サフィことサファイアはルシャール王国第二王女であり、ノシュテット王国第三王子マルクスの婚約者。
政略結婚とはいえ、大国であるノシュテットに嫁ぐのは誉れなこと。サフィとマルクスが会ったのは婚約を結ぶ為にマルクスがルシャールに滞在したほんの僅か
な間だけだが、彼女はマルクスに一目惚れ。会えない四年の婚約期間中も手紙のやり取りを続け、益々好きになった。
そしてサフィはノシュテットへ。
マルクスへの想いはあれど、祖国を離れるのことや、会っていないことに不安がないわけではなかったものの、マルクスは歓迎してくれた。
幸せな日々が続いたものの、更に四年後。
「サフィ、私達は白い結婚だ」
※ラブコメです
※途中視点変更アリ
※設定はゆるゆる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 18:12:43
8811文字
会話率:23%
【流星に、願いを乗せて】
時は西暦2200年。
太陽系に百万を超える数の大規模な隕石群が飛来し、内十一個が地球に落下、三十億人以上の犠牲者を出した。
それらの隕石は全て、未知の結晶鉱物の塊であり、人間の精神波を増幅し膨大なエネルギーへと
変える特性を有していた。
ただし、国際連合に代わる新たな国際組織である『地球統一連合政府』が回収できたのは、僅かに一つという結果に終わる。
残りの大半は、無名の研究機関『オーゼス』の手中に収まっていた。
オーゼスは連合政府からの再三に渡る引き渡し要求にも応じることなく、その数年後、隕石を動力源とする巨大戦闘兵器群『メテオメイル』を完成させ、何の意思表明もなく世界各地の都市へと攻撃を開始。
これに対抗すべく、連合政府は総力を結集し、僅かながら得られた交戦データを元にして模造メテオメイルの開発を開始。
しかし、当然の如く開発は難航。
その間にも各地の被害は加速度的に増え続けていく。
これ以上の侵攻を許せば防衛ラインが一気に崩れ、反撃どころか抗戦すら困難になる事を確信した連合政府は、苦渋の決断の末、未完成のメテオメイルの実戦投入を決定することとなった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-17 01:57:14
1430659文字
会話率:26%
旅人である主人公が干上がりかけた泉にたどり着くと、ひとりの少女に出会う。彼女は不安定な崖の上で糸を垂らして釣りのまねごとをしている。旅人の忠告を聞かずにいた彼女は大蛇に飲み込まれそうになったが、旅人がその正体を看破。大蛇は泉の精霊であり、僅
かな水を求めて土で大蛇を象り、道行く人を襲おうとしていた。そこで旅人は自分の持っていた瓶に彼女を入れ、水の豊富な場所にもっていき、旅をつづけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 22:48:27
25755文字
会話率:63%
「この場所は、地下深くのダンジョン核です。地上に出る為には、ダンジョンオーナーとして、死んだこのダンジョンに冒険者を誘い込み、多くの魔力や栄養で満たし、”蘇らせて”ください。」
ある日、現世で戦闘機盗を追い詰めた天才探偵とその助手は、僅か
な所で犯人を逃がし謎と後悔を残したまま死んでしまう。
探偵助手が目を覚ましたその場所は、モンスターすら近寄らない異世界の廃ダンジョン。そこで出会ったダンジョン付きの精霊は、最深層に謎の生体反応があることをほのめかし、探偵助手にダンジョンオーナーとしての権限を与える。
「師匠はきっとそこにいる。」
土塊だらけの異世界で、地上と師匠を探すためなら何でもする探偵助手の、とんでもダンジョン経営が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 20:21:30
45659文字
会話率:30%
ああ、またか。私の可愛い妹を見つめる、私の婚約者。その冷たい目に灯る僅かな熱量を確かに見たとき、私は既視感に襲われた。かつての人生でも、私の婚約者は私の妹に恋をした。私はただそれを見ていることしかできなかった。そして、そんな私は、何の因果か
、同じ時を巡る人間だった。
☆6月9日にKADOKAWA様より書籍化。☆12月9日に2巻が刊行されます。本当に有難うございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 19:20:07
437938文字
会話率:17%
エイジ達魔王国、同じ地の国々、そして神。その世界に生きとし生ける者全てが力を合わせ。多くの尊い犠牲を払いながらも、彼らは水神討伐に成功する。
