300~400字程度、日常&切なめ中心ショートショート。
BLっぽいものが多いですが、そうでないものもあります。
通勤中、寝る前、スキマ時間に。じんわりした時間をどうぞ。
◆シリーズ
【おばけとカフェと、オーナーと】:自殺志願者だった「私
」がオーナーに拾ってもらい、カフェバイトになる話。現代。
【竜と神子】:竜と、それをお祀りする神社の神子のお話。いつかどこかの日本。
【異世界置き去られ】:異世界転移したのだけど置き去りにされてしまった青年と、末の王子様。ファンタジー。
【うさうさルームメイト】:獣人の国に留学した「僕」と、ルームメイトの兎のお話。ファンタジー。
内容は繋がっていたりいなかったり、再登場するときは設定が変わっていたり色々ですが、どこから読んでもOKです。
※Xに載せている掌編集をまとめていきます。
※Xに載せるときはページメーカーで1Pにするために調節していますが、こちらでは調節していないため若干内容が異なります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 01:20:14
28307文字
会話率:37%
現代日本。仕事に疲れ、帰宅途中に海ナシ県の川にスマホを落として飛び込んだOL・橘セナは、目覚めると――なぜか大航海時代の帆船の上だった!?
そこで拾ってくれたのが、よりにもよって狂気と個性が渦巻く女海賊団!!
船上暮らしは不潔で不衛生、飯
は最悪、命がけの排泄、ハラスメントが行方不明
臭い、汚い、窮屈のレ〇パルスも贅沢に感じる3Kで、令和育ちの価値観とのギャップに翻弄されつつも、今日を必死に生き残る
方向音痴なのにドヤ顔の船長、カビ臭い服を渡してくる衣装係、酒で治療するペストマスク船医、塩漬け以外知らない料理士、星を読んで道を見失う占い航海士、そして爆薬より声がデカい砲術士――
この連中と一緒に、セナの「現代に帰る方法」探しの大航海が始まった!
文明の利器も現代常識も効かないこの海で、
セナは本当に帰れるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:57:46
22224文字
会話率:43%
前作の「村に来る歩荷さん、強すぎない?」の続きで、黒竜さえも倒してしまう歩荷の田中先輩が後輩に語った体験談を山上君の私生活を通して聞いていく話です。
靴屋の倅だった田中先輩はどういう経緯で歩荷になったのやら。。。
という触れ込みで書き始め
たものの、実態は江戸時代風の異世界譚で、山上くんの歩荷としての生活を中心(?)に、黒竜からの力の継承、更科さんとの結婚などのイベントとそれにまつわる体験を書きつつ、時々思い出したかのように先輩の過去を聞く物語となっております。
あと、後書きでいろいろと遊んでいます。
江戸時代のちょいネタとかもあるので、そこだけ拾って読むのもありかもしれません。
* 2019/08/17
各話のタイトルを修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
2109537文字
会話率:29%
職業は神様が与える世界。
神殿に勇者を一人に決めるよう、お告げが出たらしい。
相手は、王族。第四皇女。
勇者を決める前のある夜、差し出し人不明の脅しの手紙が届いた。
僕は、仕方なくこの戦いを辞退。
その日の夜、夢枕に神様と名
乗る者が立つ。
なりたいものはないかと聞かれたので、特に無いと答えた。
神様と名乗る者は、次に就いた仕事を僕の職業にするという。
結果、無職。
大金を借りていた親は、僕が勇者でなくなったので信用を失い借金奴隷に。僕も借金奴隷に。
そこを第四皇女が拾ってくれた。
拾われた僕はどうなったかと言うと……。
というお話です。
例によってネタを思いついたのですが、長編を1本書いていて余裕がないので短編にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 00:00:00
6636文字
会話率:1%
【ライトノベル】
2019年11月10日~ 1巻発売中! 重版決定!ありがとうございます。
2020年04月10日~ 2巻発売中! 重版決定!ありがとうございます。
2020年10月10日~ 3巻発売中! 重版決定!ありがとうございます。
【コミカライズ】
2020年07月15日~ 1巻発売中 重版決定!
