時は四代将軍家綱の末期。
下馬将軍こと大老酒井忠清の専横は留まる事を知らず、これを苦々しく思う反酒井の幕閣は若年寄堀田正俊を中心に集まり、その暗闘は江戸城だけでなく、吉原や江戸の街を騒がさせていた。
そんな時代、一人の浪人が時代の荒波
から浮かぶ。彼の名前は雑賀半兵衛。
生まれも筋も怪しく刀も下手なこの浪人、そばかす顔の昼行燈を気取っていたが、夜の顔は仕掛人。それもこの江戸でのご法度な鉄砲を用いた仕掛人である。
彼の仕事は奉行どころか幕府の耳に届き、十手持ちは血眼になって探す彼はもちろん幕閣の操り人形だった。
そんな折、酒井と堀田の対立は将軍家綱の病状悪化で決定的になる。
江戸城・大奥・江戸・吉原を舞台に伊賀忍者や甲賀忍者や柳生、さらに多くの人たちの思いをのせて今、半兵衛の火縄銃が火を噴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 15:53:27
99689文字
会話率:28%
江戸城「大奥」――その奥の奥の奥にせまる。
権力争いと嫉妬の渦巻く「大奥」の世界をのぞいてみよう。
さあ、君は準備できているか?
最終更新:2023-05-27 19:32:35
1490文字
会話率:0%
「双子は|凶兆《きょうちょう》」古くからそう言い伝えられている桃源国。
この国では双子として生を受けた者が無事、成人することはほぼ、ない。
そんな中、服部半蔵の娘、琴葉は男女の双子として桃源国に生を受けた。
何故か生かされた琴葉は、
現在十七歳。くノ一い組に属する忍び者としてひっそりと組織の中で生きている。
「多くを望まなければ、それなりに楽しい人生」
琴葉はそう信じて生きてきたし、これからもそのつもりでいた。
そんな中、父である半蔵から新たな任務が下される。それは女の園である「大奥」で潜入捜査をしろというもの。
何でも江戸城本丸大奥において将軍が寵愛していた奥女中が亡くなったらしい。
そして彼女が残した遺書のような書簡が絶賛紛失中とのこと。
「大奥って、一度でもお手付きになったら二度と出られないらしいよ」
周囲に散々脅されながらも、琴葉は任務のため大奥に向かう。
するといつぞやの任務で顔を合わせた怪しい侍が琴葉を待ち構えていた。しかも何故か女装し、琴葉と共に大奥で捜査をするという。
ひょんな事から大奥内、長局で女装した青年と共同生活を始める事となった琴葉。
戸惑いながらも、大奥で遭遇する幽霊事件に盗難事件。
そして、将軍の寵愛を受けた奥女中が残した書簡は見つかるのか。
琴葉は多くを語らぬ謎の青年と共に、事件解決の為に大奥でのお勤めを開始するのであった。
※本編は全56話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 07:00:00
256115文字
会話率:39%
箱根駅伝出場の夢をあきらめ、ユル~くてヌル~いキャンパスライフめざして上京した受験生『俺』。
なのに、気づいたら幕末の大名――よりにもよって日本史上最悪の貧乏クジ男・松平容保――に憑依してるし!
一会津若松市民として、会津戦争だけは勘弁して
ほしい!
なんとか回避しなきゃーっ!!!
いざ、歴史改変っ!
と、決意したものの。
無垢な笑顔のパワハラ上司。
京都守護職以上の悲惨なポスト。
外交交渉、大奥解体、富国強兵。
がんばればがんばるほど、マズイ方向に転がってる…みたいな…?
おい、どの世界でも、『松平容保』には『不幸・理不尽・過酷』の三点セットがもれなくついてくるのか?
これ、なんの罰ゲームだよっ!?