しかし、勝利の安堵に浸ったのも束の間、真に世界を滅ぼす厄災が顕れる。
力を使い果たした彼らに
、最早抗うこと叶わず。奮闘虚しく、全ての命が絶たれてしまった。
そんな世界で、ただ一人生き残ったエイジは、最後の力を用いて時間の遡行を試みた。大きな絶望と、僅かな希望を胸に。
『今度こそ、世界を救う為に』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 00:00:00
130169文字
会話率:62%
榊原鈴音、彼女は死神により余命宣告を受けた。それは四か月後の彼女の一八歳の誕生日に死ぬという事だ。
そしてそんな中町田浩二は、公園のブランコで泣いている彼女を見つけた。彼にはもう彼女のことを放っておけなかった。
そして二人は友たちになり、二
人で色々な事をする。鈴音の最後の四ヶ月を有意義な物にする為に。
連載版とは内容が少し異なります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 21:03:33
47894文字
会話率:62%
榊原鈴音、彼女は死神により余命宣告を受けた。それは四か月後の彼女の一八歳の誕生日に死ぬという事だ。
そしてそんな中町田浩二は、公園のブランコで泣いている彼女を見つけた。彼にはもう彼女のことを放っておけなかった。
そして二人は友たちになり、二
人で色々な事をする。鈴音の最後の四ヶ月を有意義な物にする為に。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-22 19:02:37
77604文字
会話率:51%
妖精と人の間に生まれた子供。
妹はきっとそういう存在だ。
不思議な色合いに光る髪の毛とか、僅かな綻びも無く整った容姿だとか。人の世界に馴染めない存在感は子供から見ても異質で――。
なんとなく、彼女の居場所はこの世界の何処にもないよう
な気がした。
そんな思いからはや数年。
妹は立派なニートになりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 17:10:00
516503文字
会話率:51%
小説を書きたい少年・白鷺悠希は、自分には文を書く才能が無いと、そこはかとなく小説を書いては消して、書いては消す。その日々を繰り返していた。そんな中、ある日の教室で少し変わった女の子、春夏冬春香に、自分も小説を書いているという事実を聞かされ、
その日から春香にアドバイスを求めるようになる。そうした日々を続けている内に、彼の中で僅かな変化が起きて—―—―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 14:17:38
2528文字
会話率:39%
「癌です」と告げられた彼女は、哀しみよりも嬉しさの方が大きく泣いて喜んだ。
余命は一年持つかどうか。ただ死を受け入れるしかないと言われても平然としていた。
生きる意味を捨てた彼女は、親友の代わりにあるアイドルグループのライブへと参戦する。
そこで出逢った、人気アイドルグループ【ラフィルフラン】のメンバーとひょんな事から生活を共にすることとなった彼女は、僅かな時間の中で、恋をした。
遂げる事の無い想いを抱えたまま、病は彼女を死へ導く。
果ての見えない楽園で、生前の記憶が語られる。
「キミがその身を賭して愛してくれた事、おれは忘れない。もしキミの来世に、おれらの残骸があったら微笑んで欲しい。何度もキミを想うよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 19:55:25
70435文字
会話率:73%
おおよそ1000年に1度、この世界には魔物による「厄災」が訪れる。世界を循環するマナが弱まるタイミングと魔物が活発化する時期が重なり、発生の度に世界へ有象無象の災害を齎(もたら)すのだ。
最後の厄災に顕現した「傷の竜」の討伐から
30年。魔物は狩り尽くされ、僅かな残党も人前から姿を消した。各地は復興を終え、国交が回復しーー世界は厄災を乗り越え、平穏を取り戻したのだった。
これは、そんな平和な世界で暮らす人々のちょっとした日常の話。
*
こんにちは。この小説は自創作キャラクターの日常話を書きたいなと思って作成したものです。単話〜長編の群像劇風の書き物になります。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 16:18:43
4667文字
会話率:42%
不幸な事故で亡くなった【向日島レイジ】は異世界の神に転生を約束された……筈なのに。
もしかして俺、幽霊なんじゃね!?