神様からもらったスキルが最弱のテイマー。
命の危機から村を捨てて、旅をすることにしました!
旅をしていたらテイムできる魔物を発見!
それは突いたら死んでしまうほど弱いスライム、弱小スライムだけ。
旅の途中にはいろいろなモノが落ちている。
全て拾って行くと何だかすごいことになってしまった。
人生の逆転を目指して安住の地を探します!
更新予定日:日曜日、火曜日、木曜日
更新できない日もあると思います。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 16:27:19
3321563文字
会話率:40%
——助けたくれて“ありがとう”…じゃあ、“殺すね”?——
旅商人である【カイル】は樹海窟で1人の少女—否、狡猾かつ残虐非道で恐ろしい生き物『魔族』と遭遇した。魔族とは人類の敵——最高峰の化け物である。たかが商人がどうすることもできない…刹
那で殺されるのなんか目に見えている。だが…『ゴフッ——』突然少女は血を吐き出した。彼女(魔族)はどうも瀕死にあるようだ。カイルの存在はまだ気取られていない——ならこの隙に…この時カイルはただ逃げればよかった…よかったのだが……
『どうしてこんなことしちゃったんだァア僕はぁああ!!??』
気付けば少女を助けてしまっていた。
自身の荷馬車に少女を乗せ——オマケに商品である貴重な薬草まで使ってしまって——
人類の宿敵である魔族を助けてしまう程の【トチ狂った“お人好し”】——コレが旅商人カイルだった。例え魔族だったとしても、傷を負った少女を森に置き去りになんてできなかった。
そして、彼女は今…宿屋の一室に設えたベットに寝かせて安静にさせている。『これからどうしよう』カイルは思案しつつ、その寝息を立てる少女を捉えたが…すぐさま現実を逃避するように視線を外した。次の瞬間——突然の浮遊感——
『ねぇ…人間、ここはどこ? 納得いく答えをくれれば楽に“殺して”あげる』
気づくと、カイルは首を掴めれ小さな少女に壁に押し付けの状態にさせられていた。幼気な少女は狂気に満ちた言葉を当然のように吐き捨て——その表情は冷たく無表情——まさに残虐非道——彼女は『魔族』だった。
『そう……助けたくれて“ありがとう”……じゃあ、“殺すね”?』
後に、カイルに突きつけられた言葉がコレであり——この時、カイルは死を覚悟した。
だけど……
まさか——この子と旅路を共にすると……誰が思うのだろうか……?
これは……
1人の なんの変哲もない ただの旅商人の若い青年が……
己の どこまでも善人気質で 飛んだお人よしな性格が 偶然的に——
残虐非道で狡猾 どこまでも快楽殺戮主義の『魔族』である“筈”の娘と出会い……そんな彼女と 何故か旅をするお噺。
そこには 数多の偶然が重なり合う。
互いの『打算』がありきな行く末に——
やがてそれは……
2人にとって大きな奇跡を紡ぐのだった……
◇基本情報◇
・この作品は完全オリジナルです。
・カクヨムにも掲載有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:25:54
188352文字
会話率:57%
孤児位の前に捨てられたマロンを拾って育ててくれたのは貴族の家庭教師として生きて来たおばあ様だった。おばあ様は根っからの貴族令嬢だった。市井で生きていくのは難しいけど、マロンと共に新しい生活を始めた。
マロンの逞しく、明るい性格はおばあさま
の心の糧になっていた。
マロン派貴族の家庭教師をしていたおばあさまの教育を受け、平民なのに貴族令嬢の様な知識を蓄えていく。いつかこれが役立つか分からないが、マロンはおばあ様を養える女性になると心に誓っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:18:15
413247文字
会話率:66%
自分以外の存在に"化ける"事ができるハル。
ハルはその力で猫に化け、危険な場所へ潜入していた。
しかしそこで襲われて怪我をおってしまう…
