大陸の大半を領土とする帝国にある、山に囲まれた辺境の領地。そこに政治的な理由から皇女と婚約した若き領主がいた。
名はエルクで、自分にやれることをこなしながら平和な日々を過ごしていたが、婚約者の皇女は魔法の才能から人々を脅かす魔物と戦う日々を
送り、帝国にとってなくてはならない存在になっていた。
エルクは皇女と過ごす日々を大切に思いながら、強くなり魔物と戦うその姿を見て、辺境の領主では釣り合わない。いつ婚約破棄されてもおかしくないと考えるようになった。
そこでエルクは自分が最終的に選ばれないにしても、候補に上がるだけの人間になりたいと考えた。
そこで思ったことは、皇女と肩を並べ戦える力があれば――次第に力が欲しいと考えるようになった。
ある日、皇女の叔父――皇帝の弟である公爵がエルクの下を訪れる。力を求める彼に対し魔法の道具を持ってきた。
公爵に促されエルクは道具に触れた瞬間、漆黒が溢れ襲い掛かってきた。彼は帝国に反逆するため、エルクを騙し利用するため道具を持ってきた。そしてエルクは抵抗できないまま漆黒に飲み込まれる。
漆黒に取り込まれ、エルクは死ぬだろうという予感を抱いた時、自身に前世の記憶があることに気付く。
この世界は前世で読んでいた漫画の世界であり、エルクは漆黒に取り込まれ邪神として、世界を滅ぼそうと動く存在となる。
漫画と同じ状況になってしまったエルクは嘆くが、その時漫画とは異なる展開が起こる。
道具に秘められた力、邪神がエルクが持つ前世の記憶に興味を持ち、話し掛けてきた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:43:31
263397文字
会話率:57%
剣を手に傭兵として活動するラグナは、魔物討伐の際に自分が転生者であることを思い出す。
そして自分のいる世界が前世において、一年でサービス終了したアプリゲーム『ワールドエンド・アルカディア』の世界であること。さらに十日後に世界を滅ぼそうと
する存在が現れ、それに対抗するゲームの主人公や頼もしい仲間達がいないという事実を知る。
唯一存在を確認できるのは、ラグナがいるロイハルト王国の王女様――王家に受け継がれた装備を身にまとい、魔物と戦うゲームのヒロインだけ。
絶望的な状況の中、ラグナはゲームの出来事を思い出し、世界を滅する敵に対し抵抗を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 22:16:39
126184文字
会話率:43%
魔王を倒し勇者によって建国された王国。そこで権力争いを続ける貴族の家系に、国立魔法学園へ通う双子の兄弟がいた。兄はあらゆる才能に秀で、人望も厚い完璧な人間。一方弟は落ちこぼれで、家族からも出来損ないとして半ば無視されていた。
そんな双子
の弟、アルフは必死に勉強しながら耐え続ける日々を送っていた。可能な限り知識を得て学園を卒業し、家を出るために――しかしある日、当主である父から学校を辞め国の果てにある別荘を管理しろと命じられる。
アルフに拒否権はなく、失意の中で言われるまま馬車に乗って向かうことになったが、その道中で凶悪な魔物に襲われる。
それが父か兄の仕業だとアルフは勘づきながら、魔物から逃亡。森の中へ入り必死に進み続け、やがて辿り着いたのは国が過去魔物退治のために建設し、打ち捨てられた砦。何かないかとアルフが入り込み、見つけたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 20:50:10
129903文字
会話率:50%
ーー僕の神は死んだんだ。
ラクセンベルグ帝国、皇太子ユリウスは城を飛び出し必死で逃げていた。追手から逃れようと迷い込んだ森の中。そこで現れる恐ろしい魔物。その危機から救ってくれたのはーー「お前のことはわかってる」。謎の3人の男達だった
。
3人に半ば無理やり連れ回される中で、明らかになる彼らの目的。帝国皇帝の支配魔法によって、理不尽に蹂躙される大陸の真実。それを知ったユリウスの選択はーー
神々と精霊、剣と魔法が複雑に絡み合い織り成す世界。ユリウスは逃げた運命に再び向き合い、そして立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:09:46
403038文字
会話率:22%
主治医に気晴らしにと勧められた、フルダイブ式VRMMOPRG Otra Vida。
もう一つの人生という意味を持つそのゲームを、今まで碌にゲームもやったことのないカナカは進められるがままにプレイすることになる。
抑圧され続けたカナカは、Ot
ra Vidaを通じて自分探しを始める。
戦うのは好きじゃない。
――だってやりたくもないのに各種格闘技を習わされてたから。
自分に似合う髪型もわからない。
――だって選択肢なんてなかったから。
Otra Vidaでやりたいこともわからない。
――親に全部決めつけられて、それ以外をすべて否定されていたから。
親に定められたレールから降りることができたカナカは、ここから自分を探す旅を始める。
