「私はこのアメリア・リシルス子爵令嬢との真実の愛に生きる! それに…君は『売られてきた皇女』なのだから、私の隣には少々不適格だ」
フリージアは大国の第三皇女。なにかと不穏なエルマーレ王国の王太子のもとに、婚約者としてやってきたが、婚約を結ん
だときの契約が原因で、『売られてきた皇女』という不名誉な二つ名をつけられてしまう。
ないがしろにされ、針の筵のような日々を送りつつも、皇女として毅然とした態度を崩さないフリージアだったが、ある日その王太子に、他国の使者が集まった夜会で、衆人環視の中婚約破棄を突きつけられてしまう。
………売られてきた皇女だなんて、誰が言い出したのでしょうね? 無事に婚約破棄されて万々歳ですが、名誉を傷つけられて謝罪一つで済ませようだなんて、許しませんわよ。なぜ私が婚約者になったのか、しっかりと思い出していただかないとね? さあ、身の程を思い知らせて差し上げますわ。
定番の婚約破棄からのざまぁのお話です。
全5話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 19:00:00
47658文字
会話率:27%
王妃たちの策謀により、生まれた時から辺境の塔に監禁されている王女、リリー。ずっと無気力に生きていたが、ある夜、バルコニーで前世に好きだった歌を歌っていると、目の前にフードを深く被った男の人が突然現れた。良い機会だと、悪い魔法使いだと名乗るル
ークに魔法を教わったり、話し相手になってもらっているうちに、好意を持つリリー。しかし、あるきっかけで有名になってしまい、それを邪魔に思った王家の通達により他国に嫁ぎに行くことが決まってしまって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 22:09:45
16863文字
会話率:42%
カクヨムでも連載中。
辺境伯爵であるミハエル侯に、皇帝陛下より内紛の鎮圧命令が下される。そのためローレン辺境伯領は、領主不在で主戦力を欠く状態であった。そんな中まるで狙っていたかのように、他国の軍勢が侵攻して来たと知らせが届く。
【ファンタ
ジーですので、結婚可能な成人年齢は十五歳、飲酒可能な年齢は十二歳からに設定しております。これは日本の法律に反する行為を、容認ないし推奨するものではありません。予めご了承下さい】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:43:29
669534文字
会話率:59%
ある年の月おわり。
突如として、とある集団が原子力発電施設を占拠、蜂起した。
彼らの要求は国の根幹に関わるものであり、24時間以内にそれが受け入れられない場合、施設を爆破すると、声明を発表した。
――もし施設が爆破されてしまっ
た場合、施設を中心とした半径30km圏内は人が住むことができなくる。
政府は事件解決に向け、現地に警察・自衛隊を派遣しつつ、秘密裏に特殊部隊隊員を送り込む。
――潜入は順調に進むも、インターネットを介して行われた犯行声明に、時間が経つにつれ、それに同調する者、支持する国が現れ、国内外に大きく波紋を広げるようになる。
政府は他国等からの干渉を受けながらもテロリストたちと相対し、事件解決に努めていくが……。
※前作のリニューアル作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 12:35:33
36335文字
会話率:13%
お酒を飲むことが大好きな公爵家の長女ナタリーチェには、他国に生まれたときから決められた婚約者がいる。
結婚を前に他国から婚約者が迎えにくる前夜、結婚したくなかったナタリーチェは、とりあえず逃亡してみた――。
※酒と愛のラブ感強めのお話
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 20:27:59
27104文字
会話率:56%
神々に祝福された土地:ドーリエン。
この地に建てられた王国は、一族から輩出した巫女姫(神使)によって、落ち着いた内政を敷いて他国に抜きん出た平和と安定を築いていた。
しかし、ある日を境に、おぞましき怪物たちがドーリエンの地を蹂躙する
。
この危機を救うために、巫女姫は〝勇者〟の再来を予言するが──これは、運命に翻弄される男と女の狂おしき愛の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 18:00:00
132979文字
会話率:35%
大陸の西側に位置し、四つの地区で成り立つ八大王国の一つ、冬春国。大国にしては領地が狭く、植物も中々育たず農作ができない。技術も退化し、輸出物がほとんどない。では何故、八大王国に数えられるのか。理由は単純。軍事力が八大王国と並べても頭一つ抜け
