この作品はpixivにも掲載しております。
江戸時代末期頃、奥出雲をモチーフとした架空の村や町を舞台とした和風ファンタジーです。一部日本神話より着想を得て創作しております。個々の価値観や信念、命の重みをテーマとした、少し重めの内容とな
っています。
タイトルはずっと考えていたのですが、決めきることができず仮のタイトルで投稿させていただきます。
拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。誤字脱字等注意しておりますが、お気付きの点がございましたら教えていただけると嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 01:22:09
145552文字
会話率:32%
今は昔、金出ずる国と呼ばれた時代。その国では、神がこの世に住まうアヤカシを打ち滅ぼさんために毎度桃ノ木に強き者の魂を込めて産み落とした。民は桃から生まれた彼らを天から流れ着いた者という意味で「流天人(るてんにん)」と呼んだ。
ある日、と
ある集落でその流天人を拾ったおじいさんとおばあさんがいた。二人いわく、その桃は人より大きく実が腐るかと思ったという。おじいさんとおばあさんは桃から生まれた彼を「ヒロ」と名付けた。
ヒロは自分を生んだ桃を食いながらすくすくと育ち、やがて町一番で喧嘩の強い男となっていた。そんな彼は、自身の宿命を忘れて日々自堕落で非健全な生活を送っていた。そんな彼を優しく見守る祖母はいつも通りに接してくれ、祖父はすでにあきれ果て口数も少なくなっていた。ヒロは、彼らの姿を見て自分を顧みて旅に出ることを決意した。
目的もなく、志もないまま飛び出したヒロは行く先々で、多くと出会い。そして別れていく。果たして、ヒロは旅の中で生きる目的を得られるのだろうか。
異世界転生ファンタジー×和風世界の時代劇の幕が上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 20:12:30
18381文字
会話率:55%
人を呪うのも、また人である。感情、印象、そして嫌悪によって、相手を貶めたい、懲らしめてやりたい。人間誰しもがこの負の連鎖に囚われているのだ。しかし『他者を呪う』というのは、覚悟や決意の現れでもある。誰かを呪って、己の人生が壊れる可能性があ
るにもかかわらず、それでも実行に移す。そう決意する、これもまた呪いなのかもしれない。
この物語は、遥か昔に存在したかもしれない、呪いの力「厭魅」を巡って妖と、己と戦う旅物語である。彼は誰を呪い、誰を貶め、そして誰と覚悟し、誰と決意したのか。そして、彼が選択した未来とは。猫乃 佃煮による和風ローファンタジーアクション、第一作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 18:00:00
57710文字
会話率:61%
意図せずタイムスリップしてしまった主人公・春が出会ったのは壬生浪士組、のちの新選組だった。
なぜか不思議な力まで備わっていて、剣術未経験なのに隊士にされ男装して彼らと生活をともにすることに。
現代にいた頃は全く興味もなかったはずが、実際
に目にした新選組を、隊士たちを、その歴史から救いたいと思うようになる。が、春の新選組に関する知識はあまりにも少なく、極端に片寄っていた。
そして、それらを口にすることは――
それでも。
泣いて笑って時に葛藤しながら、己の誠を信じ激動の幕末を新選組とともに生きていく。
* * * * *
※一時的にタイトルに副題をつけています。
タイトルは硬いですが、本文は緩いです。
事件等は出来る限り史実、通説を元に進めていくつもりですが、ストーリー展開上あえて弱い説を採用していたり、勉強不足、都合のよい解釈等をしている場合があります。
どうぞ、フィクションとしてお楽しみ下さい。
この作品は、カクヨム様にも掲載しています。
「落花流水、掬うは散華 ―閑話集―」も、よろしくお願い致します。
https://ncode.syosetu.com/n0827fr/
本編では描ききれなかった何でもない日常を、ほのぼの増し増しで書き綴っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 20:44:09
990642文字
会話率:41%
深い山の麓に住む不思議な男、九兵衛。
面妖な事が大好きな大店呉服屋の若旦那、新太郎。
今日も面妖で少し面倒くさい案件を、新太郎が持ってきたー
最終更新:2022-09-25 15:17:48
11631文字
会話率:39%
※注意事項:恋愛要素強め。女性向け。宜しくお願いします。
◆ ◆ ◆
――私、ずっと知らなかった。
大切な人を失う苦しみも、悲しみも。
信じていた人に裏切られたときの、絶望も、孤独も。
自分のいた世界が、どれほどかけがえのな
いもので、どんなに価値のあるものだったのか、
自分の居場所がなくなって、何を信じたらいいのかわからなくて、望むものは何一つ手に入らない世界に来て初めて、ようやくその価値に気付いた。