※剣と魔法のファンタジー世界、魔物がいる世界で戦闘をしないで男の娘が自分が何をしたいのか探していく話です。本人が戦闘をするつもりはないですが、降りかかる火の粉は払うしかないと思ってる面もあるため、戦闘描写が入る可能性も考えて残酷描写ありにしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:00:00
105149文字
会話率:29%
スルト魔法王国の公爵家に生まれたアーデルバルトは、婚約破棄されたのを機会に、隣国の僻地に存在する魔の森へと単身で引っ越し、何に煩わされることもなく好きに生きることにした。
悠々自適に人の寄り付かない危険な地域に家を建て、一人暮らしをしていた
家に、魔の森を有する隣国の王子がやってきて、唐突に「この先の人生を添い遂げてほしい」と求婚してきて……。
脳筋の隣国第四王子×魔法と知識チートの公爵家次男。
※剣と魔法と魔物もいるファンタジーです。
※若干下品に感じる表現があるので、R-15にしています。
※ネトコン応募駆け込みで執筆したので、ゆっくり不定期に続きを書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
11597文字
会話率:25%
創造主が小指にはめてた指輪がスルリと抜け落ちた。
それが男の頭にスポッっとはまった。
するとその男は突然消え、気づくと辺りは見知らぬ森――異世界へ転移してしまっていた。
剣と魔法のファンタジー、魔物溢れる危険な世界。
情報学部の大学生が現
代知識とアイテムを駆使して生きていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 06:00:00
693678文字
会話率:33%
「嵐の大戦《テンペスト》」の後、静かな「無風の刻《ドルドラ》」にある世界。
冒険者を生業としていた剣士カイル・ノエは、契約した精霊のことごとくを消滅させる「精霊殺し《シーサイド》」の烙印を押され、ギルドや所属パーティからも追い出されてしま
う。
失意のまま故郷への道を行くカイルは、森で魔物に襲われた少女に遭遇する。圧倒的な力を持つ魔物を前に危機に陥ったカイルに、少女が告げる。私はイア、最後の“竜精”──
自ら契約を望む精霊・イアにカイルは躊躇するが、最強の存在「竜」の魂を宿すイアは、カイルの「精霊殺し」の力にすら抗うことができた。
平和な「竜の楽園」を造るというイアの願いをかなえるため、そして無風の刻が終わり再び闇の気配が忍び寄る世界に自らの名声を刻むため、《精霊殺し》カイル・ノエの旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:26:23
373308文字
会話率:18%
長年打ち込んできた空手に挫折しかけ、無気力な日々を過ごす高校生の少年・有海流護。ある初夏の晩、あれこれ思い悩む流護は、疎遠気味になっていた幼なじみの少女を夏祭りに誘おうと思い立つ。そうして携帯電話のメールを送り終えた彼が顔を上げると、周囲の
景色が見覚えのない草原へと変化していた――。迷い込んだそこは、剣と魔法と魔物に彩られたファンタジー世界。様々な人との出会い、様々な敵との戦い。剣と魔法の飛び交う過酷な異世界を、流護は己が拳で切り抜けてゆく。その世界へ招かれた理由を、知らないままに。――拳に全てを懸ける現代日本の少年と、誇り高き異世界の少女騎士。きっと許されない出会いを果たしてしまった二人の、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:32:04
3995822文字
会話率:38%
普通の中年、宮田 良治と、障害を持つ息子の洸太は、日本からゲームの世界のような剣と魔法のファンタジー世界へと召喚された。
そこは各自が固有スキルを持つという世界で、リョウジは魔力とスキル関連を無効化する『治外法権』というスキルを得た。
そして、重度自閉症かつ知的障害を持つコウタは、世界そのものの在り方すら変えられる『ワールドマスター』というスキルを得てしまう。
自閉症だからねー、何でも自分に合わせたいんだよねー、思う通りにしたいんだよねー、などと現実逃避する暇もなく、リョウジは自身のスキルでコウタのスキルを無効化しつつ、冒険者となって元の世界に帰る手段を探すことになる。
障害児の世話(ワンオペ)をこなしつつ、魔物と戦いつつ、時に戦争に巻き込まれそうになりつつ、親子は旅を続ける。果たして二人は、そこの世界をぶっ壊してしまう前に日本へ帰れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:30:00
188429文字
会話率:64%
【第二部始まりました】
召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったの
か、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。
一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。
だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった!
