「世直しの果てに、わたしの居場所など、なかったとしても。」
光圀。ナックルガードに変形する不思議な印籠を持つ、記憶喪失の巨躯の少女。
助さん。隻腕隻眼、剣の達人の美女。
格さん。飄々として不真面目だが、怪力無双の女傑。
そしてお供の八兵
衛。
一瞬にして幕府が滅びた怪現象〈歪みの日〉から三年。
街や村の支配者が人々に理不尽を強いる、秩序を失った世界で〈世直し〉のために彼女たちは旅をする。
光圀は彼らとの旅の中で、自らの出自に秘められた、大いなる罪と向き合うことになる。
これは、在るべきではない者たちが、それでもなお在ろうとするために抗う物語である。
水戸黄門の名前だけを借りて、バトルあり、コメディあり、鬼あり、能力バトルありの、トンチキ和風ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:59:45
68218文字
会話率:44%
異世界転生や異世界転移物が大好きな男、岸本凛太郎と幸村英雄はいつもの様に非日常とは程遠い、ありふれた学校生活の一コマ、不真面目な学生にとっては最も退屈な時間である授業中に、自分達が愛読しているネット小説『魔女狩り英雄伝説』の話で盛り上がっ
ていると……
突如として現代ではまず間違いなくあり得ない光り輝く魔法陣が、殺風景な教室の床に現れ、二人は夢にまで見た異世界転移のあるあるネタ、所謂、クラス転移だと察し盛り上がり、輝きが激しくなると共に意識を失うその刹那──岸本は、何処かで聞き覚え、いや見覚えのある詠唱が耳に届く。
誰もが世界を知らず、役割を知らず、それでも今を懸命に生きるからこそ、未来は如何様にも変化を遂げる。
「……ははっ、マジか」
『推し』に呼び出されたゾンビ騎士へと憑依した岸本であっても、それは変わらない──救いたいのなら足掻け、世界は残酷なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 22:02:16
54279文字
会話率:46%
ある日、「地球に隕石が落下する」というニュースが報道された。Twitterのトレンドは「地球最期の日」「人生でやり残したこと」……etc
結局、隕石は地球の軌道から外れて、一見何事もなかったかのように見えた。
しかし、一部の少年少女たちは
新たな進化を遂げた。
身体の傷は瞬時に治り、車に轢かれて死んでも生き返る、いわゆる不死身となった。
そんな少年少女たちが誤った方向に進ませないために、政府は不死身を障害と見なし、障害者用の学校を設立すると発表。
検査の結果、陽性と診断された時透瞬記と幼馴染の深嬢愛生は同じ高校に通うこととなり………
訳ありな不真面目主人公とヤンデレ幼馴染。男性恐怖症の○○○○やツンデレ○○○が織りなす、不穏なハーレムラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 19:45:35
160743文字
会話率:37%
齋場 奏は如何にも不真面目に分類される高校生だろう。
しかし、中学校の奏は今からじゃ想像できないような真逆の生徒だった。
勉強とスポーツの両立はもちろん、おばあちゃんの影響もあり音楽もこなせる『秀才』だった。
それらは奏の努力の結晶といえる
ようなものである。
いそがしい日々を過ごしていた中学生の奏だったが、次第にこの生活に疲れてしまう。
そして今の自堕落な生活に至っている。
高校に入ってから放課後、音楽室でたまにピアノをこっそり弾いている俺はいつものようにピアノを弾こうとしたそのとき、一人の美少女に見つかってしまった。
そこから二人の関係は始まっていく。
実は、お互いに誰にもばれたくない秘密をもっていて......
※この作品はカクヨムでも投稿・掲載しています。
よかったら、いいね・ポイント・コメント何でもいいのでお願いします!
一人でも気に入ってくれる方がいると信じてこれからも頑張っていきます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 16:40:14
12068文字
会話率:57%
ハック&スラッシュ&コレクト&クラフト!
