世界は均衡が保たれていた、はずだった。
災害は誰しも大抵は温暖化などが原因だと思うだろう。一部を除いては。
突如、災害が立て続けに起こる。災害が起こった理由は変えたい者《チェンジャー》を利用し、能力を持っている時間を変える者《ブラックチェン
ジー》の仕業であった。
時間を行き来し過去を変える。変わり続ければ、世界に災害が続き、いずれ滅んでしまう。それを知っているのは同じ時間を行き来出来る阻止する者《ブロッカー》と言われる者だけ。ブロッカーは時間を変える者《ブラックチェンジー》と同じ能力者。それぞれ能力を持っている。能力には代償が必ずある。能力者の1人である勇輝は能力の代償で記憶を無くしてしまう。自分が何者かさえ分からない。能力者とともに関わっていく度に記憶を徐々に取り戻していく。仲間と共に変える者《ブラックチェンジー》の行動を止めるために勇輝を含め、ブロッカーは闘い続ける。
*残酷描写あり
*2023年11月9日(木)連載開始
*毎週木曜に更新予定です
随時追記あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 19:49:59
81983文字
会話率:29%
イーリス公爵家、長女のローザと次女のルナは顔も背格好もそっくりな年子。
舞踏会に初めて参加した夜。ルナは庭園でウィクトル王太子に出会い、魔法植物の話で大いに盛り上がった。
博識で心優しいウィクトル王太子とのひと時で、淡い恋心を抱いたルナ
。自分も社交界にデビューすれば、またお会いできるだろうかと思っていた翌日。父親とローザ、ルナの三人は王宮に呼び出された。
待っていたのは国王と王太子。
なんでも、イーリス公爵家の令嬢に話があるという。
「それにしても本当にそっくりだ。レディに失礼なことをたずねて申し訳ないんだけど、昨晩僕と魔法植物の話をしてくれたのはどちらかな?」
王太子にたずねられ、ルナは自分が名乗り忘れていたことを思い出した。
そのわずかな間に――
「それは私ですわ。昨晩は名乗りもせず申し訳ありませんでした」
素早く口を開いたローザを後で問い詰めるも、「ああ言えば王太子妃になれるんじゃないかと思って」と返され。その晩、王宮から帰ってきた父に「ローザを王太子殿下の婚約者に望まれた」と告げられてしまう。
ローザの思惑通りに事が進み、王宮へと移り住む姉を見送ったルナ。
侍女たちをさがらせ、人目を忍んで涙しているかと思いきや……
――うふふっ……ここまでは順調ですわ!
くつくつと笑うこの妹、悲壮感の欠片もない。
「ルナ! 私を騙していたのね⁉」
「いやだわお姉様ったら。ご自分そっくりの妹が何でも言う事を聞く子に育つなんて都合の良い話、あると思いまして?」
似たのは外見だけじゃない。
何でも欲しがる腹黒姉に、腹黒妹の復讐が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:56:08
127829文字
会話率:50%
※毎週[水]曜日[18時]更新です。
※部分的にグロ注意、フラストレーションのたまる展開注意! 割と地味かつ過酷な感じのお話です。ハッピーエンド目指してますが。
「不遇な人生を歩んだ男、佐伯陽は、とある冬の日に、その生涯を終えた。だが、そ
の死は、決して彼にとって、終末でもなければ、安息でもなかった。無限に繰り返される生と死の狭間で、彼は二度と生まれないことを望んだものの、ふとしたきっかけで、結局はとある世界に転生する。『世界の欠片』なる力を手にした彼が、探し求めるものとは……」
というわけで、ありがちなチーレムものの作品……をなぞったつもりが、どうしてこうなった。特に序盤、グロ認定されましたorz
どちらかというとじっくり展開にする予定ですし、次々美少女を登場させて、次々服を引っぺがすようなつもりもありません。
基本的には週一回の更新を目標に続けています。なお、可能であればという条件付ですが、夏と冬に「不幸祭り」と称して集中連載をしていたりもします。
※済みません、とりあえずですが、タイトルを原題に戻しました!
