数年前、その美しい人から愛している、と伝えられた。
その直前に「君もいつか綺麗な標本にしてあげる」と言われてなければ、ただの告白だったのにな、と当時を振り返って遠い目になることが多い。
最終更新:2018-12-24 21:34:36
2410文字
会話率:4%
私の恋人は誰かを模して作られたクローンだ。
彼は私を愛している、呆れるくらい愚直に愛してくれている。
だけど私にとっても、ひょっとしたら彼にとっても悲しいことに、彼は作り物だった。
製作者を何よりも優先するように作られた、人間の偽物だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 23:34:16
4502文字
会話率:52%
家族が経営している花屋の手伝いをしている蓮は、花屋の常連さんの菜乃花といつもお話ししている。
ある日、菜乃花が「好きな人がいる」と言った途端、蓮の気持ちが重くなっていって…。
花で繋がった、ふたりの恋愛物語。
最終更新:2018-07-01 10:29:37
8547文字
会話率:33%
WILD×WILD×WIZARD 竜喰いのソルと白の魔女
第一話 脱獄不能の監獄で産まれたひとりの男の物語。あるとき監獄に呪いがかけられ、主人公ソル以外はモンスターにされてしまう。ソルは持ち前の戦闘能力を駆使して、モンスターとの生存をか
けた闘いを生きぬく。ひとり生き残ったソルは、監獄に呪いをかけた者を探し出し、それを抹殺するために復讐の旅に出るのであった。
第二話 ソルは旅先で、古の魔竜ケインシルフによって産み出された『白き魔女』たちのひとり、シャーロットと出会う。山賊に襲われていた彼女を助けた彼は、彼女に礼を言われて屋敷へと招かれる。じつは地方領主の娘であるシャーロット。その姉ジュリィは極度のシスコンかつ乱暴な娘であった。その父親はまともな紳士に見えたものの、彼には秘密があった。彼もまた呪いにかけられていたのだ。ソルは自分もモンスターになるのではないかと怯えるが、魔術の専門家シャーロットはそれを否定してくれる。
第三話 突如として領主は謀反を起こされる。領主を呪っていた者の正体が判明する。それはシャーロットたちにとっては悲しい血族の争いであった。傭兵どもや謀反人を打ち倒し、その闘争に参戦するソルの前に、強力な魔族が現れる。悪霊姫ラケシス……彼女にもてあそばれた悲劇の兄妹たちとのバトルが始まる。
第四話 ラケシスを追いかけ北の都に向かうソルたちは、傭兵ロッシのすすめにより魔族に襲撃された村を調べることになった。そこで呪いの核となっていた魔槍を回収する。魔槍に触れ、情報の回収を試みるソルだったが、呪いに囚われ悪夢を見ることに。その夢のなかで、彼は兄貴分や自分の本心に気づくのだ。そして、夢のなかでラケシスと再会する。彼女はソルに愛している、と告げるのだ。そして、明らかになる真の敵たち……。
第五話 都にたどり着いたソルたち。モンスターはびこる街での闘いが始まる。ソルはジュリィの命令により、ひとり吸血鬼どもの住み処を襲撃することになる。圧倒的な強さを見せるソルであったが、吸血鬼どもの首魁との対決で、心も体も深く傷つけられることになる。
第六話 すべての因縁が決着する。監獄に呪いをかけた魔女、邪悪な魔将、あわれな悪霊姫。そして、竜喰いと白の魔女に待ち受ける運命とは?魔族とソルたちの命を賭けた闘争に決着がつくのだ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-20 13:08:44
207554文字
会話率:55%
一之瀬 璃心(いちのせ りこ) 17歳、職業は女子高生兼ラノベ作家。
ある日突然、愛情をたっぷり注いで創った自作キャラのいる異世界にトリップしちゃいました。
萌えを結集した王子様キャラの甘い言葉と態度に、ドキドキの毎日です!
