「さっさと消えろよ。この冷血銃士が」。
ーーーカインは勇者パーティを追放された。
しかし、それは狙った追放だった。
彼はすでに知っていた。
勇者ロザリアのもとでは、魔王を倒すことができない未来をーーー。
固有スキル「廻天」。
幾度となく
敗北と挫折を味わった彼は、
運命を断ち切るため、孤独に戦い続ける。
だが、時を戻す代償は自身の身体。
ーーー失われた左目、左腕、左脚。
繰り返す絶望の果てに巡り会う、
「司教」を名乗る不思議な少女・カルマナーーー。
彼女の導きの先に、彼が手にするものは救済か、
それとも更なる絶望かーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:01:38
175479文字
会話率:35%
高校生・佐藤翔太は、平凡で孤独な日々の中、ある夏の日に突如異世界「アルセリア大陸」へと転移してしまう。目覚めた草原で出会ったのは、銀髪の魔導師リアーナ。彼女に導かれるまま、翔太は境界の村へと足を踏み入れ、魔素と呼ばれるこの世界の力の存在を知
る。
“来訪者”として受け入れられながらも、翔太は自身の居場所や生き方に戸惑いを抱く。しかし、感応術士の診断で魔導の素質を持つことが判明した彼は、やがてこの世界に自分なりの意味を見いだそうと決意する。
仲間たちとの出会い、古代文明の謎、そして世界の命運を巡る運命に、翔太は抗い、選び、成長していく。
これは、異世界で“誰か”になることを願った少年が、自らの意志で未来を切り拓く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:00:00
26349文字
会話率:39%
ああああああああああ
最終更新:2025-05-17 20:00:00
82934文字
会話率:37%
ブリタニア列王紀をベースにした物語。
最終更新:2025-05-17 20:00:00
59745文字
会話率:18%
霊感が強い貴族令嬢のドリスメイは、通っている王立学園内でフェリシティと名乗るゴーストに命を救われ、友達になる。そして彼女の死の真相を究明する手伝いをすることになる。
一歳年上の王太子クリストファはドリスメイにとって初恋の人だが、ドリスは
素直にその気持ちを現わせないでいた。
そのクリストファの母であるメリーベル王妃とフェリシティはかつて親友だった。フェリシティは現国王、当時は王太子だったアルフォンスの婚約者だったが、行方不明になったことにより(遺体は見つかっていない)アルフォンスとメリーベルが結婚することになったのだった。
フェリシティの失踪には、王太子妃の座を巡る陰謀が渦巻いていたと推測されるが、事件は迷宮入り。
そして息子の代になり、再燃したように王太子妃候補の命が狙われる。その中にはドリスメイも含まれていた。
危ない目に遭いながらもドリスメイは、クリストファの力を借りながら、今回の事件に巻き込まれて命を落とした人のゴーストに事情を聞きつつ、真相に迫っていく。それはフェリシティ殺害事件とも繋がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:00:00
89264文字
会話率:48%
冒険者ギルドで調査依頼を受けた隻眼の剣士・シグは、調査先の洞窟で一冊の魔術書を手にする。
依頼主・アルフィンに渡して依頼を達成した翌日、アルフィンから彼自身と弟子の護衛を依頼された。そこには昨日の魔術書が関わっているらしい。
依頼を
引き受けたシグは彼らと共に南のヴェルネ村へ向かい、そこに住むという魔女・エーリカを尋ね魔術書を封印することにした。
しかし、そこへ刺客が彼らに襲い掛かり、魔術書を巡る争いに巻き込まれてしまう。
欲望渦巻く動乱の出会いが、シグの運命を動かす───
流行りの転生やスキルは無い、剣と魔法の世界を舞台にした古典的ファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:30:00
108215文字
