その春、真沙美は念願かなって信州奥地にある聖麗女学館本校に入校した。外界から完全隔離された聖地。監視、情報統制、秩序を乱す者への警告。その中、異端児を集めたチームB6は自由奔放に動き出す。
最終更新:2023-02-12 22:00:00
41587文字
会話率:29%
信州の田舎町で高校に通う御門千秋(みかど ちあき)は下校時に石の仮面を被った大男とそれに従う男達に攫われかけたところを、従弟の少年と正体不明の自称ジャーナリストに助けられる。
千秋は自称ジャーナリストの男から、襲ってきた者達が異世界の神々の
手先であり、彼等の目的が彼女の血脈が受け継ぐ能力であることを知る。
そして千秋を守ろうとする従弟の少年と襲い来る異形の怪人との対決が始まった。
※この作品は「ノベルプラスアップ」に掲載された作品に加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 01:00:21
316534文字
会話率:33%
1980年(昭和55年)春
信州大学に入学し、はじめて親元を離れて新たな生活が始まった。
大学を卒業して早40余年。
多くは忘却の彼方に……。
それでも胸の奥に残っている埋火を掘り起こし、
キャンパス生活を中心に、当時の
松本市の想い出を描こうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 00:00:00
139812文字
会話率:1%
丸尾と須賀の凸凹コンビが信州中綱湖で怪異に出合う
最終更新:2022-09-26 21:16:13
5354文字
会話率:36%
汐崎星吾(しおざきしょうご)は平凡ではない大学生。立派に超のつく力を持ち、世のためヒトのため超常現象と戦う毎日を送っていた(有料)。彼らのような人間を管理するのは国家機関の某役所。失敗でもしようものなら戸籍を剥奪されてしまう、リアルに囚わ
れの身の上なのであった。
ある日彼は某役所の入り口で怪しい美人と接触する。機密事項である彼らの尻尾をつかみ、自分の計画に使おうとしている女は名前を松井深葉。どーとでも回避できる計略はどーにも回避されず、イタズラ好きの上司のタワムレにより、汐崎は深葉にあごで使われる立場となってしまったのだった。
彼女の計略とは彼女の野望、「素敵なお屋敷を格安で手に入れること♪」。
レトロな屋敷には不思議が付き物、そのために安く売り出されている屋敷の現象を解き明かし(あるいは退治したりして)、害がないなら買いましょう、という魂胆なのである。
嬉々として大望を語る深葉に、組織の命令とあれば逆らえずに汐崎が連れてこられたのは、まずは信州の山の中。金持ち社長がイギリスから移築したという塔も見事な洋館だった。かつては栄華を誇ったこの屋敷、社長の死後は怪奇現象が相次ぎ、以後何人もの持ち主の手に渡り離れて、現在は相場の半値以下で売りに出されている状態だった。
屋敷の造りは美しく、深葉はお気に召した様子、しかし塔の検分となれば、彼らはとんでもない、妖精(!)に遭遇などしてしまう!! 掟により妖精――その名をプティット・ローズ――の面倒をみなくてはならなくなった現代の美女と、ドライな男の、ありえない日々の開幕編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 00:43:55
18547文字
会話率:49%
吹奏楽部でクラリネットの演奏に熱中する高校二年生の響子、彼女の吹奏楽部はコンクールで毎年全国大会にも出場する強豪校で、部活に明け暮れる毎日だった。それが、ある日、唐突に終わりを告げる。父親が、響子の伺い知らぬ事情で、母親の元にはもう帰って来
なかったからだ。
二学期の終わりの冬、母娘だけの生活となった響子は、頑張っていた部活を諦め、遣り切れない思いのまま、かつて母親が暮らした信州宮山に移り住むことになった。
転入した宮山北高校で、彼女の様子を心配した吹奏楽部顧問の三沢の後押しもあり、響子は再び吹奏楽部に入部することになった。宮山北高は歴史の古い高校だったが、吹奏楽部は校内の部活カースト最下層の弱小部活。三沢は過去に吹奏楽の強豪校での指導経験もあったのだが、彼の頑なな思いからコンクールへは出場すらしたことがなかった。
響子は、新たな部活の仲間と意気投合して、弱小部活なりの充実した学校生活を送っていたが、そこで、思いがけず、友人たちの不条理な過去、家族や友人関係の葛藤、そして部活への思いを共有することになる。
春、合唱部との合同演奏会で、響子ら精鋭メンバーで演奏したアンサンブルがきっかけで、コンクール出場への機運が高まる。躊躇していた三沢も意を決し、結束してコンクールへの過酷な練習に突入した。響子は、厳しい練習の最中、同級生男子部員との淡い恋愛、自分自身の出自への疑念、運命的な異母兄妹との出会いを経て、仲間との絆を深めていった。
