〜 報酬は未定・リスクは不明? のんきな雇われ勇者は旅の日々を送る 〜
魔獣や魔物を討伐する専門のハンター『破邪』として遍歴修行の旅を続けていた青年、ライノ・クライスは、ある日ふたりの大精霊と出会った。
彼は、この世界を支える力の源泉
であり、止まること無く世界を巡り続けている『魔力の奔流』が徐々に乱れつつあることを精霊たちから教えられ、同時に、そのバランスを補正すべく『勇者』の役割を請け負うよう求められる。
それも破邪仕事の延長と考え、彼らの求めに応じて気軽に引き受けた彼は、顕現した大精霊の一人と共に魔力の乱れの原因を辿って旅を続けていくうちに、そこに思いも寄らぬ背景が潜んでいることに気づいた・・・
ひょんなことから勇者になった青年の、ちょっと冒険っぽい旅の日々。
# この作品は「カクヨム」でも同タイトル/同名義で掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:51:04
3311652文字
会話率:55%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:23:32
4496381文字
会話率:35%
異世界との契約を履行して自分を召喚先に転移させるはずだったけど
契約先に問題があったから召喚中止して契約の問題を排除してほしいって?
ある程度常識とか教えるしチートもあげるとかいうけど!
時間はいくらかかってもいいけど必ず解決してねぇって
どういうことなの女神さま!?
※TSだけど男としての自意識は極めて低いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:20:42
4459831文字
会話率:51%
辺境の街ギルラントの冒険者ギルド。
ここでしがない教官を務めるジェフリーは、胸に復讐の炎を燃やしていた。
――赤眼の魔獣。
それこそが、ジェフリーの大切な人を奪った存在。
過去の過ちを悔やみつつ、日々新人冒険者の指導を行って
いたジェフリーのもとに、一人の軍人女性カイラが訪れ、決闘を挑まれる。
戸惑うジェフリーだったが、仕方なく受け入れ、見事に勝利してみせた。
敗れたカイラは、本来の目的……王都に出没した魔獣討伐を依頼するとともに、ジェフリーを試したことを告げる。
ギルラントでやるべきことがあるジェフリーは依頼を断ろうとするが、次にカイラが放った言葉により考えを一変させる。
それは――王都に現れた魔獣の眼が赤く染まっているというもの。
ジェフリーは同僚のエマに留守を任せ、王都へと向かう。
そしてかつての教え子たちとの再会を果たし、色々と巻き込まれてゆくことになる。
これは、幾千幾万の経験を経て赤眼の魔獣を蹂躙し続けながら、大切な同僚や教え子たちを守り続ける、最強のギルド教官の復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:10:00
93251文字
会話率:34%
「ジェフリー=アリンガム殿、どうかこの私と手合わせ願えますでしょうか」
王都からやって来た軍人女性カイラの一言が、辺境の街ギルラントで冒険者ギルドの教官を務めるジェフリーにフラグが立った瞬間だった。
無理やり決闘する羽目になり、気づけ
ばジェフリーは王都に出没した巨大な魔獣を討伐すべく、カイラにドナドナされていた。
初めて訪れた王都では、元教え子で第一王女兼王国軍参謀長の『雷霆の戦姫』クローディアが待ち構えていた。
そのまま流れるように第二軍団長のおじさんに決闘を挑まれ、王都のギルドでは元教え子の『審判の射手』アリスとの試合が。
極めつけは独断専行して赤の眼を持つ巨大な蛇の魔獣に食べられそうになったクローディアの部下を救うべく、ジェフリーが挑む。
