高校生の佐倉遥斗は、修学旅行中に突如として異世界に召喚される。そこはステータスと職業がすべてを決定する世界だった。召喚された「戦士たち」の中で唯一、遥斗は「最弱」と呼ばれる「アイテム士」の力を与えられる。
アストラリア王国の魔道具科に入学し
た遥斗は、持ち前の科学的思考と観察力を活かし、アイテム生成の秘密に迫っていく。クラスメイトのエレナや、同じく召喚された仲間たちと共に、遥斗は魔法と科学の境界を探求し始める。
しかし、世界は「闇」と呼ばれる脅威に侵食されつつあった。遥斗たちは冒険を繰り返す中で、この世界の真の姿に迫っていく。アイテム生成の本質が「世界の法則の一部を書き換える」ことだと気づいた遥斗は、その能力を極限まで高めていく。
「闇」の正体、異世界の真相、そして自身の能力の本質——全てが繋がっていることを理解した遥斗は、ついに「世界の理」そのものを把握するに至る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 20:00:00
13664文字
会話率:41%
晴れて高校生となった原城拓也は、入学してから少しの月日が経った雨の日に、同級生の秋篠唯が立ち尽くしている姿を見る。
見て見ぬふりのできなかった拓也は彼女に声を掛けるが、何かを言われるわけでもなく、そこで二人の関係は終わる……はずだった。
し
かし、それをきっかけとして妙な接点が生まれてしまった彼らは、少しずつ関わりを持つようになっていく。
これは、他者を求めた少女と、他者を拒絶した少年が、徐々に歩み寄っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 20:00:00
379019文字
会話率:39%
2082年の地球。そこでは様々な技術の進化が進み、その中でもVR技術は大きく取り上げられていた。かつては空想でしかなかったフルダイブ型VRMMOが実現し人々の関心は大きく向けられる。そんな中で生まれた圧倒的なクオリティを持ち、唯一無二の職業
進化システムを有する「Record of Divergence」は一躍世界的ヒットを誕生させた。そんなゲームに憧れ足を踏み入れた少年、戒斗は「Record of Divergence」の世界を謳歌し、数多の選択肢を抱えながらその根幹へと近づいていく。
無限に等しい選択が君の最善になりますように───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 18:00:00
195709文字
会話率:41%
我儘お嬢様は、多少酷い目にあった位では反省しませんでした――。
レーヴェル侯爵家三番目の子供『アメリア・レーヴェル』は我儘でかつ上から目線という特に理由もある婚約破棄を言い渡される。
そのついでに、あまりにも我儘だった所為で噂に尾びれが付
きまくって、通っていた貴族学園にもいられなくなる。
更にそのついでのついでに、特に理由もないのに実家の『政』に巻き込まれ、最終的には『公爵家の財政に傷をつけた』なんて建前の責任を押し付けられて半ば追放に近い形で島流しに遭う。
自業自得と言えばそこまでだが、流石にそこまで酷い事はしていない。
ただ、我儘なだけだったのだから。
とは言え、起きてしまった事は取り消せない。
少なくとも、今は。
現状は汚名を払拭とか不服を申し出るとかそれ以前の状態。
今までの様な贅沢三昧どころか、働かなければ生きていく事さえ叶わない。
そんな多くを失ったアメリアに唯一残されたのは、堅物で生真面目な従者『ヴォルフレッド・アッシュ』ただ独りだった。
『ノベルアップ+』さんに投稿していた物と同じ物です。
長らく休んでいたので思い出すついでもこちらにも投下していきます。
また誤字や文法の修正や確認等で多少の誤差が出るかもしれない事をご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 19:17:31
142645文字
会話率:34%
※こちらは『男爵令嬢の辺境領主生活』(https://ncode.syosetu.com/n5174ew/)の続きとなります。