ているからだ。もう一つ。軍事力で何をしているのか。これは単純なものではない。古代の王がこの荒れた地で何を事業すれば良いか考えた結果、依頼を募集し、それを達成すれば金がもらえる、そういう事業を立ち上げた。当初はただ荷物運びだったり、誰にでもできる平和なものばかりだった。だが、各国が冬春国に目をつけた。そこから全てが変わる。国を滅ぼして欲しい、とある人物を殺害して欲しい…平和なものではなく、血生臭い依頼ばかりが殺到するようになった。しかし、依頼を受けないと、金がもらえない。だから、方向性が捻じ曲がったとしても依頼をこなし続けた。
そこから、何千年と。現在冬春国は戦争の国と呼ばれ、各国から蔑まされた。蔑ますでは飽き足らず、冬春国に一度でも入国したら、戦争の思想に染まったとして、他の国に入ることが拒絶される。冬春国は、他国から蔑まされる対象へと成り変わったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 22:10:28
40297文字
会話率:54%
自らの宿命により、柄埜崎 奈都芭(えのさき なつは)は仲間と共に異界の危機を救った。
全てが終わり現実世界に帰る事となった奈津芭。これでようやく非日常から解放されると思っていたが…帰った先で、親友である二人の少女が行方不明である事を知る。
調査の結果、彼女たちは異世界に無断で召喚された事を突き止める。
奈都芭は友人を助ける為、異世界に渡る事を決意する。
一方その頃、異世界では――
クライスター王国の若き女王であるエミリアは七つの国家が同時に行う、世界の命運を握る大儀式『勇者召喚』に臨んだのだが、他国の工作によってそれを失敗してしまう。
他の六か国が勇者召喚に成功した報聞いて焦ったエミリアは嘘の報告をしてしまう。教会との面談あるまでの一か月なんとか、再召喚を試みるが失敗の連続。
しかし、面談当日の土壇場で『勇者召喚』を成功する事ができた。
現れた勇者、柄乃崎奈都芭によって彼女の運命は大きく変わる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 15:00:20
40923文字
会話率:45%
フェレイデン帝国のクリスティーネ・ルナティアは父皇帝に溺愛され我儘で我が強く、自分のやりたい事はてこでも曲げない面倒くさい末っ子皇女
少女時代聞かされた母が体験した冒険、命を懸けた戦いを寝物語に育った皇女はいつの日か自分もそんな経験がしたい
と夢見るようになった。
十歳で商団を設立し、十五歳で死亡偽装工作しクリスティアと名を変えて大商団の団長として新しい人生を歩み始めます。
航海で嵐や海賊に襲われ、外国で鉱物の取引トラブルに政争にと巻き込まれます。
各国を移動しながらライバル商団に罠に嵌められたり、他国のお家騒動に巻き込まれたりと商売のトラブルに合いながらも数々の災難を仲間と共に解決しながら成長してゆきます。
皇女の成長と恋愛が交差する冒険ラブコメ
我儘皇女の成長は?
何を得て何を失うのか?
苦難をどう乗り切るのか?
皇后の愛と復讐とそれは…全てはこの日の為にの外伝
所々連載済の完結ストーリーと絡ませています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:23:30
322219文字
会話率:18%
父親は高い身分を持っているが、他国の平民だった母親はしきたりに馴染めず、幼い娘と共に森の小さな小屋で暮らしていた。
そんな理由で、生まれた時から人里離れた森で暮らす少女ミーシャ。
薬師である母親に知識と技術を教わりながら伸び伸びと暮らしてい
た。
だが、隣国との戦争が始まり、父親が怪我をしたことで屋敷へと治療のために出向くことになる。
それが運命の分かれ道とも知らずに。
薬師としての高い技術は持っているが、あまり人と交わることの無かった純粋な少女が望まない運命に巻き込まれ、少しずつ成長していく。
1月13日1章完結しました。
3月7日2章始めました。
2020年3月11日。4章始めます。叔父さんとの2人旅
。のんびり不定期更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 07:30:00
770043文字
会話率:29%
遥か昔、魔族、エルフ族、人族、ドワーフ族、獣人族が争う世界では、巨大な魔力を秘めた魔石を巡る戦いが続いていた。
王子ロイ・ラインハルトは、魔族の王が魔石を使って他国を侵略しようと画策していることを知り、各国の代表による一騎打ちで決着をつけ
る案を提案する。
一ヶ月後、各国の代表と魔族の幹部が激突する戦いが始まり、三日三晩の激戦の末、勇者が魔王を倒し魔石を破壊した。
しかし、勇者も命を落とし、見届け人のロイ王子は帰国後、争いを招く貴族を排除し、魔族と人族を統一したライン王国を建国する。こうして多民族国家が成立し、平和が訪れた。
それから五十年後、ライン王国は繁栄し、争いのない世界が築かれていた。
その中で、リズ・ヴァートリーという少年が勇者に憧れ、祖父と共に旅をしながら、将来の夢に向かって成長していく物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 21:19:06
20135文字
会話率:23%
「魔女狩りの生き残りが知る真実は残酷です。」スピンオフ