※江戸時代の風俗・風習など、あるていど時代考証をしたうえで書いていこうと思いますので、現在とは異なる価値観・慣習・考え方などもでてきます。
そうしたものが苦手な方はそっとブラウザバックしていただければと思います。
(カクヨムでも連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 00:27:56
689989文字
会話率:28%
八代将軍徳川吉宗の治世において、女奉行所が設置される事になった。
享保の改革の一環として吉宗が大奥の人員を削減しようとした際、それに協力する代わりとして大奥を去る美女を中心として結成されたのだ。
どうせ何も出来ないだろうとたかをく
くられていたのだが、逆に大した議論がされずに奉行が設置されることになった結果、女性の保護の任務に関しては他の奉行を圧倒する凄まじい権限が与えられる事になった。
そして奉行を務める美女、伊吹千寿の下には、〝熊殺しの女傑〟江沢せん、〝今板額〟城之内美湖、〝うらなり軍学者〟赤尾陣内等の一癖も二癖もある配下が集う。
権限こそあれど予算も人も乏しい彼女らであったが、江戸の町で女たちの生活を守るため、南北町奉行と時には反目、時には協力しながら事件に挑んでいくのであった。
アルファポリスの第8回歴史・時代小説大賞で「江戸を揺るがす捕物譚賞」を受賞した作品の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 09:05:35
139283文字
会話率:33%
北端の大名、竹前家の姫君イコは前世、千年後に添い遂げることを約束し、そのお相手がどうも将軍らしいが、記憶にない。
正室候補として大奥にあがったものの、イコの頭を悩ますもの、それは毛皮についたノミだった。
最終更新:2022-02-09 09:00:00
14624文字
会話率:48%
時代物ですが転生ではなくある装置に乗せられ過去の世界に送られた
20世界生まれの娘のお話しです。
最終更新:2021-10-05 11:33:48
181946文字
会話率:23%
女鉄砲野師・市に持ち込まれた奇異な依頼。それは大奥の上を飛び回る妖物・飛頭蛮を撃つことだった。
最終更新:2021-09-01 12:00:00
27737文字
会話率:33%
「大罪人の娘 前編」は、明智光秀の次女、凛(りん)が大罪人の娘となるまでの過程を描きました。
「大罪人の娘 後編」では、さらに2人の女性が登場します。
1人目は、明智光秀の長女、玉。
凛の姉で、関ヶ原の戦いの前夜に悲劇の最期を遂げた細川ガラ
シャです。
2人目は、斎藤利三の娘、福。
江戸幕府三代将軍の徳川家光の乳母にして教育係を勤め、大奥を作り江戸幕府を影で操り、女帝とも呼ばれた春日局です。
そして、豊臣秀吉と徳川家康そして江戸幕府に関わる日本史上の3つの謎の新説を描きます。
①豊臣秀吉はなぜ朝鮮出兵したのか?
②関ヶ原の戦いの本当の目的は?
③江戸幕府はなぜ鎖国したのか?
前編の最後で、東へ逃れた凛と夫の左馬助の運命は?
明智光秀の理想を受け継いだ者たちが、新たな戦いに挑みます!
【第八章 天下人秀吉】
福は父と別れ、玉は閉じ込められました。光秀と密約を交わしていた秀吉は、それを守ろうとします。そして賤ヶ岳の戦いで勝ち天下人となります。賤ヶ岳の戦いにおける数々の謎が明らかになりました。
【第九章 ガラシャ】
(執筆中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 00:00:00
6054文字
会話率:0%
正妻の子であり次期将軍ともいえる若富士(わかふじ)はある日、剣之助(けんのすけ)という男の剣術に魅了され剣術指南役を頼む。ふたりに絆ができかけたとき、突如として剣之助に死罪が言い渡される。そこには、大奥総取締役の陽々御前(ひようごぜん)の
策略があった。彼女は側妻の子である團藤丸(だんどうまる)を操り、裏で政を牛耳ろうと企んでいたのだ。若富士の身に忍び寄る魔の手。若富士は亡き剣之助のために報いることができるのか——!
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 19:17:14
4289文字
会話率:42%
将軍に嫁いだ癒しの力をもつ愛子姫。
でも嫁ぎ先の将軍の正室はまさかの男性!?!?!?
愛子は正室に一目惚れしてしまう…っ
身分違いな恋を抱えて、一風変わったお姫様が大奥に、幕政に新たな風を吹かす!!
将軍は男色家じゃないのに正室は男性で
…??
身分の差が激しい大奥は荒れに荒れていて…
幕政は腐敗…っ
さぁこの難問を解き明かせ!!
