僕有馬末広は転生者だ。気がついたら赤ん坊でスタートした上、全ルートやり込むレベルで好きだったメインヒロイン3人とドキドキなラブコメを織りなすギャルゲー『サイン・ハート』の世界に転生していた!とは言いつつも、画面どころか名前すら出ないただの
モブだけど。しかし、僕は三人のメインヒロインや主人公達に関わる気は全く無いッ!理由?だって原作の尊いシーンにお邪魔虫が入り込んでなり替わったら虫唾が走るだろうがッ!てなわけで、脇からニヤニヤしながらイベント回収……。え?昔遊んでた男友達がお姫様?小学校時代、『いつか結婚しようね』って約束してから引っ越しちゃった子がアイドル?……中学校時代生徒会長なのに元校内一の嫌われ者で、いっつも僕に愚痴りまくってた人が凛々しい生徒会長?え、だって名字……あ、両親離婚で替わった?そうですか。全員知り合いかぁ、僕もう寝ます……。
これは《僕》の物語であり、《偽物》が世界を救う物語だ。
カクヨムとハーメルンにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 22:08:26
37885文字
会話率:56%
無自覚ド天然な少年の小野大志は、自分の通う男子校の生徒会長と、向かい側の女子校に通う幼馴染が交際している噂を聞き、高校二年になっても恋人がいない現状に思うところがあって恋人作りに励むようになる。
…………なの、だが。
「俺の男
子校、可愛い女の子いるかな?」
「そもそも女子いないから」
「そうだったのか。じゃあ、そっちの女子校の友達とか紹介してくれよ」
「嫌」
何故か幼馴染による妨害を受けることになる。
果たして、大志に彼女は出来るのだろうか…………?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 10:14:47
267682文字
会話率:42%
大黒千歳は高校一年生のころから好きだった北原光に、高三になったいまいよいよ告白する。帰り道で彼に声をかけ、近くのファミレスに入り告白をするが––––結果は玉砕だった。しかしなぜダメなのかを追求すると、なんと光がゲイで、同じクラスで生徒会長の
萬屋和洋のことが好きだからだという。自分の恋が叶わず残念な千歳だが、それなら友達にならないかと光を誘うことにしたのだが……翌日、判明する。その和洋は千歳のことが好きだったのだ。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 13:07:02
194062文字
会話率:65%
【本作に寄せられたレビュー抜粋】
・『まるで大作映画を見ているような作品』
・『主人公は、(中略)必要悪になる強さを持った人物で、甘く優しいチートに甘えるタイプとは一線を画していると言えます』
・『もしこの作品が書籍化されたら、私は買います
。書籍化どころか、アニメ化や映画化などもして欲しいです』
・『緊張感のあるお話ですが、主人公の友達が時々ほっこりさせれくれます。緩急が上手いのでどんどん作品にのめり込んでしまいました』
あらすじ
人類のほとんどがマイクロチップを装着した世界。
ある日、そのマイクロチップに成人を対象としたアップデートが実施された。
そのアップデートに含まれていたのは、人間の理性を奪い、人をゾンビのような化け物に変えるプログラムであった。アップデートによって大人たちは理性のない、人を襲う化け物へと成り果て、残された子供たちは大人のいない絶望のネバーランドを生き抜いていくことになる。
そんな中、一人の高校生が学園を導き、新たなる秩序を創造していく。
風紀委員会は警察組織となり、校外委員会という武装組織が生まれ、校内で独自通貨が発行され、校則は校法へと名を変え、支配者と被支配者が生まれ、学校間で宗主校と植民校という外交関係が発生し、生徒会は政府組織《政徒会》となった。
それを指導したのは、生徒会長である主人公・アキであった。
彼はこう宣言した。「僕たちこそが、学園こそが、この世界の終わりという洪水に抗う方舟である」と。
仲間たちの死、裏切り、依存、暴力、正解と間違い、結果の見えない決断と、指導者としての責任……。大人の消えた絶望のネバーランドの中で、優しかった主人公は徐々に変わっていく。環境が、時代が、世界が、普通の高校生を国家の偉大なる指導者へと変える。