夜勤バイトをしている浪人生、瑞樹圭(みずきけい)。
圭はバイト中、怪我をした猫を
発見する。
その猫を拾って帰り手当てしようとすると猫は人間の姿になった。
ハルは療養の為圭の家で暮らす事となるが、生き方の違いからすれ違いもする二人の日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:00:00
683968文字
会話率:52%
どうやら転生したらしい。それも異世界に。
正直前世の記憶ったって役に立ちそうな気がしないし、まぁ前世は前世今は今。気楽にゆる~くやってくか、と思っていたらある日父さんが拾ってきた妹曰くどうやらここはとある小説の話らしい。えっ、ゲームにも
なってる? へぇ、知らんがな。っていうか妹もその内容ほとんどまるっとド忘れしてるし、原作知らないまま勢いだけでスタートしないといけないって事か。
そっかそっか。え? 僕が魔王にならないと世界が滅ぶ? 本気で言ってる? マイシスター。
そもそもそういうの普通勇者目指すんじゃないの!? え、魔王で合ってる? マジかーそっかー。
っていう勢いと見切り発車だけでやってく感じの転生者の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 06:00:00
1928389文字
会話率:20%
草原を駆ける少女は、親がおらず捨てられていたところを拾われた哀れな子・・・なのだが
そんな生まれを厭わずにちょっぴり抜けてるけど明るく育った女の子。
少女の名はルナ・アイギス。
拾ってくれた大事なおじいちゃん、スエズおじいちゃんと一緒に
二人で暮らしている普通の女の子。
そして平和な日々が続き、ルナが10歳の誕生日を迎えたある日のこと・・・。
「おじいちゃん、私・・・冒険者になりたい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:00:00
700169文字
会話率:46%
薔薇姫様。そう呼ばれるいわゆる悪役令嬢の私アグリアは、ある日突然、殿下から婚約破棄をされる。それは別に構わなかったが、私が殿下の真の婚約者をイジメていたとかその子に嫉妬していたとか言われるのは屈辱です!絶対に幸せになってやる!と思っていたら
、破棄された直後に隣国の王子に結婚を申し込まれ…!魔王と名高い王子と出会い、狂い出す世界、始まる戦争。
多くが絡む悪役令嬢物語、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:38:42
527427文字
会話率:34%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:50:00
160175文字
会話率:31%
魔獣オオサンショウウオの先祖返りとして生まれたミズキはその人外じみた姿によって親に捨てられ、拾ってくれたばあちゃんと山奥で細々と暮らしている。
先祖であるオオサンショウウオの持つ高い再生能力を受け継いだミズキはもう一つ、厄介な呪いも同
時に受け継いでいた。
大昔にどこかの村で神様として祀られていた先祖の呪いで人から助けを求められると口が勝手にどこぞの酒場の店員のように「ハイ!よろこんでぇぇぇぇぇぇ」と答えてしまうのだ。
呪いのせいで何度も不可抗力で人を助けては酷い目に遭ってきたミズキだが、路地裏で暗殺されかかってる王子を助けてしまったことから王位継承争いに巻き込まれてしまう。
果たしてミズキに安息の日々は訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:24:40
4111文字
会話率:28%
最貧民窟出身の主人公が拾ってくれた貴公子(兄)の義妹となり、悠々自適な貴族生活をおくるもなじめず、自分を変えず突き進みスキあらば逃げ出そうとすること10年……。
兄は無表情無感情の鉄仮面だが義妹を溺愛し、周囲の男をなぎ倒しているが
そんな兄