――幾千、幾万の戦いの末に手に入れた、圧倒的な経験値によって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:10:00
43286文字
会話率:34%
伝説の英雄レンヤに憧れる、[英雄]の職業(ジョブ)を持つB級冒険者ゲルトは、パーティーの仲間であるアデルを実力不足として追放した。
その、二年後。
すっかり落ちぶれたゲルトは、起死回生を図ってずっと支えてくれた幼馴染のライザととも
に伝説の黒竜に挑むが、逆に返り討ちに遭い瀕死の重傷を負う。
そんなゲルトに、立場を逆転させたアデルが絶望の一言を告げた。
――ゲルトの本当の職業は[英雄(偽)]で、アデルこそが真の[英雄]なのだと。
息絶えたライザを抱きしめるゲルトは、アデルの放った魔法に巻き込まれて命を落とすが、何故かアデルを追放した二年前に戻っていた。
再びアデル達を追放し、ゲルトは英雄になる夢を諦めるために向かった始まりの街ラウリッツで、英雄レンヤのかつての仲間メルエラから驚きの事実を知った。
英雄レンヤの職業もまた、[英雄(偽)]だったことを。
ゲルトは、メルエラ達ラウリッツの街に住む最強の人々から教えを受け、最強を目指す。
――英雄への夢を叶えるためではなく、大切な幼馴染とのささやかな幸せを守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 12:00:00
48599文字
会話率:45%
「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供するサクラです!」
「私の趣味は知らない知識の収集です。そして、読者様の人生にプラスになる知識を共有することです」
この物語では参考文献を元に読者様の人生に役立つ知識を提供します。幅広いジャンルを
扱いますので、どれか一つか二つは読者様にも刺さるでしょう。
短編集になっていますので、すべてを読破する必要はありません。一話で完結します。なので、気になったタイトルだけでもクリックしてください。
知識があれば人生が好転します。また、ライバルに差をつけることもできます。
現状に甘んじて、何も行動を起こさなければ、人生は負け組です。少しでも現状を変えたいのなら、知識を得ることから始めましょう。
世界の見方が少し変わります。
※この物語は参考文献を元にしたエンターテイメントです。事実を確定するものではありません。実践する場合は自己責任でお願いします。
「カクヨム」でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:00:00
2755739文字
会話率:100%
レイリアは、幼い頃に親に捨てられ、殺されそうになったところを老齢の冒険者ヴァンに助けられた。
それからヴァンの元で引き取られ、すくすくと成長したレイリアは、育ての親であるヴァンと同じく生業を冒険者として生活していた。
そんなある日、レイ
リアは森で魔物に襲われそうになっていた幼いアレクを助けた。話を聞けば自分と似た境遇の幼いアレク。レイリアは自分がヴァンにしてもらったように、アレクを匿う決心をし、自分がヴァンに教えてもらったように、アレクにもいろいろと伝授していくが、彼の様子がおかしくなっていき??
※竜の要素は後半です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:38:30
65761文字
会話率:65%
24歳。独身、彼女なしの神藤知は姉、咲の計らいにより、ある高校の教師となった。
だが、彼の担当する教科は────『遊戯』
無理難題に立ち向かうのは主人公……ではなく生徒たち!
「これは俺の問題じゃない。お前たちが解決していくんだよ」
さまざ
まな問題をゲームを通して解決していく新感覚教師ストーリー!
