街一番の器量好しと謳われるエルザリータはとある洞窟に足を踏み入れた。
そこは水竜がいると噂される曰くつきの場所。
竜と人間の共存を目指したい彼女に対し、同伴者のテオディール王子は水害を引き起こす元凶は封じるべきだと応酬する。
彼を振り切り、
奥へと進んだエルザリータが見たものは。
これは水を操る竜と一組の男女の〝約束〟を巡る物語。
※オレサマ竜シリーズ第三弾。オレサマ竜シリーズのエピソードゼロです。
主人公が違うので【春花の姫】【小夜の雫】未読でも無問題。こちらの物語単体で楽しめると思います多分。
壮大と見せかけてこぢんまりした平和なファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 00:00:02
8792文字
会話率:54%
呪われた王女ハルモニアは今日も今日とて、傭兵上がりの強面護衛騎士カドモスに願う。
「どうぞ攫ってくださいませ」と。
そしていずれはカドモスの下穿きになりたいと。
下穿きって一体全体、どういうこと?
呪われた第三王女ハルモニアは庶子だった。
この国の教義は庶子を認めない。
けれど「呪われた王女」の意味するところは、教義に由来するわけではない。
望むと望まさるとに関わらず、見る者を魅了してしまう。
そんな曰くつきの力をハルモニアは有していた。
「わたくしに魅了されない方と、燃えるような恋をしたいのですわ!」
おそろしげな風貌のカドモスは、ハルモニアにいつでも塩対応。
だいたい出会いからして、褒められたものではなかった。
お忍びで城下町に降りていたハルモニアと、飲んだくれていた傭兵カドモスが顔を合わせ。
なんの間違いか、カドモスは王女ハルモニアの護衛騎士にされてしまった。
王女ハルモニアと護衛騎士カドモス。
猪突猛進系美女と、巻き込まれ苦労性の野獣のコンビ。
果たしてこの二人、無事ハッピーエンドに辿り着けるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 12:54:23
15848文字
会話率:27%
大学生になり、初めての一人暮らしが始まる。でも、そこは曰くつきの物件だった。
最終更新:2022-05-23 08:00:00
1905文字
会話率:53%
桜が咲く田舎の駅舎を舞台にした、とある少年少女の出会いと別れの物語。
曰くつきの桜にまつわる謎に触れていく、ちょっと不思議なヒューマンラブミステリー。
(※本格推理ではなく探偵もでません。人間ドラマ、いいお話、感動系、恋愛が絡んだ作品です)
人気の無い夕暮れの駅にて、場違いなお茶会を開くセーラー服の少女と男装の麗人。
偶然、近くを通りがかった主人公は少女の笑顔にどこか懐かしさを覚える。
少女はいったい何者なのか。夕暮れ時にお茶会を開く理由とは?
会話の中で謎を追っていくうちに真っ青な桜が咲き乱れて、主人公は大事な記憶を思い出す……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:00:00
9529文字
会話率:34%
曰くつきの映画館での幽霊イベントを行ったのだが…
最終更新:2021-10-11 20:00:00
1491文字
会話率:38%
あたし玲萌(レモ)には2年前の夜、暗闇から突如、人があらわれるのを見たという不可解な記憶があった。
王立魔道学院の三回生になったあたしは、卒業試験に合格するため葦寸(アシスン)の洞窟に魔術剣を抜きに来た。しかしこの洞窟、去年もおととしも行
った学生が戻ってこないという曰くつきの場所。今年はこの優秀な玲萌(レモ)が試験突破してみせる!と意気込んでいた矢先、旅の連れである夕露(ユーロ)が誘拐事件にまきこまれた!
夕露(ユーロ)誘拐事件の犯人を突き止めるため向かった先で、初対面のはずが33日前に会ったと主張する不思議な少年に出会う。銀髪に碧(みどり)の瞳を持つ彼は、肩から角を生やし腕には青白い鱗が光り、一度会ったら忘れられない姿。だけどあたしに彼と会話した記憶なんてない。
少年の謎、誘拐事件、そして2年前の夜の記憶、すべての事件には失踪中の若き天才魔道医、摩弥(マヤ)がからんでいるらしい。あたしは真相究明と、卒業試験合格に向けて走り出す!