今後どうするかは、まだもう少し考えさせていただきます m(_ _)m
※旧題「前世で不幸だった俺が異世界でも不幸な人生を歩みつつチートで不老不死を目指す」
※原題「ここではありふれた物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:00:00
6680091文字
会話率:45%
マリエールはスタンピードの被災者の救済に日夜務め魔力枯渇で転生した。転生したのは救急医のトモキでこちらも疲労で倒れマリエールに転生している。2人はこの世界で被災者の救済に当たっている。スタンピードの原因は森のドラゴンだ。被災者の救済に一応
の目処を立てドラゴン討伐の許可を領主から受けドラゴン討伐に向かう。ドラゴンとの戦いは熾烈だったが神の力を使わず討伐した。ドラゴンの凶暴化した原因が北の山に住む魔王だと判りこの討伐に行く。戦いは熾烈で2人は神の力で葬った。副作用は直ぐ現れた。
マリエールはマリエールに戻り、トモキはトモキに戻
った。神は異世界転移と精神共有の欠片を与えた。
トモキは元の世界に戻った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 11:50:20
2546文字
会話率:33%
ニットリンデンの楔を抜き、手許におさめたサクラ。
しかし王都へと帰還の途中、
フィルセインと手を組んだメイベルの掌中に落ちる。
ともに捕まっていたクロシェと脱出を図るも、
クロシェは左腕を失う深手を負ってしまった。
彼の命をつないだサクラ
だが、
力を使い果たして動けなくなってしまう。
一方、サクラを奪われたクレイセスたちは、
主君へとたどりつくべく、
ただひたすらに剣を揮っていた――――
現代社会から異世界へと召喚された
16歳の少女・サクラが、
平穏を取り戻し、世界との約束を果たすべく
歩みゆく様を描くクロニクル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
24336文字
会話率:48%
熱狂的な”ウルス正教”信者で護教の騎士チェーザリアは、”聖ウルス教”信者のミゲルレッドと政略結婚する。
セパントス騎士団国とベルンフォーン騎士団国は、同じウルス教とはいえ宗派を別にし、干戈を交えて80年に及ぶ。
大陸最強と名高いチェーザリア
の武勇以外、何もないコベルセロナ家。
一方、途方もない財力を持ち、国王に当たる騎士団総長を世襲するミゲルレッドのヴェスカステル家。
おまけに同じ騎士でありながらミゲルレッドは、信仰心の欠片もなかった。
国も家柄も宗派も考え方も異なる二人は、ただ両国の同盟を成立させるために結ばれる。
だがチェーザリアが輿入れするベルンフォーンは、何もかもセパントスと違い過ぎた。
鬱蒼とした森の中に横たわる騎士王国を治めるヴェスカステル家には、秘密があったのである。
やがて二人の間に子供も生まれてミゲルレッドは、実家の歴史を明かすことに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 02:34:30
351819文字
会話率:25%
私――エフィは目を覚ますと知らない場所にいた。
今までの記憶が何もない。自分が誰かもわからない。
兄を名乗るシリルから、シリルと私は兄妹であることを聞かされた。どうやら事故で記憶を失ってしまったみたい。
記憶を失くす前と同じ生活をしてみるこ
とにすると、私とシリルは便利屋扱いされていて!?
でも、便利屋としていろいろな場所に行けば、何かのきっかけで記憶が戻るかも!と思ってたら、便利屋は想像以上に大変でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 19:00:00
1151文字
会話率:32%
どこにでも居そうなオタク気質の男子大学生はある日唐突に死神によって殺害される。
彼は死後の世界……に辿り着く事なく異界【イデア】に誘われ、そこで死神から本物の異世界で六つに分たれたという神々の最終兵器の【欠片】を集める旅に出る事を強いら
れて――!?
知能並!
古武術使いの祖父無し!
本人のチート無し!
そんな彼が過酷な運命に振り回されるのは必定……だったはずなのに、
運命「駄目だコイツら揃いも揃ってイカれてるせいで既定路線が息してねぇ!?」
主人公の狂人メンタルのせいで話が予想外の方向にブッ飛びまくる!?
そして狂人メンタルは狂人メンタルを呼び寄せ、いつしかパーティーは激重感情の坩堝と化す。どうしてこうなるまで放置した。
感情が重過ぎて自縄自縛ってる系異世界冒険ヤンデレファンタジー、再演。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 14:02:12
356789文字
会話率:47%
『魔王の欠片』を探索する為に異世界ペイラノイハに転移させられた主人公、杉原清人。案内人のジャック・オ・ランタンのジャックと共に清人は探索はそこそこにまだ見ぬ景色や新しい仲間を求めて今日もゲームじみた世界を歩み続けるはずが…清人は過酷な『選択
』の連続へと身を投じていく。
それは絡め取る蜘蛛の糸のように…。
UEの意味?