転生した感覚も無いし、前世の記憶もあるし? つうかこれ肉体じゃねぇし!
物理的ダメージ負わなから無敵って、そもそも物理接触
できねぇよッ!!
次の転生を目指し、幽霊のまま異世界で過ごす内に、うっかりドラゴンの卵を孵化させちゃったり、うっかり魔術師に憑依して魔法を憶えたり、うかっり潜入捜査したり、うっかりゴブリンを猫耳少女に変えたり、うっかり創造神に天使認定されたり!?
魔王の魔力を押し付けられ、転生不可能となったレイジは、僅かな可能性を求めて聖女一行と旅する。
そんな【うっかり幽霊の異世界放浪奇譚】ここに開幕!
第3回ツギクル小説大賞にてAI審査賞(ファンタジーブレイン)を受賞しました!
あ、書籍化とかそういうのは無いです(笑
※本作品の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2018-2020 仁 智 All Rights Reserved. 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:50:00
426916文字
会話率:32%
英語教師の青井は春から顧問を掛け持ちすることに。
前任の策略によりタピオカ部を押し付けられるのだが……
誘惑に負け教え子に手を出してしまう。
深みに嵌った英語教師はついに許されざる関係に陥る。
悩みに悩んだ主人公たちはついに禁断の地へ。
も
う誰も止めることが出来ない果てしない旅で僅かな希望の光を探し求める。
閉ざされた絶望の楽園の中で永遠の後悔に苛まれ続けるしかないのか?
選ばれし者たちの若さ故の暴走が加速する青春残酷物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 04:53:35
430008文字
会話率:23%
『月の妖精』と称される公爵令嬢マルティナはとても可憐で儚げな美少女。
でもそれは偽りの姿。本当の姿を知るのは彼女の身近にいる極僅かな人のみ。
そんなある日マルティナは婚約者である王太子と、その恋人と噂される子爵令嬢の逢瀬の場に偶々居合わせ
、自分を陥れようとしていることを知った。
「ここまで虚仮にされるなんて、やってらんないわ!冤罪なんて更にごめんよ!」
そしてマルティナは白昼堂々忽然と姿を消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 23:38:39
580884文字
会話率:33%
《殺し奪うだけの才の果てたる百の魂の一つに告げる。
汝らの魂に刻まれた【武器】を取れ、七匹の【ドラゴン】を殺せ》
超存在からの一方的な通知から急転直下、目覚めればそこはどことも知れぬ山の中。
【ドラゴン】殺しの報酬は【望み】。百
の魂に与えられたのは僅かな情報と【武器】を呼び出す力のみ。
神なき世界に満ちるのは残酷と混迷。欺瞞と恐怖、欲望と殺意、そして血泥の混沌であった。
過酷なサバイバル・古今東西武器バトルロイヤルの幕開けである。
諸君の前に立つのは二人の主人公。
一人は自称身長150センチ、正確には寸足らずの少年|管金(すがね)。彼は学校に行きたくなくなかった!
前日嫌なことがあったから、ぐずって道草食ってふて寝していたのである!
管金には身長という願望があった。あと30センチ、いや最低でも10センチは欲しい。女子も含めてクラスで一番背が低いのって悲しいよね? 本人切実なその願いのために、管金は魂に刻まれた【武器】、大鎌を手に戦う。全てはおっぱい……じゃなかった、身長のために。
もう一人はラクロス部所属のギャル、|後虎(アトラ)。
頭は空っぽ、考えなしの直情径行。
しかし誰にも言えない強い願いが、後虎を戦いに駆り立てる。
可愛いはサイキョー! 絶対【ドラゴン】ぶっ殺す!
思考回路は単純だが、やる気と殺意は本物だ。
二つの魂の苦難と激闘の屍山血河残酷邪悪血みどろアクション(ちょっとエッチな展開もあるよ)ここに開幕!