「さぁ、授業の時間といこうか」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:30:00
230110文字
会話率:46%
天下無双の大将軍、國包天平(くにかね てんぺい)。
世界を統一したにもかかわらず、天平が満たされることがなかった。
世界中から敵がいなくなったことを嘆いた天平は、戦う相手を求めて神界へ至る。
神界でも天平の剛腕は健在だったが、神を倒
すには力が圧倒的に足りなかった。
敗北した天平の息が絶える寸前、他の世界には自分よりも強い存在がいると神に教えられる。
神の一言で天平の意識は覚醒し、まだまだ自分が死ぬわけにはいかないと満身創痍の体で立ち上がった。
神域に足を踏み入れた者の願い事を聞くという神へ、天平はその世界で戦わせてほしいと答える。
願いを受け入れられ、異世界に転生した天平は自分の体を見て驚愕する。
枯れ枝のような足とまな板のような体。
なにより世界を統一した自分の腕が赤ん坊のように細くなっていたのだ。
たが天平は嘆くことなく、異世界でも最強に至るために己を研磨する覚悟を決めた。
転生した体の持ち主であるレナードが、通っていた魔法学校でのいじめを苦に自殺を図っていたことを知った天平。
平民だというだけで虐げられていたレナードの境遇を知り、天平は怒りで震える。
レナードが魔法についての知識を蓄えていたため、天平は強くなるために記憶を最大限に生かす方法を模索する。
天平は自らが実践してきた鍛錬法と魔法の知識を融合させ、以前よりも強くなれることを確信した。
これは天平が培った前世の武術とレナードが蓄積した魔法知識を使い、異世界を派手に蹂躙していく物語である。
(基本的に無双します。弱い相手に対しても容赦しません。逃げる敵もきっちりと仕留めます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:16:52
37752文字
会話率:41%
草凪澄人(くさなぎすみと)は勉強以外に取り柄のない、普通の中学生である。
高校も国内屈指の進学校へ奨学生で進学することが夏休み前には決まっており、暇を持て余していた。
そんな時、幼少時に祖父から教えられた、意味の分からない言語で書かれ
た書物を物置から見つける。
文字の法則が書かれた紙を見ながら解読していくうちに、澄人はこの本が誰かの冒険譚のように感じてきた。
【世界にはフィールドと呼ばれる地球以外の場所がある】
最後に書かれていたその1文を読み終えた時、本が金色の光となって澄人の体に吸い込まれる。
それから彼の日常は変貌し、何かの行動を行うたびに【ミッション達成】という画面が目の前に現れるようになってしまった。
勉強以外をしてこなかった澄人はミッションを1つでも多くこなすために街を散策中、突如見たことがない風景の場所へ誘われることになる。
それから、これまで普通に過ごしていた日常が【ハンター】と呼ばれる異界のモンスターを倒す人たちに支えられており、なおかつ自分の家がそのまとめ役であることを知る。
澄人は幼い時に【神格】と呼ばれる能力の上限が決まる値が低いことでハンターとなることを禁じられていたため、これまで不遇の存在として扱われていたと理由を察した。
しかし、1度でもフィールドに足を踏み入れた者は、ハンターとして活動しなければ生活を制限されるということを聞かされて、澄人の日常は大きく一変する。
無理矢理受けさせられた訓練の中で、これまで暇つぶし程度に集めていた貢献Pでステータスが上昇できることを知った澄人は、周りに流されることなく、平穏な日常を取り戻すために【世界最強のハンター】と呼ばれるまで成長してしまった物語である。
※カクヨムにも投稿中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 09:43:32
1030639文字
会話率:36%
離婚、新しい出会い、海外赴任、どうしても忘れられない人。偶然手に入れた骨董品の中にあった300年前の手紙に愛することを教えられる。彼は最後の人なのだろうか。
最終更新:2024-11-08 19:00:00
9759文字
会話率:52%
冴えない経理畑の万年平社員、中田怜樹(なかたれいじゅ)は、夢を失い、人生につまらなさを感じていたが、偶然にも異世界転移。
ハーフエルフ(リンクス)の体に魂と肉体の半分ほどが定着した状態で、第二の人生がスタートした。
召喚者エルゼパル(オッサ
ン魔術師)に「失敗作なので処刑~!」と言われ、死にかけながらも運良く助け出される。
怜樹(れいじゅ)を救ったのは、ゴーレムの美女アロニアだった。
これは、新しい肉体と慣れない魔力を手にした男が、異世界で今度こそ楽しく生き抜きながら、最強の魔法騎士として、各国から教えを請われる生ける伝説へと登りつめる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:37:59
7657文字
会話率:47%
ここは怪異が蔓延る世界。
怪異。
それは恐怖。
それは危険。
たまに危険じゃないのもいる。
大昔に解き放たれた怪物達。
怪異にあった人間は四つの事を教えられる。
一つ目 一度怪異にあったら今後一生様々な怪異にあう。
二つ目 怪異に対抗する
手段として特別な能力が与えられる。
三つ目 その能力を持つ人間を、わかりやすく『能力持ち』という。
四つ目 能力持ち達はその能力を頼りに怪異と関わりながら生きていく。
怪異と出会ってしまった少女の運命はーーー折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-08 18:30:00
93352文字
会話率:26%
Q:どうしてこの高校を志望したのですか?