コンピュータウイルスによって発生したゾンビたち。
大人の消えた世界。
世界を崩壊させた大企業の創始者。
そんな終末に抗う高校生たち。
彼らが築いた学園国家・校国。
国父と呼ばれた高校生。
……そしてやがて、学園は国家となる。
※かつて投稿していた同作品名の作品を改稿し、設定を改変したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 00:46:32
334550文字
会話率:43%
幼馴染で恋人のカナ
彼女は僕に興味が無い。
他の友達やクラスの男子には愛想よく社交的なのに、僕が話しかけても「ん」としか返事をしない。
でも、人並みにはセックスをする。
都合のいい相手だと思われていると感じるなか、先輩のセツナから「
別れろ」と迫られ、それを拒否すると「浮気しろ。私が彼女になる」と強引に決められた。
※完結済作品です。
※この作品は一人称視点のみで描かれております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 07:00:00
33425文字
会話率:39%
(岳編)
イケメンだが、髪もボサボサでメガネ陰キャの鮎川岳は、学校のマドンナ田中有紗に恋をする。
岳は有紗に振り向いてもらうため、友達の松田刃に手伝ってもらい、キラキラモテモテイケメン男子として変わるー。
(刃編)
イケメンだが、髪もボサ
ボサでメガネ陰キャの鮎川岳の好きな人、田中有紗を振り向かせるため、岳をキラキラモテモテイケメン男子に変える。
だが、刃自身も岳に好意を寄せていてー。
(有紗編)
生徒会長として働く有紗は、副会長の岳に好意を寄せている。岳からのアプローチに舞い上がっていると、友達の和哉にハグをされー。
三人の主人公が繰り広げる、きゅんあり悲恋ありの物語。
「岳くんの本当に好きな人は誰?」
「俺の恋は叶わない。応援するしかないんだ。」
「恋が叶っても悲しいんだよ。恋ってそう言うものなんだ。」
三人の一つ一つの言葉が泣ける!と思います!(第三者より)
ぜひ見てください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 15:47:09
44161文字
会話率:45%
小学校、中学校と友達がいなかった久保千紘はどうせ高校でも友達が欲しいと思いながらも、友達が出来ないんだろうなと考えていた。しかし、学校の校則により強制的に部活に入らされる事になった時にある部活を見つける。
その名は——ぼっち部。
メンバーは
ちょっとポンコツな生徒会長といつも眠たげな先輩などなど。その中には久保千紘の事を好きな人もいて!?
自分の経験から人と接するのがいやだったが、ぼっち部を通して仲間といることの大切さを知る。自分のぼっちな体験を語りつつ話を進めていくラブコメディー
後書きにも作者とTwitterに送ってくれた方々のぼっちエピソードを書いているのでそちらを読んで笑って頂けたら嬉しいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 22:12:24
100200文字
会話率:56%
小学生の頃から愛されず親も他界し、友達ゼロの孤独高校生【重田 愛】は成績優秀スポーツ万能な生徒会長【甘野 雪】に声をかけられる。
二人は友達になり一緒にいることが多くなったある日、愛は雪に愛されていると感じる。愛は「私だけを愛して」と雪に
告げた。
雪は微笑み愛の手を握り頷き、親のいない愛を雪の自宅へ招き一緒に住むことに、そして、雪が愛に見せる本当の姿。
この物語は愛が重すぎる少女と甘えたがりな少女の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 20:00:00
2593文字
会話率:54%
表向きは成績優秀、運動もできるイケメン陽キャで2年にして生徒会長を務める氷室 蒼真は、裏では他人を見下し、嫌々生徒会の業務を務める周りの評価とは真逆の人間だった。ある日、誰もいない生徒会室でいつものように告白してきた女子の悪口を叫んでいたら
、同じく生徒会の天羽 詩織に偶然目撃されてしまう。まずい…このままでは天羽に自分の本性が言いふらされてしまうと焦るも、天羽には友達がいなかった…
