「単独でダンジョンに入って
内部の構造解析
敵の数と配置の把握
なるべく深く入り込んで情報を持って撤退
その情報を冒険者に伝えることで生存率を高めるのが私の仕事
敵の暗殺も
敵に拷問されて動けない冒険者の介錯も
私の仕事
誰かの血で私は
いつも汚れている」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安価に体力を回復できるアイテム「薬草」
魔物との戦闘やダンジョン攻略の必需品
この世界はその薬草が1,000,000,000Gする世界
傷は癒えない
体力も回復しない
出血がひどければかすり傷ですら死に至る
冒険者の死亡率は極めて高い
そこで考案されたのが私達、「隠密」と呼ばれる存在
もしも回復アイテムがないRPGがあるとしたら?
これは限りなく残酷なダークファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 16:11:31
2747文字
会話率:37%
魔法使いパーティーに追放されたロンナ。ロンナは何の戦闘能力もないただのお姫様の存在。魔王四天王の挑戦の前に出ていくように言われてしまう。
仲間たちは魔法使いの女達。火の使い、水の使い、風の使い、雷の使いが四人、回復役が一人いる。
ロンナ
はただただ拾われてついて来ただけ。実は火の使いの女以外にちょっとだけ密かにいじめられていたと言うこともあり、ゼニも拾う文だけ少なかった。
食べる物も実は質素な物ばかり。それでも付いてきた。今さら出ていくのはどうしても納得出来なかったが、火の使い、ワカナの説得により、置いてけぼりを食らってしまう。
それでもワカナ達の役に立ちたいロンナは近くにあった武器屋に行くと、ちょうどそこにあったのは……
作者より:去年、消した物語を再開致します。ポイント気にせず最後まで書き続けようと思いますのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 08:00:00
45550文字
会話率:56%
回復魔法とは冒険者たちに広く知られている魔法です。
聖なる心を持った者のみが扱え、闘いの傷を癒す役割があり、
戦闘の際にも使われダンジョン等の長時間探索においては必要不可欠です
キーワード:
最終更新:2024-03-03 21:31:32
2982文字
会話率:55%
☆本日(11月2日午前8時頃)更新しました!
黒羽隆二は幼少期、旅行中にマフィアに家族を殺され、自分だけが他のマフィア組織に救われた。自らもマフィアになり人並み外れた戦闘能力を身につけ敵討ちも果たす黒羽だったが、孤独さに耐えるために大量
にタバコを吸っていたせいで26という若さで医者にもかからないまま肺炎で死んでしまう。
数え切れないほどの命を奪った黒羽は天国へは行けず、死神から地獄より苦しい罰を与えてやると言われ人間界に似て非なる異世界へ黒猫として転生させられた。
猫とはいえ、野生で、しかも前世は殺し屋。まるで獅子のような体格に育ち、ある日、ひょんなことから出会った美少女シロに飼われることになる。
シロは回復魔法を得意とするばかりでなく、その他もろもろのちょっとした魔法も扱える魔法使いだったが、所属していたパーティーからカ不足を理由に追放され、放浪していたところだった。
こうして出会った魔法少女シロと共に何でも願いが叶うという賢者の石を巡る旅に出るのだが、黒羽は彼女にどことなく前世で死に別れた姉との共通点を感じるのだった。
感想募集中です(切実)
もしよければブクマ登録お願いしますm(_ _)m
【お知らせ】
☆挿絵→【001】【034】
☆WaifuLabs挿絵→【047】【048】【050】【055】
☆地図→【017】
☆あらすじ編集しました。
ご愛読ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!m(_ _)m
【※】
内容に関して何か矛盾や疑問があればお構いなくどんどんコメントしてください。その方が嬉しいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 20:03:01
459010文字
会話率:47%
魔王城にたどり着きし勇者一行。
いつもの如く戦闘が始まり、僧侶が傷ついた仲間にいつもの如くヒールをかける。
途端に絶叫して死にゆく勇者。同様に死んでいく戦士、魔術師。取り残されるは僧侶一人。
焦った彼女は仲間殺しの罪から逃れるべく、隠蔽工作
を始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 15:26:27
4372文字
会話率:33%
『召喚された聖女様がドラゴンスレイヤーの称号を!?』
どこにでも居る普通の女子大生――柊木冬莉が異世界に召喚されてから、一年が経とうとしていた。
今日はアルトクランツ王国の祝祭『冬送り』
かつて自分を助けてくれたドラゴン娘、フラン
とのデートの日だ。
うきうき気分なフユリは雪道で転んだり、屋台飯を頬張ったりで、フランからも心配されるほどはしゃぎすぎ。
それもそのはず。未知の土地で、聖女としてフランと旅をしてきた冬莉はいつしか彼女に並々ならぬ想いを寄せていた。
種族も違うし、女の子同士。
それでもフユリは想い続け、奇跡の力で幾度となく困難を乗り越えてきた。
そして、今日も。二人は最大の困難を乗り越える。
古の火竜ブレイフルムの末裔であるフランは体温が高く、体の一部は火傷するほど熱い。
「火傷してもいい。回復し続ければ平気です! 私、聖女ですから!」
――これは、聖女がドラゴンスレイヤーな異種百合ファンタジー。
百合の間に挟まる男は絶対に許さない物語である!
