梅の季節が過ぎたころ、ボクは、幽霊坂の向こうにある、乃木神社へと向かった。この神社の白梅の強い香りは、邪気を払うとされる。
心霊写真や、金縛りに悩まされていたボクは、それを解決するため、【梅の御守り】を買いに来たのだ。
え・・・売
り切れ?
なんと、まさかの売り切れ。【梅の御守り】の頒布は梅の咲いている時期だけ。もちろん、今の季節に梅が咲くことはない。仕方なく、代わりに購入したのは、薄紅色した【桜の御守り】。
クルクルと、それを振り回しながら、ボクが見つけた横顔は、五分咲きの可愛らしい姿をした桜の妖精。お揃いの【桜の御守り】が、他の誰にも、見つけることが出来ない彼女の姿を、ボクの目に映したのだ。
誰がどう見てもおかしくて、普通じゃない状態。あんなこんなが起こって、生き残った女の子の秘密に迫る。逃げないで・・・あたしを見つけて。
ボクと泰葉は、摩訶不思議な事件の解くことが出来るのか?ボクを振り回す小悪魔な妖精。彼女に巻き込まれ【乃木坂の事件簿】が、今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 23:59:50
102472文字
会話率:30%
両親は失踪し、生まれた時から冷えきった家庭で過ごした兄は暖かさを求めて猫を拾う。そして、飼い主に猫を返した後にお礼として縁結びの紐をもらう。不思議な力の宿った紐はふとした出来事で妹の夏凛が使ってしまい、黒斗とリンクしてしまう。
だが、それ
をきっかけに兄と妹は磁石のように引き合う強制イベントが起き始め、更には陰ながら黒斗を見守っていた同級生すらも巻き込んでいく。
兄・黒谷 黒斗
ごく普通の高校3年生。家に帰っても妹の夏凛とは一切喋らず、事実上の家庭内別居をしている。クラスでも中々馴染むことができず、いつも端っこで怠惰に生きている。一応オタク仲間が2人と、前の席の女の子(後述の城ヶ崎 恵)と友達になっている。
妹・黒谷 夏凛
容姿、スタイルともに最高水準を誇り、それに加え黒髪ロングと凛とした佇まいから兄とは違った意味で孤立している。家庭内別居をしていることから、家での寂しさを埋めるために【助っ人部】という非公式の部活を立ち上げて、学校の多種多様な部活の支援をしている。城ヶ崎 恵より胸で勝るが尻の大きさで劣る。
同級生 城ヶ崎 恵
読モ級の容姿とスタイルを有しており、クラスでは密かに人気の同級生。いつも黒谷 黒斗の前の席を引き当てており、3年間一度も外したことのない強運を持っている。入学式で黒斗に助けられてから仲良くし始めている。地毛が茶髪であることで少しだけ周囲から浮いてるが、別にボッチというわけではなく、後輩からは恋の相談相手として人気が高い。夏凛には胸で僅かに劣るが、尻の大きさで勝っている。
前作から登場
園田 拓真
廃れた白月神社を復興させるために義妹である白里 泪と共に縁結び関連のグッズを製作、それを黒谷兄妹に提供している。まだ1度も売れたことはない。縁結びグッズの製作者の1人。
園田 雪奈
拓真と常に行動を共にする妻を名乗る女性。拓真と同じく黒のスーツに身包んで一見するとSPのような雰囲気を醸し出している。縁結びグッズの製作者の1人。
白里 泪
拓真の義理の妹。黒谷 夏凛の担任であり、2年女子体育を受け持っている。18年前から容姿が変わっておらず、縁結びグッズという不思議アイテムを作成することから、不老のクスリも作れるのではないかと噂されている。
メインカクヨムにて掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 07:50:33
321910文字
会話率:48%
リュック=ストレイジはユニークスキル【荷物持ち】スキルを持つ青年。
大量のアイテムを持てるだけの才能を持つ彼は、Sランクパーティ【獅子の眼光】で雑用をしていた。
ある日、彼のスキルの上位互換の収納アイテムを手にいれてしまい、お役御免とな
り、ダンジョンの最下層で追放されてしまう。
ダンジョンを脱出しようと、偶然出会った巫女少女ミオと協力関係になるが、彼女のユニークスキル【御守り作り】も同様に戦闘不向けの弱小スキル。
彼女の御守りは持っているだけで能力値が少しだけ上がる効果を持つが、一人一つしか所持できない。
しかし、スキル【荷物持ち】を持つリュックだけは複数の御守りを持つことができ、なおかつ効果を重複することが発覚する。
そしてリュックは御守りを数百持つことによって、鬼神の如く力を身に着けて、その力で冒険者として難解なクエストをこなし、無双し、数々の女冒険者に注目されていく。