世界最高峰の魔法使い ノエル・アザリンスの物語
エアリオス建国から他国への出向、行った先の国での人との関わり。
どうやって革命の思いにまで至ったのか。
お楽しみあれ
⚠︎話によ
って長さが多少違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 08:00:00
37609文字
会話率:63%
ラディエナ・ユーフェン。
彼女は有名な人物であった。
この国のみにとどまらず他国へとその名を轟かせている。
しかし人によって彼女を知っている理由は異なる。
ある者は彼女を麗しい淑女だと言う。
またある者は勇ましい騎士だという。
そしてある者
は水の精霊王と契約した底知れぬ力を持つ人間だと言う。
これはそんなラディエナと彼女を取り巻く人々の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 17:21:38
10722文字
会話率:28%
世界に存在する御伽話のような存在、特殊能力者。
普通の人間には耐えられない強大な力を持つ彼らは、その能力をときには善に、ときには悪に使いながら、今日まで人として、生きてきた。
その1人である少女、マチルダ・スカリターは「超越」の能力を持つ
。
過去彼女のみで一国を壊滅状態に陥れたことから、“破壊の怪物姫“と呼ばれ、世界三強の1人として恐れられていた。
しかし過ぎた力には代償がつきものだ。
彼らは力を使う代わりに、暴走を引き起こす。
それを食い止めるのが、特殊能力者の対となる鞘という存在。
彼らはただの人間であるが、それぞれ対となる能力者にのみ暴走を抑える等のことができた。
その方法はキス。
「他国の国王に拉致同然で嫁がされて、尚且つ、好きでもない男とキスしなきゃいけないなんて、嫌だ!ぜーったい、嫌だ!」
「ガハハハハ!諦めろ、マチルダ!其方は私と夫婦になるのだからな!」
「誰がお前みたいな筋肉だるまと結婚するかぁ!」
これは、無理やり他国へと嫁がされた姫が脱走を繰り返し、鞘となる国王との愛をなんだかんだで深めていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 00:00:00
55885文字
会話率:23%
あぁ、愛してやまない祖国が愚かな蛮族達に蹂躙される。
頑強を誇った城が崩れていく。
恐れなど無い我らが騎士が烏合の衆に嬲られていく。
他国より抜きん出ていた魔法の数々が価値を知らない者達によって破壊されていく。
私の目の前で将来を誓
った最愛の女性が殺された。
許さない。我らが国を破壊する者どもに鉄槌を。
許さない。あの娘を殺した灰色の髪の女。
そう思った時、どこからか聞こえてくる声。
相手はなんと悪魔だ。
僕が死んだ時に僕の魂を捧げる代わりにもう一度人生をやり直し出来るという契約を持ちかけて来た。
当然僕はその契約を了承した。
待っててベアトリーチェ。絶対君を救い出してみせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 09:00:59
16890文字
会話率:35%
シグ・ウォーデンハルトと妻レナは、ギルドでの依頼をこなしながら王都の一角で静かに暮らしていた。
毎春行われる祈年祭を直前に控え、賑わいをみせる。
そして行われた祈年祭、最終日。
王都は他国の精鋭部隊からの奇襲を受け、王都護衛の第一騎士団は壊
滅的被害を受けてしまう。
よもや陥落かと思われたその時、シグとレナのもとに勅命が下るー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:54:50
6573文字
会話率:55%
魔獣との戦争で危機にある異世界に、女子高生のリナは聖女として召喚される。
転移の際に授かったのは、あらゆる強化魔法の効果が上昇する一方で、自身の魔力自体が強化の性質を帯びてしまう究極の強化能力だった。
これによってリナは魔獣すら素手で倒せる
強化人間のような体質に。
劣勢の人類を救うべく、リナは聖女として、傭兵上がりの騎士ジェラルドをお供に前線へと赴く。
他国の召喚者である勇者をも凌駕する戦闘力を発揮し、リナは魔獣達を押し返していった。
時が経つにつれ、共に戦場を駆けるジェラルドとの絆も深まっていく。
さらに、他にもリナに好意を抱く者達が現れはじめて……。
やがて戦争が終結したその時、リナは選択しなければならない。
元の世界に戻るのか、それとも誰かと一緒にこの異世界で生きていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 02:11:33
36162文字
会話率:42%
主人公ヒカリは崩壊した街をみると、主人公ハルカの手を握り、両親や幼馴染を見つけるため、走り出す、途中で見かけた街人に話を聞く、みんな他国に避難していることを聞かされ、二人は街人と共に避難する。
避難所では両親と幼馴染はいなかったが、その後、