*この作品は、全5話となる短期連載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 08:06:18
12725文字
会話率:45%
突然クリスマスに召喚されて、勇者にされた主人公であったが、なんと呪いの装備を身に付けていて貰える能力がゼロ。しかも回復魔法が毒、すべての干渉系魔法が反転してしまうというおまけ付きであった。
pixivにて挿し絵やらも載せてます
2019
/6/25
完結いたしました。
不定期に外伝の更新始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 23:23:58
1389722文字
会話率:39%
この世界における最大の個性、それはユニークスキルだ。
誰しもが生まれ持って授かるそのスキルには一つとして同じものはなく、その人生を左右するほど大きな力となる。
しかしこの世界にはユニークスキルを鑑定する術はない。
誰しもがダンジョンの中で自
分のスキルは何かと模索し、それに合った戦闘スタイルを確立していく。
それこそが冒険の醍醐味である。
Aランク冒険者パーティー黄金の祝福に所属する青年カルマは、己のユニークスキルを大きく誤解していた。
味方からの強化魔法、回復魔法を受け付けないというメリットの全くないゴミスキルだと。
それでも努力すれば他の冒険者に遅れは取らないと、人一倍どころではない努力を重ね続けた。
その結果。
「これ以上先のダンジョンに足手纏いは連れて行けない」と、幼馴染で結成されたパーティーをクビになった。
この世界ではユニークスキルは全てだ。
どれだけ努力しようがスキルがゴミではその努力は無駄となる。
カルマは自暴自棄の中、初めて一人でダンジョンへと向かった。
ダンジョンは危険だからと必ず付いてきた幼馴染の姿はもうない。
本当のスキルを知らなければ死ぬ極限のサバイバル、カルマはたった一人でダンジョンの奥へと歩み始めた。
カルマ・ノーの本当の冒険は今まさに始まろうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 15:19:31
68583文字
会話率:24%
白魔導師のルーミアはリーダーのアンジェロからパーティの追放を言い渡された。本来なら後衛職として離れた場所から前衛の味方に強化魔法や回復魔法をかけ戦闘をサポートするのが白魔導師の仕事。だが、ルーミアは対象者に触れないと支援魔法をかけられないと
いう致命的な欠陥を抱えていて、それ故に『欠陥白魔導師』と不名誉なレッテルを貼られてパーティを追い出されてしまう。
生活のために冒険者として再起を図ろうとするも、仲間に支援魔法をかけることが仕事の白魔導師は一人では活動ができない…………そう思っていた時ルーミアは閃いた。
「そうだ。自分に支援を重ねがけして私が闘えばいいんです……!」
支援魔法を誰かに、ではなく自分に。そして自分を対象にした支援魔法ならば誰かにかけるのと違って、いつでも、好きなだけかけられた。自身の有り余る魔力から発動される支援魔法の恩恵は想像を超えたもので、ルーミアは向上した身体能力から繰り出す拳で木をへし折り、巨大な岩をも粉々に蹴り砕く。そして白魔導師とは思えない活躍を重ね、周りに認められたルーミアはやがて〖物理型白魔導師〗として名を馳せていく。
一方でルーミアを追放して新たな白魔導師を迎え入れた彼らは気付いていなかった。ルーミアの支援魔法は射程こそゼロに等しく使い勝手は悪かったものの、その恩恵は特大だったことに。
新しい白魔導師はルーミアに比べると支援の質が著しく落ち、今までルーミアの支援に支えられていたアンジェロ達はこれまでのように戦うことができなくなり落ちぶれの一途を辿る。
ルーミアの価値に気づいてパーティに戻れと押しかけるが、彼女が頷くはずもなく。
「俺達のパーティに戻ってきてくれ。お前の力が必要なんだ。頼む」
「今更そんなこと言ったって、もう遅いですよ?」
自分だけならば周りに気を遣うこともないし、支援魔法を寄越せとこき使われることも無い。
そちらに戻る気なんてこれっぽっちもありません!
