柴 健太郎――アダ名はシバケン。
35歳。離婚歴アリ。子供無し。
目覚めたらそこは太陽が二つある異世界。
『ステータスオープン』は出来ず。
『アイテムボックス』や『鑑定』などといったチートスキルも無く。
ましてや、モンスターをテイムする訳
でもなく。
ただ、あるのは『牽引』という潰しの効かない荷物持ち用のスキルのみ。
親切な盗賊ギルドの厄介になりながら、底辺冒険者として地道に暮らす事にしたシバケンだが、最初に請けた依頼が、ひょんな事からオーク討伐に発展。
もとより、新人のしかも荷物持ちに何の期待もされてはいないが、義を見てせざるは、の一心で金棒片手に、大奮闘とまではいかない程度の活躍っぷり。
しだいに盗賊ギルドの権力争いに巻き込まれていく事を、当の本人は知ってか知らずか、今日は街道の補修、明日は荷物持ちと、日々を忙しく過ごします。
なかなか楽な暮らしは出来ないが、同業の冒険者や、親切な盗賊ギルドの人達、呑み屋の親父や自警団など、沢山のいい出会いを重ねて、毎日の仕事に汗をかき、稼いだ金で呑む酒は美味いと、奮闘するおっさん冒険者の顛末やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 06:46:25
638408文字
会話率:41%
地球にダンジョンができて10年。
そのせいで世界から孤立した日本だったが、ダンジョンから採れる資源や魔素の登場、魔法と科学を組み合わせた錬金術の発達により、かつての文明を取り戻した。
ダンジョンにはモンスターが存在し、通常兵器では倒せず、
ダンジョン産の武器が必要となった。
そこでそういった武器や、新たに発見されたスキルーブによって得られる〈スキル〉を駆使してモンスターと戦う冒険者が生まれた。
ダンジョン発生の混乱で家族のほとんどを失った主人公のアラタは、当時全財産をはたいて〈鑑定〉〈収納〉〈翻訳〉〈帰還〉〈健康〉というスキルを得て冒険者となった。
だが冒険者支援用の魔道具『ギア』の登場により、スキルは大きく価値を落としてしまう。
底辺冒険者として活動を続けるアラタは、雇い主であるAランク冒険者のジンに裏切られ、トワイライトホールと呼ばれる時空の切れ目に飛び込む羽目になった。
1度入れば2度と戻れないその穴の先には、異世界があった。
アラタは異世界の人たちから協力を得て、地球との行き来ができるようになる。
そしてアラタは、地球と異世界におけるさまざまなものの価値の違いを利用し、力と金を手に入れ、新たな人生を歩み始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 07:00:00
239714文字
会話率:41%
底辺冒険者リーンは、一攫千金を狙って魔映水晶によるダンジョン攻略配信に挑んだが、その一手がとんでもない結果を招く。繋がったのは遠く離れた視聴者層――いや、人智を超えた「異形の神々」の視線だった。名状しがたいチートスキルを手に入れたリーンは
、異界の観客たちを魅了すべく、常識外れの冒険と演出を重ねることになる。
街には不可解な怪物、歪む建物、人々を狂わす力がじわじわと浸透していく。ヒーローになるのか、裏で操る黒幕になるのか。引き返せない選択と代償が、記憶や絆さえ喰らいながらリーンを追いつめていく。
幼馴染のスター冒険者ライザは華々しく躍進し、ギルドの受付嬢セルフィアは純粋な信頼を注いでくる。この優しさに応えられるのか? 異界の視聴者、謎のスポンサー候補、そして歪んでいく世界。底辺冒険者だった男が「ショー」の中心で心揺れ動く。
果たしてリーンは、名状しがたいチートの力と代償の先に、本当に自分の望む未来を掴めるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 12:17:16
15699文字
会話率:25%
クズミン・アルバラードは十五歳の新米冒険者。
誰もがスキルを一つ持って生まれてくる世界で、クズミンはスキルのない無能だった。
そんなクズミンをライドンたちは仲間に加えてやった。
その恩義に報いるため、クズミンは汚れ仕事を買って出ていた。
そ
んな折、強力なモンスターが彼らの前に現れた。
クズミンは死を覚悟したが、最後は仲間とともに戦って死のうと決意する。
がしかし、そんなクズミンをいけにえにしてライドンたち仲間は逃げてしまった。
あっけなく死を迎えたクズミンだったが、そこで【強復活】という隠されたスキルが発動する。
それにより強い体で黄泉がえりを果たしたクズミンは、強力なモンスターを撃破し、さらに自分を見捨てた仲間たちへの復讐を誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 03:19:33
100417文字
会話率:43%
かつて騎士だった主人公クル・メディオは、今日もマナダストの清掃に従事していた。しかし、そこに突然現れた少女パルモに、S級冒険者になることを提案される。クルは自身の実力を疑いつつも、パルモの申し出を一度断る。
そんな中、役人による奴隷の人体
実験の存在が明らかになり、クルは思わずパルモを庇うように行動。この一件をきっかけに、クルはパルモと共に、ミクトラン帝国の闇に迫る冒険に乗り出すのだが...。
魔道具が主流になった世界で繰り広げられる、底辺冒険者の成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 12:00:00
41446文字
会話率:42%
特殊スキルに覚醒
外れスキルと思ったが実はチート級
