18歳になる伯爵家の令嬢「カトリーナ」は、化粧もせず、着飾ることもせず、宮殿での奉仕も拒否し、毎日森を駆け巡り昆虫採集をするのでした。年頃の女性が好む宝石、花や蝶には興味がなく「生き物は外見ではないのです。その中身や過程が大切なのです」と言
っては、様々な毛虫や昆虫の幼虫を集めては、育てるのが趣味でした。そんな風変わりなお嬢様に、人々は「毛虫姫」とあだ名を付けて馬鹿にするのでした。カトリーナの両親は困り果てます。そろそろ殿方と婚約してもよい歳なのに、虫ばかり追い回して。ちゃんとした身なりをすれば、それなりに美しい女性となるものを……。そしてその噂は宮殿の王太子殿下の耳にまで届きます。まだ若い殿下も好奇心旺盛で、その噂を気になり真相を確かめるために「毛虫姫」をこっそり覗きに行くのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 16:10:34
11883文字
会話率:38%
「嫌だ・・・みんな僕をそんな目で見ないで!、どうして意地悪するの?、僕は何も悪い事してないのに・・・」
真っ暗な宇宙を一人で旅するシエルさんの身体は宇宙生物の幼虫に寄生されています。
昔、お友達を庇って宇宙生物に襲われ卵を産み付けられた
のです、それに左目を潰され左足も食べられてしまいました。
お父さんの遺してくれた小型宇宙船の中で、寄生された痛みと快楽に耐えながら、生活の為にハンターというお仕事を頑張っています。
読書とたった一人のお友達、リンちゃんとの遠距離通話を楽しみにしている長命種の145歳、寄生された宿主に装着が義務付けられている奴隷のような首輪と手枷、そしてとても恥ずかしい防護服を着せられて・・・。
「みんなの僕を見る目が怖い、誰も居ない宇宙にずっと引きこもっていたいけど、宇宙船はボロボロ、修理代や食費、お薬代・・・生きる為にはお金が要るの、だから・・・嫌だけど、怖いけど、人と関わってお仕事をして・・・今日もお金を稼がなきゃ・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 21:15:49
22892文字
会話率:61%
風変わりなアヒル『ブーボー』と孤独な幼虫のお話
最終更新:2023-05-04 12:44:26
5974文字
会話率:28%
甘くて美味しいサツマイモ。
畑に埋まっているサツマイモを掘ると、虫や幼虫の異世界があった。
小さな昆虫の世界とサツマイモの家族を味わってみてはいかがでしょうか。
最終更新:2023-04-22 08:18:25
858文字
会話率:3%
私の中でぶっちぎりで1位の体験です。
最終更新:2022-07-29 13:02:17
1100文字
会話率:0%
小さな繭の中から空を探す幼虫たちの群像劇
ノートにも投稿しています。
最終更新:2022-06-19 23:45:51
9645文字
会話率:61%
まだ、幼虫の蝉はもう地上に出たくなってしまっていた。成虫の先輩に、声を掛ける。
キーワード:
最終更新:2022-06-19 02:35:21
306文字
会話率:63%
幼虫たちがガヤガヤと大きくなる話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
キーワード:
最終更新:2022-05-01 20:00:34
1451文字
会話率:0%
蝶になどさせるものか。
最終更新:2021-08-05 19:17:32
1166文字
会話率:7%
主人公は、東京都武蔵野市に住んでいる黒木・ケイ、彼はごく普通の人生を送るはず、そのはずだったが武蔵野市で突然変異した寄生虫(din)この寄生虫は相手脳内に潜り込み支配してし細胞を操り支配した体を自らの幼虫を生み出しやすいからだへと変えてしま
う寄生時の死ぬ確率は100%幼虫の生まれる速さは0.01秒この寄生虫の猛威がケイを襲う、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 15:08:48
645文字
会話率:0%
「ちょっと待っとけ」
そう言った老人は竿を置いて地面に手をつくと、下を向いて嘔吐した。老人の胃の内容物が吐き散らされる音がする。一度は目を逸らしたものの、好奇心に負けて思わず目をやってしまった。真っ黒な液体と入念に咀嚼されたであろう黄色
いペースト状の何か、そしてクリーム色の幼虫が吐瀉物の中で蠢いていた。あたりにはコーヒーと胃液を混ぜ合わせたようなすえた臭いが立ち込める。真っ黒の液体はどうやら老人が飲んだコーヒーのようだった。
僕は気分が悪くなり、鼻を摘んだ。老人はそんな僕の様子を気にすることなく、自分の吐瀉物の中からクリーム色の幼虫を拾い上げた。
「こいつを餌にすると、ここらの魚はよくかかるんだ」
老人はそう言って笑った。残り少ない黄ばんだ歯は唾液の糸を引いていた。そして、手入れがほとんどされていない顎ヒゲにはトマトかパプリカのような赤いカスがこびりついていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 13:39:10