これは物理型白魔導師という異名を持ったルーミアが立ち塞がる困難を殴る蹴るの暴力で解決したり、自由気ままにダラりと生活したりする物語。
・こちらの作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 12:09:06
373757文字
会話率:40%
「神父クロスよ。君の中に《邪神の血》が流れていると発覚した以上、この神聖教会に在籍を許すわけにはいきません。出て行きなさい、この汚れたる者め」
神聖教会に仕え、神父として働いていた青年――クロスは、ある日教会から追放を言い渡された。
彼が、《邪神》から連なるといわれる《魔族》の血が混ざった人間だと知られ、教会より『汚れた存在』と認定されてしまったためだ。
『上ッ等ッです! 今までのクロスの働きも考慮せず下らない差別意識で追放を言い渡すなど! こんな教会こちらから出ていってやりましょう! ね、クロス!』
「落ち着いてください、女神様」
実は、クロスは以前よりこの神聖教会の崇拝する女神――エレオノールの姿が見えて、会話ができていた。
クロスに惚れ込んでいる女神は彼の追放にぶちギレし、なんと一緒に教会を出てついてきてしまったのだった。
何はともあれ自由の身となったクロスは、それでも自分の力を人助けに使いたいと考え、ひとまず冒険者となることに。
しかし、《邪神》由来の強大な魔力を持つクロス――彼の使用する《光魔法》の数々は規格外のものばかり。補助・回復役としてパーティーに加入したにも拘わらず、仲間の冒険者達を守って戦闘で大活躍してしまう。
それでもクロス本人は、報酬の《魔石》を使って人々の生活に役立つ魔道具を作ろうとしたりと、純粋過ぎる性格で人助けにしか興味が無い。
そんな彼を、皆が放っておけるはずがない。共にパーティーを組んだ女冒険者達をはじめ、《魔族》の暮らす《邪神街》の権力者となった古い友人達、彼を慕うシスター達まで教会を抜けて追い掛けてくる始末。
――これは、理不尽な理由で教会を追い出された神父が、その規格外の魔力と《光魔法》を駆使して人助けを続けた結果、人々から“信仰”される《邪神》と呼ばれるようになってしまう――そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 12:03:01
216017文字
会話率:47%
中学三年生の水野緑はいつもの花の水やりをしながら同級生と話してるいる途中突然に死んでしまう。
死んでしまった緑は異世界の女神に導かれ世界をわたり、ただ1匹の種族になる。
それは【超ミドリムシ】
緑は【超ミドリムシ】になり光
合成をしながら生活していく。光合成をすると緑はミドリムシなのに花を咲かせ実をつける。
「なんだこの実は!? 腕が生えた!?」
実は欠損した体も回復し、花から採れる蜜は虫の魔物を人に変える。
「魔物が人になるのは龍種くらいなのだが……」
その元虫の魔物の仲間は緑から蜜を貰うごとに子供を生み出していく。
そんな仲間と緑は冒険者になるが冒険者ギルドのマスターに能力の説明をすると新たな冒険者のランクを作ると言われる。ランクはI(irregular)ランクだが緑の起こすことが噂になるとイカレタ冒険者と呼ばれるようになってしまう。
「何だ…… あの冒険者は!? イカレテル!」
「皆酷いです! 僕はイカレテません!」
緑がダンジョンに入ればダンジョンコアを見つけ、家族と歩けば大騒ぎになるがどんどん大家族になっていく。
「レアアイテムだ運がいいな!」
「ラッキー!」
「何だあの魔物の数は!? だめだ…… 今日で俺たちの村は壊滅する……」
「違います! 家族で散歩してたんです! 落ち着いてください! スタンピードじゃありません!」
緑は幸せを今日も感じながら家族を増やすために光合成し続ける。
そんな幸せいっぱいの緑はこの幸せをお裾分けするために様々な国に向かう。そんなある日、世界に1匹しかいないはずの自分【超ミドリムシ】とであう。
もう1人の【超ミドリムシ】と突然に戦闘となるが紆余曲折の後に和解する。すると、そこに女神が現れる。
「すいません緑さん達、【水野 緑】さんの存在が大きすぎてこの世界に入る時に【水野 緑】さんがわかれてしいました」
そこから、緑の旅の理由にわかれた【水野 緑】を探すことが加わる。
初めてあった、魔を冠するもう一人の【水野 緑】……魔緑
小さな子供達で干支を冠する【水野 緑】 ……干支緑
姿は美人だが中身が腐った女性の【水野 緑】 ……腐緑
様々な【水野 緑】と出会いながら緑は世界を幸せにしていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 19:21:11
890551文字
会話率:54%
目つきが悪く誤解されやすい心優しき18歳の男、神崎 優斗(かんざき ゆうと)は学生時代の苦い思い出からなかなか人を信じることができなくなっていた。
そんな中、人を助けるため交通事故に巻き込まれてしまう。
目を覚ますとそこは見たこともな