一発逆転
追放ザマァ
底辺から頂点へ
……
そんな甘い言葉を投げかけるものは大概にして何らかの悪意をもっているのだ。
本紙は周辺諸都市で発生した種々の事件を取り上げ、善良なる市民諸氏が被
害者に、あるいは加害者に転じることなきよう注意喚起するためのものである。賢明なる市民諸氏らにあってはどうか上記のような言葉で勧誘する悪徳ギルドやその構成員に騙されず、堅実にして誠実なる生活を送られたし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:22:01
2035文字
会話率:6%
俺の名はディック。股間がクソデカくて精力絶倫なだけの、底辺冒険者だ。
そんな俺だがある日サキュバスに襲われたので自慢のムスコで返り討ちにしたら惚れられた。
最初は性奴隷としてちょうどいいと俺も思ってたんだが、そのうちさすがに情が湧いてきたの
で、嫁にしようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 21:09:58
972文字
会話率:40%
採取クエストしか受けない地味なおっさん冒険者、ダンテ。
ある日彼は、ひょんなことからA級冒険者のパーティーを追放された猫耳族の少女、セレナとリンの面倒を見る羽目になってしまう。
最初は乗り気でなかったダンテだが、ふたりの夢を聞き、彼女達の力
になると決意した。
――そして、『特級冒険者』としての実力を隠すのをやめた。
おっさんの正体は戦闘と殺戮のプロ!
しかも猫耳少女達も実は才能の塊だった!?
モンスターと悪党を物理でぶちのめす、王道冒険譚が始まる――!
※本作は他サイトでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 18:10:00
238668文字
会話率:46%
田舎の町に住む駆け出し冒険者のフェルは、とあるクエストで変わった少女と出会った。
ベテランの冒険者である彼女に、フェルは己を鍛えてくれと歎願したのだが、その日から妙な光が見えるようになってしまう。
彼女が言うにはどうやら自身の体質が普通とは
違うらしい。
その事も含め、やたらと自身の事を気にかける少女。
どこか頼りなく脆い彼女の事が次第に気になり始め、フェルは守りたいと、強くなると決心する。
そんな楽しくも厳しい修行に励むフェルは、些細な事から人間と魔術師の種族間争いへと巻き込まれてしまった。
騒動の中、自身と少女の過去に因縁があった事と、彼女の嘘をフェルは知ってしまい……。
更には過去に関わる魔術師の幼馴染みと再会した事で、二者の争いへと深く関わっていく事に……。
そうして人間と魔術師の間で揺れながら、仲間を守る為に戦いに身を投じる事にしたフェル。
幼馴染みや仲間からの助言で少しずつ自身の体質を理解し、活かせないかと考えるフェルは、たまに見える妙な光が魔術に関係している事に気付き……。
それらを駆使し、魔術師との戦いの中でフェルは少しずつ頭角を現していく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 01:40:32
616938文字
会話率:40%
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。
底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。
ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。
だがツヨシは、うっかり配信を
切り忘れて眠りについてしまう。
翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 19:10:00
152545文字
会話率:49%
Fランクの底辺冒険者である僕は、底辺なりに仲間と充実した日々を送っていた。しかし、そんな日々は突然、何の前触れもなく終わりを告げる。
仲間が二人殺され、一人が心を壊した。
意味が分からない。理不尽すぎる。何故、僕たちがこんな目に合わなく
てはならない。不条理だ。
その日、僕は――俺は復讐を誓った。
しかし俺には力がない。いかなる才能も、魔力も、スキルもない。だからこそのFランク。
だったら手段は選んでいられない。
時に人質を取って戦わせ、時にあえて敵に狙わせることで復讐心を煽り、戦わせる。
これは俺の、才能も魔力もスキルもない無力な男の――非道な復讐劇だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 09:29:26
91047文字
会話率:39%
キージェはFランクのクエストさえ失敗し、冒険者資格を剥奪されてしまった。
しかし、元冒険者の老人から自分の父や母の秘密や呪いについて聞き、名誉回復の旅に出る。
ゴブリンに襲われていたFランクの女冒険者クローレを助け、彼女の従者となる。
雪狼のハーフエルフ、追放悪役令嬢なども仲間に加わり、Aランク冒険者からの嫌がらせを受けながらも、彼の旅は続くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 22:21:13
115555文字
会話率:38%
世界にダンションが発生して10年、人々は一攫千金、名声を求めて冒険者になるものが続出した。冒険者時代到来である。これは底辺冒険者が最高の冒険者へ駆け上がる冒険譚である。
最終更新:2024-03-31 17:03:15
2615文字
