あるクリスマスの夜、男は池袋を歩いていた。
寒風が吹きすさぶ中独り身の自分を嘆いていると、突然後ろから驚きの声が上がり、振り返ると、黒い波打つ球体が浮かんでいる。
驚きも束の間、そこから大量のモンスターが溢れ出し、人間達を襲いだし
た。
男は必死に走り、一つのデパートに逃げ込む。
縮こまり隠れる中で、全世界中が同じ状況に陥っており、未曽有の大パニックになっていることを知った。
同時に、ほとんどの人間が魔法と呼ばれるようになる力を発現していることも。
男は恐怖を感じながらも、夢にまで見たファンタジーが目の前にあることに歓喜する。
まず何をしよう。どうやって楽しんでやろう。
これは一人のオタクが、現代を死に物狂いで冒険する『Real』である。
【第1巻】デパート内攻防戦 編
【第2巻】始まりの地 編
【第3巻】繋がり 編
【第4巻】首都戦争 編
※この作品は賞に応募しようと書いた作品なんですが、途中で、話の内容的に「あれ?これなろうの方が向いてんじゃね?」と思い投稿してみた物です。
ぜひ読んでみてください。
カクヨムにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 04:00:31
1788554文字
会話率:51%
バレンタインデー、咲は長年秘めた想いを佐伯部長に伝える決意をした。忙しい毎日と仕事のストレスに疲れながらも、この特別な日を逃してはいけないと感じていた。デパートで選んだ高級チョコレートを手に、何度も自分に言い聞かせる。休憩室でついにチョコ
を渡し、想いを込めて告白するも、佐伯からは「義理チョコ?」と驚かれ、思わず焦る。けれど、佐伯は優しく受け止めてくれ、告白が届いたことに安心する。雪が溶け、春の足音が聞こえる頃、二人の関係は少しずつ変わり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 22:58:51
7823文字
会話率:33%
星野屋上遊園地はデパートの屋上にある遊園地です。
昔はにぎやかだったけれど、今はすっかり閑古鳥。今月末で閉園になることになってしまいました。
そこでなんとか遊園地を続けようと、遊園地の乗り物たちは……!
最終更新:2025-01-13 06:17:05
1981文字
会話率:23%
年の瀬、お買い物にデパートへ出かけた。デパ地下は多くの人がいて賑わっていた。
私は何の目的もなく、妻の買い物にお付き合いで来ているだけ。ぼったっていると邪魔になるので、少し妻と離れて、角の居場所を見つけてはぼったっている。そこも邪魔になると
少し移動して何をするわけでもなく立っている。周りの景色は皆が忙しいそうに動いている。まるでビデオを見ている様だ。私1人だけが居場所がなく立ちすくんでいるような感じだった。
ふと最近目にしたニュースを思い出した。学校では学校に行かない又は行けない子供達が急増しているとのこと。そのような子どもたちの気持ちは、デパ地下で誰からも振り向かれず立ちすくむ今の私と同じ様な感じではないのだろうか?と考えてしまう。少し辛い気持ちになってしまった。
買い物が終わり冬の乾いた青空が、私の気持ちを少し動かそうとしている様に感じた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-31 14:33:09
1168文字
会話率:0%
友人関係もそこそこ、彼女はいない、平均程度のテストの点数。そんな普通の高校生活を送っている広谷雪也の通っている学校には『負けヒロインの天使様』こと天春美鈴がいる。無論、雪也とは無縁だろうと考えていたがある日、誰もいない公園で泣いている美鈴を
見かけた。そんな美鈴にハンカチを貸したことで今まで縁のない存在だと思っていた美鈴との仲は深まっていく。「デパートについてきてくれませんか?」「どうぞ、クリスマスプレゼントです」仲良くなった頃にはクリスマスイブの前日に二人で出かけたり、プレゼントを交換したり。そんな楽しい日々が続くと思っていた。しかし冬休み明け、なぜか美鈴が一週間連続で学校を休んでいることに雪也は引っ掛かりを覚える。連絡を取っても未読無視、心配していた矢先のことだった。風邪の引いた妹を病院に連れていくとそこに美鈴の姿があった。「……こんな姿見せたくなかったんですけどね」実は天使様と呼ばれる彼女にはみんなには知られていない秘密があった。これは彼女の空いた心の穴を埋めていく、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 13:30:33
66645文字
会話率:43%
僕は転生者アルト。9歳の頃から目の奇病を患っている。家族は兄のミュラーだけ。学校にすら通えていない。
そんな僕が16歳を迎えたその日、全てが一変する。
僕の目は病気ではなかった。特別な力がただ暴走していただけだった。力の制御が可能になった