い異世界だった。
異世界にて第2の人生を始めるのだが、生活しているうちに、奴隷制度がはびこっている世界だということを知る。
奴隷制度によって苦しめられている者たちを見ていくうちに助けたいという気持ちが強くなっていった。この世界では人のことを信じたい。やり直したいと強く願うようになる。
しかし、チート的な戦闘能力や魔法の才能もない。唯一与えられたスキルはこの世界には存在しない回復魔法のようなものだった。
奴隷を解放するためには力も権力も財産もない。
世界中の奴隷を解放するためにまずは世界を救うところから始めよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 22:01:41
159787文字
会話率:36%
勇者との戦闘を経て、回復のため眠りついたフェイ。彼女が目覚めたのは10年後だった。自らが作り出した浮遊島で発展した街にあまり興味はないが、地上がどう変わったかは気になる。
偵察しようと島から出る準備をしていると、浮遊島ではあり得ない地震が発
生する。そして地震が収まったときには、異世界にいた!?
ヒトを全く信用していない主人公フェイと彼女を慕う街の人々による国ごと異世界転移が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 11:16:51
42274文字
会話率:50%
人魔歴1250年、人類に魔王が世界へ向けて叛逆の意志を示した年である。それから魔王軍と人類は約100年という意外と短い年月争いを続けた。魔王軍が近隣の村を襲い、それを人類が迎え撃つ。そんなことが100年くらい続き、ついに人類側が動きを見せ
た。
勇者と呼ばれる人類の中でも戦闘力が頂点に立つ人類を据えて、魔王軍の本拠地である魔王城に向けて進軍を開始した。襲い来る魔王軍の兵たちをバッタバッタと薙ぎ倒しながら着実に、ゆっくりと進軍してくる。進軍といっても数万人と兵たちが押しかけてくるわけではなく、勇者パーティーと呼ばれる5人の人が攻めているのだ。
勇者パーティーは勇者を筆頭に聖女、賢者、剣聖、武聖と呼ばれる者たちで構成されている。勇者は魔王軍、つまり魔族や魔物に対して大きな特攻を持つ。聖女は回復や光魔法などに長けており、賢者は知恵とあらゆる高位魔法を駆使して戦う。時には土地を利用したり、奇抜な作戦を立てたりもする。剣聖は剣術に長けており、剣を扱わせれば隣に並ぶものはいない。武聖はあらゆる武器、武術を扱うことができ、戦況に応じて戦い方を変える。実力としても申し分なく、どれが一番とか突出してはいないが、全てにおいて完成されている。
進軍開始から約二年が経過し、勇者パーティーが魔王城へ到着した。それから魔王軍と勇者パーティーの最終決戦が始まり、勇者パーティーは魔王を打ち倒すことに成功した。
とまあそんな感じで魔王軍と人類による戦争『人魔大戦』が終結した。
前置きはこれくらいにして、これは魔王軍が解体され、魔王軍元四天王『鮮血』の二つ名を持つ吸血姫、レミリア・ブラッドがスローライフを掴み取るためにたまに奮闘し、時には仲間達とわいわいがやがやと過ごす、そんな日常を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 15:47:26
44337文字
会話率:50%
死んだ私を送れば任期が終わる、一軒家ほど大きな猫、火車。亡者に教えられた『異世界』に興味を持った彼は、朱色の毛並みを靡かせて、金色の瞳で笑う。
「お前が元の世界に還る時、俺様も一緒に行く。」
「元の世界と言われましても、記憶にないんです
が。」
回復担当・非戦闘員 佐々良(サーラ)
戦闘担当・俺様猫様 火車
※低浮上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 06:46:51
17172文字
会話率:61%
吾輩が世界を征服するまであと一歩というところまで来ていたのだが、憎き勇者共が大量のペットを連れて吾輩の城を攻め落としてしまったのだ。
吾輩は命からがら逃げだして城を放棄する羽目になってしまったが、ここまでくればさすがに勇者共も追ってはこない
だろう。
自らは戦わずにペットに戦闘を任せるなど勇者にはあるまじき行為である。
吾輩は残る魔力を総動員してでもこの世界で飼われているペットどもを擬人化して勇者の戦力を削いでやるのだ。
仲間のいない勇者のペットがいなくなれば吾輩が負けるはずなどないのだ。
それにしても、吾輩はいったいどこまで来てしまったというのだ。
今まで見たことも無いような建造物に息をする事すら苦痛になるような空気。
それなのに何の武装もせずに悠々と歩いている人間ども。
「もしかして、吾輩は勇者から逃げるために使った転移魔法で異世界に来てしまったというやつなのか!!!!」
どこを見ても平和そのもののこの世界は魔力を使い切っていない吾輩であればあっという間に征服出来たのかもしれない。
しかし、そんな事に気付いたところでもう遅い。