プラン・リフレストは一番大切なものを守る為、この世界から孤立した。
皆から忘れられ、ラストネームすら失ったプ
ランだが、その意思は何も変わらなかった。
『大切な人が沢山暮らす、愛すべきリフレスト領を守りたい』
その為プランは力を持つ決意をした。
それはプランが恐れ嫌う武力だけでなく、ありとあらゆる力という意味でだ。
そこまでしなければ、あの脅威は打ち崩せないとプランは理解していた。
だからこそ、身分に関係なく誰でもなれ、あらゆる力が渦巻く冒険者の学び舎をプランは目指した……のだが、完全に時期外れでどこにも入る事が出来なかった。
困ったプランはこの時期にコネも金もない自分がが入れそうな場所を断られた養成所に尋ねた所、養成所は一つの学校名を挙げた。
『アルスマグナ冒険者学園』
王都にあるノスガルド最大の冒険者学園である。
コネも金もない今のプランが入れる唯一の冒険者学園であり、プランの目的である強くなる事に最も適した場所と言っても過言ではない場所だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 06:53:00
1925637文字
会話率:35%
その日、櫻井夜空は自らのクラスメイト40人と担任と共に異世界へと召喚された。
異世界人には『スキル』と呼ばれる特殊能力が発現する。皆が多種多様なスキルを獲得していく中、夜空だけは何故か発現せず、また魔力もゼロだった。
彼はその事が理由
で虐げられる事になる。それに追い討ちをかける様に、唯一心を許していた親友までもがクラスメイトの手によって殺されてしまう。
そして、彼自身も。ダンジョンの中、ただ1人殺されようとしていたその時──彼に、スキルが発現した。
そのスキルの名は『宇宙戦艦』
「通常攻撃が効かない? なら効くくらい強力な攻撃を撃てばいいじゃない」
「世界を二分する巨大結界? 大気圏外から回れば解決です」
「……ワープも出来るんだったら、直接宇宙を通って地球に帰れるのでは?」
ジャンル違いの法外な力を手に入れた彼は、その圧倒的な科学力によって異世界を翻弄していく──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 19:00:00
277705文字
会話率:46%
一言でいえば女版ワン○ンマン。
女のみが『魔法』と呼ばれる特殊な力を使える世界。そんな世界で初めて男性で魔法が使える様になった少年、藤堂快人。そんな彼は少女ばかりが通う魔法学園に通う事になる。
だが、世界初の男性魔法使いという称号は
彼を様々な事件に巻き込む事となる。
ある時は学園が襲撃され、恋に落ちた少女は陰謀に巻き込まれ死に、裏では様々な組織が暗躍し、唯一の親友も死んでしまう──
──そんな世界に、大体何でもできちゃう最強魔女を放り込んでみる。
襲撃は容易く止めるし、少女も親友も死なないし、暗躍する組織は壊滅する。如何なる陰謀も、圧倒的な力を前にしては無力なのだ。
これは、一人の最強魔女が様々な死亡フラグを折りまくり、本来迎える筈だったバッドエンドを力こそパワー理論で無理矢理ハッピーエンドにしていくだけの話である。
この作品はハーメルン様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 18:00:00
143371文字
会話率:46%
元天才子役であり、大人気アイドル『雪月花』のセンターである『雪宮唯』。幼い頃から役者業とアイドル業に青春を捧げてきた彼には一つの願いがあった。それはアイドルの雪宮唯としてではなく、普通の学生『白鳥唯』として青春を送りたい。正体を隠すことを条
件にその願いを叶えた唯だったが、とあるキッカケでクラスメイトの女の子にバレてしまった。その子の名前は『風祭絢』。彼女は女優になる夢を密かに抱えていた。絢の夢を知った唯は、正体を隠すための協力をしてもらう代わりに、彼女に稽古をつけることとなる。唯は臨んだ青春を送るため、絢は女優になるため二人は交流を深めていく。果たして、唯は無事に高校を卒業し、絢は女優の夢を掴むことができるのか。