会話率:41%
『フィーリングZ』という超能力を巡る男子高校生の物語。人間の五感である視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。それ以外にかつて人類にはフィーリングZという原始の超常パワーを使う能力があった。人類は地球に過去二度誕生していた。現在の地球人は三代目の人類
だった。そして『フィーリングZ』を使えるのは一代目の地球人(ファースト)、そして二代目の地球人(セカンド)のみで、三代目の地球人である現代人にはその能力は備わってはいなかった。
天品高校(てんぴんこうこう)に入学した主人公の福沢金児(ふくざわきんじ)は時価総額世界一の企業の御曹司。ある日、同級生のヒメーカという少女にあることを懇願される。それは金児の会社をリストラされた父親をもう一度雇ってもらえないかということだった。それを断った金児は学校の屋上でヒメーカと戦うことになってしまったが、ヒメーカはそこで『フィーリングZ』を解放した。その影響によって金児もフィーリングZに目覚めてしまう。
フィーリングZの使い手となってしまった金児。そんな時、ファーストと名乗る謎の人類がヒメーカの父親イソハチを誘拐した。その現場で金児はジョニーと名乗るヒメーカの叔父のような存在の男にヒメーカの素性を打ち明けられる。その話の中でファーストとはかつて地球に存在した一代目の人類であること、ヒメーカやその父親、そしてジョニーはセカンドという二代目の人類だということを金児は知った。
後日、金児とヒメーカ、ジョニーはファーストが現れる場所を予想してイソハチ奪還を企てる。そして金児はファーストの軍人部隊のメンバーに戦いを挑んだ。金児は命を懸けたその戦いによってある運命を背負うことになる。ファーストのメンバー、そしてセカンド人のイソハチやジョニーは金児が数億年に一人生まれる伝説の『フィーリングZの覚醒者』かもしれないことに気付いた。覚醒者はかつてファーストとセカンドを地球から滅亡させた存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:24:51
10492文字
会話率:60%
すべてが記録される未来都市で、記録されない忍者が暗躍する。忘れられた記憶を巡る、サイバーパンク忍法帳!
西暦2222年
すべての出来事が「記録」される社会。
食事も、会話も、恋も、死さえも、数値とログに変換される都市・メガトキオ。
そんな
完璧な社会の裏側で、人知れず“記録に残らない仕事”を請け負う影の存在たちがいた。
主人公・影道イチロウは、非正規雇用の底辺忍者。
だが彼の絡繰核(からくりコア)には、かつて“消された記録”が眠っていた。
それは失われた任務の記録、死んだはずの仲間の記憶、そして社会にとって“不都合な真実”。
本人も気づかぬうちに、彼は、存在しなかったことにされた記録を背負う者となっていた。
情報を喰らうAI、記録を消去する公安忍者、
そして、“記録がすべて”と信じる世界。
記録されない者たちは、それでも前に進む。
残したいものがあるから。忘れてほしくない誰かがいるから。
笑って、泣いて、ログを守れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:17:39
97632文字
会話率:32%
王家との密約三同盟に名を連ねるライブラリア伯爵家の令嬢イスカナディアは、自宅の居心地悪さに辟易し、表舞台から隠れて図書館で引きこもり気味に暮らしている。
というのも前当主であった母の死後、事勿れ主義で無能な父と、その父が連れてきた後妻
によってめちゃくちゃになっているのだ。
それでも、イスカナディアは先祖が王家と結んでいる密約と、そこから生じる仕事を父や義母の目を盗んでこなし続け、父から丸投げされてくる当主の仕事をこなし、時々司書として図書館に立ち、いずれ家を取り返す為の算段と根回しをしながら、それなりに楽しくやっていた。