すみません!!【打ち切りエンド】の略です!ごめんなさい!!リメイクを誠意制作中です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 19:14:44
462800文字
会話率:35%
それぞれの話どうしにつながりはない。
もしかしたら似ているだけで世界すら違うのかもしれない。
最終更新:2024-07-01 01:00:00
3811文字
会話率:45%
初めノクターンに、その後ミッドナイトに移籍して投稿していた詩の加筆修正版です。
年齢制限依該当する表現がないため、「小説家になろう」に再投稿することしました。
現在、R-18 レイティングの長編小説をノクターンに投稿中の身ですが、
この詩
は、その作品の執筆中(下書き&投稿開始後)に贔屓にしていた作家さんの訃報や、
物理的な問題で疎遠になっていた同年代の友人の夭折に触れて存在を思い出した、
過去に心身を病んでいた頃に書き留めた詩が元になっています。
私は、完治が望めない慢性疾患と 20 年以上付き合っています。
その病の結果、生き甲斐と収入を得ていた仕事を辞し、
故郷に戻って認知症を患う親の介護を手伝い、
時折、口の糊する仕事をこなしつつ、何とか日々の生活を営んでいます。
いまでこそ、こうして「なろう・ノクターン」に連載小説などを書きなぐっている筆者ですが、
一時は思い通りにならぬ身体と日常に、永遠の安寧を求めたこともありました。
この詩には、「自死」を臭わせる描写があります。
しかし、決して「それ」を促す気持ちは欠片もございません。
「死」はいずれ平等に訪れる。
だから、自死を決して選ばない。
そういう自戒を込め、
いつでも「筆者自身」が読めるようデスクトップ上に書き留めているものです。
この詩が読者の方の救いになれば・・・そんな大それたことは考えていません。
ですが、もし、これを読んだ誰かが、
自ら彼岸へ渡る歩みを一歩でも鈍らせられたなら。
筆者にとって、これに勝る喜びはありません。
あまのよしひこ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
2413文字
会話率:0%
七夕が近づくと、恋愛について常よりも後ろ向きになる自分がいること。
繰り返し蒸し返される話題に、傷ついているとさえ言い出せないこと。
恋愛ネタを振られると、昔から自分自身を勘定から外してしまう癖が、未だに治りません。。。
最終更新:2024-06-30 23:42:33
367文字
会話率:0%
のどかな町で平和に過ごしていた主人公ライトとその仲間達。
だがとある日、自分達が勇者の子供 ブレイブチルドレンである事を知る。
さらに魔王の呪いのせいで、自分達の寿命があとわずかだと聞かされた!!
そんな経緯で魔王討伐の旅に出かける、ライ
ト達一行。
故にライトは勇者の子供としての誇りなんぞ、一欠片すら持っていない。
勇者の子供は貧乏籤、正義なんて醜い行為、人助けとかバカ見るだけと、反抗期の青年丸出しw
なろう系主人公にしたってダメすぎるライト君。
彼は仲間と共に自分を、誰かを守り抜く事が出来るのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 22:00:00
900144文字
会話率:29%
『魔術』という技術が世界に登場してから二世紀。
極東の島国、日本帝国に存在する魔術の名家に、一人の男児が生まれる。
彼には、魔術の才能がなかった。欠片も無かった。魔術師の家系ですらない一般人でも、僅かなりとも持っているという魔力を一切保
持していなかったのだ。
優秀な魔術師を輩出する事で家格を上げている名家にとって、魔術の才能を持たない事は許し難い罪でしかない。
父は失望し、母は恥と言った。姉は軽蔑し、妹は侮蔑した。
やがて、彼は抹消される。戸籍を消し去り、生まれてきた事実を消し去り、そして彼自身は未開の原始の森へと捨てられた。
幼い子供であった彼に、そんな場所で生きていく能力はなく、時を置かずして死ぬと誰もが思っていたし、彼本人ですら遠くない死の気配を感じていた。
だが、彼は生き残った。
力を付けて、知恵を磨いて生き残った。
全ては復讐の為。
自分を無き者とした実家への、その価値観を培った世界への復讐の為に。
物語は、彼――刹那が世界の表舞台に上る所から始まる。
【令和2年4月2日、書籍化します!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 06:18:09
1679322文字
会話率:24%
2023年3月。
東京郊外に位置する都市・田神。
そこにはある言い伝えがあった。
