幼稚園の頃に入った幼児教室から小学生の進学塾までずっと一緒だったタケシは、高校生になった今も笑顔で目の前のことを丁寧にこなしていた。
私はいつの間にか中学が別々になったタケシを愛するようになっていたが、東大受験を予定しているタケシとは登下
校の電車の中で話すくらいだ。
ある日タケシが学校に行かなくなってしまったのを知り、どうにかして力になりたいと願うのだがやはりタケシからは教えられることばかりで…。
私にとって、タケシが居ないなんてもう無理…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 11:32:16
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