多感な女子高生に突如訪れた家族関係の危機と、転校という大きな環境の変化、本作は、学校吹奏楽という若々しくも刹那的な音楽と部活の仲間との熱い人間関係を通じ、雄大な宮山の自然の中で、困難を高校生らしい瑞々しい感性で懸命に乗り越えようとする青春ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 00:39:40
116999文字
会話率:52%
40年前の信州での不思議な出来事の記憶である。「私」が山で出会った少年とのやり取りは時空を超えた自然の姿を「私」に教えたのであった。
最終更新:2021-12-30 15:35:56
4812文字
会話率:53%
信州のある山の女神春江は、土用と呼ばれる時に、お客様を集めてお話会をするのです。
メフィスト フェレスもお客の1人です。そして、今年、2022年に物神になったばかりの青年エドも呼ばれました。
エドは、100年前の1922年、よく年に作
家デビューする江戸川乱歩に関係のある物神のようで、メフィストは、ひとりの女性を愛した人間の男性の話を始めるのです。
※カール フォンコーゼルと言う実在した人物の死体損壊事件の内容が途中入ります。
特別、不気味な表現はしていませんが、ご注意下さいm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 23:48:17
11856文字
会話率:30%
三方ヶ原の戦いに続く一幕の描写。
キーワード:
最終更新:2021-05-30 20:49:28
1116文字
会話率:24%
フッと出かけた信州への旅を綴ります。
最終更新:2021-04-01 09:00:00
1066文字
会話率:0%
長野県南信州のボクシングジムを舞台に繰り広げられる人間ドラマ。
生きるとは何か。人と人との繋がりとは何かを問う作品。
最終更新:2020-12-23 20:07:26
67359文字
会話率:22%
私は栗田摩美。
私と優作がカフェレストランを切り盛りしていると、彼女がやって来た。
彼女が来てからは、私たちの周りで不思議なことが起こりだす。
そして、彼女には不思議な力と、ある目的があった。
信州を舞台にした恋愛
ファンタジー。
この作品は「E☆エブリスタ」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 19:08:17
89916文字
会話率:39%
私は過去の思いを抱えたまま、北信州にある龍神平《たつかみだいら》スキー場に向かった。
そこで私は彼に出会った。
お互いが胸の奥にしまった思いは同じ。
でも、私たちは180度違った立場だった。
最終更新:2020-05-31 01:17:04
116342文字
会話率:41%
かつて、“私”の上司であった五十嵐部長との思い出をたどり、信州は飯田線の旅に出る。
何かを信じ、何かに裏切られ、価値観や真理がわからなくなったときに、人はどんな旅に出るのか。
また、旅に出られる人間は、いったい、その旅に何を求めているのか。
“私”の目線で見る、信じたかった世界と、信じさせない現実の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 12:00:00
20612文字
会話率:0%
信州の山奥の郵便局で拳銃による殺人事件が発生する。
休暇を満喫するはずだったが取り消されて上役から命令を受けた、内務省国内調査局第七課の大海1等調査官はその事件に遭遇する。そして、その事件が水滴となって隠されていた水面を波立たせ事件は意外な
方向へ向かっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 03:15:44
41772文字
会話率:64%
時は江戸時代、我らが女神様御鏡静奈は後の信州高遠藩藩主となる保科正之と出会い、高遠藩を盛り立てる。やがて天下随一の高遠桜が危機を迎えると、御鏡静奈は正之を助けるために・・・。全11話、最後までぜひお読みください。
最終更新:2019-12-12 06:00:00
11463文字
会話率:48%
ある少年は、虐待を親から受けていた。そのような少年が、安曇野出身の旅行者と出会い、長野県内の家まで青春18きっぷで向かうことになった。そこで乗った電車で出逢った新しい家族とは、どんな関係を築いたのだろうか。
最終更新:2019-10-09 20:44:24
22543文字
会話率:65%