吾輩はこの世界にやってくるために使った転移魔法とペットを擬人化させる魔法で魔力はすっかり空になってしまったのだ。
再び魔法を使えるようになるまでに魔力が回復するには相当な時間がかかるだろう。
この世界には魔法という概念が無いようだし、吾輩が魔法を使えるようになるまでにいったいどれだけの時を要する事か、それは吾輩にもわからない。
「とりあえず、魔力が戻るまで大人しくしておこう」
こうして、世界各地でペットが擬人化してしまうという出来事が発生していったのである。
世界中の科学者はその原因の究明に難航していたし、神の起こした奇跡だと信じるものも多くいたのである。
今までは当たり前のように多頭飼いされていたペットたちも愛情を注ぐことで擬人化することがわかってからは一匹のペットを溺愛する人が増えていったのだ。
だが、ペットの擬人化を望まない者達は多くのペットを同時に飼い、ある程度の愛情をもって世話をするという世界が確立していったのである。
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアッププラス」に投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 12:18:44
112733文字
会話率:63%
人間と魔物が住む世界で、勇者は国王に命じられてたった一人で魔王討伐の旅に出た。
途中で出会った剣士、魔導士(ウィザード)、ムキムキマッチョの回復聖職者(ビショップ)、ムキムキマッチョ姉さんの魔法剣士と共に、スキルを磨き、最強のアイテムを揃え
、旅立ちから6年、ついに魔王城にたどり着いた。
だが直前の戦いで勇者以外の戦力は全員戦闘不能に陥っている。それでも勇者は魔王に立ち向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 02:26:16
36659文字
会話率:55%
Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所属する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。
しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩
を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。
回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や学術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。
また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。
朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。
夜は皆が寝静まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。
しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出来ない、役立たずとしてパーティーから追放されそうになっていた。
このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:36:05
150865文字
会話率:42%
鉱山で奴隷として働く俺は十歳で死んだ。
使い方がわからないスキルは外れスキルと言われている。俺はスキルのせいで家族に売られ奴隷となった。
そんな奴隷生活の中でも俺の面倒を見てくれる第二の父親と言える男に出会った。しかし、その男も俺
が住んでいる街の領主に殺されてしまう。
俺は領主に復讐心を抱きながらも徐々に体が弱まり十歳という若さで亡くなったが、偶然にも外れスキルを知っている男が俺の体に転生したのだ。
外れスキルだった固有スキル【理学療法】で本職の理学療法士がスローライフをしながら、復讐のために少しずつ成長する物語だ。
※ダークファンタジー要素あり
※わずかに医療の話あり
※スローライフ+俺TUEEE?
※謎のスキル、武器が出てきます
カクヨムに選考執筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 08:18:31
453493文字
会話率:52%
盗賊として名の知れた少年シフは、富と名声を求め、女勇者の仲間になる。
しかし女勇者はド変態、戦士は戦闘狂、回復術師はダメ人間、魔法使いは悪党だった。で、結局シフ1人で魔王を倒した。そんな苦労人で、歴戦の盗賊少年がもう平和に暮らそうと奮闘する
物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 12:03:52
225073文字
会話率:71%