七月七日、二十三時。
空から異世界が降ってきた。
ひどい夜だ。人は降るしモンスターは降るし、城も山も滝さえ降ってきた。しかも飼い犬が女の子になるし妹はオークになるし、おまけに飼い犬の精神は異世界の魔王に乗っ取られてしまう。
色々あ
って異世界の魔王に世界の半分をやろう的な提案をされるにいたった僕だったが、世界の半分なんかもらってもどう運用していいかわからない。だいたい一口に『半分』と言われたところでどういう基準で分ければお互いに不満がないのかその方法が確立されてないし……
え、そういうマジレスはいいの?
世界征服をもくろむ異世界の魔王と、魔王にマジレスしていく少年が織りなす、世界×異世界の融合事故コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-28 19:22:46
83306文字
会話率:39%
淡々と会話をしている二人のお話。
最終更新:2013-12-13 10:03:20
5294文字
会話率:100%
私、庸子はブラコン気味だって自覚はある高校三年生。
努力型の優等生を保っていられるのは、幼少期の忌まわしい記憶のせい。
不在なことが多い両親、そして素直じゃないけどかわいい弟は本当に大切な家族。でも弟の隆哉は「姉としてじゃなく」私のことが好
きだっていい出すし、何だか最近周辺が穏やかじゃないんですけどー!!
とりあえず弟に口説かれつつ、それにマジレスしたりスルーしたりしながら周囲の変化を受け入れていく主人公の話を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-18 18:46:45
46955文字
会話率:30%
「真島くん」同じクラスの大森さんは、突然僕を指差した。「キミに、『マジレス禁止令』を申し渡しますっ!」意味が分からない。確かに僕は生来融通が利かず道理道徳を重んじる、自分でも嫌になるくらいに生真面目な性格をしていて、要するに真面目腐っている
のだけど。とりあえず、僕は眼鏡を直して彼女を振り返る。「レスっていうのは、基本的にレスポンスの略で、独自の用語として電子掲示板とかでよく使われているものであって会話には相応しく……」「わーっ、わーっ!」大森さんは、突然耳を塞いで叫んでしまった。これは真面目腐った僕と大森さんの、対話を探るちょっとした日々。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-10 18:00:00
72100文字
会話率:43%