突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか!
魔物に襲われた主人公の運命やいかに!
※カクヨム、アルファポリスへも投稿しています
※カクヨムで先行公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:24:46
974030文字
会話率:55%
早くに両親を亡くし、広い実家で親の遺産で生活をする自称フリーター(自活しているので決してニートではない!)の沢野井誠(さわのいまこと)。あるとき近所に不自然にできた古書店で、謎の本を買うのだが、なんとそれは、『物語の中に自由に入れる本』だ
ったのだ。
本気にしていなかった主人公はうっかりと現在ハマッているMMORPGの中に入ってしまい、成り行きでマジシャンに転職する。スキルを取得し、ちょっとだけレベルを上げて満足したところで元の世界に戻り、もう一度古書店へと向かってみるがそんな店が存在した形跡がないことに疑問を抱く。
そしてさらに、現実世界でも物語の中で手に入れたスキルが使えることに気がついた主人公は、片っ端からいろんなゲームに入り込んではスキルを取得していくが、その先で待っていたものは、自分と同じ世界に実在する高校生が召喚された世界だった。
果たして不思議な本について深まるばかりの謎は解明されるのだろうか。
カクヨム様でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 08:09:02
317392文字
会話率:36%
高校時代のツレと海水浴に来た主人公であるが、あるとき波にさらわれて意識を失う。
気が付くと唯一の人型ホムンクルスとして異世界転生していたのだった。
生み出された軍の研究施設で秘匿されながらある程度教育され、諜報部に拉致られるようにしてスカウ
トされメイドとしてどこかに潜り込むために教育されるが・・・。
陥れられたり死に掛けたり苦労しながら強く育っていければいいなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 17:20:19
163490文字
会話率:33%
転生の際にうっかり心配性な女神を母さんと呼んでしまった少年は、母星に目覚めた女神から最高級の加護である寵愛を授かる。
更にそれを見て面白がった他の神々も自分達を父や兄と呼べと寵愛を押し付けてゆく。
しかも何故か前世の記憶を残したままキオとい
う子供に転生してしまう事に。
前世の平和ボケした価値観を持ってしまったキオは魔物が闊歩して文明も低い危険で不便な異世界の生活に絶望する。
「危険で遊びもない世界でどうしろってんだよー!」
唯一の楽しみと言えば前世ではなかった剣や魔法の鍛錬くらい。
そんなキオの憂鬱な日々は、運命の少女達を助けた時から動き出す。
「キオは私の騎士様だよ!」
「キオさん、騎士になりませんか?」
「キオ様は私がお仕えする騎士様に間違いありません」
その言葉に目覚めたキオは決心する。
「そうだ! 騎士になって故郷の村の騎士になろう! ここなら魔物もたいして強くないし公務員だから比較的安全で将来も安泰だ!」
打算塗れの理由で安穏とした地方公務員ならぬ地方公務騎士となる事を決意するキオ。
だがキオは気付かなかった。彼に救われた少女達はキオを実力以上に評価し、更に彼を兄弟親子と認定した神々が彼を育てる為、日々に刺激どころか劇物を投与し続ける事に。
これは、安寧とした生活を求めて騎士を求める少年が英雄への道を全力で拒む物語である。
こちらの作品はカクヨムでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:00:00
81380文字
会話率:53%
とある事情から死んでしまったアユミは、女神様に頼まれて異世界のダンジョンを攻略することになった。
しかしやってきた異世界では、女神様のミスか戸籍も家も無い事に気がついてしまう。
このままではまともな生活が送れないと困ったアユミは、意外にも快