――幕末。
それは私の知らない世界。
現代にはあるものが無く、無いものがまだ存在している時代。
人の命は今よりずっと儚く脆く、簡単に消えてしまうのに、その価値は今よりずっと重い。
私は、そんなこの世界で貴方と二人、いったい何を得るのだろう。
どんな世界を見るのだろう。
そして世界は、この先私と貴方が二人、共に歩くことを許してくれるのだろうか。
運命は、私たちがもとの世界に帰ることを、許してくれるのだろうか。
――いいえ……例え運命が許さなくても、世界の全てが敵になっても、私たちは決して諦めない。
二人一緒なら乗り越えられる。
私はそう信じてる。
例え誰がなんと言おうと、私たちはもといた場所へ帰るのだ……そう、絶対に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 16:27:38
289781文字
会話率:36%
商人兼武士の三郎と陰陽師の土御門清子が、幕末京都でいろんな歴史上の事件や人物と遭遇しながら、自分の生き方を模索します。歴史上の事件の意義とか人物の思想に配慮しながら、歴史を魔改造していくファンタジーです。幕末史好きが幕末史好きを増やすために
書いています(布教)。
ラブ入れたいんですけど、難しい。難しいよぅ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 18:57:54
351416文字
会話率:23%
近代、日の國。
玲治二十三年。一人の作家が出版した本が國を狂わせた。
読者は読破後、「劇情」と呼ばれる人間の深層心理に眠る苛烈な感情を引き出され、理性よりも先に感情的に行動するが故に、まるで幕末か戦乱のような血気盛んな革命家達が、道端の
小石よりも蔓延った時代。
それに終止符を打たんが為に施行されたひとつの刑法「文罪」。
己の思想や理念、子供向けの童話から空想物語に至るまで、全ての執筆と読書、それらの販売が禁じられた。
文罪に抗う者、正当性を訴える者、変革を志す者。多様な「作家」という犯罪者達が。
読むことに学びと矜持を持つ者、作家の思想を理解し、を追い求める「読者」という犯罪者達が自身の為、互いの為に行動を起こしていく。
本を読むこと、書くことを禁じられた読者と作家達の織り成す「劇情」渦巻く近代ローファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 12:42:38
5354文字
会話率:45%
其の乱の始まりは妖峰の大噴火
戦国の世から100年――宝永大噴火を幕開きとして、日ノ本は再び動乱の時代を迎える。
噴煙とともに現れたのは夥しい数の妖怪だった。国中の猛者を集めた殲鬼隊がこれを殲滅したかに思えたが、妖怪が残した邪気はそ
の後も日ノ本を漂い、人々の心を侵蝕していった。この混乱に乗じ、朝廷は西洋の強国を後ろ盾に倒幕の兵を挙げた。
邪気に侵された者を保護する組織“鴉天狗”のもとで育った影狼はある日、半妖の武蔵坊、義兄の幸成とともに破邪の誓いを立てた。しかし朝幕の争いが激化する中、鴉天狗は妖の軍事利用を進める妖派と対立。幕府からも軽視されるようになる。そして遂には――
歴史ロマン×ハイファンタジーの『噴煙シリーズ』第一作!
※この物語はフィクションです。登場する人物・地名・団体等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、幻想歴史資料館(自作HP)に投稿しております。カクヨムがメインですので、最新情報はそちらでご確認いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:41:45
298723文字
会話率:38%
14世紀終わりの鎌倉時代末期の日本の田舎、村の女の子が歩いていると全身黒一色の男性からある人物を見かけなかったかと聞かれて似顔絵を見せられました。
カクヨム、にも投稿。
最終更新:2022-03-26 20:09:14
18595文字
会話率:52%
和の国。幕府が政権を担い、世は侍が頂点に君臨していた。
彼らは、西洋諸国の文明を限定的に取り入れ、独自の機関(からくり)文化を発達させることによって、鎖国を続けていた。
士農工商の身分からも外れた下人の平賀源一郎は、下町でジャンク屋を
切り盛りしていた。そんな中、記憶喪失の美少女が侍に追われて逃げてきて……
現代の江戸が舞台となった、冒険活劇になってます。ぜひ読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 12:36:10
14667文字
会話率:52%
「我こそは山本五郎左衛門惟高! 流派は無念示現流! いざ、尋常に勝負されたし!!」
そう言って死んでいった戊辰戦争の浪人は、次に目が覚めたら地獄(のような場所)に居た――。
我流剣術、無念示現流を駆使して、VRMMO《ヤマトオンライン》の
世界を駆け抜ける!
笑い有り、涙ありの時代劇風VRMMOファンタジー!