(『極楽魔道記』シリーズ長篇)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 17:14:14
107664文字
会話率:51%
僕の友達にヨシダさんという人が居ます
歳は四十代半ばで長身痩躯。酒豪。ちなみに中々の二枚目でもある
職業タクシー運転手。2006年の或る日、僕が新宿駅西口でたまたま停めたタクシーの運転手さんがヨシダさんでした
目的地で降りるまでの間
、ぽつぽつと話をしました。すると若い頃に僕と同じ街に住んでいた事がわかりました。会話をする中で妙にウマが合ったので連絡先を交換し、それ以来の付き合いになります
ヨシダさんと僕の共通点は同じ街で過ごしたという事と、同じ自動車が好きだという事
そして話を進めていく中で明らかになったのが二人とも今まで数多くの不可思議な現象に遭遇し、様々な恐怖を経験した事でした。ことヨシダさんの経験してきた心霊体験や怪奇現象に修羅場の数々は驚きの連続で、彼から沢山の怪談を聞きました
そしていつの間にか、その場に僕も連れて行かれるようになりました。初めは数か月に一度、多い時はひと月に二度三度、僕は彼といっしょに日本のあちこちにある曰くつきの廃墟の数々に足を踏み入れました
行けば高確率で死ぬほどの恐怖を味わい、行かないと言えば小馬鹿にされる──
僕は悔しくて意地になってヨシダさんにくっついていきました。ヨシダさんと一緒でなければ、あんな真似は出来なかったでしょう
暗く恐ろしい場所に踏み込むとき、僕がこれまで経験したこともないような恐怖に呑み込まれてしまったとき
いつも助けてくれたのもヨシダさんでした
そして最後にはその恐怖に呑まれ、引きずられていったのも
いま僕は何年もヨシダさんに会えないでいます
最後に会った時、彼はあの世とこの世の狭間に居ました。そして僕だけがこの世に帰ってきてしまいました
僕はずっとヨシダさんからの連絡を待っています
ある日思い立って、かつてヨシダさんから聞いた話や彼と共に過ごした日々の思い出を書き出してみました。現実に起こり得るはずのない、信じられないような事が沢山ありました
出会った当初からは想像もつかないような物語に、いつの間にか僕は放り込まれてしまいました
これは僕が謎多き親友、ヨシダさんと共に主に恐怖を味わい、時に過去を振り返りながら束の間を共に過ごした記憶の中から幾つかをピックアップしたものです
この世の片隅で確かに起こっていた男たちのちっぽけな物語を、どうか読んでやってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 21:38:04
254445文字
会話率:53%
女子高生、咲は曰くつきの品物が放つ妖気を感じ取る能力を持っていた。
そんな彼女の周りで巻き起こるホラーだけどギャグコメディ。
最終更新:2021-05-04 22:00:56
3157文字
会話率:54%
幽霊×女子大生 異色のルームシェアコメディ
親の反対を押し切り地方進学を決めた女子大生 寺田 霞
仕送りは期待できないので当面の節約のためにも家賃の安さは最重要事項
そして破格の家賃に釣られ入居を決めた下宿はLis Blanc 208号室
そこは過去何人もの入居者たちを脅かし退去に追い込んだという“曰くつき”物件で……
4月1日より更新開始
基本更新 毎月15日、30日の月2回
(更新日が多少前後したり複数話更新や休載の場合もあります)
(i)表記のある話は挿絵付きです。
挿絵は後日追加される場合があります。
※この小説は憩の所属するN.Bakery原作の漫画作品『十畳 いわく 鈴の音』の小説版です。
漫画本編には描き込めなかった要素を含みます。
漫画本編より進みが早くネタバレ要素を含む場合もあります。
漫画版
https://www.pixiv.net/user/14183648/series/46438折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 00:00:00
22771文字
会話率:37%
七日町。古めかしい骨董店が点々と存在する街。
中心から少し離れたその場所に、其処は存在する。
様々な紛い物の備品を貯蓄し、管理し、曰くつきを牛耳る彼女。
吸血鬼の噂が、街に流れた五月中盤。
曰くつきへの調査を向かった弟子。相木走は、ピア
ノを弾く誰かを目撃する。
薄気味悪い程に白い肌
時折見える八重歯。
そして、血色がよい唇。
彼女を巻き込み、他人を巻き込み、事件は解決するだろう。
それが、本当に正解なのかは誰もが知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 00:00:00
307文字
会話率:0%
国家安全機密保全部署に突如諜報員として選ばれた人々が曰くつきと言われる物品などを回収する話。
最終更新:2020-10-16 08:23:17
32314文字
会話率:49%
久織舞花は最強だ。
生徒会長として学園の頂点に君臨し、押し寄せる数々の問題を暴力で片付けてきた曰くつきの生徒会長。
そんな彼女の元に、剣道部部長の佐々木が物申しにやって来た。
部員が起こした問題を暴力で制裁したことに腹を立てた佐々木は、負傷
した部員に謝罪を求めるも話してる内に久織の裏の一面が見えてきて────
どんなに強いやつだって、裏ではなにを隠しているのやら。
我が道を往く暴力生徒会長は、今日も元気に彼女を語る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 10:52:56
10176文字
会話率:41%
――ここに一軒の家がある。
一見してなんの変哲もない、二階建ての純和風の日本家屋。その堂々とした佇まいと広い庭からは、いまどき珍しいほどの大木がそびえたつのが見える。家の入り口、そこにはなんとも場違いなものがあった。立て札だ。うす汚れ