前に書いてた作品を一から書き直した作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 19:00:00
225946文字
会話率:43%
アイドルグループ『雪月花』で活動する『雪宮 唯』はずっと憧れていることがあった。
それは普通に学校の友達を作り、行事に参加をして思い出を作ること。
グループのメンバーや事務所に迷惑を掛けることはわかっていたけれど、一生に一度の高校生活を普通
の高校生として過ごしてみたい、青春してみたいという願望を抑えきることができなかった。
そこで事務所から提示された1つの条件。
卒業まで絶対に正体を知られてはならない。
俺、『雪宮 唯』は本名である『白鳥 唯』として無事に卒業まで正体を隠し通すことを決意したのだが、そこで出会った役者を志すクラスメイトの女子、『風祭 絢』に正体がバレてしまった。
お互いに隠し事がある2人。
唯は正体を隠し通す手伝いをすること、絢は夢を叶えるための手伝いをすることを条件に手を組んだ。
普通の学生生活を全うし、絢の夢を叶えることができるのか。
アイドルと高校生、二足の草鞋の青春が今幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 19:00:00
353786文字
会話率:44%
貴族の末裔のみが通うことを許された惟神学園。神通力の探求と秘匿を目的としたこの学園に通う皇弥勒は、舞楽の天才として、惟神の陵王の異名で呼ばれる様になっていた。
大会での更なる活躍の為に舞いと神通力のコントロールに邁進していく弥勒だったが
、ある日父親に呼び出されて……。
惟神の陵王と呼ばれる高校生が、特別な使命を帯びて九州の地で戦う青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 19:00:00
39734文字
会話率:57%
春秋戦国時代の中国。秦の昭襄王に仕えた常勝無敗の大将軍“白起”の生涯を描く長編小説。
最終更新:2024-05-12 19:00:00
252523文字
会話率:54%
<i705694|36360>
本作は他サイトにも掲載します。
また第一幕はyoutubeにてボイスドラマとして投稿しておりますので、宜しければそちらもご視聴ください。
https://youtube.com/@GE
NSEI_NO_KUNI折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 23:00:00
125455文字
会話率:51%
異世界に勇者として召喚され、早五年。
影鷹月花は、未だ最弱の代名詞たるスライムにさえ勝てずにいた。
多くの人々がそんな月花を見限る中、唯一月花のことを信じ続けるのが月花を召喚した術者でもあるアンシア姫だ。
アンシアの存在を支えにスライムと戦
い続ける月花の日々は、しかし魔王軍の襲撃によって崩れ去る。
震えながらも自分を庇うアンシアの姿に奮起する月花。
その振り抜いた剣が、敵将の首をあっさりと刎ねた。
実のところ、奇跡的なまでに実力が拮抗したままスライムと共に成長し続けた結果、月花は今や世界最強級の実力を持つに至っていたのである。
しかし、月花自身はその事実に気付かない。
かくして、己を史上最弱と認識する最強勇者の冒険は始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:49:15
86544文字
会話率:21%
どうせ断るつもりだったお見合いの場に現れたのは、10年前に離れ離れになった親友だった。
「私にしとかない?」
昔は男子にしか見えなかったのに、すっかり美少女に変貌した彼女……『ゆーくん』こと烏丸唯華は、結婚相手として自分を推す。
名家の
跡取り息子である九条秀一は古くからの家訓に従い高校生の身にして結婚を急かされているのだが、唯華も似たような状況らしく。
「よく知らない相手と結婚するって、博打要素が強すぎるでしょ? その点、秀くんが相手なら気が楽かなって」
そんな軽いノリで、結婚を決めようとしていた。
一方、幼い頃から利益目当てで近づいてくる者ばかりで今やすっかり人間不信な秀一としても、かつての親友が相手なら気を許せる。