2865文字
会話率:51%
人工餌で、三齢カイコを成虫まで育てようとしてます。
写真アリ。成虫になれば成虫の写真も出すと思うので、幼虫と成虫どちらも大丈夫な方のみ読んでください。
最終更新:2021-03-09 15:19:53
4485文字
会話率:0%
日課のランニングから帰ると、それに気づく。
真っ黒な地面の上で何か白いモノがうねうねしている。
「何だろ……?」
気になった私は、その場にしゃがむ。
小さめの白い幼虫が地面で悶え苦しんでいた。
その表面には小さなアリが6匹ほど。
幼虫は彼らに噛まれていた。
私は人の目を気にすることなくその場で観察し続けた。
(これは助からないな……)
私は幼虫が死ぬまで、それがどんな反応を見せるのか気になった。
変なことをしているな、とは思った。
それに、
残酷なことをしているな、とも感じた。
私の入っていた部の顧問のひとことが脳内に浮かんだ。
「苦しんでいるなら踏みつけて殺してしまえ」
虫のためだ、とのことだった。
私は観察しているだけで、踏みつけなかった。
私は苦しんでいるのを興味深く見ているだけで、
幼虫を助けなかったわけだ。
しばらく観察を続けた。
その体に赤い、長くて細い線が2本くらい出始めたところで、(表皮が顎によって裂かれたのだろう)
私は観察をやめた。
生物が死ぬまでの苦しみのプロセスに興味を持つ。
靴が汚れるのを嫌がって、
幼虫を踏みつけずに観察を続ける。
その死のシーンに飽きて家に帰る。
主語は全部、私。
残酷な私。
そんな私が創り出した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 07:08:57
5254文字
会話率:34%
幼虫から蛹になれた男の話。
いつしか、孵化出来るのか、神のみぞ知る。
最終更新:2020-11-30 13:33:29
3362文字
会話率:24%
世界から拒絶された男が昔に子たぬきを拾った。
大人になったたぬきを、男は冷徹にたぬきがもう一匹増えても大丈夫な遠い山に返した。
しかし、たぬきは何度生まれ変わっても男を覚えていて、男に喜んでもらおうと、ドングリやカブトムシの幼虫を届けに行こ
うとしては、何度も何度も死んでいた。
たぬきは男を喜ばせたい一心の利他の心だったので、毎回天使が迎えに来ていたが、天使はそれに飽き飽きしていた。
そんな天使に同じ担当エリアの悪魔が声を掛けた。
「そのたぬき、ちょっと今回は俺に預けちゃくれねぇか」
清い魂を持った、たぬきが悪魔に連れられ地獄へと行く。
大好きな、人間の男に喜んでもらうために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 18:26:28
20316文字
会話率:31%
虫嫌いの聖女さまから、テントウムシの幼虫を守った主人公。
そのために彼女は聖女さまの恨みを買い、王都から追い出されてしまった。
ひとり森で野宿する主人公の前に現れたのは、助けたはずのテントウムシ。
その姿は恩返しのお約束通り、とびっきりの美
少女だった。あれれ、こういう時って、イケメンが現れるもんじゃなかったの?
しっかりしているようで鈍感な主人公と、ほんわかしているようで意外としたたか、かつ肉食なテントウムシのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 21:06:21
4106文字
会話率:26%
ウスバカゲロウ。
幼虫の時の別名は『アリジゴク』ともいうその生き物は、その名の通りアリを待ち構えて陥れ、餌とする。
PONY氏、初めての短編。
最終更新:2019-12-07 19:00:00
4894文字
会話率:39%
もうすぐ夏。なのに小学四年生の僕は遊びに行くことも出来ず、退屈な入院生活をしていた。
ヒマ潰しにカブトムシの幼虫をこっそり飼うことにしたんだけど……。
それが悪夢の始まりだった。
最終更新:2019-07-19 14:49:12
3457文字
会話率:14%
バレンタイン間近のある日、棒高跳びの練習をしていた佳奈は、蝉の幼虫を探していた阿羅々に出会う。
最終更新:2019-04-11 22:12:23
4749文字
会話率:50%
俺は奇妙な蝉の幼虫に刺されてからというもの、体が少しずつ変化してしまった。
そして今の俺は、蝉(シケイダ)のスーパー・パワーを手に入れたヒーロー〈シケイダマン〉になったのだ。
そんな俺の前の前に立ちふさがる敵(ヴィラン)は、世界を我が物にし
ようとする謎の〈ドクター・ターマイト〉。
ついに俺とドクター・ターマイトの対決のときが来る
やったー! これで俺もスーパー・ヒーローデビューだ!!
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-07 19:01:03
7420文字
会話率:24%