A:この学校に嫁が入学するからです。
アラサーの俺は、目が醒めたら15年前にタイムリープしていた。
そして眼の前には、偶然出会った――“社会人になってから出会うはずの”嫁が居る。
もちろん俺が
知らない、学生時代の姿で。
当時の彼女は、とびきり美人でモテていたと聞いている。
プライドだけが高くて、勉強ばかりで、毒親に囚われていた、とも言っていた。
まともな青春をおくれなかったと嘆いていた。
――だったら俺が、青春を教えてやろうじゃないか!
鈴原正修。進学希望。
第一志望、七芒学園。
志望理由、嫁がいるから。
当時の俺が逆立ちしても入ることが出来ない名門校だろうが関係ない。
大人の学力をナメるなよ!
これは俺が、高校生活を“未来の嫁と”やり直す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:28:16
32890文字
会話率:42%
この世は呪いに満ちている。
太古の大昔、最厄の妖狐が人間をそう定めたために。
とある事件により心を閉ざす大国の若き皇帝・紅焔は奇妙な妃を迎えた。
そなたを愛するつもりはないと言い放った彼に、美しい妃は「それでかまわないから、都に怨霊や呪い
の影があれば自分にすぐ教えるように」と条件を出す。
その言葉通り、妃は皇帝を突如襲った「血塗れの怨霊」を不思議な力で追い払ってみせた。
妃は一体何者なのか。徐々に明らかとなる、妃と千年前の大妖妃との関係とは。
中華風ファンタジー世界が舞台の、謎多き妃×傷を抱えた皇帝のオカルトミステリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:10:00
183982文字
会話率:40%
凡庸なみなさん初めまして! あらすじ説明という大役を任されたこの作品のメインヒロイン、誰もが崇める完璧美少女であるところの十六夜躑躅(いざよいつつじ)だわ!
そう、私は躑躅! 仕方ないから無知蒙昧な愚衆のために教えてあげるけど、『ツツ
ジは「躑躅」と書くが、「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来する。「躑」と「躅」はいずれも、たちどまる、たたずむ、の意である。』のよ。だから私は生まれながらの美少女なんだわ。分かる? wikipediaから引用したわ!
そんな私だから! 美少女だから! 相応の悩みってものもたくさんあるんだわ? 例えば……どうして生きているのかも分からない、ゴブリンみたいな角ばった顔した女どもからの僻みとか! 神様がありあわせのガラクタで作ったとしか思えない、ジャンクみたいなへこんだ顔面の男たちからの求愛とか! 私がかわいすぎるばっかりに、困っちゃうわ! 困らないけど!
でもそんな悩める経国の美少女であるところの私、十六夜躑躅が抱える当面の懸案事項として第一に挙げるとしたら、それはやっぱりストーカー被害よ。
あ、平気だわ? そんな不安がらなくてもいいのよ。私がこれまでに何人のストーカーを捕まえてきたと思ってるのかしら? もう慣れたものなんだわ! 今までだってそうだったもの、今回もきっと楽勝! ……え、油断しすぎ? えへへ、それはあなたが顔面弱者だからそう思うだけなんだわ? 強者は驕ってこそ強者、クイーンはいつだって頂点でふんぞり返ってないといけないのよ! それが上に立つ者としての責務なんだわ! 私は戦わずして勝ちをもぎ取る史上最強の美少女JK、十六夜躑躅! 万歳! じーくはいるだわ!