というか他の女性と同居生活など送れる気がしないため、実質他に選択肢がなかった。
そんな利害の一致により、ある種ビジネスライクに結婚が成立する。
ゆえに、美しく成長した唯華の『女性』の部分にドギマギしつつもあくまで『親友』としての距離を保とうとする秀一だったが。
「秀くんが……結婚してください、って言ってくれたぁっ……!」
重い女だと思われないよう表面上は軽い調子で接しているが、唯華は10年前から秘めた恋心を更に燃え上がらせているのだった。
誰よりも気の合う親友との生活は、昔と変わらずどこまでも楽しくて。
けれど、『親友』から本当の『夫婦』へ。
少しずつ少しずつ、二人の関係性は変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 18:24:33
388375文字
会話率:47%
この世界の絶対的な権力者であり支配者である『七賢聖』。
強い者が弱い者を嬲る弱肉強食の時代が続く中、一つの伝説だけが何百年もの間、脈々と受け継がれて来た。
『“青き鳥”に認められし者……恩寵と厄災の力を持ち、純白の翼をその背に宿す七人の者
達が、この世界を滅ぼすであろう』
伝説の七人を人々は“七翼の恩災”と呼んだーー。
この世のモノとは思えない程美しい紺碧の瞳を持つ美少女マイハは、相棒兼ペットであるラキと共に“七翼の恩災”探しの旅を続けていた。
唯我独尊、傍若無人、とんでもない女王様気質の上、性格の悪さは他の追随を許さない。
そんなマイハの目的は唯一つ。
“七翼の恩災”の力で、この世界を滅ぼすことである。
気に食わない奴はぶっ潰し、一度決めたことは死んでも果たす。
これはたった一人の少女の夢を追う物語であるーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:41:47
40257文字
会話率:40%
「時計塔の千夜」を知ってるか?
最初の噂は、それだった。
東棟の屋上にある時計のそばに、輝く銀髪の女性が一人佇んでいる。
その子は、昔この学校の生徒だった。
いじめに遭って飛び降り自殺をして、そのままここに居座っている幽霊だ。
「キング
の怒りを買うと、千夜に呪い殺される」
二つ目の噂は、それだ。
寮長という面倒なものを任され、渋々引き受けた俺に対する、嫌がらせ。
キングとは、俺のこと。俺の怒りを買うと殺されるらしい。
馬鹿馬鹿しくて、笑うに笑えない。
寮生をまとめる立場にありながら、その統制を取ることが出来ない力不足を叩き直すと言われている。
——冗談じゃない。
いいだろう、その挑戦、受けて立つ。
うまく騙したつもりだろうが、俺にその手は通じない。
それがどうしてなのかを理解した時、お前は無事でいられるかな?
孤高の学生探偵「最上光彰」と、謎の幽霊「千夜」。
その二つが絡むと人が死ぬと言われている、私立清水田学園高校。
そこで生徒が頭から血を流して死んでいるのが発見された。
噂を信じきっている学生たちは、学長に光彰の退学を求める。
「光彰はそんなことをする人じゃない」
唯一の味方である柳野黎と共に、無実の証明に挑む光彰。
「余裕だけどね」と語る光彰の、犯人探しが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:37:08
101296文字
会話率:47%
神戯樹を崇める「シーンツァ」という王国
そして神戯樹と”知恵の伽藍”が住まう星樂街
巨大図書館の地下に張り巡らされた彼女の仕事場では、いつも様々な事件が送り込まれる。
菫と灰の混じった先は、本当に美しい霞の空?
唯彩とミステリー、ファン
タジーの入り交じったシーンツァへようこそ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:15:41
46977文字
会話率:41%
久守唯子は55歳の誕生日前日に命を落としてしまう。
気がつくと、彼女は「ローズ」という名の赤ちゃんとして転生していた。新たな人生のスタートに戸惑いながらも、ローズは自分がどの世界に転生したのかを模索する。
そこは異世界なのか、それとも未来の
世界なのか?