今日も今日とてゲームを積んだり積みゲーを消化したりしていた不真面目マンは突如発生した閃光に目が眩んだと思うと気付いた時にはどこかで見たような場所に立ってた。
現状把握と問題解決に取り組みながら不真面
目マンはダンジョンに潜っていく。
以下の条件に該当する可能性があるため年齢制限を設定しています。
15歳未満の年少者に誤解を与え、模倣を誘引する可能性が大きいと考えられる描写折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 21:26:28
602763文字
会話率:16%
糖尿病と人間ドックで診断されて、大学病院に通うこと一年。担当医ととことん相性が悪いので、診察の日は戦いの日と決めた。そんな不真面目な患者が描く、ある日の攻防。
最終更新:2023-12-13 21:00:00
3718文字
会話率:61%
信じていた国に裏切られた少女は、魔境の底で、炎の厄災となった。
人類の天敵たる魔物が蔓延る魔境、そこから襲い来る魔物を迎撃する五つの監視塔にはそれぞれ聖女がいる。
サルザリア聖教国の学園では、いずれ聖女となる可能性を秘めた数多の少女が
学業と聖術の修練に励んでいた。
そして告げられた聖女選定の儀。不真面目なララは親友である優等生シアが選ばれると信じてその日を迎えるが、予想に反して聖女に選ばれたのはララだった。
苦しい修練を終え、監視塔に上がったその日、ララは大きすぎる喪失と共にこの国の正体を知る。
焼き尽くしてやる、この国も、人類も――赤々と燃える火に復讐を誓って、彼女は人類未踏の地、魔境へと逃れた。そこで、魔王の称号を戴く師に出会うとも知らずに。
※カクヨムにも掲載しています。
※感想、評価、レビュー大歓迎です!
※30話弱で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 12:20:37
73822文字
会話率:39%
真面目な努力家の少女、律。
不真面目な天才の少年、冬夜。
突然消えた冬夜、消えた冬夜を追った律。
二人の運命は。
最終更新:2023-11-12 02:03:06
39210文字
会話率:38%
オンライン英会話のレッスン350回を超えたので、印象に残ったレッスンの一部をエッセイにしました。真面目な生徒ではありません。なので英語の勉強には一切役に立ちません!!英会話って楽しそうだなとちょっとでも笑って頂ければ本望です。ひだまりのねこ
様主催『集まれエッセイ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:01:57
1876文字
会話率:37%
俺は日本のエリートサラリーマンだった。合理的に生きていたら人に恨みを買い死んでしまった。その後、意識を取り戻していたところは面接会場。俺は転生できると思ったが、なんと神にならないかと誘われる。しかし、それは半分嘘とも言えるもので俺は神の世界
の住民となったが社畜として生きるはめに。少し不真面目になり会社内でも立ち回ろうとしていたが、理不尽に転生者観測委員会の責任者になり様々な世界の横着転生者に立ち向かうが神世界にまつわる裏の目的を徐々に知ってしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 11:09:30
5023文字
会話率:41%
不真面目な教師×真面目な生徒の日常小話集。
※1話1話短め
※不定期更新です
最終更新:2023-10-22 14:38:43
60588文字
会話率:45%
公爵令嬢のカロリーナは、婚約者である第二王子アンリから婚約破棄を言い渡される。
理由は男爵令嬢への嫌がらせという身に覚えのないものだったが、魔力量の多いカロリーナが周りには分からないような陰湿な魔法を使っていたのだと決めつけられてしまったの
だ。
妃教育も取り組んできたがアンリの不真面目さに愛想をつかしていたカロリーナは反論することなく婚約破棄を受け入れた。
国王陛下の計らいで特に罰を与えらることのなかったカロリーナは今後の身の振り方を考える。
「以前からわたくし、隣国に行ってみたかったんですの」
そして、魔法国として名高い隣国へ、魔法学の研究をしに行くことに決める。
研究所では所長のニコラから親切にしてもらい、のびのびと新しい生活を楽しめる。
するとアンリが何故だか研究所に現れて婚約破棄を取り消したいと訴えてくる。
カロリーナの魔力によるアンリへの守護がなくなり、災難が続いているのだという。
アンリが実力行使に移ろうとしたとき、アンリを追い払ってくれたのはニコラだった――
※エブリスタにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 05:14:51
7985文字
会話率:42%
貧乏大学生の壮太はGW期間中バイトを首になり暇を持て余していた。
彼は暇つぶしの為、適当な魔法陣を作る。それは、女勇者を召喚して冒険し、イチャラブしたいという妄想に浸るためだった。