た立て札が一つ、所在なさげに立っている。『入居者募集』――古めかしい表札がかかったままのその家は、住人のいない買い手がつかないことで有名な、曰くつきの中古物件。近所でも言わずと知れた事故物件との噂があった。
ある日突然、家に新しい買い手がついた。相場の倍の価格をポンとキャッシュで一括払い。なんとも剛毅な買い方をしたのは、一人の若く美しい女だった。
不動産屋は、傷み荒れた家に触らせようともしない奇妙な客に戸惑いはしたが、それでも喜んで家を売った。家はもともと曰く付き、かの噂は間違いではなかったのだ。
一方、女が家を買ったことを苦々しく見ている者がいた。
それは彼女の両親や元カレ――などではない。彼女は知るはずもないことだったが、その家には先住民がいた。無断で住み着く元ホームレスの男が。
男はすぐに、この新たな住居人の女も逃げ出すと思っていた。何故なら、今まで入居者を追い出していた張本人が彼だからだ。幽霊に見せかけ、超常の存在を感じさせる。大抵の者は恐れをなし三日ともたずに逃げていく。
しかし、今回は様子が変だ。なにやら痕跡を残せば残すほど女は喜んでいく。
男は戦慄した。この女はなんなんだと。男は知らなかったのだ。
まさか、この女がこの家と『結婚』していた、という事実を――。
そして闘いの日々が始まる。結婚相手を家と定めた女、家に密かに住み着いていたホームレスの男、そして前の持ち主である幽霊とその関係者。彼らが繰り広げる仁義なきバトルロワイアル――もとい、家を巡る争奪戦、複雑怪奇な四角関係。
奇妙で不思議な『家(ホーム)・LOVE・コメディ』 ここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 12:15:28
55588文字
会話率:37%
女子高校生のアタシは、アルバイト先の占い師兼パワーストーン販売店を経営している女装店主から、赤と青の石がついたイヤリングを身に着けてほしいと頼まれた。
ところがイヤリングは、同じクラスの双子の姉妹に目をつけられてしまう。
そしてはじまる惨劇
。
イヤリングに込められてモノの正体は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 01:45:24
2820文字
会話率:56%
あやかしに纏わる古い曰くつきのモノを回収する古書店があった。
呪いや妖怪の類に脅かされた人々は、噂を聞きつけ、とある古書店に助けを求めるのだった。
最終更新:2018-09-10 23:25:15
1867文字
会話率:41%
高校二年生の雨宮 優(あまみや すぐる)はテストを手に落胆していた。
雨宮は自他ともに認める、中二病患者。それゆえに点数がガタ落ちしたのだが・・・
そんな中雨宮は、前方不注意によって異世界へ転生してしまった。大喜びしたのもつかの間、
雨宮に
告げられるのは「召喚以外すべてゴミ」という事実。
それでもどうにか異世界で生活したい雨宮は、自分に残された頼みの綱、召喚を駆使し強キャラを引き当てる。大喜びしたのもつかの間、いわゆる「曰くつき」物件だった!
はたして異世界に中二病は通用するのか!?
注:作品中ではちゅうにびょうは「中二病」と表記いたします。「厨二病」ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 15:03:29
25911文字
会話率:38%
一端の高校生、秋野月深(あきの つきみ)は下校中に近道をしようと曰くつきの場所に入り込んだのが、そこで黒い渦に飲み込まれ、気を失ってしまう。そして目を覚ますとそこは知らない世界で、魔法というものが存在していた。月深は元の世界に戻る方法を探す
為、この世界で忌み嫌われている存在、魔女に弟子入りすることにしたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 19:09:56
83895文字
会話率:62%
曰くつきの街、通称【死体街】を訪れた家出兄妹。
旅費を稼ぐために短期間の滞在を予定していたが、地域一帯に及ぶトラブル(では済まない?)に見舞われ街からでられなくなってしまう。
外界途絶、さまよう死体、なんちゃって呪術師に吸血鬼、ここまできた
らUFOもくれてやる!
なんでもありの異常事態にとまどう兄。
しかし、これこそが【死体街】の本当の姿だった。
眠りの深い妹のために、今日も一日がんばります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-14 01:11:17
2453文字
会話率:8%
玄関のドアから異世界へと迷い込んだ星峰祐典は、開始10分で半殺しにされた。
そんな中、気がつくと「曰くつきの最強姉妹」のもとで居候をすることになり、自慢の俊足と魔力を使わない支援魔法を駆使して冒険者になることを決めた。
残念キャラ達が集うボ
ケばっかりの異世界トリップ!読むたびに突っ込んでもらえると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 00:00:00
61805文字
会話率:43%
時は印暦二一一五年冬。場所は、開国間もない日之本帝国。
宍粟探偵事務所に、埒外の事件が持ち込まれた。
養父医師の家から、曰くつきの香炉が消えた。養父夫人のお茶会後、香炉が自ら歩き、客人の荷物に紛れたのか、盗まれたのか。
秘かに香炉を
見つけ出し、回収して欲しいと言う依頼だった。
宍粟探偵は、人間の泥棒ならまだしも、付喪神の香炉を連れ戻せとは……と頭を抱えたが、他に仕事がない為、引受けた。
推理ではなく、情報を使う探偵の話。そんな訳で、「推理小説」ではありません。
「野茨の血族」や「虚ろな器」の百年くらい前の話。
日之本帝国に来た直後で、まだ言葉がわからない「虚ろな器」の〈双魚〉先生も後で登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 12:00:00
98964文字
会話率:38%