一方、追放パーティ【獅子の眼光】は、リュックを追放した途端、ある理由でこれまで楽勝だったダンジョンすら攻略できなくなり、Sランク冒険者としての威厳を失い、破滅へと向かっていく。
どの話数にも【ざまぁ要素】【無双要素】【ハーレム要素】のいずれかが入っています。ヒロインの登場は1話。主人公が強くなるのは2話からです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:00:00
113801文字
会話率:37%
あまり高くない背に地味なメガネボサボサ頭の平凡な少年田神久。
今日も通う学園の理事長の娘である徳大寺瑠璃の面倒を見ながら過ごしていた。
彼が普通の高校生と違うのは彼には人に見えないものが見えそれを斬れる。
いつものように過ごしていた午後
、嵐は突然学園に襲い掛かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 01:42:51
4315文字
会話率:24%
幼稚園の頃に入った幼児教室から小学生の進学塾までずっと一緒だったタケシは、高校生になった今も笑顔で目の前のことを丁寧にこなしていた。
私はいつの間にか中学が別々になったタケシを愛するようになっていたが、東大受験を予定しているタケシとは登下
校の電車の中で話すくらいだ。
ある日タケシが学校に行かなくなってしまったのを知り、どうにかして力になりたいと願うのだがやはりタケシからは教えられることばかりで…。
私にとって、タケシが居ないなんてもう無理…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 11:32:16
45168文字
会話率:1%
紀州の男が紡ぐ、記憶の断片の一かけら
最終更新:2021-09-14 17:34:58
1106文字
会話率:30%
王都白桃魔術女学院
魔術大国ルポルトでも指折りの魔術学校である。
この学校の一期生である詩月叶芽(しづきかなめ)
ある夜、愛犬のコロと散歩出かけると
突然コロは何かに向って走り出す。
あとを追う叶芽は、とある外国人墓地へと足を踏み入れ
てしまう。
やっとの思いでコロを見つけると
コロは古い砂時計を咥えていた。
家に帰った叶芽が
土で汚れたその砂時計を綺麗に拭いていると
小さな鍵穴があることに気付く
遠い記憶、大好きだったおばあちゃんがペンダントにしてくれた小さなカギ
御守りとしてそのペンダントはいつでも
叶芽の胸にあった。
何気なくそのカギを鍵穴へ差し込んだ瞬間
砂時計は妖しく光だし
やがてその光は部屋を埋め尽くし
影を生む
そこには眩しそうに顔を手で覆う叶芽の影。
そして背後にフードを被り大きな鎌を携えた影がもうひとつ。
『・・どこでそのカギを手に入れた?』
その声に驚愕する叶芽
眩しさを遮ろうと覆った手を下ろすと
そこには燕尾服に身を包んだ
シルクハットの男が立っていた。
「あなたは?」
『俺はトト。死神だ』
それが詩月叶芽と
死神トトの出会い。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-08-18 22:47:35
4004文字
会話率:33%
ああ.......私は、死ぬのか。
主君を御守り出来ぬまま。
ーー力が欲しいか?ーー
ーーやり直したいか?ーー
声が聞こえた。
ーーーーーーーーーーーーー
そして、蘇った骨騎士が、強くなり、主君を守るまでの物語。
コツコツと強
くなる感じです。
無双はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 10:01:21
3951文字
会話率:27%
重複ではない「 45作品目( 53投稿作品 ) 」です。
◎ 「 夏のホラー2021 」に投稿する為に考えた作品です。
◎ 今回のテーマが「 かくれんぼ 」なので、「 行方不明 」とか「 失踪 」とか「 神隠し 」とかに向かってしまいます
。
◎ 読み難いかも知れません。
〔 あらすじ的な 〕
とある神社で “ かくれんぼ ” をした成年達。
神社から帰った筈なのに、1人が消息不明になっていると知ったツトシの取った行動は────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 23:12:34
4359文字
会話率:30%
ごく普通だろう男の
端的にいって、恋愛あるある的なつぶやき。
大層な金持ちの娘を諦めた理由とは?
逆玉も頭にあったでしょ?
責任を投げたとか?