会話率:50%
1999年6月。何百年も前の預言者の言葉通り、世界は滅亡した。
その日、太平洋のど真ん中に巨大な隕石が落下した。不思議なことに世界中の観測衛星はその隕石を発見できず、それこそいきなり大気圏に現れたとすら言われている。
そして、太平洋沿岸
を巨大な津波が……襲わなかった。代わりに地球は一回り以上大きくなり、これまでの世界の外延部と太平洋のど真ん中に未踏の大地が現れた。
ダンジョンとモンスターが存在する世界で人々は生きて行く……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 14:35:23
32290文字
会話率:57%
この作品はアルファポリスで先行掲載しています。カクヨムにも掲載しています
底辺冒険者のサーシャは、薬草採取中に転移魔方陣で独裁国家に飛ばされた。
一緒に召喚されたらしい黒目黒髪のニホン人3人は女神の間を通って、神器をもらっていた。
神器ど
ころか女神とも会っていないサーシャが持つのは薬草採取用のスコップ1つ。
独裁者に使い物にならないと死刑宣告を受けたサーシャに残されたのは、転移のときに生えた不明スキル『沼』。
生き残りをかけた戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 15:43:05
197143文字
会話率:53%
能無し底辺冒険者兼飲食店アルバイトだった少年の、ちょっと遅咲きエリート学園生活物語。
基本掲示板だけで話が進みます。
最終更新:2024-02-15 09:37:40
81893文字
会話率:4%
落ちてた手負いの勇者を拾う、底辺冒険者の話です。
最終更新:2022-10-02 08:18:01
5700文字
会話率:1%
冒険者を冒険者組合に紹介して、組合の依頼を冒険者へ仲介する仲介人。彼らは新米冒険者の中から有名冒険者を発掘(スコップ)することから「スコッパー」と呼ばれている。
中堅スコッパーのエクスは、二つ名が付く☆6以上の有名冒険者や英雄の発掘経験はま
だない。
彼は英雄を発掘することを夢見て、今日も組合受付カウンターのお姉さんに高難度依頼を引き受けられる冒険者を紹介するが……。スコッパーの発掘実績と信頼がものをいうため、一筋縄ではいかないようだ。
そこに同じ依頼を仲介しようとする同期のスコッパーがやってきて──。
表舞台には立たずに裏方として光が当たる人を支え続ける「スコッパー」が主人公の、短編ハイファンタジー!
(カクヨムweb小説短編賞 応募作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:40:35
9917文字
会話率:47%
受けた依頼は全て失敗。
街から出たと思えば、帰ってくる頃には見違えるほどボロボロに。
冒険者の才能がかけらも感じられない「ヴァン」に他の冒険者からつけられた名は『万年初心者(フォーエヴァービギナー)』。
周りにいるほとんどの人から期
待されることなく、底辺を極めし真の底辺冒険者として活動していた彼は、ある夜盗賊に襲われている獣人の少女を発見する。
助けなきゃ、そう思った彼は無謀にはその現場へと向かってしまう。
一度も依頼を達成したことがない『万年初心者』は、何をやっているんだと冷静になり後悔する。
しかし時既に遅し、敵の剣は目の前に迫っておりヴァンは死を覚悟する。
だがその漆黒の夜───
─────彼の内に秘められた吸血鬼の血が覚醒した折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 19:12:20
77069文字
会話率:27%
お前らは[レベルアップ]って知ってるか?
そうそう、ゲームとかで良くあるレベルが上がる事に強くなっていくあのシステムの事だ。23歳にして交通事故で死に、異世界転生をした俺、海乃 哲也は薬草集め中に、ユニークスキル[レベルアップ]を獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 22:03:13
183150文字
会話率:32%
ダンジョンに潜ることが趣味なカズキは、50階層あるダンジョンの、せいぜい10階層あたりまでしか攻略できない底辺冒険者だった。
一般的な冒険者の平均到達階層は30階前後。クラスで冒険者をやってる人でもコンスタントに20階層は軽く超える中、そん
なカズキは冒険者としての才能がないとバカにされていた。
しかし、実はカズキは一人だけ裏ダンジョンに潜っていたのだった!
裏ダンジョンのモンスターは表の100倍強く、凶悪な個体ばかり。1階層時点で、表での100階層レベルの実力がないとモンスターに傷一つつけることすらできないのだ!
そうとは気付かずに、カズキは裏ダンジョンで10階層(表の1000階層レベル)に到達できる実力を身に着けていた。「有名なダンジョンだけども誰とも出会わないなあ」とは思っていたカズキだが……しかしついに、表ダンジョンを50階層までクリアした冒険者が裏に挑戦しにやってきた!
そして1階層ですぐさま壊滅した!
ゴブリン一匹に蹂躙される表の覇者。それは美少女有名配信者『芒野こっこ』だった。カズヤはゴブリンを一刀両断してこっこを助け出す。そして顔バレすることで光の速さで身元を特定され、カズヤはリアルでもダンジョンでもどんどんバズっていくのだった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 12:20:45
60378文字
会話率:36%