後妻の連れ子で表向きは険悪だが裏では仲良しな義妹サラと、侍女のエフェとの他愛のない日々が続くのも悪くない。
そう思っていたのだが――ある日、後妻が大きな問題をやらかしてしまったので、そうも言ってられなくなってしまった。
イスカナディアの引きこもり生活は想定より早く終わりを告げ、サラと共に本格的に表舞台に立つことに。
そんな姉妹に協力してくれるのは、司書をしているイスカナディアにうっかり一目惚れしてしまった公爵家当主のケルシルト。
密約三同盟に連なる家の一つティベリウム公爵家の当主であり、女嫌いと噂されるケルシルトに優しくして貰うことに戸惑いながらも、イスカナディアはありがたく頼らせてもらいながら進んでいく。
そんな約束と矜持を守る為に奮闘するイスカナディアの姿に、ますます惚れ込んでいくケルシルト。その一方で、イスカナディアもまた、ケルシルトに対する信頼感の中に、恋心が混ざり始めたことを自覚する。
戸惑う日々の中、やらかしのせいで後のない後妻フーシアが、今までイスカナディアには見せたことのない真面目な顔で「サラだけは守って欲しい」と告げてくる。
その真摯な態度に、貴族の矜持を持って約束するイスカナディア。
密約三同盟の過激なアンチ派たち。
真面目なフーシアの謎。
家柄の関係上そのままではケルシルトと結ばれない状況。
家、密約、矜持、妹、恋心――泣いたり笑ったり肉体的にも精神的にも傷ついたりしながら、それら全てを守り抜き、様々な壁を越えるべく、自称見た目も目つきも口も態度も悪い伯爵令嬢イスカナディアは約束を背負って進んでいく。
これは――大切なモノを守ろうとする者たちの約束と矜持を巡る幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:10:00
214550文字
会話率:39%
『今更遅いと言われても、わたしは諦めると決めたから』
シグレは十五年ほど前に、クラスメイトたちと共に異世界へと転移してきた。
だが、その転移に理由らしい理由はなく、創造神の代理人を名乗る神ミラリバスのきまぐれにすぎなかったのだ。
ギフトなる超能力を与えられたシグレたちは、ギフトを利用しながらも地球に帰る為に生きていく。
ただやがて帰還を諦める者が、一人また一人と増えていき……多くのクラスメイトたちが帰還よりもこの世界で生きていくことを選択していく。
そんな中で『不老』のギフトを与えられたシグレは、帰還を諦めきれずにいた。
世界中を旅しながら、冒険者としての名を馳せ、『絶対冷嬢』や『黒閃姫』、『蹴り姫』などの二つ名まで付けられたりして有名になってきた頃――クラスメイトでもある大親友と再会する。
一度は再会を拒否して逃げ出すも、改めて再会を果たし、言葉を交わしあったことで、シグレの在り方を修羅から阿修羅へ、観念を諦観へと変えていった。
やがてシグレは、諦めと覚悟をチカラに変えてミラリバスの元へとたどり着く――
理由無き転移に巻き込まれ異世界で生活することになった者たちの、これは――『諦めと覚悟』を巡る幻想譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 19:59:02
107750文字
会話率:34%
【書籍版タイトル:俺はダンジョンマスター、真の迷宮探索というものを教えてやろう】
(講談社レジェンドノベルスさんより発売中です
これは――『シンカ』と『シンイ』を巡る幻想譚(ものがたり)。
俺こと、荒谷 逢由武(あらたに あゆ
む)は死んだ直後に、異世界の使者からダンジョンマスターにスカウトされる。
元々RPGの仕掛けダンジョンや謎解きダンジョンが好きな俺は、面白そうだからと引き受けてみたものの、この世界の住人――謎解きの「な」の字も理解できてないっぽい。
なんで、ヒントの文章をらくがき扱いしてるの?
なんであからさまに怪しいスイッチを無警戒に踏むの!?
頭を抱える俺の元に現れた一組の探索者たち。
他の探索者からは臆病者と馬鹿にされてきた彼らこそが、俺の求める基準を満たした連中だった!