適だったダンジョンで暮らす事を決める。
こうしてダンジョンで生活する事になったアユミは、探索に失敗した冒険者達に倒した魔物の素材を売ったり、
下層に潜ってダンジョンの攻略を進める。
これは、ダンジョンの妖精と呼ばれるようになった少女が、世界を振り回しながらダンジョン生活を満喫する物語である。
本作はカクヨム、ノベルアップ+でも掲載されております。
カクヨムさんではエピソードが先行公開されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
563704文字
会話率:47%
数千年の時を君臨し続けた幼き魔王ラグリンドは、勇者との戦いによって受けた傷が原因で部下に反逆されてしまう。
しかしそれは部下の勘違いであり、実際には全くの無傷であった。
だがラグリンドはこう考えた。
「あっ、これ倒されたフリをすれば、わらわ
久方ぶりに仕事を休めるのじゃ!」
魔王就任以来碌に休んでいなかったラグリンドは、これ幸いと己の死を偽装して魔王の座を退く事に成功するのだった。
自由になったラグリンドは偶然知り合った最弱魔物毛玉スライム達と意気投合し、南の島に楽園を作って凄く事を決意する。
ここに元魔王による南国スローライフの幕が上がったのであった。
そして偉大なる指導者を失った魔王国は次第に崩壊を始め、同様に勇者が属する人族の国もまたその傲慢さから破滅の道を歩むのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 12:00:00
620889文字
会話率:49%
恋人へのプロポーズを目前に控えた26歳の青年、金田凌平はその道中、事故により瀕死の重傷を負ってしまう。途絶える意識。その中で願った「死にたくない」という思いに応えるかのように、神の声が響く。「貴方は選ばれた」定番の台詞。定番の展開。暗闇の中
、異世界へ行けと言う姿無き神の声に「だが断る!」と反発する凌平だが、元の世界に帰るには従うしかない。そう言われ、渋々ながらもこれを引き受ける。異界人の体を依り代に世界を渡る凌平。
そして始まる異世界生活。
『インバース』という名のその世界。空に、海に、大地に魔物が蔓延り、容易く命のやり取りが発生するようなそこでは、己の職業こそが物を言う。そんな、剣と魔法のファンタジー世界で凌平に刻まれた職業……それは――
「嘘だろ?」
と言いたくなるようなものだった。
こんな職業で大丈夫か?
頭を抱えながら、しかし、それでも凌平は行く。
「勇者を探せ」
神が言った、その願いを叶えるために。
生きて、待っている人の元へ帰る。
己自身の、その願いを叶えるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:14:41
175736文字
会話率:40%
小さい悪魔『テト』が剣と魔法が存在し、魔物と人間が対立する世界で繰り広げる冒険譚。
とある村で暮らすレオは、勇者になることを強いられるがテトとの出会いからその勇者への道は要らぬ方向へと向かっていく。
最終更新:2025-07-25 21:13:49
315181文字
会話率:62%
中年剣士クラトス・クレセントは、異世界から召喚されたばかりの聖女・小鳥遊桜を抱えて逃げていた。
召喚の直後、魔物の襲撃を受けたのだ。
聖女を守ることに熱を上げるクラトスは、右も左も分からぬ桜を助けると約束する。
クラトスにとって聖女を助ける
ということは、亡き妻との約束でもあった。
真面目でありながらもどこか飄々としたクラトスと、異世界に驚きながらもポジティブな桜はあっという間に打ち解けていく。
だが、クラトスには彼女に語っていない過去があった――。
約三十年前、魔王を討ち、当時の聖女を妻に迎えた最強の剣士――その正体こそ、クラトスだった。
既に終わったはずの剣士の物語が、新たな聖女との出会いで再び動き始める。
個性豊かな敵味方に囲まれながら、時にコミカル、時にシリアスに展開する、最強オジサン剣士×最強聖女コンビの、王道ファンタジーアクション!
