諒輔はある日、八王子郊外の山間の道で、崖から車ごと転落した老人を助ける。諒輔がアルバイト先の運送店の車で病院に連れて行く途中、謎の二人組による襲撃があり、危機一髪のところを、不思議な現象により難を逃れる。
しばらくして、諒輔は都内の病院に転
院した老人の見舞に行く。老人は安倍忠彬と名乗り、穏の長者である事を打ち明ける。そして安倍晴明を始祖とする、裏土御門家に纏わる話を聞かせ、諒輔に頼み事をする。それは血の繋がる唯一の人である孫娘を探して欲しいというもの。また、忠彬を襲ったのは、阿修羅教団の手の者であること、忠彬が末期がんに罹患している事などを知らされる。
数日後、忠彬の息子の妻が住む京都に行き、彼女から孫娘の東京の連絡先を入手する。
東京に戻った諒輔は、神楽坂の三味線教室に孫娘の理紗を訪ね、忠彬と会うよう説得をするが、理紗は会うことを拒む。
忠彬にその旨伝えると、ひどく落胆し、病状が急変する。忠彬は瀕死状態に陥るが、最期の願いとして、穏の長者を引き継いで欲しいと諒輔に迫る。諒輔は良く分からないまま承知する。諒輔が穏の長者を継承したことを知った阿修羅教団は、諒輔と理紗に襲撃を仕掛ける。これに危機感を抱いた諒輔は、阿修羅教団の内偵を進め、その頭領が凌霄院月瞑という赤い瞳を持つ異能者であることや、コンサルタント企業を経営していることなどが判明する。しかし油断していた隙を突かれ、理紗は彼等に拉致されてしまう。
六本木の高層ビルの三十五階にある敵の本拠に深夜、単身で乗り込んだ諒輔は、激戦の末に理紗を連れ出し、屋上ヘリポートに辿り着く。諒輔と月瞑の壮絶な呪術による闘いが、四十五階の上空で開始され、諒輔たちはその死闘に勝利する。
この作品はPuboo(パブー)https://puboo.jp/book/68216 にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 10:57:28
68006文字
会話率:49%
時は2039年 第三次世界大戦も終結し平時がやってきた日本。 戦争特需により巨大企業の頂点に立った 斉藤光 70歳は末期がんの余命宣告を受ける、と同時に孫の治療と引き換えに転職のスカウトを受ける。二つ返事で快諾する斉藤、しかし待っていたのは
孫と年齢差のない美少女「黒木櫻子」としての人生と全世界国家で運営されている仮想現実空間だった。
数々の「状況」と「事件」に巻き込まれ、やがてたどり着く真実に。
予定は三部作です。ゆっくり書いていきたいです。
※手術・中世の戦闘シーンが一部出てきます。R18までとは筆者は考えていません。
※誤字脱字誤変換が多いです(深くお詫びいたします)。ご指摘頂けると訂正させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 14:39:10
27924文字
会話率:37%
10/17、義父の末期がんが見つかった。
PMSの妻、乳がんの既往がある義母、シングルマザーで借金持ちの義姉、4月から新社会人の姪、もうすぐ3歳になる息子、そしてうつ病の自分と67歳の義父による家族の記録。
限りなくノンフィクションに近い
私小説、になる予定。
リアルタイムで進行中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-27 10:52:14
863文字
会話率:0%
夢破れ嫌々仕事をしていた結城愛佳は末期がんの女性、麻生凛子のヘルパーに入ることになった。
凛子のハチャメチャな"最期の挑戦"を見守る日々の中で生きる意味と忘れていた夢について再び希望を見出すようになっていく。
最終更新:2018-08-20 16:27:53
5557文字
会話率:43%
神代冬夜は、死んだ。末期がんだった。大企業の社長であった彼は、家族に見守られながら、
息を引き取った。しかし、彼は別世界で生まれ変わることとなる。
棺の中で、朽ちた肉体の魔王を復活させるべく、魔王軍の幹部は動き出していた。
そして、魔王の
復活に成功する。しかし、その魂は復活することはなかった。その代わりとして、
神代冬夜の魂が、魔王に入りこむこととなるのだが、それを知るものは、誰もいない。
神代冬夜は……魔王アイオス・ルシフ・シャディオスとして、
この世界を支配する為に、動き出すのであった。
Lucifer Reincarnation -魔王転生-
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 21:13:18
23113文字
会話率:65%
誰にだって一つくらい、人に言えない過去がある。生まれてこない方が良かったのに。
神戸にある「水野医療センター」ではスタッフの間に出回ったあるメールのせいで一人の部長が信頼を失っていた。その病院で末期がん患者を担当する医師・来宮柊はその患者
の為に、あることを同期の探偵である坂原涼に依頼する。その後、この病院で予想もしない事件が発生する。
犯人は誰か。彼女は一体誰か。
そして。本当の愛とはいったい何なのか。
バラバラの伴奏が今、交錯していく。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 00:48:51
51747文字
会話率:81%
末期がんの方を、医療面だけではなく、家族として過ごす本当の時間を創るための支援をする財団
であるFSH財団。そこでは、がん患者本人だけではなく、子供や親、兄弟も含めた一緒に暮らす家族
全員が今の仕事や勤めを離れて、滞在費、食費はもちろん、
本当の人生、次に仕事にちゃんとつける
ような総合的、全面的なサポートをしている。