言い訳でなく正直なところを吐露したまえ。
最終更新:2021-06-11 21:18:02
1964文字
会話率:5%
幼い頃に出会った少女。不思議な少女と仲良くなっていたが御守りを渡すと突然消えた。それから数年後再会する……それは彼女が人間では無い事を知ると共に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めての連載作品。【タイトル未定~供養
作品~】とは別ですけど、設定は引き継いでます
適当な上に酷いですので生暖かい目で見てください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 23:29:31
50891文字
会話率:51%
京都加茂川に浮かんだ中年男の遺体。ジョギング中の事故なのか、男の首には出雲大社の御守りが掛かっていた。早速調査に乗り出す京都府警の熊野巡査部長。
一方、S大学歴史研究会の星里鈴は、歴史オタクの小八木たちと共に丹後半島沖にある犬養島で犬養家の
儀式を手伝うアルバイトに向かう。
古代丹波国に起源を持つ犬養家が所有する無人島の犬養島で十年に一度行われる鎮魂儀式。この島に伝わる鬼火伝説と連続不審死。警察庁人事課課長星里崇のひとり娘、星里鈴が、サスペンスあるあるの無人島事件で活躍するシリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 18:28:04
150459文字
会話率:55%
主人公は番屋で真面目に働く青年だった。ある日上からの依頼で巫女の御所を御守りすることになったが【宵は鬼が出る】と告げられる。その通りに現れ巫女を襲ったのはやせ細った子供だった。巫女はなぜか子供を連れて逃げるように言いつける。仕方なくその子供
と接するうちに、自分の本当の気持ちや、笑うことや感じることの大切さを思い出していく。いつしかその小さな存在がなによりかけがえのない存在だと感じ始め二人の距離はぐっと近づいてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 22:53:22
13921文字
会話率:54%
今まで御守りなんてものは買ってこなかった
御御籤も引いたことはない
キーワード:
最終更新:2021-03-03 23:00:00
219文字
会話率:0%
主人公、高梨 迅はいつもあくせく寝る間もなく働きづめ。束の間の休日も疲れをいやすことに費やす日々。ある朝、なんの間違いか知らない世界にとばされ、得体の知れない強力な力を手に入れ、なんの間違いか知らない世界の人たちを助けてしまう。
その者た
ちは自分達を救ってくれた英雄だとして旅を共にすることになる。
日々、殺伐とした毎日を送っていた主人公は新しい世界で、今まで得られなかった感情を、確認しながら五人の仲間と日常を過ごす。
とっても素敵で美人な二人の女性、エルフと蛇女。と、ワンパクでいたずら好きなちびっこ達、猫獣人、鬼人、超人。との、闘いと笑いありの物語です。
※アルファポリス、カクヨム掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 17:35:57
117107文字
会話率:50%
なろうラジオ大賞の企画用短編として書いたものです。
姫様の憂いを掃う為に、今日も忍者は忍んで任務に励む!というお話。背後には気をつけましょう
最終更新:2020-12-25 22:14:34
768文字
会話率:43%
吾輩は猫である。
名前はウルタール、毛並みは見事なキジトラである。
猫と言っても単なる猫では無い。
町内の猫共を統べるボス猫であり、魔導士様を御守りする使い魔猫である。
今宵、夜道を見回っているのは、暇つぶし等では無い……断じて。
主が
住まう、町内を夜回りして警備するのが吾輩の役目。
ん!?
か細く、助けを呼ぶ声。
吾輩は、夜回り中。
当然、見に行かねば!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 08:00:00
986文字
会話率:7%
主人公ゼノンはSランクパーティの支援職だった。
そんなゼノンだが恩人の王様に「お前は活躍するな。他のメンバーを活躍させろ」という命令を受け、適正ランクEの弱すぎる味方の介護をしていた。
やることは簡単だ。自分は火力を出さずに他のメン
バーが活躍出来るようにお膳立てをするだけ。
だが、その実力は後に【戦場の支配者】と呼ばれるほどで。
どんなバトルでもゼノン1人の力で思い通りに戦況が動かすことができていた。
そんなゼノンのお陰もあって世界最弱の雑魚パーティは世界一のSランクパーティとなってしまった。
そしてそれを自分の実力と勘違いしたパーティリーダーのガバルとガバルを可愛がっている王様に追放される。
追放されたゼノンは落ち込んでいたが別の国で出会った美少女達とパーティを結成。
そしてついに命令から解放されたゼノンは今まで雑魚パーティを介護するのに必要だった圧倒的な実力を遠慮なく発揮。
絶対に狙った場所に当たる弓矢。
右に出る者がいない天才的な状況判断力とそれを可能にする知識量。
敵も味方も思い通りに動かすフィールドの支配力。
全てが規格外だった。
弱すぎる冒険者達をSランク冒険者にまで介護したゼノンの実力は凄まじいものとなっていて、他国であっという間に一流の冒険者になっていた。
一方、そんな彼の実力に気付いたガバルだがその時には遅くて、王と一緒に没落していくことになる。
【お知らせ】
タイトル変更しました。
旧題:【ノーコン】と追放されたけど本気を出せるようになったので無双します~お前以上の冒険者はいないから戻ってこいと言われても、もう遅い。美少女達とパーティを組んで他国で楽しく過ごしてます~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 22:52:08
77344文字
会話率:47%
俺は妻を半年前に亡くしたのですが……。
どうやら、妻は俺を駅のホームで電車に飛び込ませて殺そうとしているらしいです――――。
※夏のホラー2020参加作品。
※ホラーといっても『ホラーコメディ』なので、怖さはマイルドです。ご了承下さい。
最終更新:2020-08-09 17:35:53
3273文字
会話率:7%
胡堂との戦いの後、残された尾崎家の憑物を、石上家に持ち合わせ、御守り様に格上げする儀式をするだけだった、しかし、復讐の怒りに燃え滾る胡堂の反撃が始まる。
最終更新:2020-07-26 22:04:48
5098文字
会話率:13%