僕は、『事実の改変すらもたらす』極めて強大な力『箱庭内政システム』を見つけた。
そしてこの世界が、かつて遊んだ戦略RPG【ラングリシュエル】の中だと気付いた。
敬愛して止まない大好きな兄は、悪の元帥ミュラーだった。さらにその正体が転生者で、生前にこのゲームを貸し借りしたダチだったことにも気付く。
僕は兄を守りたい。戦犯となる運命をダチに乗り越えてほしい。
そこで僕は最前線の町『ザラキア』の領主となった。将来起きる戦いで、兄を支えるために、なんか庭に落ちていた『たぬき』と契約した。
自販機、ガシャポン、コンビニ、大型モール。時代考証を完全無視した施設がザラキアに立ち並んだ。
僕の力は『異世界の民が自販機から当たり前のようにハンバーガーを買うようになる』強大な一方で、極めて恐ろしい力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 21:12:32
132868文字
会話率:50%
ハーフエルフである一ノ瀬鈴花は、エルフだけの犯罪組織〈ビスカム・デパート〉の戦争担当社員と呼ばれる殺し屋であり、相棒の超絶美人なエルフ・神村籐子とともに汚れ仕事をこなしていた。
そんなある日、薬物取引のトラブルから組織のなかに警察の犬
――潜入捜査官がいる疑惑が持ち上がり、二人は犬を探し出し始末することを命じられる。
異世界から現れた魔王チタニアが米原潜の核ミサイルによって東京上空で滅び、魔王因子と呼ばれる残滓をばら撒いた世界。魔王因子は世界を汚染して、ゴブリンやエルフといった異世界の住人が生まれ、チタニア・アーツと呼ばれる魔法を使う者も現れた。
異世界の住人が共存する復興東京を支配するのは復興省とメガコーポと呼ばれる巨大企業、さまざまな犯罪組織。
そこにあるものは、成功と失敗、栄光と挫折、名声と醜聞、富と貧困、少しの正義とあらゆる犯罪。
組織への忠誠、友情と裏切り、正義と正義、銃火と魔法が交錯する――現代ノワール・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:25:47
115934文字
会話率:36%
超感覚のうち未来視について書いてみました。
キーワード:
最終更新:2024-10-19 01:12:12
1216文字
会話率:0%
引きニートの俺は何十年ぶりに家の外に出て異世界転生を試みる。
そしてそれは成功した。
なんでも売っている“コンビニ”や
お金があればなんでも買える“デパート”。
なんて便利な世界なんだ。
さすが異世界!
俺はこの世界が本気で異世界だと思っ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 22:02:03
5119文字
会話率:1%
わたしはその時、人生最大の窮地に立たされていた。
そこはとあるデパートの洋服売り場で、壁には穴が開いていて、そしてその先には奇怪獣と呼ばれる触手を生やした半分獣で半分機械のような異形の怪物が暴れようとしていたのだけど、わたしのピンチはそれが
原因ではない。否、それももちろん充分に危機的な状況ではあるのだけど、違う……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 12:04:37
2000文字
会話率:24%
デパートでやっていた献血。どうやら、輸血用血液が不足しているらしい。僕はそれに協力してみる気になったのだけど…
最終更新:2014-02-22 15:54:29
2090文字
会話率:23%
『本日は~当デパートにご来店いただきまして~誠にありがとうございます』
「テレビ、テレビ、テレビ!」
「バンティのバッグ! バッグ!」
「スマートフォン売り場はどこだぁ!」
「化粧品は!?」
「ステレオ!」
「おもちゃはー!?」
『当デ
パートは~本日開店と同時に、全売り場でセールを行っております』
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-26 11:00:00
998文字
会話率:92%
「おはよう」
挨拶。毎朝のことながら、彼のそれは形式的なものではなく
気持ちを込めたものであった。
ただ、その相手は人ではなかったのだが。
デパートの一階にある洋服売り場。それが彼の持ち場。
多少、上品な雰囲気ではあるが家族向けの
何の変哲もない服屋。
でも他とは違う点が一つ。それはある一体のマネキンだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 11:00:00
2423文字
会話率:4%
「ゴホッ!ゴホゴホ!」
咳をしては再び吸い込んだ煙でまた咳き込む。
クソッたれのバカデパートめ。
実演販売だか何か知らないが屋内で大規模にバーベキューなんかしやがるからだ。
まあ、その無料につられてきたんだが・・・・・・クソッ!火の手がここ
まで!