義妹のターニングポイントが近づく。
義妹の出生には秘密があった………
鉄仮面兄と義妹の日常生活をぽつぽつ描いていく予定でおります。
(兄が暴走気味)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:39:54
244300文字
会話率:30%
かん子の後ろに立っていた染矢が「亮治」と薄寒い声で止めに入るや、スルリとする視線を染矢に向けた赤松は「染、亮治やないぞ、赤松や」と被せる。なおの赤松が「俺がお前を拾ってきた。それでもお前は俺の側じゃなく、今は代行とやらの側近や」とかん子目
掛けて顎をしゃくり、切れ目なく「今頃なんや、お前が俺になんか言えた義理か!」ギラギラと黒光する赤松の言葉に、染矢の顔が朱に染まる。
愛してしまった相手が悪かった。一生報われるはずの無い相手。それでも愛し方はあるはずだと探す男の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:01:36
71958文字
会話率:1%
ChatGPTが描く恋愛小説
あおいはどこにでもいる高校生、将来の夢は特になし。ある日高蔵寺駅で落とし物のカードケースを拾って交番に届けたところ、ちょうど落とし主である松川永史が現れる。笑顔でお礼を言う松川、あおいは松川のあまりのイケメン
ぶりに圧倒されてしまう。「今度またあらためてお礼がしたい」そういう松川とLINEのIDを交換したあおいは、今起こったことが信じられず、ただしばらくぼーっとしていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-24 12:07:27
102212文字
会話率:48%
【書籍化・コミカライズ予定】
「お前、最近何もやってないよな。ぶっちゃけもういらないんだ」
ゼノスはある日、パーティリーダーのアストンに言われた。
ゼノスは貧民街の生まれ故、公式のライセンスを持っていない治癒師。それでも自分を拾って
くれたパーティーに恩返しするために必死に腕を磨いた。
その甲斐あって、仲間が少しでも傷がつけば一瞬で治療し、そもそも傷を負いにくいような防護魔法や、能力強化魔法も併用し、ゼノスのパーティは不死身と言われるほどに名をあげることになった。
しかし、パーティのメンバー達は、傷を負わないのは自分達が強くなったからだと勘違いし、ゼノスをお荷物だと考えるようになった。そして、公式ライセンスを持たず、貧民街出身のゼノスがいることは、パーティの名声にかかわると思い始めたのだ。
パーティを追われたゼノスは、ひょんなことから大怪我をした奴隷のエルフの少女の命を助けることになる。
「私、生きてる……? 絶対死んだと思ったのに」
「ははは、これくらいはかすり傷だろ」
「……すごいっ」
エルフの少女を助けたことがきっかけで、ゼノスは街角で闇ヒーラーとして治療院をひらくことにした。
ライセンスを持っていないので、治療は言い値になるが、弱きを助け、強き者からは大金をせしめる闇ヒーラーの噂は口コミで広がり、それはやがて王宮にまで届くようになった。
一方、ゼノスが抜けたパーティは、優秀な治癒師が抜けたことで、満身創痍の状態にあった。
でも、今さら戻ってこいと言われても、気にいらない相手からは高額の治療費を受け取るようにしたので……おたくら払えますか?
※日間総合1位
※週間総合1位
※月間総合1位
※四半期総合1位
ありがとうございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 09:28:10
877505文字
会話率:53%
8年前、トラックから人を庇ったことで異世界に転移させられた高校生・ユキヒロ。
魔王討伐という使命を終え、ようやく現実世界へと帰還した――はずだった。
だが帰還直後に拾ってくれたのは、かつての幼馴染・歌住 広。
8年ぶりに再会した彼女は、ユ
キヒロの話を妄想だと思いながらも、なぜか同居を許してくれて…?