……まあ、今回のストーカーさんは、少しだけ根性があるみたいだけど……。むしろそれくらいじゃないと張り合いがないわ。ド根性見せてみなさい。ゲコゲコ。
嗚呼……まこと罪な女、十六夜躑躅! 負けるな躑躅。めげるな躑躅。強かに、艶やかに、いつも一番に咲き誇れ! あなたの名声が全宇宙に轟く日は、もうすぐそこなんだわ!
※というわけで、犯罪からはじまるルッキズムラブコメ『セカイでいちばん麗しきもの! ~美少女JKをストーカーしてるのが本人にバレたけど、イケメンだったから許された。それどころか、逆に付きまとわれて面倒だ~』、はじまりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:10:00
630807文字
会話率:53%
拝啓
ご無沙汰しております。
先日、そちらの近所を歩いていたら、とてもきれいな果実を見かけました。赤味をおびた黄色の果実で、ふるいお家の垣根の庭が、なんだか華やぐようでした。
その時の僕は、そのきれいな果実に、目をうばわれるだけう
ばわれていて、それに気づいたのは、そこを通り過ぎたあと、そのあと行った図書館でのことでした。分かりますよね? 神社の向かいの、あの図書館です。
心には下ゆく水のわきかへり 言はで思ふぞ言ふにまされる
さて。この歌は、『古今和歌六帖』という歌集にのっている歌だそうで、『枕草子』で清少納言が――と、こんなことは書かなくても、先生ならご存知のことかとは想いますけれど、あの図書館の司書のかた曰く、この歌を読み解くには、『古今集』のこちらの歌も知っておく必要があるということでした。
山吹の花色衣ぬしや誰 問へど答へずくちなしにして
つまり、最初の歌の「言はで思ふぞ」と、こちらの歌の「くちなし (口無し)」とはかかっていて――これも僕は初めて知ったのですが――どうやら、僕らの知っている「山吹色」は「くちなし色」とも言われるそうで、それでつまり、ここの「山吹の花色衣」という句も、最後の「くちなし」とかけられているのだそうです――が、ちゃんと説明出来ているかな? 分かりにくかったら、ごめんなさい。
と、それはさておき。ここで話は最初に戻るのですが、先日僕が見かけた、ふるいお家の垣根の庭で見かけた、あのキレイな果実、あれは、あの夏の日の朝、あなたに教えてもらった、あの、しろい花の木になる実のようなのです。
あんな白い花の木に、あんな黄色の果実がなって、とてもきれいな黄色の布を染めることになるのだそうで――もう、秋なんですね。
それでは最後に。くちなしついでに、図書館の司書さんから紹介された本にはいっていた歌を、もうひとつ。
くちなしの 実の朱くなり きみ恋し
どうか、お体に気を付けて。
敬具折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:10:00
120407文字
会話率:44%
日本で暮らしていた戦闘狂のダンサー、影星はある日異世界へと飛ばされてしまう。
その異世界は、大魔王なる者らが統治する、元いた世界とは似ても似つかない世界だったが、『とある事情』を抱えた影星にとっては都合が良かった。この世界で、最初こそ自
由に異世界探索をしていた影星だったが、徐々に不穏な事件に巻き込まれていく。
異世界で出会った新たな仲間達と共に、様々な事件を無事解決し、自由な異世界ライフを獲得できるのか──
――――――
この作品は『クトゥルフ神話』のネタを引っ張ってきていますが、リプレイなどではありません。書くにあたり、規約は調べましたが問題があれば教えてください。即刻編集、及び削除します。
この作品の元はハーメルンに載せたものになります。これは、その作品を推敲したものになります。
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」
----------------------------------------------------------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:04:14
150590文字
会話率:38%
「夏風夏鈴って、名前の中にふたつも〈夏〉が入っていて、これでもかって夏を前面に押し出してくる名前でしょ。ナツカゼカリン。だから嫌いなんだ。この名前も夏も」
困惑する僕に、彼女は言った。聞いてもないのに、言わなくてもいいことまで。不思議な子
だな、と思った。そしてそれが不思議と嫌ではなかった。そこも含めて不思議だった。彼女はそれだけ言うと、また逃げるようにしていなくなってしまった。
※1 本作は、「ラムネ色した空は今日も赤く染まる」という以前書いた短編を元にしています。
