記憶を失いのっそりと眠っていた青年ギオゼッタ、彼は自分が誰かもわからない。それでも何故か彼は旅をする。
そんな彼の行く先々でのお話。
最終更新:2017-08-08 11:11:12
59183文字
会話率:41%
6thから数日後、伊高氏が思っていたとおりに問題は始まる。海に面した広大な街、S市。そこでまた新たに始まる事件にも当然の如く邪神の影は見え隠れしていた。
歪な双子はそれぞれの答えの為に奔走し仲間を見つける。
これは数多い物語の内の一つ
、二つ目のお話。
【注意:第二章です。前作の6thをお読みになっていただいた方がより登場人物や時代背景などを詳しくお楽しみになれると思いますので、そちらを先にお読みください。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-08 00:48:14
96894文字
会話率:40%
空に浮くその構造体には多くの人が住んでいる。
その人々の内の二人の人が、足元に広がる世界に興味を持ったっておかしいことじゃないだろう。
これはそんな話。
一人はやる気もないし、ぼぅとする気もない青年で。
一人はまだ多くを知らないが
、何かを知りたい少女。
これはそんな二人が落ちたり飛んだりしてみる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-01 02:50:23
42408文字
会話率:32%
優しくも切ないような話です。
どんぐりの木目線から書きました。
最終更新:2017-04-20 16:07:17
729文字
会話率:5%
吹奏楽コンクールで金賞を目指す浅見中学校吹奏楽部は、蒸し暑い教室の中で音作りに励んでいた。自由曲の要であるソロを担当する天野凛(あまのりん)は、先生からの要望に悩む日々を送る。
塾からの帰り。暗闇の中を急いでいると、一人の男性にぶつかっ
てしまう。その男性は、凛のことを知っているようで、待っていたかのような態度で話し続ける。その隣に無表情で見つめる友人の姿があった。──理解が追いつかなかった凛は、困惑したまま深い眠りについてしまう……。
目が覚めると、すぐに木の独特な香りが漂ってくる。縦に沿った歪な形の木目を呆然と見て、やがて思考が追いつく。
「ここどこ……?病院でもないよね……」
そう思って強ばった体を起こすと、隣に一人の青年がすぅすぅと寝息を立てて寝ていた……。
音楽×異世界!ほのぼの、時にシリアスなハイファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 13:00:00
11801文字
会話率:65%
コンコンコン。木の扉を叩く乾いた音が、呼び鈴のない安下宿に響く。息を呑むような鮮やかさが飛び込んできた。彼女の手にはリンドウの花。浅い藍色の衣を几帳面に纏(まと)いオレンジの小ぶりなユリを従え、背筋をすくと伸ばしていた。彼女はスカート姿だ
った。その姿は、それまでに一度も見たことがなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-06 21:06:00
851文字
会話率:0%
天井の木目を見ていると…。(時空モノガタリ修正投稿作品)
最終更新:2016-11-28 17:01:14
498文字
会話率:47%
「私は確かに見たのだ
彼女の口が歪むのを」
平凡が特別に頑張る話。
(若干、下品な表現がございます。)
キーワード:
最終更新:2014-05-25 23:05:56
11014文字
会話率:38%
電車の中で思いついて、到着するまでに書いた短すぎる短編。四十手前のオッサン二人の話。ぼんやりBL風味。
※pixivに重複投稿しています
最終更新:2014-01-26 23:06:31
644文字
会話率:50%
南国のハワイ沖で悠々とバカンス気分で着艦訓練をする志木目昴(しきもくすばる)。真新しい塗装の匂いに満ちた愛機である零式艦上戦闘機二一型を乗りこなし、昴は最新鋭戦闘機の躍動感を心行くまで満喫していた。しかし、昴がいる洋上の空母赤城の元へ通達さ
れる米国からの宣戦布告。間が悪いことに、空母を中核とした米ハワイ侵攻船団はすぐ傍まで来ており。ただちに、同盟国であるハワイ王国を救うため、まずイオラニ宮殿にいるマリーベル王女を救出する計画が立てられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-25 15:38:12
4230文字
会話率:21%
「ねぇ、バベッジ」自慢のアッシュブロンドをたおやかな指先で軽く漉きながら、エイダは身体を半分だけよじって、背後を向いた。振り返りざまに、肩甲骨よりも遥かに長い髪が揺れては拡がった。木目細かい毛の一つ一つが電灯の光にきらめく。狭い部屋の中央の
ソファにふんぞり返っていたバベッジは、身を起こした。ぞんざいに頭を掻く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-03 01:16:08
82160文字
会話率:34%