周囲の人々や環境に混乱しつつも、ローズは過去の記憶や知識を活かして、新たな人生に適応しようと奮闘する。
彼女の新しい世界での冒険や成長を通じて、ローズはさまざまな課題に直面し、困難を乗り越えていく。そして、彼女自身が幸せと意味を見出しながら・・・
ローズの転生を通じて、人生の新たな可能性と喜びが描かれる物語。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:11:50
93774文字
会話率:13%
天空迷宮バルビル。
世界で唯一地上に存在する塔型ダンジョン。
迷宮内にある街セイン生まれの少年ヤンは、生まれて間もなく母を亡くし父と二人暮らしをしていた。
物心ついた頃から父に連れられて迷宮内をくまなく探索するのが何よりの楽しみだったヤン
。
迷宮ギルドで案内人をしていた父はヤンの自慢であり目標でもあった。
ヤンが7歳になったある日、突然父が行方不明となる。
父の親友宅に身を寄せ3年。
晴れて見習い案内人となったヤンは案内人稼業の傍ら、迷宮内で消息を絶った父の痕跡を探して迷宮探索を続ける。
幼少期から父に様々なことを教えられ、一人になってからも日々鍛錬を続けてきたヤンは誰よりも迷宮に詳しく誰よりも身体能力に優れた案内人として見習いながらも周囲に認められる存在になっていた。
そんなヤンの願いは、早く正式な案内人になり、等級を上げてより上の階層を探索すること。
やがて比較的平穏だった迷宮にも変化の時が訪れる。
少年ヤンと迷宮の人々の運命が大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:06:51
235974文字
会話率:46%
10才のリルはある日自分に前世があることを思い出した。そして、今の難民の境遇に悲観する。難民脱却のために動き出したが、両親に見放されたリルには何もなかった。信用、知識、道具、力……ありとあらゆるものが不足していた。でも諦めずに0から始めてみ
ることにする。そのために冒険者を目指すことにした。何もなかったリルが少しずつ様々なものを手に入れて、出会った人々に支えられながら、町の中と外の依頼を両立する唯一無二の冒険者へと成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:00:00
919056文字
会話率:53%
祖国に忘れられても、帰還する理由がある。
第一部 『帰還』
記憶を失い、国外に放り出された‟次期皇帝”リツは、唯一付き従っていた従者ゲッカの導きのもと、祖国を目指し長い帰路をたどる。
…皇帝の座に就くために。
【登場人物】
リツ(葎
)…極東の大帝国“灯台郷”より国外追放された、皇位継承順位第一位の皇女。追放された理由を知らない。“聖”。
ゲッカ(月下)…リツに仕える従者。皇女に絶対的な忠誠を誓っているが、その素性は謎に包まれている。“邪”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:00:00
19389文字
会話率:39%
「おまえの嫁入り先が決まった」
虐げられて育った公爵令嬢エステルに告げられたのは、竜殺し、血みどろ伯爵と呼ばれる辺境伯との結婚。
エステルはしおらしく父と継母の言うことに従いました――が、実は内心、大喜び。
「これで長年の夢がかなう
わ!」
エステルの小さい頃からの夢は「記憶の花」という魔草を探すこと。
エステルは「記憶の花」を探すために、実は魔力が高く、魔法を使えることを周囲にひた隠しにしてきた。
同時に、母からの唯一の遺品である魔導書を使って、ひたすら魔法の訓練にとりくんできた。
これもすべて、「記憶の花」を探す自由を得たとき――つまり、結婚で家を出されるときのため。
そのときが、ついにやってきたのだ。
しかも、嫁入り先・クラウド・フォン・トレンメル辺境伯の所領は、魔力を湛えた土地にしか咲かない「記憶の花」を探すのに、うってつけの土地。
竜の棲む土地というのは膨大な魔力を有しているといわれ、クラウド辺境伯が退治した竜の棲み処付近にも魔石の大鉱泉があると噂されているほどだ。
エステルの父・リヴィエール公爵は密かにその魔石の大鉱泉を狙っていることを知ったエステルは、噂は本当だったのだと喜び、「記憶の花」探索に思いを馳せる。
腹に一物も二物もあるエステルだったが、御相手のクラウドも何か隠していることがある様子。
それぞれの思惑で行動する二人は衝突を繰り返すが、やがてお互いに知らない面を知るようになって……?
