味方を増やしておこう────と!
そんな思惑を持ったクラリスは、引っ込み思案だった過去の性格を無理矢理矯正し、ループ前の記憶を使って己の味方を作ろうと画策するのだが、それがとんでもない溺愛ルートに続く第一歩とはまだクラリス自身も知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 15:41:20
15933文字
会話率:27%