アニメオタクの僕は大学で勇気を振り絞って好きな女の子に告白した結果…。
拒否された挙句、内容をSNS上にばら撒かれてメンタル的に死んだ僕は大学を休んでいた。
仲間の提案で失恋のショックを癒すために東京から信州のキャンプ場で一夜を過ごす。
朝
物音で起きるとテントの前に現れたのは侍だった…。
タイムスリップしてしまった上に、なんか知っている歴史と違う。
おまけにメジャーな武将ではない(というかよく知らない)信濃小笠原家に仕えることになった僕。
果たして戦国時代を生き残れるだろうか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 12:00:00
38725文字
会話率:26%
信州の田舎に住む長田 治彦(おさだ はるひこ)は、祖父、丁次(ちょうじ)と二人して松茸狩りに出かけた。
先祖より代々受け継いできた、松茸が異様に採れる秘密の猟場を教えてくれるというのだ。
そこは女人禁制として知られる霊山のなかにあった。深く
分け入り、次元を越えた先には『行者転ばし』と呼ばれる窪地があり、たしかに立派な松茸が所せましと生えていた。こんな光景はお目にかかれるものではない。
しかし窪地には、いつの時代のものかすら定かではない人骨の山が築かれていた。足の踏み場もないほど、松茸に負けず散乱していた。
丁次いわく、『行者転ばし』には身の毛もよだつ歴史があるのだという。松茸は殺された人々の怨みと呪詛、人骨の栄養素まで吸い取って生長しているかのようだった。
たしかに星の数ほどの松茸を摘み取ることができた。これだけあればかなりの稼ぎになるはずだ。
丁次はさらに言うのだった。
じつは松茸以上のお宝が、ここから先にある『入らず山』の神域に眠っているという。
「いまからそこに潜入する。この獲物さえ採ることができたら、おまえは一生安泰だ。多少危険がつきまとうが、それに見合うどころか、ありあまる財産を築くことができるはずだ。それは――不老不死の秘薬となるモノだ」
とはいえそこは恐るべき魔所だった。しかも禁断の山には山姫がうろついていたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 15:00:00
151346文字
会話率:20%
この世界はつまらないと考える主人公、鎌田慎也は信州のゆったりとした風土で平凡な高校生活を送っていた。
これからもそのはずだった。
突然学校で起こり出す不可解な現象、次第に大きな事件へと発展する。
鎌田慎也は突然訪れた非日常のもとで事件
の真相を探ろうとする。
人は皆、無意識に世界に影響を与えている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 22:10:29
3125文字
会話率:38%
竜太とあれんは幼馴染であったが、小学校時代に離れ離れになっていた。竜太が27歳の時偶然見合いした相手があれんであった。二人は結婚の約束をした。あれんが決めた理由は、竜の字に特別な思いが湧くからとのことであった。しかし結婚前に竜太は突然3か月
のアメリカ出張を命ぜられた。出張期間の連休にあれんを呼び寄せグランドキャニオンへ旅行したが、突然の大雪に遭い命の危険を感じた。しかしあれんの機転で命びろいした。帰国後二人は新婚旅行の行先で意見が合わず、街で見かけた占い館に入り、占いの結果に委ねることにした。結果は二人が希望したハワイでも信州でもなくタイに行くべきだと勧められそこに決めた。いざタイに行くと、すべてが二人とも満足するものであった。チェンマイの夜市で、ここでも不思議な占い師にあった。占い師は二人の前世の姿を知っているという。占い師は、特別な力で二人の魂を前世に送った。前世では二人は婚約者同士であったが、王様の跡目争いで家同士が敵・味方に別れた。竜太は一方の跡継ぎであれんは一方の長女であった。竜太は相手の陣営に、戦を避けるよう説得に行ったが人質にされ、城の前に磔にされた。それを知ったあれんは、竜太を救うため、秘密に敵方に行き、自らを人質にして、竜太と交換するように頼んだ。竜太の父はその案を受け入れ、あれんも磔にして、城の前に立たせた。戦を有利に戦うためにあれんの側の将軍が強引に磔になっていたあれんを弓で殺した。あれんの父は怒りでその将軍の首をはね、竜太の側の陣営に降伏を申し入れた。あれんの非業な死に報うため、和解をした。竜太はあれんの亡骸を抱き号泣した。今世に戻った二人が今世でなぜ、別れては再会を繰り返す強い縁に結ばれていたかを知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 09:00:00
60836文字
会話率:57%