これは、ピュアな願いをひた隠して生きてきた二人が、心を温め合う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 17:59:28
154335文字
会話率:45%
※加筆修正は頻繁に行っておりますので、ご了承ください。
※作者の名前が急に変更する場合がございます。あらかじめ連絡致します。
【登場人物】アニエス・・・主人公『魔力無し』の公爵令嬢
セオドリック・・・国の王太子
エ
ース・・・アニエスの義弟。ロナ家跡取り
アレクサンダー・・・アニエスの唯一無二の腹心の従者。子爵家養子縁組が決まってる。
ロナ公爵・・・アニエスの父。名家中の名家『ロナ』家公爵
本編抜粋→
「・・・随分、仲が宜しいご様子ですね。」
若干、ひんやりする空気をまとい、アレクサンダーが、口をすっと挟んだ。
二人が振り返ると、公爵とエースもこちらを見ている。それに、アニエスは、慌てて、
「殿下は、私がお世話になるタニア様の兄君であらせますから、多少は世間話を交わします。が、特に仲がいいわけでは決して・・・。」
それに、セオドリックはうんうん頷きながら
「そうですね。おびえた彼女に胸を貸し、落ち着くまで背中を撫でて励ましたりしましたが、決して言うほど親しいわけではありませんね?」
「・・・っっな!!!」
アニエスは引きつった青い顔で、セオドリックの涼し気に微笑む顔を凝視した。
「で、殿下!そ、その言い方は中々に誤解を招きます!!」
「そうですねえ、では、貴女があられもない姿で僕の前に現れたという話もしない方がよいかもしれませんね?」
「っっ事故!あれこそ事故です!!いい加減に、ふざけるのを止めて頂かないとさすがに私も怒りますよ!」
その反応を見て、セオドリックは自分の腹を抑えだした。
「では、この腹を『また』殴りますか?」
「ア、アニエス!殿下をお殴りしたのか!?」
その発言には、さすがのロナ公爵もぎょっとして、身を乗り出した。
「え、それはその、しました・・・け・・・ど、もともとはセオドリック様が・・・!!」
「・・・いったい殿下が、何をしたの?」
エースが静かに聞くと、アニエスは無言でテーブルのグラスをさり気なく倒した。
「・・・まあ!!大変!テーブルが!!!ボーイさん直ぐに来てください!!テーブルにこぼしてしまったわ!」
「・・・・・・・・・今、わざと倒したよね??」
・・・おかしい!!最初は静かに食事していただけのはずなのに、
(『19、食事会と残念な一人娘』より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 17:57:09
780700文字
会話率:45%
「アンタは1人じゃ何もできない」
事あるごとにそう言い放ってくるパートナー、成瀬美亜にうんざりしつつも葉村志吹は彼女をサポートし続けた。
過去にモンスターに右腕を喰われ隻腕となり、さらに何も特殊な能力を持たない自分を雇ってくれるのは美亜だ
け……そう志吹は思い込み、どれだけパワハラされようが耐えてきた。
しかし、現実は違った。
確かに志吹は隻腕で、特殊能力を持たない。だがそのサポート能力は最高レベルであり、美亜のダンジョン配信を見ている視聴者達の目当ても美亜ではなく志吹の完璧なまでのサポート能力だった。そんな高い能力を持つ志吹が放置されるわけがなく、彼は美亜より遥か格上のS級シーカー・唯我阿弥数にギルドへの勧誘を受ける。
「今日はギルドへの勧誘に来たんだ」
「そういう話なら美亜を交えて改めて場を設けるよ。今日はグラビアの撮影で忙しいから、後日都合の良い日に……」
「え? 成瀬美亜ちゃん? 彼女はいらないよ別に」
「ん? 美亜の勧誘じゃないのか?」