⚠️BL要素はゼロです。⚠️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 00:53:37
1104文字
会話率:19%
専業主婦の靖子は、自分の意見をのみこみ人に合わせながらも平凡な生活を送っていた。そんな靖子に立て続けに思いも寄らぬことがおきる!カースト…裏切り…いじめ…不倫…
マンションの屋上で絶望を噛みしめながら、今までの自分を後悔しているとき…足
を滑らせ…
目覚めたら、大奥だった! 名前はお里…大奥の生活は慣れないことばかりで厳しいながらも、自分自身を大切にしながら生きていけるやりがいを感じていた。そんなお里を陰から見守る人がいた…その人は思いも寄らぬ形でお里に近づいてくる。
お里は知らず知らずのうちに、その人を虜にしていた。
そして、真実を明かされた後は…溺愛がとまらない!お里も戸惑いながら少しずつ思いを寄せていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 11:43:49
623958文字
会話率:31%
公爵家の大奥様が出会いを取り持ってくれました。
最終更新:2020-12-23 21:02:37
2530文字
会話率:39%
魔道書。
太古より受け継がれた、念を取り込み、力持つ書物。
五大魔道書、「死海文書」「グリム」「ガリア戦記」「大奥義書」「青ひげ」を巡り、世界は動く。
自分の目の前で最愛の人物を殺された主人公は、殺人犯の残していった魔道書を手に入れる。
そこには、科学世界の住人である主人公にとっては絵空事のような超常のチカラが封じられていた…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 23:26:25
8781文字
会話率:50%
ブックマーク数50、総合評価170P突破!
主人公の「でぶ」五十嵐君人は、死後の世界で「でぶ」な神様と出会い、無事に転生を果たす。
「でぶ」を馬鹿にした塵共への復讐に燃える「でぶ」は、この世界で様々な出会いを果たす。
「でぶ」は異
世界で愛を知り……その勢いで異世界ハーレム(大奥)を狙う!
「でぶ」の嫁を傷つける愚かなる塵屑共は……全員纏めて焼き尽くす……。
果たして、「でぶ」は異世界で何を得て、何を失うのか……。(何も失ったりすることはない、主人公サイドからすれば至って平和な話です)
「でぶ」の「でぶ」による「でぶ」のための異世界冒険……今! 始まる!!!
※今作は筆者の初投稿作品です。
※作品中「でぶ」に対しての暴言が多々ありますが、ご了承下さい。
※筆者は体重120キロ程度ある「でぶ」です。
※この作品のコンセプトは「全世界の『でぶ』に希望を! 」です。
※「でぶ」じゃなくても楽しめる作品です。
※たまにメタ発言があります
※基本的には筆者の欲望がだだ漏れの作品です。
※主人公の思考回路は現実の筆者とほぼ変わりありません
※基本的にはハッピーエンドになります。
※「勇者」を初め、敵キャラには慈悲はありません。頻繁に残酷な描写が入りますのでご注意下さい。
※ハーレム、ざまぁ、異世界が好きな方ならばご理解頂ける作品となっております。
主人公ハーレム
黒髪ロング 回復魔法を操る巨乳「天使」
蒼眼金髪ショート 撲殺で屠る「美少女」
獣人茶髪ショート メイド服の「猫耳」
赤髪ロング デレエロ可愛い「女騎士」
和服黒髪ショート 超怖ヤンデレ「鬼姫」
桃髪巨乳転生者、魔物を操る「アイドル」
オッドアイ 冷静沈着「無表情」メイド
吸血鬼からパシりに転職 不憫な「女王」
諸悪の根元じゃないロリっ娘「魔王」
性格最悪身体は最高……残念な「女神」
等々続々追加予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 18:03:22
151399文字
会話率:31%
帝の側室になった凜。
大奥は棘が多く、凜の身にも危険が迫り・・・
帝の側室たちが引き起こす恐ろしい事件を、凜が持ち前の観察力で解決していく。
最終更新:2020-05-19 00:01:29
943文字
会話率:16%
ある男の声に導かれて僕は骨董屋で1個の石を買った。男はそれをプリズムと呼び、時間と空間を飛翔する窓だと言った。僕はそのプリズムを通って、徳川幕府十一代将軍家斉へと転移する。
将軍の一日に当惑しながらも、勝手に宿敵と定めた老中筆頭松平定信へ
の敵愾心で一人盛り上がる。無論、大奥の存在も大きい。