『負の感情を喰らうモノ。いずれ世界を混沌へ導く』
『抗えるものは精鋭。欠片(カケラ)に選ばれし者』
と
7代目友情隊隊長に任命された精霊の少女・ユウはあるト
ラブルにより初っ端から隊員探しに難航しつつも、常闇軍(とこやみぐん)と対峙するー。
スマホでpixivにプロットを投稿し、アルファポリスで完成した序盤を投稿していたのですが、書きづらく感じてパソコンで投稿することにしました!目指せ完結!をモットーに頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 23:10:07
5990文字
会話率:45%
血の流れない魔女インヘル・カーネイションは、「人間」がうまく出来ない。
怒り以外の感情が無く、それ以外は人間らしい仮面を被り、ただひたすら魔獣の狩人として、人間らしさと自らの記憶を探す旅を続けている。
ある時、彼女は1人の幼い少女と出会った
。少女の名はラストラリー。彼女は記憶を無くしたインヘルの「娘」を自称する、正体不明の不思議な力を持った子どもだった。
魔獣により荒廃を始めた世界で、どこか欠落した2人は旅をする。自らの心の虚無に合う欠片を拾い集めながら、彼女たちの「葬送」は今日も続いていく。
【第一部:ささめく魔女の幸福な恋】https://ncode.syosetu.com/n7570gz/
※本作は第二部目となります。第一部を読まずともお楽しみいただけますが、前作を踏まえるとより面白く感じられると思いますので是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 16:26:36
380559文字
会話率:43%
雪が降っていた。それは冬を告げるはかなき欠片。
雪が降っていた。それは終わることのない生命への判決。
雪が降っていた。それは深く、遠く、強く。
それでも物語は動き出す。全球凍結の運命が迫る世界で生きた一人の科学者と、その先に生きる少年の、
2つの物語が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 12:30:00
235964文字
会話率:52%
貧しい村の若き代官エリックの領地経営。仲間と共に異世界の知識を使って成り上がるぜ。
割とガッツリ領地経営をします。田舎の村おこし的なストーリー展開。俺TUEEE感は全く微塵も欠片もありません。マヨネーズを作ってドヤッたりしませんのでその点は
ご安心ください。ご意見ご感想などがございましたら、お書きいただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 19:56:05
961542文字
会話率:44%
生活も苦しい貧乏男爵家の娘ハーラニエールは、とある縁に恵まれて侯爵家の当主と愛の欠片も無い打算に塗れた婚姻を結ぶ。常識外れの結婚式を行った彼女は、婚姻前から指示されていた侯爵領の屋敷で暮らすために領地へ向かう。そこには侯爵本人から聞かされて
いなかった、先住の“子供たち”が居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 10:00:00
160631文字
会話率:43%
「それはあれですよね?異世界の慣用句的な?」
「いいえ、物理的に左です」
転生先は魔獣!それも自由に動かせる身体すら無し!というか、三頭犬の左の頭!
夢いっぱいの異世界転生のはずが、こんなの詐欺だと叫ぼうと、ここは欠片の優しさもない魔
界の端っこ、隅の隅。
当然誰にも届かない。
けれど孤立無援でなし。
彼には頼れる兄弟が。
具体的には右側の弟と真ん中の兄が。
一つの身体に三つの頭と三つの魂。
自分の身体を手に入れるための、三頭犬の冒険が今、始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 10:02:10
205983文字
会話率:52%
探して、回収しろ。それがお前の役目だ。
不思議な夢を見たアイロが目覚めるとそこは牢獄だった。どうやら闇競売に売り飛ばされたらしい。そのうえ動揺するアイロに声をかけて来たのは、夢で見た不思議な青年だった。
ひょんなことから自分がこの世界
で特別な存在『万華』である疑いがあると知ったアイロ。青年・オウマ率いる神骸と呼ばれる神の欠片を集める者達と行動することになった彼女は世界の。ひいては自身にまつわる秘密を紐解いていくことになる。
ギャグとシリアス、嘘と思惑が入り混じる異質ファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 21:20:00
77962文字
会話率:50%