「君がどうしてもと言うなら入れてあげてもいいけど、特に魅力は感じないな。僕が欲しいのは君だけだよ」
自分に敬意を示し、真摯に接してくれる唯我と自分を見下し、雑に扱う美亜……比べるまでもなく志吹は唯我を選び、美亜とのパートナー契約を打ち切る。
新たなギルドで正当な評価を受け始める志吹。
一方で志吹を失い、動画の再生数が落ち込んでいく美亜。
やがて美亜は自分の失墜を志吹のせいにし、自分が所属するギルドにありもしないことを吹き込んで志吹を悪者に仕立て上げ、ギルドを率いて志吹への復讐を企てる……。
無能と罵られ続けた実は有能な男が、環境を変えたことをきっかけに正当な評価を受け始める迷宮成り上がりファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 17:46:27
83934文字
会話率:44%
これまで1000人以上の罪人を斬り殺した【死刑執行人】シャルル。
1000を超える殺人の末、彼は常人離れした身体能力と精神力を手に入れた。
そんな彼の異常性を唯一見抜いたハルマン副校長によって、彼は特待生として超名門魔術学園【ユンフェルノダ
ーツ】に迎え入れられる。
シャルルは自分が『特待生であること』と『元死刑執行人であること』を隠し、処刑人メンタルと処刑人フィジカルで名門魔術校を生き抜いていく。
【第一巻発売中です!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:02:15
200228文字
会話率:46%
人の心を読み、操ることが出来る特別な力を持つ孤独な少女、音羽唯。彼女と同じように人間離れした身体能力を持つ少年、黒羽翼。二人は幼馴染だったが突然音信不通になり離れ離れになってしまう。翼は唯を懸命に探したが足取りを掴めなかった。
八年が経
過し諦めかけた翼の前に唯は突然姿を現した。しかし彼女は彼との思い出はおろか八歳になるまでの記憶全てを失っており、絶えず見せていた笑顔すら見せなくなってしまっていた。
それから数ヶ月後、ある事件の影響で家を失った唯は翼とともに暮らすようになった。八年間の別離により生まれた距離は簡単には縮まらず、ぎこちない接し方しかできない二人。それでも翼は普段寂しげな表情をする唯が時折見せる笑顔に惹かれ、唯は翼の裏表のない人柄に触れ、再び互いに好意を募らせるようになっていく。
カクヨム様にも投稿されているものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 17:30:00
355737文字
会話率:43%
幼い頃から夢に見ていた国家転生師(リィン)となったリージェとメルテ。国家転生師の役目は輪廻転生の環に乗れないよう、いにしえの魔王に呪いをかけられた生物を浄化すること。
うさぎのように飛び回る小柄な剣士、日々双剣を振り回すメルテと上級魔法
使いであるリージェは幼馴染で、見た目も性格も正反対な二人だけれど、互いを唯一無二だと認めていた。
リィンとなってからもバディを組んで共に歩んでいた二人。けれどもいくら窘めても怪我を厭わないメルテの立ち回りにやがて堪えられなったリージェはその隣を離れてしまう。
だけどやっぱり傍にいたい。そう思ったリージェは……。
女の子二人によるふんわりバトルファンタジー小説です。
※ ひとまず20000文字程度で完結予定、タイトルは仮のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 17:20:32
732文字
会話率:25%
レポート
それは生きた証
映像として遺された人達の、生きていたと言う唯一の証
人の命を書き留める仕事を始めよう
最終更新:2024-09-19 17:18:49
21355文字
会話率:42%