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:10:00
173263文字
会話率:38%
魔物を倒すハンターに憧れを抱く少年のエル。
しかし有り得ない事に、堕天使ルシファーの力が宿ってしまう過程で、エルの人生が大きく変わる。
この世界では魔力と霊力を1つの身体に宿す事が出来ないが、エルだけは違った。
ただ、この2つの力はエル
を “ 無 ” へと消し去る要素があり、それをコントロール出来なければ……。
自分達が住む世界を守り、自身も消されない様にする為には……。
そして、堕天使ルシファーの魔力が暴走しない様にする為には……。
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:10:00
345042文字
会話率:28%
剣と魔法で、魔物の脅威と戦う世界。
シュバルグラン王国では、王族・貴族だけが魔法を使える。国によって胎児洗礼を受けた者だけが魔物と戦える力を有し、男は『戦う者』として、女は『癒す者』として国を守る。Orareと呼ばれる畜魔力器が多数多種類存
在し、国王は高レベルのOrareを数多く所有していた。貴族たちも、それぞれの家の家宝としてOrareを代々伝えもっている。
没落した公爵家の長女アリスヴェルチェ・フォーゲルは、『癒しの力』を持たず、彼女の幼馴染の第3王子ジーク・シュバルグランは『戦う力』を持たない。けれど2人は、独学で自分の力を伸ばし、それぞれの道を歩んでいた。
アリスヴェルチェ(アリス)は、フォーゲル公爵家の再興のためと、病弱で寝たきりの弟を養うために奮闘する。幼馴染として、また同じように性別に適合しない魔力を持った者同士として、ジークはアリスヴェルチェに寄り添っていた。
そんなある日、アリスヴェルチェは魔物との戦いで片足を失う。その代償として女騎士(Ritterin)として叙勲されるが、彼女はそれ以降、Scarecrow(カカシ)Ritterin(女騎士)と陰で囁かれる存在となった。
レイピアを仕込んだ杖をつき、それでも果敢に戦うアリスヴェルチェと、その知識と頭脳で彼女を支えるジークは、様々な困難や事件を解決してゆく。
公爵家の再興を目指すアリスヴェルチェは、先ず貧しく厳しい状況の領地を、立て直すことから始めた。そして謀反の疑いを掛けられた後、事故死したとされる両親の冤罪を証明するため、亡き父フォーゲル公爵が持っていたはずのフォーゲル家のOrareを探すことにする。
そこから少しずつ、王国を覆う陰謀が明らかになり、アリスヴェルチェとジークはその中に巻き込まれていった。
性別にそぐわない魔力を持つ、片足の女騎士公爵令嬢と学識豊かな学者王子。2人の絆は深まってゆくが、彼らの未来に待つものは何だろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 05:06:19
19229文字
会話率:37%
魔王軍の侵略を退けて100年後の世界。魔物は素材に成り下がっていた。
その素材を求めるべく、多くの冒険者たちが狩場へと向かう。
そんな中、弱小ギルドの姉妹の元へと正体不明の男が訪れる。その男の正体とは。グリムエッジとは。
最終更新:2025-07-23 23:40:46
9460文字
会話率:39%
ここは剣と魔法の世界。魔物が蔓延り、厄災が世界を蝕む。過酷な世界。人の管理が行き届かなければ廃れ崩壊する街も数多くあった。─俺の村も例外ではない。
表半球で最も広い大陸、ユグリス大陸その最東端に位置する平凡な村。俺アラストル・ユージは農家
の息子で父の畑作業を毎日のように眺めていた。決して裕福ではないが不幸でもない。平凡が最も似合う暮らしをしていただろう。─それでよかった
ある日魔族に全て焼き払われた。年齢5歳にして俺が確認できたのはグルグルの角が生えていたということくらい。それを頼りに唯一生き残った俺が復讐を近いこの過酷な世界を動き回る。
──20年がたった。俺は宿のベットに起きて、動くのをやめていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:39:50
104585文字
会話率:45%
むかしむかし、不可思議に満ち溢れた剣と魔法の世界。魔物を束ねし王、魔王の率いる魔王軍の進攻により、劣勢を強いられた人々は、異世界より英雄を招く術を遂行、召喚された勇者は魔王の配下、果ては魔王自身をも下し、異世界には平和がもたらされた
時
は飛んで千年後。とある村に一人の青年がいた。彼の名はフェイ・クラウン。特筆すべき事などないありふれた平民
訂正。自身の事を千年前に魔王を下した勇者の末裔であると言う妄想に入り浸るありふれた変態である。とある危機を奇跡的に乗り越えてしまった事を皮切りに、彼の人生は大きく歪み始めた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:45:09
103903文字
会話率:34%
【ディーラーとは、特定の商品を扱う卸業者である】
西暦2030年、太陽フレアがきっかけで地上に魔物が現れた。自衛隊が交戦するも全く歯が立たず、お手上げ状態。そんな折、一人の青年にある異変が?