自作キャラを
溺愛している、ちょっぴり残念な主人公と
今どき珍しい、キラッキラで甘々な台詞満載の王子様キャラの、異世界での恋と冒険の物語。
コメディ多め、たまにシリアスでお届けしております。
キーワードは『残念』です。
【砂を吐く台詞が苦手な方の閲覧はご注意くださいませ】
初投稿になります。
台詞も設定も甘々な可能性がございますので、海より広い心でお読み頂ければ幸いです。
★本編完結しました!★
現在、気ままに後日談や番外編を更新中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 21:33:38
382835文字
会話率:25%
ボクは恋に落ちた。相手の名は「琴乃」
小柄、ショートヘア、ピンと伸びた背筋
彼女もボクを愛してくれた。ボクたちは、恋人同士だ。
ただ…… ボクは彼女に会ったことがない。
※※※(第27話までのあらすじ)※※※
主人公の「ボク」は、
携帯電話の思い出を綴っていた「琴乃」のブログを偶然見かけます。そこには、端正な美しい文章で携帯電話に纏わる思い出が綴られていたのですが、その時期が「ボク」が妻と出会い、そしてすれ違いが明白になった時期に符合していたこともあって、妻との別居生活を始めたばかりの「ボク」の興味を引きます。
記事を読み終えた「ボク」は、短く『涙が出ました』とコメントします。すると「琴乃」は『ハンカチをどうぞ』と返信します。この短いやり取りをきっかけに、ふたりは個別のメッセージの交換を始めるのですが、お互いを「ムーちゃん」「琴乃」と呼び合ううちに急速に関係を深めます。
お互いがお互いを愛している、愛されているという強い思いを抱きつつも、現実の相手を知ることのできぬふたりは、それぞれの思いを微妙にすれ違わせていくことになります。電話で相手の声を聞き、琴乃はは自分のヌード写真に想いを乗せ渡しますが、それでも微妙にすれ違うふたり。「琴乃」の「家の人」の単身赴任が解消され、これまでのような時間を共有できなくなることが明らかとなった中でGWを迎え、ふたりの距離はさらに広がるしかありません。「GW期間中はできるだけメッセージも電話もやめよう」そう提案する「ボク」。それは、会えない時間が「琴乃」にどのような変化をもたらすのか、試そうとするためでもあったのでした。
GW中、琴乃は以前と何ら変わらず自分を受け入れてくれる家族の存在に、自らのこの半年間を振り返り、罪の意識を強く持つようになります。彼女の微妙な変化に気づいたボクは、ついに、冷酷な言葉を彼女に浴びせてしまうのでした。
◆◇
ちなみに「Flow tone」は、スマホの着信音(ring tone)のひとつです。主人公の「ボク」が、彼女からのハングアウトの着信音をこの音に設定していたことから、この音はすなわち「琴乃」を意味するのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-07 18:00:00
89936文字
会話率:37%
高校2年生の『浦賀 甲』は「黒井 沙奈』と
幼馴染であり、彼女の方は『浦賀 甲』の事を
かなり愛している、その愛は重く深く、
手が付けられない状況、いわゆる
ヤンデレである。
『浦賀 甲』はそれに全く気づいてない様子。
この二人の恋の行く末
とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 01:45:32
7681文字
会話率:32%
乙女ゲームと大きなテディベアを愛している、妄想少女『柏葉りりあ』の目の前に現れたのは、天使と悪魔の形をした謎だらけの人形二体。
――ここは外界と閉鎖された学園を舞台とした乙女ゲームの中の世界。その世界の中で貴女はヒロインのサポート役に抜
擢されました、何か文句ありますか――
何だろう、つっこむところがありすぎて逆につっこめない…。
とりあえず、ヒロインはあの日本一名の知れているといってもいいほど有名な社長の令嬢、そして私の大親友でもある彼女だから、変なやつとくっついてほしくないしサポートは頑張ろうかな。
って、ん!?ちょっと待って!社長令嬢がヒロインってこれちゃんと売れたの?共感要素なくね…?
天使「そういう設定らしいんですから仕方ないですよね?」
悪魔「まあまあ、そんなキレるなってー」
恋愛+コメディー×100みたいなお話です(予定)
⚠この小説は作者の都合により、2017年から再投稿させていただくことになりますので、(※簡単にいうとここの小説は消され、新たに再開いたします。すいません!)ご迷惑をおかけします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 00:00:00
39260文字
会話率:37%
孤独な白竜は、地に降りてきた。トワイリルト王国の守護竜として。彼女は竜。人ではない。崇めるべき、神のごとき存在。だから私は、言うべきではないのだ。愛している、など。私は怖いのだ。彼女に嫌われることが。
竜は地に伏せる、のトーリエ視点。先に竜
は地に伏せる、をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 10:15:17
3714文字
会話率:21%
妻は夫のことを愛している。夫も自分を愛している、そう妻は思っていた。しかしある日、夫は寝言で見知らぬ女の名前を呟いた。●ブログにも掲載しています
最終更新:2014-07-21 20:04:29
2583文字
会話率:45%
愛している、それでもふれあえない存在がいるそんな存在を誰かが繋ぎ合わせる
最終更新:2014-02-13 17:45:44
3030文字
会話率:20%
夫の暴力により離婚した久子は、《まぐろ》という名の犬と共に、つぶれそうなおんぼろアパートに越してきた。
そこには、同じく離婚した女性二人が暮らしている。離婚した彼女たちに新たな恋が訪れるが、離婚という辛い過去が未来への一歩を躊躇わせる。
愛している、信じたいと思う相手から裏切られたり、よさそうな人だけど好きになれない。
三人三様の恋物語が広がっていく。
あなたは、誰の恋を応援しますか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-02 20:00:00
66224文字
会話率:46%
あなたが苦しむ顔が見たい。それがいちばん「生きている」顔だから――愛している、だから苦しんでね。
最終更新:2012-05-17 11:38:36
723文字
会話率:67%
某BL投稿鍛錬場に投稿したものです。
義之は納得できなかった。どうして別れなくてはならなかったのか。愛している、だけでは乗り越えられない壁。そして弱い自分達。
最終更新:2012-04-06 20:24:53
5407文字
会話率:45%