これはノリノリで仕掛けを作る俺と、それに応えるだけの実力ある探索者チームの戦いの記録――である………………と同時に、認めたくはないけれど、脳筋ばかりのこの世界の連中の調教記録でもあったりする。
※基本的に不定期連載となります。更新は23時を予定しています。
→ 2019年より更新時間が00時予定となりました。
※R-15や残酷描写タグは、念の為です。
※タイトルのなんか良いカンジの略称を募集中でしたが「ダンはぐ」でいいやとなりました
書籍版は「俺ダン」と呼んでおります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 19:41:57
900808文字
会話率:37%
この世界には23の神器が存在するという。
これらは神話における『剣魔大戦』の最終局面において、剣神と魔神が相打ちの形で滅び、砕け散った欠片が姿を変えたものだと信じられているのであった。
神格一 ・神剣『カリバーン』
神格二 ・
神樹『ユグドラシル』
神格三 ・神機『クロノス』
神格四 ・魔空『ウラヌス』
神格五 ・神火『アグニ』
神格六 ・神剣『フランベルジュ』
神格七 ・神剣『インドラ』
神格八 ・神剣『水姫』
神格九 ・魔剣『血業』
神格十 ・神剣『シャルウル』
神格十一 ・神土『ガイアー』
神格十二 ・神水『ダイダル』
神格十三 ・神雷『ソー』
神格十四 ・疑剣『サナトゥス』
神格十五 ・魔龍『九頭竜布』
神格十六 ・魔竜『ブラッドドラゴン』
神格十七 ・神馬『ザンザス』
神格十八 ・魔珠『鳳玉』
神格十九 ・神風『エルウィン』
神格二十 ・神槍『ゲイボルグ』
神格二十一・神光『アフラ』
神格二十二・神剣『ハルペリア』
神格二十三・神氷『スカージズ』
神格に所有者と認められた者は大いなる加護を受け、超人と化す。
であるがゆえに誰もがその力を求めていた。
しかし、23の神器は帝国が分裂と闘争、統合を繰り返す中で多くが行方知らずとなっている。
これから始まるのは、神格を巡る物語。
あるいは真実と愛を探す、そんな話――
シント少年は【才能】がなかった。居場所をなくし、一人過ごす日々。
シント少年はある時、本を見つける。その本は不思議で、【才能】を持たなくとも、力が使えるものだった。
シント少年はそのうち、おとなたちの思惑で外へ放り出される。追い出されたのでなく、自分から家出をしたのだと、己に言い聞かせた。
シント少年は外が危険でいっぱいであり、【才能】が作り出した格差のある世界を目の当たりにする。
シント少年は自分が持つ術――魔法を活かすため、『冒険者』と呼ばれる稼業を始めた。人の役に立ちたいと思ったからだ。
シント少年はたくさんの夢ができて、大都市に行き、ギルドを作り、仲間たちを集め、事件に挑み、窮地を、そして【神格】をも覆していく。
シント少年は多くの出会いの中で、たくさんの感情を知り、自分がほんとうに欲しいものがわかって、大きな戦いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:02:15
439649文字
会話率:46%
【あらすじ】
時は江戸。
天下泰平の世にあって、なお血と欲にまみれた世界があった。
――それが、徳川将軍家に仕える女人たちの城、大奥。
生まれも、地位も、家柄も。
すべてはここでは無意味。
美貌、才覚、策略、そして、誰よりも深い“愛”だけ
が、生き残る鍵だった。
下級武家の娘として生まれた【朝霧(あさぎり)】は、家の命運を背負い、大奥へ上がる。
そこで出会ったのは、神にも比肩すると謳われる女――【雪乃宮(ゆきのみや)】。
高貴なる存在でありながら、どこか哀しみを宿したその人に、朝霧は心奪われる。
一方、雪乃宮もまた、誰にも明かせぬ「ある秘密」を抱え、孤独の中にあった。
甘やかに、鋭く絡み合う視線。
指先がふれ、息が乱れ、心が乱れる。
しかし、大奥は恋を許さぬ世界。
待ち受けるのは、寵愛を巡る陰謀、裏切り、そして非情なる淘汰。
「この身は滅びても、あなたを、護りたい」
華やかな地獄の中で、二人は運命に抗い、手を取り合う。
――これは、
誰にも語られることのなかった、
二人の女たちの、秘められた恋と、誓いの物語。
大奥、花檻の中で咲き誇る、壮絶なる百合絵巻。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:00:00