これは本性を隠したい系イケメンの氷室くんと友達いない系美少女の天羽さんのぐだぐだラブコメ!!(たぶんね!!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 22:26:41
1856文字
会話率:53%
幼なじみや友人には言えない秘密の関係を持った主人公と生徒会長の話です。
【主要な登場人物】
※ストーリーが進むごとに付け加えていきます。
・広瀬 蓮 (ひろせれん)
4月から学園に通う高校1年生。1-Aの委員長。勉強・運動はそこそこ。
目立つほどではないが容姿は整っていて気配りもできるため密かに狙っている人もいる。ヒヨリのことを信頼していて今まで隠し事をしたことがない。
・柊 汐音 (ひいらぎしおん)
高校2年生であり学園の生徒会長。何事にも動じず素っ気ない性格で男子からは「氷の美女」と呼ばれている。勉強・運動ともに優秀。実は、レンのことを学園で会う前から知っていて…
・夏瀬 日和 (なつせひより)
レンの幼なじみでありクラスメート。陽気な性格でスポーツ万能だが勉強はちょっぴり苦手。レンのことを誰よりも知っていると自負している。
・長瀬 拓也 (ながせたくや)
レンの友達でありクラスメート。熱血な性格で何事にも全力で取り組む。空気を読むのがちょっと苦手。
・齋藤 健太(さいとうけんた)
レンの友達でありクラスメート。女っぽく見られることが玉に瑕。気配りが上手で、いつもタクヤが乱した空気を戻してくれる。
※本作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 20:13:34
12247文字
会話率:41%
裁縫が趣味で手芸部に所属している僕、佐々政晴の元に幼馴染で生徒会長の月宮楓花が頼み事をしてきた。
どうやらコスプレイヤーをしている友達の衣装を作って欲しいみたいなんだけど、何で楓花がこんなに恥ずかしそうにしてるんだろう?
頼まれた
衣装も僕が知っているアニメや漫画のキャラじゃないし、一体どんなコスプレになるんだろう……って、楓花?
そ、それ、何のコスプレなの……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 06:00:00
10560文字
会話率:58%
「pixiv」に掲載済みの作品です。
片思いをもうやめようと、通学路を歩いていた。
冬の通学路、ぱきりと踏んで割れる薄氷が私の恋のようなもの、そう考えて歩いていた。
平川詩春は同じクラスの町谷永遠に恋をしていた。一年生の頃から可愛い
なと思っていた永遠はある日二年生の悪い先輩に絡まれていた所を退けた時から気になり、二年生にはそれが恋だと詩春は感じ始めていた。ただ成績優秀で容姿端麗、運動もできて生徒会副会長でもあった永遠に対し、詩春は成績も悪く友達も少ない。クラスでの友達も永遠くらい。絶望的な差に何度も諦めかけるが、今は高校三年の冬。もう今日やらないとこれからずっとできないと自分を奮い立たせる。
放課後、他の友人と話していた永遠を誘い出し、一緒に下校するがきっかけがつかめない。すると永遠が気を利かせて自分の隠れ家でもある古びた喫茶店に連れて行く。覚悟を決めた詩春は告白するが、永遠は突然の事に困惑し、返事は待って欲しいと言うのが精いっぱい。
優しい永遠の事だからこれは明確なノーだと詩春は泣きながら外へ飛び出す。走り疲れ、冬の寒空の下でうずくまる。すると不意に肩を掴まれ名前を呼ばれる。恥ずかしさから詩春は逃げ出そうとするが、すぐに捕まる。告白を拒否したのになんて残酷な事をするんだと詩春は恨みながら永遠を見れば、頭を下げていた。
「詩春……いや、詩春ちゃん。今は昔みたいにそう呼ばせて」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:43:27
14461文字
会話率:44%
男友達のような女友達と恋人になるお話です。
最終更新:2022-08-03 21:35:25
6185文字
会話率:40%
友達がいなかった為唯一の拠り所であった部活で無視されるようになってしまった女子高生桜田琳寧。なぜか溺愛して来るイケメン生徒会長、坂下大我に突如勧誘された生徒会での活動を通して青春を取り戻せ!