土曜日以外毎朝七時に投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 07:00:00
523928文字
会話率:35%
ここは、”絶望”という感情が具現化してしまう近代都市の世界。
絶望に浸された生命体は、自制心を失い暴走してしまう。この世界ではそれらを「DSR」と呼ぶ。
そんなDSRに立ち向かうのが、公的機関団体「Eclipser / イクリプサー」だ。
しかし、DSRを元に戻すのは非常に困難であり、選択肢は僅かな望みを信じて助けるか、問答無用で殺すかのみ。
イクリプサーは大半、後者を選ぶようだ。
今日もとある少女が新人イクリプサーとして就いたようだ。
では、この少女がどのようにイクリプサーとしての道を歩んでいくのか見届けるとしよう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-21 14:20:34
2768文字
会話率:29%
港湾都市の外れの繊維製品工場で働く女性労働者達は、奴隷でないだけマシだと言うだけで、自由も希望も無かった。ある晩、暗闇の中に潜む何かに噛まれたキアラは、僅かな異能を得た。この力は、キアラ達女性労働者を抑圧し蹂躙する金の力、権力、権威の力と
戦う力となれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 23:08:43
86580文字
会話率:46%
かつて、神は、『無』から宇宙を創造し、宇宙に生物の元になるたくさんの種を振り撒いた。宇宙に撒かれた多くの種は、太陽の業火で焼かれ、極寒の星で凍結され、未だ宇宙を漂うものもある。
偶然、生物が住める星に辿り着いた種は、生物として生まれるも、厳
しい環境の中、幾度となく滅びの危機を経験する。しかし、僅かに生き残ることができた生物は、種に施されたプログラムに従い、魚や鳥、哺乳類、そして神の姿に似せた人類に進化を遂げた。
この世界の成功に気を良くした神は、新しい世界の創造と厳しい環境を乗り越えるために神の力の一部を与えることを決めた。しかし、神の力は、膨大な魔力と無から有を創造する『魔法』であり、人類の手に余る力だ。そこで、神は、僅かな魔力と、自然の理の中でのみ行使できる『魔術』を生物に与えた。
僅かな魔力を得た新しい世界の人類は、寒さや飢えで死ぬことが減り、魔法が無い世界の人類に迫る勢いで成長していたが、次第に成長が横ばいになり衰退を始めた。
世界に干渉できない神は、衰退からの脱却と回復のために一人の天使を送り込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 10:00:00
218435文字
会話率:40%
人類は滅び去り、そして生き残った僅かな人々が文明を再構築する遙か未来……ある青年がその世界に生きていた。
名を焔緋軌光《ほむらびきこう》というその青年は、友人である傍虎絆《ぼうこきずな》と共に、ひょんなことから人類を滅ぼした【神】を殺す組織
に加入することになる。
地平に根ざした数多の組織。そして襲い来る【なり損ない】の神々と、彼の秘密を探る陰謀を跳ね除け、神を殺し、世界を人類の手に取り戻すことは出来るのか……!?
(こちらは拙作【Last Reverse】のリメイク作品となりますが、内容はまったく異なりますので、まったくの新感覚作品をお楽しみください)
一日三回投稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 18:00:00
248620文字
会話率:39%
売国を目論む偽物姫×強者を演じる人外陛下。秘密を抱えた2人の切ない系異世界恋愛ファンタジー。
新規連載はじめました! よろしくお願いします♪
⭐︎あらすじ
クローゼア王国第二王女、リィル・カルーテ・ロンドラインは双子であることを理由
に忌み子とされ、蔑まれて生きてきた。
自分がもう長くないことを知った彼女は、敗戦した帝国にクローゼアを売国するために姉の替え玉として乗り込むことに。
交渉相手は先帝ときょうだいを全て根絶やしにしたという冷酷無慈悲な極悪皇帝……のはずなのだけど、彼には彼で事情がありそうで?
『絶対、偽物だとバレるわけにはいかないのに、叶うなら死ぬまでに一度だけでいい。彼に本当の名前を呼ばれてみたい』
これはそんな矛盾を抱えながらも、第二王女としての役を全うし、最期まで生きようともがく、偽物姫の人生全てを賭けた物語である。
他サイトでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 18:18:41
105487文字
会話率:32%