※毎週水曜、頑張って更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 00:00:00
86827文字
会話率:51%
ご注意。
本作品は新撰組について書きながらも近藤勇も土方歳三も沖田総司も斎藤一も活躍しません。
主人公は腹を切らされる隊士だったり中納言だったりします。
隊士がビワの木に変身したりします。
新撰組を題材にした奇妙で不思議でありえないことも起
きてしまう掌編集です。
そんなお話を不定期、可能なら四日ごとに1000から1500字であげていきます。
奇妙で不思議でありえないものを手軽く読みたい方はどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 07:09:02
37630文字
会話率:31%
様々な時代を生きた名刀ねだり狸の数奇な物語。
最終更新:2014-11-28 08:00:00
27849文字
会話率:73%
西海に浮かぶ島国アキツ。マエナガ藩藩主の長子にして、男子として育てられたユキヒサはやむをえない事情で藩からの追放を申し渡された。ユキヒサは武士としての生き様を貫くため、婚約者からの制止や幼なじみの求婚も振り切り、母の仇である「大悪」を討つた
め旅に出る。旅の仲間は巨大な戦斧を振るう女豪傑バンゾク。戯作者を名乗る謎の少女メガネ。これは、ユキヒサが二人の仲間と共に数々の悪を討ち、やがて「大悪」を討伐するまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 19:34:20
88340文字
会話率:42%
時は幕末。長州藩士・高杉晋作は、山県半蔵、境二郎とともに東海道を江戸に向かっていた。ちょうどその頃、東海道周辺はコレラの大流行に見舞われていて、特に吉原宿周辺では、集落が全滅するようにまで被害が拡大していた
薩唾峠に差し掛かった一行は、雄大
な富士山の姿に感動したのも束の間、異様な男たちに追われていた旅姿の女子を助けることになる。彼女を追いかけてきた男は倒れこんで死んだが、高杉は、その体から黒い獣が這い出るのを目撃した。そこへ、狼狽する高杉に「雷獣だ」と教える謎の男が。高杉は、いきなり向かってきた獣を一刀両断にし、高杉たちは蒲原宿に今宵の宿をとることになった。
その夜、散歩に出かけた高杉は、昼間見かけた男に再び遭遇する。そして高杉は、その男から、雷獣を斬って欲しいという依頼を受けるとともに、雷獣についての話を聞かされる。翌日、岩渕宿で男と待ち合わせ、不思議な刀を手に雷獣と対峙することになる。
(ジャンルを時代小説と迷いましたが、中身はSFファンタジーなのでファンタジージャンルにしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 20:07:12
19983文字
会話率:53%
倒れて気を失って以来、常識を外れた行動するようになった貴族の令嬢エレーナ、実は幕末武士の転生者であった。そうとは知らずに振り回される執事エド。商船を操り、大海を渡り行く先々でトラブルを巻き起こすエレーナ
次第に大きな波に飲み込まれていく、異
世界歴史ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 19:00:00
5439文字
会話率:12%
「パラレルワールドが発生すれば、元の世界は消滅する。私に代わって、地球を救ってくれ」
突然未来人と称する男にそんなことを言われ、幕末にタイムスリップさせられた高校二年の歴オタ主人公、田島錠。
与えられたチート能力と幕末の知識を駆使して歴史改
変を止めようとするが、彼の前に立ちはだかるのは、未来からやってきた凶悪なターミネーターたちだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 17:00:00
154919文字
会話率:38%
時折感じる誰かの視線、意図せず広まるおかしな噂、原因不明の体調不良。
良くない事ばかりが降りかかり、身も心もすっかり辟易していた僕は、ある朝見ず知らずの男に助けられる。
不思議な雰囲気の男は僕を見て怪しげに笑い、そしてこう言い放った。
『あ
んた、鬼に取り憑かれてるね。』
怪談×サスペンス×和ファンタジー
(noteにて連載していた物を加筆、修正して投稿しています。 https://note.com/sakasamanomiya/n/n4fe21ada78d7)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 20:34:39
9859文字
会話率:21%
寿命の無い「蛇」と呼ばれる種族が存在する世界。
記憶が全くない男(ハジメ)にはどうやら大きな目的があったらしい。
その目的とは何なのか、それを明らかにするために彼は自身の記憶に潜る。
そして、最大の鍵である「神縛り」とは何なのか?
バトル
、ミステリー、シリアス等を含んだ
ダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 18:35:54
1542文字
会話率:29%
農民上がりの幕末志士である伊藤団十郎は牢獄につながれ、名誉ある切腹をさせてもらえない事に絶望していた。牢獄でうなだれている団十郎の足元に魔法陣が現れる。この魔法陣は異世界の魔王バルによる召喚呪文だった。
何故バルは召喚呪文を使ったのか?
団十郎の運命は?
なろうラジオ大賞参加作品のため本文は1000文字です。
企画使用ワードは『幕末』となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 11:00:00
1000文字
会話率:52%