仕事を辞めると、経済的に何も出来なくなってしまうという、私たちの今持っている当たり前の
感覚を壊して、さらには、患者本人のみならず、本当に自分の人生を生きるとは、どういう事なの
かを考えていくストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 18:50:45
3185文字
会話率:11%
医療を携わる人々に問いたいこと。患者としてわきまえておきたいこと。
どのような医療が皆にとって良いものなのか。医療現場にまつわる話をオムニバス形式で。カクヨムとの重複投稿。
1. 脳死患者からの移植などなく、小脳や脳幹の手術など不可能であ
った、30年近く前の話。
2. 末期がん患者へのインフォームドコンセントの是非を巡って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 19:18:17
13047文字
会話率:17%
2003年 3月 乳がんの告知を受けた。
ステージ3Cという末期がん寸前の進行性ガンだった。
基地で生活していた私はすぐにハワイに行かされ治療を始めることになった。
その時の治療の克明な記録と家族の愛情の物語。
最終更新:2017-01-14 07:28:31
47973文字
会話率:4%
これは私達の老後のお話。異世界で前世の旦那と再開するために旅する老婆(外見は少女)の冒険記。
末期がんで亡くなった老婆。輪廻転生の先になったのは老婆がプレイしていたMMORPGの世界でした。他にもプレイヤーの転生者がいることを知った老婆は閃
きます。「旦那も来ているかもしれない」
この小説は自身の執筆力向上をはかるために書いております。そのため誤字脱字、設定の矛盾等のご指摘をいただけると私は泣いて喜びます。感想をいただけると五体投地します。是非ともよろしくお願い致します。
更新は不定期と致します。
執筆状況
2016/7/1 28話投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-01 17:39:17
62269文字
会話率:38%
勇者として異世界に召喚された根性なしが無理に帰ろうとしたために代わりに異世界に飛ばされてしまった、別にオタクでも読書好きでもない、向田梨那。
・・・え!?末期がんが判明したらせめて好きな人と結婚ぐらいしたいじゃない!なのになんなの!?式の翌
日に異世界トリップなんて洒落になんないわよ!ふざけんなと馬鹿じゃないのを連呼できる相手だっていないって言うのに私に何をさせようってのよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-19 19:01:08
6240文字
会話率:47%
遊びに行った日兄たかしは突然吐血して倒れる
そして癌と診断されるのだそれもステージ5とても悪い末期がんだと診断される
さぁ、兄たかしはどうなるのか?そして末期がんとどう戦っていくのか?
キーワード:
最終更新:2015-09-23 09:09:47
15719文字
会話率:93%
末期がんの母を看取る姉妹を描いた短編。エリート会社員・離婚歴ありの〝文化系メガネ女子〟の姉と、活発な〝アスリート〟の妹。考え方も性格も現状も正反対で、疎遠になっていた2人が、母の最後の治療をきっかけに心を通わせる。
キーワード:
最終更新:2015-06-09 21:41:24
13292文字
会話率:37%
末期がんで余命宣告された父親の入院している病院で、家族が坦々麺を食べる話。罪悪感を感じながらも辛さのあまり逃げ出した私は新宿であるイラン人青年に出会い、生きることの意味を考え始める。
最終更新:2015-04-30 16:46:34
15983文字
会話率:44%
23年の人生を勉強に費やした主人公(童貞)は超一流企業に就職が決まり、見事エリートの仲間入り。
しかし、その後主人公に与えられたポジションは『エリート』ではなく『末期がん患者』であった。
死んでたまるか!と粘りまくった主人公はあっけなく死亡
。
目覚めたら赤ん坊になっていた。
※不定期連載&期末テスト期間は連載期間の幅あり ※処女作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-07 22:07:03
1082文字
会話率:31%
看護師の美奈子は夜勤のときに老婦人を看取った。いつも穏やかな老婦人が、臨終の間際に残した言葉は、美奈子の胸に深く残った。――遅い、と。
老婦人は何を待っていたのだろうか。
美奈子は死んだ老婦人の病室前で、赤い服を着た少女を目撃した。
次に見
たのは、交通事故の現場。そして、末期がん患者の病室前でも少女を見た。追いかけたが、少女は煙のように消えてしまうのだった。
そんなとき、命の終わりに現れるという死神少女の話を耳にする。
まさか、あの少女が?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-20 07:37:23
35947文字
会話率:39%
海辺に静かにたたずむホスピス。ただひたすら死を待つばかりの人々の中に飄然と現われた名もない作家先生。しかし、その先生が話す不思議な講話に人々の心は次第に惹かれていく。正直退屈なお話です。でも書くのに疲れたあなた、ちよっと一服。15分で読めま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-22 18:38:02
11171文字
会話率:40%
祖母がなくなった。祖母と過ごした3年。短編ヲーターメロンの続編です
最終更新:2007-07-16 17:25:03
2613文字
会話率:7%