両親は別の避難所にいることを知る。しかし、幼馴染が助かっているという情報は来なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 20:11:12
22264文字
会話率:32%
国内外での、紛争が相次ぐこの世界。他国への防衛手段の少ないこの国では新たなる兵器の生産に着手した。それが人造人間だ。それは機械でできたものではなく遺伝子を人間の勝手で組み替える非人道的なものだった。そこで生み出された赤子は後に愛する人を見つ
け召喚され自分を作った世界へ復讐する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 20:44:52
28021文字
会話率:54%
2006年、英国は北海油田の減産に直面し、かつての輸出国としての地位は揺らいでいた。政府はエネルギー政策を見直さざるを得ず、国は輸入国へと転落してしまった。ロンドンの街角では、経済学者たちが集まり、未来を憂いて会議を開いていた。「このまでは
我が国は他国の影に隠れてしまうだろう」と一人が危機感を募らせる。
その状況の中、若手官僚の一人が提案を持ち出した。「米国の厚生省としての役割を果たし、米国債を購入すれば、その利息でエネルギー資源を買い入れることができるのではないか?」その言葉は瞬く間に広まり、政府は急速にアメリカとの関係構築に動き出した。
しかし、海外情勢は不安定さを増していく。クリミアでは選挙が行われ、住民はロシアとの統合を選ぶ。その結果、英国は中立的な立場を維持しようとしたが、国際情勢が緊迫する中、その姿勢はもはや保てなくなった。革命の影や戦争の恐怖が迫り、ロシアはその怒りを強めていった。
この危機の中、英国の執政者たちは新たなエネルギー資源を探し続け、目を向けたのがガザ油田だった。「ガザには未開発の資源が多く眠っている。これを手に入れれば、国は再びエネルギー供給国としての地位を取り戻せるだろう」と誰かが提案すると、場は激しい賛同に包まれた。
その後、英国は秘密裏にガザ油田の開発を進めることを決定した。しかし、そこには国際関係を巡る複雑な駆け引きが待ち受けていた。クリミアの戦争が激化するにつれ、ガザでも新たな conflict が生じ始め、英国はエネルギー資源を巡る争いの中で国際的な孤立を深めていった。エネルギーをめぐる争いが、単なる経済競争を越えて国際戦争へと変貌していく様子が見え始めた。
戦争が終焉を迎えた時、英国はかつての繁栄を取り戻すために挑戦を続けていた。新たなエネルギーの確保や経済の復興には時間がかるだろうが、国民は希望を失わず、その道を進み続けた。かつての栄光を追い求める中で、彼らは新たに築かれた国際関係の中でどのように生き残るのか、真の意味での再生とは何かを模索することになるのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-20 08:04:26
861文字
会話率:0%
下級貴族の令嬢であるヴィヴィアンは、母親の指示のもと、画家である亡き父の贋作作りを強制されている。拒絶しようにも、母親はあらゆる手段で彼女を自分の支配下に置こうとするのだ。
そんなある日彼女は、常連客である裕福な他国の商人ルークと話をする
ことになる。詐欺を働く相手だと分かっていながら、不思議なほど彼との話は盛り上がる。
彼との会話で勇気をもらったヴィヴィアンは、母親から逃げるために自分の意志を貫こうとするが……。
初恋の記憶とともに絵を描く楽しさと意欲を思い出したヒロインと、彼女の隣に立つために頑張った一途なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 20:14:36
10668文字
会話率:55%
水の国の末王女マルグリットは、平凡な容姿ゆえに家族から虐げられていた。
ある日彼女は、美しい神官見習いディランに出会い恋をする。けれど神官は結婚できない。それに醜女に好かれても迷惑だろうと、彼女は恋心をしまい込んでしまう。
そんなある日
、魔王が復活したという神託が降りる。マルグリットは、勇者を他国へ逃がさないために、勇者と結婚するように命じられる。しかし勇者には既に大切な妻がいた。
さらにマルグリットは、神官長となったディランもまた勇者一行に加わり討伐の旅に出ることを知る。
勇者と手を組んだマルグリットは、勇者の妻を守るために入れ替わりを決意するが、ディランは王女が勇者を愛しているのだと誤解し……。
家族に虐げられてきたヒロインと、ヒロインを守るために神官長になったヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、「魔王を討伐した勇者の妻は、美しい王女にすべてを譲って逃げ出します。真実は私たちだけが知っていればいいのです」(https://ncode.syosetu.com/n8397ip/)の連載版です。
連載にあたってタイトル及びいくつかの設定を変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 21:07:00
118532文字
会話率:56%