しかし、彼は本当に美少女勇者を召喚してしまった。
【登場人物】
・山並壮太(やまなみそうた)
不真面目な貧乏大学生。
不真面目故、稼ぎ時のGWにバイトをクビになり暇を持て余していた。
・新井葉月(あらいはずき)
壮太の幼馴染。
何故かアパートの部屋は隣同士。世話焼きで面倒見が良いが胸元は寂しい。
・イチゴ
壮太が召喚したい世界の少女。ぽっちゃり体形の勇者見習い。
・ヘイゼル
竜神の国、ラグナリアの皇太子。イチゴを追いかけて現世にやってきた。
※現代ファンタジー的な導入ですが、第二章から異世界編に突入する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 14:43:35
59553文字
会話率:60%
不真面目な農夫の所には牛女がやって来るという。
最終更新:2023-07-23 21:02:48
556文字
会話率:57%
「伊勢後屋、お主もなかなかのワルよのぅ?」
いつもそう言って課題を写す環は、背も低くまるでちんちくりんだった。
「伊勢後屋! くせ者じゃ! 始末せえっ!」
虫を怖がり、一人で夜道を歩けぬ臆病者。
「良いではないか良いではないか」
俺の
食べてるパンを平然と一口かじってゆく、明るくて不真面目な塊のような、そんな女子がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 05:22:36
2832文字
会話率:68%
仕事一筋で、冗談等飛ばしたことも無い真面目ぶりが評価され、若くして課長までに上り詰めたキャリアウーマン。しかし中間管理職のやるせなさに打ちのめされる日々が続き、彼女は生き甲斐とも言える仕事が、次第に苦痛に感じるようになっていった。
部下
に一人、不真面目で冗談ばかり言う男が居た。初めこそは疎ましくも思えたが、打ち解けるきっかけはある日男が差し入れた一本の缶コーヒーであった。
「課長、たまには早めに切り上げて、遊びにでも行きませんか? 勿論課長の奢りですがね」
女は不思議とその言葉に怒りを感じなかった。それ程までに自分は疲れているのだと、その時は言い聞かせたが、男と行った気晴らしのボーリングは、学生時代に行った物とは比べ物にならないほどに、彼女を楽しませた。
しかし彼女には、悲痛な現実を報せなくてはならない使命があった。
「なんて言ったら良いんだ……!!」
悲痛なる人事。経営不振のあおりを受けたリストラ辞令。そのメンバーの中に、男の名前が挙がっていた…………。
※遥彼方さんの『イラストから物語企画』参加作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 05:56:11
2514文字
会話率:59%
不真面目な私とクソ真面目な幼馴染の話。
最終更新:2023-07-21 19:27:41
6709文字
会話率:24%
侯爵家の令嬢であるエクレア・ヴァーミリアンには、幼い頃によく遊んでいたロディという少年に今でも恋していた。
しかし、父が強引に決めた第二王子クロードとの婚約が決まった事により、ロディとの恋が危ぶまれる事態に。
そこでエクレアは考えた。
ロディとの恋を成就させるために、わざと悪役令嬢を演じてクロード達に嫌われるようと。
だがエクレアの思惑から外れて、なぜかみんなからの好感ばかり集めるようになってしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 08:00:00
35037文字
会話率:48%
ある所に、全てを観測する者、傍観者というモノが存在しました。
分かりやすい全能で、分かりやすい上位存在、けれどその傍観者たちを認識できるものはいません。
故に傍観者という名の観測者たちは、居たかどうかも確認できない、けれど確かにそこに存在す
る者、いわば神に近しいモノを自称するようになりました。
多時空、多世界、多空間、ありとあらゆる自分以外が活動する世界を作り、その世界を観測する者。それが傍観者が持っている、役割です。
傍観者が観測して初めて、その世界の歴史は作られます。故に傍観者は無料大数にも上る時間を、自分ではない誰かたちが歩んだ世界の、歴史を見続け、それを正史にしなくてはなりません。誰が決めたルールかは知りませんがそれが決まり事なのです。
ですがここに、不真面目な傍観者が居りました。
その傍観者は一つだけ、自らが行なう観測旅行に娯楽を見出します。
それは、その観測する世界における特異点、つまりはお気に入りを作る事です。
しかしそれはお気に入りの視点で世界を見るという事であって、お気に入りに肩入れする訳ではありません。
なぜなら傍観者、傍観をし、観測する者だからです。
傍観者が許されるのは、観測をする前の世界に自らの手で変化を加える事だけ。
だから不作法で悪いかもしれませんが、この世で最も美しいであろう傍観者は特異点を通し世界を見ます。
この物語は、その道行で出会った、愚か者の結末を見届ける事。そしてそれ以外の特異点がどう世界に存在するのかを見届ける物語なのです。