最終更新:2022-05-29 23:48:36
3026文字
会話率:23%
お嬢様である小夜は現代の子が大好きなテレビやゲーム、漫画などには触れてこなかった。それは市長であった父の影響もあったのだろう。厳しい環境内で育った小夜の生活は勉強ばかり。そんな小夜を見かねた玲菜は一緒にゲームしないかと勧める。
小夜の友達で
ある玲菜は生粋のゲーム好きだった。
ある意味凸凹コンビのような二人は意外にも仲が良く、一緒に学園生活を送っている。
ちょっと強引な玲菜の誘いもあり、小夜はゲームをプレイすることを決意した。初めての体験であるゲームという存在に小夜は胸に期待を膨らませていた。
そのゲームの名は「Various game worlds」
これを機に小夜の人生が大きく変わるだなんて、玲菜も小夜自身も思っていなかっただろう。
〇登場人物
主人公・苑田 小夜(ソノダ サヨ)
身長152㎝ 黒髪ロング 耳より低い位置に後ろでくくっている
市長の娘 お嬢様
テレビやゲームにあまり触れたことがない
白金学園2年 生徒会書記
玲菜のペアとしてゲームに参加
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栗田 玲菜(クリタ レナ)
身長167㎝ 茶髪 ポニーテール
小夜をゲームに誘った張本人
元気いっぱいな部分もあるが少しがさつなところもある
アニメやゲームが好き
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幸村 圭(ユキムラ ケイ)
身長165㎝ 銀髪ウルフで毛先が青 見た目は男の娘みたいな感じ
インドアめな男の子
バトルの時だけ豹変して暴走する
柚巴の双子の弟
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幸村 柚巴(ユキムラ ユズハ)
身長164㎝ 銀髪 青メッシュ 毛先を軽く巻いている
耳のあたりでツインテール
世話焼きのお姉さま系
弟のバトル中の暴走を止めてカバーをしている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 13:55:50
2392文字
会話率:44%
「進路固めなきゃな…」もう高3の6月の中旬。なかなか決まらない進路のことを考える度に私は憂鬱になる。
「大丈夫だよぉ!つっきーの成績なら、結構どこでもいけるって‼︎」
「そうだよ。私だってつっきーより成績悪いのに決まってないんだから。」
私、相田美月はお昼の弁当を一緒に食べながら、2人の友達に励まされていた。そんな時、普段昼休みに来ない担任の先生が教室に来たかと思うと、私の方に寄ってきて、
「美月、放課後ちょっと生徒会室に呼ばれてるから行ってね。」
生徒会室・・・?あの言い方だと、先生が直接私に用があるわけではないようだ。進路の事ではないんだな、と謎の安心をしたのもつかの間。なんで生徒会室なんだろう?と疑問に思った。生徒会に所属している訳でもないのに。。
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毎日退屈過ぎる時間を過ごしている。俺、佐々木優斗は世間一般にいう陰キャだ。まぁ本当はこんな性格ではないのだけれど…自分がこうなりたくて、わざわざこのキャラで学校生活を過ごしているんだ。なんの苦痛でもない。誰にも話しかけられない平穏な日々を送っていた。
なのに何なのだろう。いきなり廊下で先生に呼び止められ、放課後生徒会室に呼び出された。何で職員室じゃないんだろう。なんかやらかしたかな俺⁉︎
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ー放課後。
「2人には7日間同棲してもらいます。」
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注):
本文は1つの話につき、話を2部構成に分けています。女子の美月目線と、男子の優斗目線で2話ずつ投稿していく予定です。
例:
【0-美月 “7日間同棲してもらいます。” 】の場合→美月目線。
【0-優斗 “7日間同棲してもらいます。” 】の場合→優斗目線で同じ話。
と言った感じです。
ずっと同じ目線でのみ楽しみたい方は、○-美月 or 優斗でお読み下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 08:00:00