※2 本作は、カクヨム、ノベプラ、アルファポリスにも掲載しております。
※3 以下の作品について、本作の性質上、物語の核心、結末に触れているものがあります。
〈参考〉
伊藤左千夫『野菊の墓』(新潮文庫)
ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』(ハヤカワepi文庫)
堀辰雄『風立ちぬ/菜穂子』(小学館文庫)
三田誠広『いちご同盟』(集英社文庫)
片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館文庫)
村上春樹『ノルウェイの森』(講談社文庫)
住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:00:00
72703文字
会話率:54%
〈ぼくの住む街に、今冬最初の雪が降りました。あなたの街ではどうですか? ……なんてね。何年か前に約束したよね。同窓会の時、覚えてる? きみが暖かいところにいるから、ぼくの住む街に、はやめの雪が降った時には教えるよ、ってやつ。いやごめん。実は
忘れてて、でも今年になって思い出したんだ〉
〈他の小説投稿サイトでも重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 16:44:11
7506文字
会話率:20%
クレイグは元々戦争孤児だった。そんな彼を拾ってくれた父親に恩を返したいと思いながらも、教えてもらうばかりの日々が続いていた。
だがある日、父親は病気で他界してしまう。
父親の遺言で、子供のころからの夢だった冒険者になり、世界中を回る旅を始め
る。が、前途多難な旅になりそうだ‥
完全なパワー型主人公の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 17:32:54
21313文字
会話率:38%
悠久の時を生きるドラゴンは異世界の魂と出会い、人という存在に初めて興味を持つ。
教えて貰った知識がベースとなって、オタクを拗らせたような残念ドラゴンになってしまった。だが当のドラゴンはその事に気づいていない。
無知なドラゴンが異世界オタ
ク知識を知って、人類を変に勘違いしてしまった。
そんなドラゴンの人生探究が始まる…
※色んな思い込みや勘違いで失敗しながら、少しずつ人生を知っていくドラゴンのお話です。ゆるくのんびりやっていければと思います。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 17:30:00
910786文字
会話率:43%
1,鳳凰学園2年A組の教室や食堂に赤い魔法陣が浮かび上がり、目撃者がある中こつ然と消えた。
だが教師や警察はその事実を受け止めることはできず、失踪事件として扱われることになった。
2,鳳凰学院2年A組の生徒が集団で消える事件がおきた。
2
年後、内閣総理大臣から記者発表が行われる。
『異世界転移・転生者対策課』を発足したと。
現代日本での事件、内閣府の発表ですがハイファンタジーを選んでおります。
キーワードが違う!!という場合は教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 17:00:00
15833文字
会話率:28%
寿は仕事が好きだったけれど夫に望まれて専業主婦をしていた。
晩御飯の材料で足りないものがあってスーパーに行くと、夫が知らない女性と買い物をしているのを見てしまう。
離婚を決意する。
煩雑な手続きや必要な物が多いことを書いてみようと思って書き
始めました。
必要な手続きが抜けていたら教えてください。
現代日本ですが、法律等が絶対間違いない。と言い切れないのでその辺りはふわっとでお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 22:10:00
176154文字
会話率:31%
この頃やけに視線が絡む相手がいて、その人が気にかかる。
子供の頃にその女性のことを嫌いだと言った事があるらしく、話をしたくても逃げられてしまう。
強硬手段をと思って、父と一緒に彼女の家へとお邪魔しに行き、思いを告げるが、相手にされなかった。
そろそろ結婚しなくてはならない年になっていて、失恋したばかりの私は、誰でもいいですと投げやりに父に任せてしまう。
結婚式当日にも相手が誰か知らなくて自分の態度はあまりにも酷いことに気づくが、父は相手が誰かを教えてくれなくて・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 19:00:00
13712文字
会話率:23%