隠れた能力「アームズ・ディーラー」を得た青年
は、謎の武器商人として自衛隊の為に魔物に抗う武器の調達を始めた。
この物語は、現代と異世界を行き来するSFファンタジーです。しっかりとした現代科学と量子理論で、空想の世界を分かり易く論理的に説明しています。
主人公は貧乏な男子高校生。進学のお金もなく卒業したら就職する平凡な未来が、突如目覚めた特殊能力によって一変、人類と魔物の壮絶な戦いに巻き込まれていきます。その過程で、様々な人との出会いや商談を通じて、徐々に世界が広がり、高校生の男子から大人の男へと成長していく様が見どころです。
また、商人のお話という事で、実際のバイヤーが体験する交渉術やものづくり、地方を巡る食文化を魅力的に表現しています。
物語が進むと、作者が独自解釈した壮大な歴史と宇宙が展開されていきます。例えば、白鳥座のブラックホールと邪馬台国の繋がりとか(笑)
まさに現代と異世界、神話と宇宙が交わる超長編のスペクタクルファンタジーとなっています。
【作者からひとこと】
『没入感に自信あります。きっと、あなたを冒険の世界へといざないます。そして、読んだら最後、眠れなくなりますよ〜!』
どうぞ、よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:06:11
37794文字
会話率:53%
令嬢?いいえ四男坊です!世話焼き幼馴染と事件を追えば陰謀が立ちはだかる!
シャルロッテ・フォン・グランヴィル公爵令嬢。
けれどギルドでは「四男坊」として名を馳せる、無敵の剣士!
趣味は魔物狩り、将来の夢は冒険者――そんな彼女の前に、建国祭
を前に起きた連続宝石盗難事件が立ちはだかる。
その裏に潜むのは、王都を揺るがす巨大な陰謀!?
「もう守られるだけは嫌だ」――過去の誓いを胸に、剣を取るシャルロッテ。
世話焼きな頭脳派幼馴染・アレクセイと共に、運命の歯車を動かせ!
【主な登場人物】
◆シャルロッテ・フォン・グランヴィル
公爵令嬢。ただし、ギルドでは「四男坊」で通っている最強の剣士。冒険と魔物狩りが好き。
◆アレクセイ・フォン・シュトラウス
侯爵令息。未来の宰相候補と噂される天才だが、幼馴染のシャルロッテの後始末にいつも頭を悩ませている。
完結まで40話ほど、毎日18時に更新していきます、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:14:48
101905文字
会話率:34%
10年前、異世界からやってきた謎のゆるキャラ生命体ダンポンによってダンジョン生み出され、ダンジョンが日常の中に入り込んだ日本。
高校生の壱野泰良は友だちに誘われて大阪梅田駅のダンジョンに行く
しかし、そこは大勢の人で溢れていて、まともに魔
物を倒すことができるような状況ではなかった。
手に入ったのはわずかな経験値と、何が入っているか、どうやったら空くかわからないD缶という缶詰のみ。
家に帰って自分専用のダンジョンが欲しいと思っていたら、突然D缶が開いた。
中に入っていたのはスキルを覚えることができる飴玉。
泰良はその飴玉でスキルを覚え、最強のダンジョン探索者になるべくダンジョンに潜っていく。
※ダンジョン配信要素は3章からの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:17:25
1122586文字
会話率:35%