かつては勇者、今は無職。
現代社会で平穏な生活を送るつもりだったユキヒロだが、
気がつけば異世界から仲間たちまで現れて――
「……もう戦いたくない。けど、のんびりもさせてくれない!」
異世界帰りの元勇者が現代日本で送る、トラブルだらけ(なのにちょっと青春)なスローライフ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:26:20
35967文字
会話率:42%
クマのぬいぐるみそっくりな謎の生き物“クマちゃん”と、クマちゃんを拾ってしまった面倒見の良い冒険者達のお話。犬に頭を咥えられ運ばれていたクマちゃんは、かっこいい冒険者のお兄さん達に助けられ、恩返しをしたいと考える。一生懸命ではあるが、常識は
あまりないクマちゃんに冒険者達は助けられることもあるが、7割がた困らされることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:33:12
1755113文字
会話率:25%
宝石好きの転生先は中華後宮の女官でした――。
宝石商人の娘、馬玉蘭(ま・ぎょくらん)は、前世日本で暮らしていた記憶を持っていた。
転生先の珠国(しゅこく)は、まだ翡翠が本格的に登場していない時代の中国に酷似していた。
前世の記憶と生まれの
経験から、豊富な宝石知識を持つ玉蘭。
珠国には生まれてきた子供に「守り石」という石のお守りを贈る風習があった。
高貴なものは高価な石を。
下々のものでも拾ってきたようななんらかの石を。
誰もが己の守り石を持つ社会。
一度入ったらなかなか出られない後宮には、玉官という守り石を取り扱う役職があった。
持てる知識を活かすため、後宮に玉官として出仕した玉蘭。
玉蘭の護衛兼補佐に任じられた宦官・姫白英(き・はくえい)とともに、玉蘭は次々と巻き起こる宝石にまつわる騒動や謎に、玉官として立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:04:47
8296文字
会話率:30%
お前のスキル要らねーから! って言われて追放されたけど、エルフのお姉さんに拾ってもらったのでハッピーです。幸せになります。
スキル【マゾ】を持つ少年マックスはある日、もうそのスキルは要らないといわれて、長年所属していたパーティーを追放され
てしまう。
森の中をさまよう彼の前に現れたエルフ・リシリアは彼を魔犬から助けてくれたが、スキルの影響を受けてマックスをビンタしてしまう。
それでも仲間になることにしたマックスとリシリアだったが、リシリアが闇市でエルフを売りさばく目的で、マックスが所属していたパーティーメンバーに捕縛されてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 18:10:05
8297文字
会話率:48%
スマートフォンに夢中で、拾ってきた雑種犬コタロウの世話も母任せだった大学生の「僕」。夏の日差しが照りつける公園での散歩中、コタロウが突然、断崖絶壁へと走り出す。慌ててリードを引っ張るも、コタロウの力に抗えず、僕は崖から転落してしまう。
次
に目覚めると、僕はなんとコタロウの姿になっていた! 目の前にいるのは、かつての自分である少年。そして、情けない鳴き声しか出せない自分の体は、肉球のある小さな前足に変わっていた。
犬になった僕は、これまでの無責任な自分を痛感する日々を送る。かつての僕だった少年は、コタロウだった頃の自分のように、散歩も餌やりも適当。空腹と喉の渇き、冷たい犬小屋での孤独、そして他の犬と遊べない寂しさなど、コタロウが経験してきたであろう不満や悲しみを、身をもって味わうことになる。
このまま一生犬として過ごすのかと絶望していたある夜、激しい雷雨が町を襲う。震える僕の元へ、かつての僕だった少年が傘もささずに駆け寄ってくる。「コタロウ、大丈夫か?怖いんだろ?」その優しい声に、僕は驚く。少年は犬小屋で雨風から僕を庇い、その背中はまるで盾のように見えた。
その瞬間、僕の脳裏には、コタロウが僕を静かに、そして確かに守ってくれていた数々の記憶がフラッシュバックする。僕がコタロウに対してどれほど無関心で、彼の愛情を踏みにじってきたかを痛感し、心からの後悔と感謝の念が込み上げる。
そして、再び視界が歪み、目覚めると、僕は元の姿に戻っていた。目の前には泥だらけになったコタロウが、心配そうに見上げていた。僕はコタロウを抱きしめ、これまでの無責任な自分を謝罪し、涙を流す。あの夜、僕を守ってくれたのは、コタロウ自身の魂が宿った僕の体だったのだ。コタロウが僕に「守る」ことの意味を教えてくれたと悟った僕は、コタロウをただの「飼い犬」ではなく、大切な「家族」として、全身全霊で守り抜くことを固く誓う。
それからの僕の生活は大きく変わり、コタロウとの絆を深めていく。この奇妙な体験を通して、僕は本当の人間になれたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:36:47
6331文字
会話率:0%