松平定信といえば寛政の改革だ。倹約の厳しい取り締まりが庶民の暮らしにも影響した。特に戯作や浮世絵を出版していた版元と呼ばれる業界は目の敵にされていた。小姓の武部と御庭番の神津を味方に得て、僕は江戸市民の視察にお忍びで出かける。蔦屋などから刺激を受けて、倹約ではなく経済の立て直しを思いついた僕は、勘定奉行と北町奉行も自陣への取り込みに成功する。そして、まず庶民の苦情を知らせるべく、江戸城の公開花見を企画して庶民を城内に引き込み、定信に生の庶民の声を聞かせたのだ。だが、敵もさる者。政策は手続き本位を盾に、僕の思惑は頓挫してしまった。しかも、命を狙われ、危うく一命を取り留めた僕は、また一計を案じて、公式には死亡したこととし、一方で城内での宴会を企画する。僕の存命を知らない定信が宴会の中止に乗り込んで来たところで、僕が登場して、定信の謀略はあっけなく幕切れ。
僕の味方であった筈の武部は定信の間者で、その報告で僕が城外にあって狙われたと知った。しかし、武部の誠実さを信じる僕は彼を疑いきれず、処分を保留する。定信を失脚させ、目的を果たした僕は蔦屋と酒を酌み交わし、ほろ酔いで店を出たところで一発の銃弾が僕を襲った。それを身を挺して庇ってくれたのは武部だった。彼は銃弾に斃れ、僕への手紙を残した。それで事の真相は知るのだが、スッキリしない。
経済政策も上手く行かず、結局は元の浪費武士を抱えた江戸社会のままだ。僕は疲れて元の自分へと戻って行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 00:00:00
86966文字
会話率:58%
吉原の高級遊女「花園」は、自他共に認める人気花魁だった。
しかし些細な悪事(?)によって吉原を追われる身となってしまう。
命からがら逃げだした花園が逃げ込んだのは、とある寺社の一室。
なんとそこは、美しい尼君の首つり自殺の現場だった……。
吉原の追手から匿う代償に、尼君の身代わりとして大奥に上がることを強要される花園。
仕方なく大奥入りするも、そこは恐ろしい「春日局」が支配するまさに「女の牢獄」で!?
陰湿なイジメ、嫉妬、計略が渦巻く大奥でも、悪役花魁にとってはぬるま湯同然!
非常事態だってなんのその、逆境は汚い手で乗り越える!
夢はデッカく将軍生母!
そんな元・花魁が爆走する大奥出世街道物語!
注1:この物語は歴史フィクションです。作中に登場する人物、名称は実際のものとは一切関係ありません。また、作者独自の設定や解釈が含まれます。ご了承ください。
注2:こちらの作品は「小説家になろう」「MAGNET MACROLINK」でも連載中です。「MAGNET MACROLINK」では文字数の都合上、『悪役花魁、大奥でとりあえず将軍に毒を盛る』の題名に変更されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 22:11:00
45948文字
会話率:50%
書き手が豊富な「カクヨム」、日本一の規模である小説サイト「小説家になろう」、多彩な機能を持って生まれた若いサイト「MAGNET MACROLINKS」……。
それぞれの良い点、悪い点を、新参作家「水谷耀」が炙り出す実験エッセイです。
複数
サイトに同時投稿するとどうなるか、無名作家が赤裸々に報告します!
PVや☆がイマイチなのは御愛嬌!
まだまだ駆け出しの作家さん、自分の☆やpvに自信が無い作家さんでもある意味安心して(?)読めるドキュメンタリーに仕上がる予定です。
ぜひご参考にお読みください☆
本エッセイで取り上げる小説作品
『悪役花魁だけど脱走したら大奥で側室になっちゃったんで、とりあえず将軍に毒を盛ろうと思う』
https://ncode.syosetu.com/n7630fl/
注:こちらの作品は「カクヨム」でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 22:15:27
18657文字
会話率:16%
大奥を取り仕切る春日局さまによって大広間に集まられた女中達。
そこで告げられたのは「私をツンデレキャラにしろ」という無茶振りだった。
はたして女中達は春日局さまを立派なツンデレキャラにする事が出来るのだろうか。
最終更新:2019-02-26 10:30:14
4546文字
会話率:57%
ぼくのかんがえた、最高の科学、とんでもない科学に成りました。
ゆえに枠は空想科学。
いずれ人類の技術はとんでもない科学に到達する日が来るでしょう。
そんな素敵な未来を見てみませんか?
主人公の空はそんな素敵な未来に転生したのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 23:32:05
232454文字
会話率:45%