103768文字
会話率:21%
魔王が討たれて十年——
世界は救われた……はずだった。
だが、平和は訪れなかった。
大地に次々と現れる「ネーオダンジョン」。そこから溢れ出す魔物たち。
そして、国境を巡る各国の睨み合いと、増え続ける盗賊団。
そんな混沌の中——ひとりの少年が
、冒険者になる。
少年の名はアーシス・フュールーズ。
彼の肩には、手のひらサイズの青い精霊“にゃんぴん”が乗っていた。
世界の真実に背を向けず、仲間と共に成長する少年はやがて、
この世界に刻まれた“終焉の続き”を知ることになる——
「これは、世界の後始末を託された少年と、青いモフモフの精霊による、
最後の叙事詩(ラスト・エピック)である。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:00:00
41050文字
会話率:44%
地元の大学に通う柊木一斗は、アルバイト中に警察と暴力団の癒着を巡る爆発事件に巻き込まれ、記憶を失い失明寸前に陥る。
加害者とされ死亡した警察官からの角膜提供により光を取り戻し、傷の癒えた一斗は自身の記憶を取り戻すため、事件の真相を求めて独自
の調査を開始した。
角膜提供した警察官の妹、有希子をはじめ導かれるよう運命の出会いを重ね、真相に近づく一斗を狙う警察暗部と暴力団。
やがて始まる、事件の証拠を巡る戦い。角膜提供した警察官の記憶が見える一斗は、真相を前に大きな陰謀に巻き込まれ、再び命を狙われる。
兄の無実を信じる有希子と共に戦う一斗は、生き残って陰謀を明らかにすることができるのか。
*小説エブリスタで公開中の作品を、加筆・修正したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:15:16
85553文字
会話率:50%
とある、いにしえの神話の話をしよう。
後に勇者と成る少女と、隻腕の怪物による〈神話のはじまり〉を。
少女エヌナは、最も貴き神の申し子として生まれた〈勇者〉だった。
エヌナは勇者として、母国を含めた人間の四国が百年も続けている血で血を洗う戦
争を終結させるため、貴き神と対を成す隻腕の怪物〈錆犬王〉を訪ねる。
戦争を終結させるには、〈錆犬王〉がかけた錆の呪いを解かなければならない。
エヌナは勇者としての使命を果たすため、〈錆犬王〉に呪いを解かせようと、あの手この手で仕向けるが──。
勇者姫×圧倒的上位存在人外による、〈神〉と〈呪い〉と〈腕〉を巡る神話物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:02:23
10047文字
会話率:39%
霜蟲(しもむし)と呼ばれる蟲によって大地が凍てつく北大陸の汪夏帝国(おうかていこく)に渡ってきた異邦の娘、リーザ。
リーザは己の「夏を呼ぶ」という特異な体質を活かし、霜蟲を追い払う「霜祓い」となることを夢見ていた。
しかし、不運が度重なり見
世物屋の下僕にされたリーザはとある日、「怪しい妖術を操る不審者」として汪夏帝国兵に捕らえられてしまう。
そこでリーザは、汪夏帝国の北方を支配する騎馬民族国家「スメイア国」の王に助けられる。己の命を救ってくれたスメイア王に恩返しを申し出たリーザは、スメイア王の王命によって、スメイア国が第一王子シムルグへと嫁入りすることになってしまい……。
三百年を生き、「冬蛇の王」と恐れられる異形の姿を持った王子シムルグ。
リーザは、夏にしか目覚められない体質でもあるシムルグに「常に夏を届ける」ため、スメイア国の宮廷霜祓いと成り、スメイア王族と北大陸の抱える「不変の冬」の掟と呪いに向き合ってゆく。
これは、常夏の魂を持つリーザと、不変の冬の中で生きる異形の王子シムルグの、凍てつく大地の呪いと掟を巡る、異類婚姻譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 21:36:54
44140文字
会話率:48%
角川ビーンズ文庫さまより書籍化いたしました!
書籍版タイトルは、
「ルール・ブルー 異形の祓い屋と魔を喰う殺し屋」となっております。
【2024年2月1日】発売です!
本編は、書籍版の原案となりました短編小説となっております。
物語上の
世界観や設定等が、書籍版と異なる部分がありますので、ご承知いただけましたらと思います。
※発売日の2月1日まで毎日投稿です!