13475文字
会話率:12%
ある呪いを幼少期の頃に突然かかってしまった墨神 餓狼
そのせいで友達も恋人となる人も、挙げ句の果てには両親も餓狼のことを避けていつしか一人で生きることになってしまった。そのせいで特に女性に対して不信感を抱いてしまった。
しかし、その呪
いはある人によって一時的に抑えられるようになったが、本気を出すと解かれてしまう仕様になっていた。
そんな中であった、「私の名前は狩野、今日から貴方のメイドになります、以後、おみしりを」
そのメイドは突然、餓狼の前に現れた。
数年後、餓狼は世界で有数の皇立である神能ザキニシア学園に入学した。
謎のメイドも何故かその学校に入学していた。
ある日、生徒会長にある依頼があると呼ばれて……
その依頼からとんでもない事件が餓狼たちを襲う。
「俺は、なんで生まれてきた!!」
「それは…君自身が決めることだよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 22:18:51
95263文字
会話率:38%
町南海高校に通う宮城 洋一は小学校三年生の時に先生は何を考えたのか、お別れ会に 一発芸をしろと言った。友達が一人もいない洋一はその場で何も出来なくてなきそうになってしまう。しかし、ある男の子が突然、洋一をかばった。 そして時は過ぎ、ある転
校生が来る、そいつから漫才をやらないかと誘われて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 20:00:00
55152文字
会話率:30%
「生徒会長に花火のときに告白したいんだ」
毎年地元で行われる夏祭りの最後の花火で、それを見ながら告白すると成功するというジンクスを知った竹下 翼から相談された角田 陸は、文武両道・才色兼備の才媛、増田 葵を夏祭り会場から連れ出す。
最終更新:2021-11-20 17:00:00
4758文字
会話率:35%
十年前。
当時高校二年生の僕、盛岡(もりおか)たかおはライトノベルの主人公だった。
正確に言えば学園ハーレムラブコメのライトノベルの主人公のような日々を送っていた。
なんせ仲の良い女の子が五人もいた。
クラスメイトの西青山
(にしあおやま)さき。
幼馴染の月ヶ丘(つきがおか)ゆうか。
学級委員長の全九年(ぜんくねん)みか。
生徒会長で先輩の天昌寺(てんしょうじ)まい。
図書委員で後輩の厨川(くりやがわ)かんな。
僕は彼女達の誰かと付き合うわけでもなく、友達以上恋人未満の関係で学生時代をなあなあに過ごしていた。
それから十年後。
僕と五人のヒロイン達は全員、交際歴のない独身アラサー集団になってしまった。
周りの同年代の知り合いが結婚していく中、僕達は今日もだらだらと無為に日々を過ごしていた。
そんな中、会社から三ヶ月以内に誰かと交際しなければ地方に転勤させると言われてしまった。
地元を離れたくない僕は再び停滞したラブコメの物語を動かそうと重い腰を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 18:52:12
9234文字
会話率:40%
龍山辰馬は友達から童貞であることをからかわれ、思わず「俺にも彼女いるし」と言ってしまう。
やばいどうしようどうしよう! 勢いそのままに言ってしまった! これじゃあ見栄張り童貞(レジェンドオブバージン)なんてあだ名をつけられてしまう!
――彼女は私なの。ね、辰馬。
そんな俺の窮地を救ってくれたのは、車椅子に乗った美少女の梓川知佳だった。
それから俺たちはすぐにみんなの追及を逃れるため生徒会室に向かい、彼氏彼女としての整合性を取るため
――私が龍山くんのを入れていいって言ってるんだから、はやくして。
――わかった。じ、じゃあ。
これは車椅子に乗った美少女とその彼氏役をすることになった男子高校生のお話。
ちなみに辰馬は、元超人気子役美少女に一緒にトイレに行こうと誘われたり、裸族のお姉ちゃんと一緒にお風呂に入ったり、妖艶なエロスを漂わせる女教師に塩酸をかけられそうになったりもします。
知佳の秘密が明かされる時、辰馬はいったいどうなってしまうのか!?
ブクマ、感想、レビューお待ちしております。(切実)
カクヨム様でも投稿しております。
先が早く気になるという方はぜひそちらでお読みください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 07:12:44
119670文字
会話率:42%