1話完結型の作品ですので、どこから読んでも多分大丈夫な作品にする予定なんですが…、そもそもまだ1話(12万字)しか出来ていないので、1話以外がありません。二話以降はこの半分で1話になる予定です。
カクヨムにも多分投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 20:00:00
133420文字
会話率:58%
何回傷つけたのかわからない左腕に伸び切った髪、くたびれた服を着た18の青年、春斗は丁度コンビニからの帰宅途中であった。
1年と6ヶ月前のいじめられていた日々や、両親から毎日のように働けと言われる事、同時に向けられる冷たい目線、そんなこと
を思い出していたら家についてた。
玄関を開けるや否や母親からの温かい声がする。
「おかえりなさい〜、今日のご飯は何時にする?」
「今日はいらないかな、いつもありがとね」
返事のついでに数十年ぶりである感謝の言葉を言い、春斗は2階にある自分の部屋へ入った。
コンビニで買ってきた好物である煮卵を食べた後、少し晴れやかな気持ちになり、自分の椅子の上に立った。
「俺の人生つまらなかったな」
次の瞬間、春斗の体は首から宙につられ、椅子の倒れる音がした。
春斗は最後まで気づけなかった、家に帰ったら家族がある環境の幸せなことを。
もし、春斗に大きな自信と少しの不真面目さがあればこんなことにはならなかったかもしれない。
この物語はそんな春斗がこれまでの過去を変え、強くて優しい人間になっていく、ちょっぴり甘酸っぱくもあるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 16:08:29
557文字
会話率:28%
近所の本屋でエロ本を買うという暴挙に出た新高二生の根津浩介。
しかしその目論見は奇麗な女店員によってあえなく阻止されてしまう。
翌日学校に行くと、その女が同級生五十鈴美桜だと判明した。
秘密がバレたら学生生活に危害が及ぶ。そう考えて彼は美
桜の口封じにかかった。
呼び出すとやけに彼女は素直に応じてくれたものの――
しかし、彼女は事ある毎に弱みを持ち出しては浩介を振り回す。
やがて我慢ならなくなった彼は、美桜の秘密を探ろうとすることに。
その過程で、素っ気なく不愛想な美桜の様々な一面を垣間見ることに。
意外と人間臭くてポンコツな彼女に、浩介は当初とは違った感情を抱く。
しかし、互いに鈍感であるがゆえになかなか二人の仲は進展しないのだった。
不真面目おちゃらけ男子とアンドロイド系クール女子のドタバタ劇がここに幕を開ける――!
※第三章更新中→週に一度というスローペースで投稿しております。
※カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 19:09:45
533289文字
会話率:51%
真柴大翔は真面目だけが取り柄の地味な存在。
せっかく転校しても、すぐに周りから興味を持たれなくなるほどには、退屈な人間だった。
「あれ、もしかして大翔くん?」
「ええと、どちら様でしょうか?」
ずっと休んでいた隣の席の少女に声をかけられ
た。
彼女はサボり魔、遅刻魔、勉強も壊滅的、髪の色と制服の着こなしは校則違反。
おおよそ、大翔とは相容れない不真面目な女子だった。
しかし、実は彼女――智里は初恋の相手で。
放っておけない彼はあれこれと世話を焼くことになる。
真面目と優しさだけが取り柄の人畜無害な大翔。
校内一の無邪気な問題児智里。
二人の仁義なき争いが幕を開ける――
「とりあえず早起きだ!」
「絶対いや!」
その道のりは前途多難そう……大翔の明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-21 20:17:28
123865文字
会話率:50%
「お前は本当に才能がないな」
「その実力で魔術士見習い? 面白い冗談ね」
「貴様は歴史ある名門校の汚点だ!」
周囲からいつもバカにされ、蔑まれるレイシスは今日も授業をサボっていた。
成績は常に最下位でありながら、このやる気のなさ。
その
うえ魔術士としての評価も「B」なのだから救いようがない。
誰がどう見ても問題児であり、彼が落ちこぼれであることは明白だろう。
だがこの評価こそ、レイシスが計算して作り出した『隠れ蓑』だった。
強力な魔法を使うことなく、ひたすら不真面目な行動を取るのも、すべては過去を隠すために――。
『翼』。それはとある魔法国家の軍に所属する、最強の魔術士6人にのみ与えられる畏怖の称号。
でも本当は違う。
なぜならレイシスは、厳重に情報統制されていた"7人目"の『翼』だったのだから。
これはあらゆる魔法を極め頂点に至った魔術士が、幸せを築くべく走り続けた記憶の一部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 00:11:40
474373文字
会話率:36%