──────────
如月朝緖(きさらぎアオ)は、古より人に仇なすとも伝えられる人ならざる者共〝異形〟に関する悩みの種や問題事を、依頼として取り扱う祓い屋の老舗──「如月屋」という店で働いている。
しかし朝緖は、ひと月前より如月屋へと臨時従業員としてやってきた〝異形殺し〟の男、假屋逢魔(かりやオウマ)の監視兼補佐役を任されてしまう。
逢魔は異形に対して尋常ならない殺意を抱いており、異形を目にすればたちまち殺しにかかる、まさに「狂犬」のような男であった。
全く考えの読めない歪な「狂犬の殺し屋」逢魔と、己の出自に秘密を抱えた「祓い屋の少年」朝緖。
二人は、魔性のヒモ男やカプ厨夢女子少女、堅物店主に美麗の老爺といった如月屋の仲間たちと共に、太古より続く、人間と異形の深い因縁に巻き込まれてゆくこととなる。
これは、人も異形も等しく他者に「怪物」と恐れられた者共の〝生きる時間〟を巡る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:44:08
25525文字
会話率:51%
世界を自由に巡る事を望み、大いなる希望を胸に故郷を旅立った少年は、その旅の中で多くの人々と触れ合い、その善性を以って行動し、世界の命運をかけた争いに巻き込まれていく事になる。
これはそんな勇者と称するに相応しい男の冒険物語――――
――――を、幼馴染兼相棒として見守ってきた俺視点のお話である。
※この作品はハーメルン様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
287177文字
会話率:46%
星見小学校に通う5年生のシュウは、鋭い観察力を持つ名探偵。クラスメートのカナエ、タクミ、リナ、ケンタと「星見キッズ」を結成し、学校で起こる謎を解き明かす。給食のパンの消失や旧体育館の怪音など小さな事件を解決する中で、学校の地下に隠された戦時
中の秘密施設と、それを狙う怪しい人物たちの陰謀が明らかに。学校のシンボル「願いの桜」を巡る噂も絡み合い、シュウたちは勇気と友情で学校を守る大冒険に挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
43204文字
会話率:21%
ある時までの記憶を失った少年・阿曽。
彼は突然現れた少女に殺されかける。―――『鬼』である。そんな身に覚えのない理由で。
逃げきれないと諦めかけた時、阿曽を助けてくれた青年がいた。
彼は、『鬼』の証左である紅い瞳を持っていた。
中つ国と呼
ばれる地上世界、更に高天原、黄泉の国を舞台に、阿曽と仲間たちの冒険が始まる。
鬼の名を持つ温羅、地祇である八岐大蛇。そして、天津神である須佐男。
頼もしく温かな彼らと共に、堕鬼人を巡る謎と阿曽自身の謎へと迫っていく。
日本神話の登場人物たちと出逢いながら、阿曽は真っ直ぐに己の運命と対峙する!
※カクヨム掲載作品。自主企画から生まれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:30:00
53321文字
会話率:54%
1年前に引退した伝説の名馬ホクトノキズナは、放牧中に牝馬と行為する事件を起こしていた。この物語はその際に生まれた牡馬を巡るストーリー
最終更新:2025-05-17 17:20:12
5022文字
会話率:25%
複数の世界の集合体、総世界を支配していた者たちがいた。
R(ロイヤル)一族、過去数万年前から彼らの一強支配は延々と続く強力なものだった。
だが、彼らはある時を境に総世界の表舞台から姿を消す。
それから数百年の長い月日が経過した総世界。
彼らの支配から離れた現状が既に当たり前のようになった総世界の、とある世界で一つの城が攻め落とされていた。
そこに佇む三人の魔導剣士たち。
戦乱の広がりゆく中、新たなRの血筋が再び現われようとしていた。
剣や魔法、亜人などが出たり、様々な異世界を巡るファンタジーです。
(R一族、一章主人公は7話から登場)
48話から再編集中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:10:17
1115601文字
会話率:45%
家の神社の裏にある禁則地に勝手に踏み込んでしまった小学生アストは、女子高生の姉カナデと共に異世界サイクレストへと飛ばされる。その世界にある三つの大陸のうちの一つソーディアン大陸で目覚めたアスト達は、突如謎の騎士の襲撃を受ける。その襲撃から命
からがら逃げだしたアスト達だったが、その逃避行の間に姉カナデとはぐれ、ただ一人黒の部族と呼ばれる人々に助けられる。
そして…
それから八年の後、逞しい戦士に成長したアストは、姉を探し出すためにソーディアン大陸を巡る旅に出る。
共に育った黒の部族の妹リディアと共に…。
神が食い殺された大陸を巡る、異邦人アストによる冒険物語。
『同時掲載』小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
※ カクヨム版以外は世界・地方地図が掲載されています。
※ カクヨム版、エブリスタ版は一部話の構成が変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:47:50
264245文字
会話率:43%