窓の外・・・・・・はしご車だ!
どけ!ガキ!俺が先だ!
・・・・・・なんだ?周囲の奴らがピタリと止まったぞ。
まぁいいか今のうちに・・・・・・なんだこの光は!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 11:00:00
912文字
会話率:75%
デパートに息子と二人で来たのだが、息子が迷子になってしまった。
そんな時に聞こえてきたのは
「お連れ様は至急、身代金一億円を用意して本館1階サービスカウンターまでお越し下さいませ」
というアナウンスで……。
カクヨム、アルファポリス、ノ
ベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 17:53:16
3044文字
会話率:43%
主人公は臨月の妊婦で、デパートで短冊を見つけて願い事を書き込む。しかし、お腹が苦しくなり結ぶことができず、諦めようとする。そんな時、オシャレな服装のお爺さんが現れ、手伝ってくれる。その後、主人公は破水し病院へ行くことになるが、無事に帝王切
開で男の子を出産。退院後、主人公は短冊の願い通り家族三人で仲良く暮らしていることに感謝する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 15:07:22
758文字
会話率:14%
ある日のデパートで、家族とともに火災に巻き込まれ、死に瀕していた……俺こと「天津碧」は、目を覚ました時には異世界に転移していた。
家族と共に、転移した国の王より共に帝国と戦ってほしいと告げられる。
そんな力など無いと断ろうとするが、どうにも
転移した際にスキルと言う物を得たらしい。渡されたプレートに書かれた自分のステータスを見て驚く。
種族:吸血鬼(ヴァンパイア)
……なんだ、これは。
俺はれっきとした人間だったはずだ。他の家族のステータスには何やら強そうなスキルが並び、みんな人間のままなのに対して俺だけなぜか吸血鬼。
それだけならまだよかったんだが、どうにもこの世界では吸血鬼はかなり嫌われているらしい。最悪だ。
結局俺だけ王城を追い出され、右も左もわからない異世界で生きていくために迷宮に潜ることにした。そこで出会った吸血鬼の少女にこんなことを告げられる。
「噂のヴァンパイア……やっと見つけた!――どうかボクと、ヴァンパイアの復興を手伝って下さい!!」
吸血鬼として生きていくなら、嫌われたままでは息苦しい。そんな風に考えた俺は少女の申し出を受けることにした。
ヴァンパイア碧の種族復興冒険譚が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 17:40:00
137616文字
会話率:41%
デパートで箱入り彼氏を買った。在庫一掃セールで安売りされていたので、彼氏がいない私にとってはちょうどいいタイミングだった。
最終更新:2024-05-31 23:10:00
2958文字
会話率:22%
30過ぎたおっさんの俺は、久しぶりに妻と子供と4人でデパートで買い物をしている途中、事故に巻き込まれ、瓦礫に押し潰されて死んでしまう。
しかし、そんな俺を待っていたのは、何も無いし、誰も居ない白い世界であった。
家族もこの世界に来
てるかもしれないと思い、歩き続けること4時間、何とか見つける事が出来たのは、小さな女の子ひとり。
その女の子はどうやら、女神様という存在だと気付いた俺は、家族を蘇らせてくれないかと交渉を持ちかける。
だが、当然のように断られる。
どうにかしようと考えている俺に、女神様は……
こんな約束を持ちかける。
ーー家族を蘇らせる代わりに
1000回、魔王になってくれないかーー
悩むまでもないとそう思った俺は、その約束を了承する。
この物語は、999回魔王をやったベテラン魔王が1000回目の魔王をやるお話です。
※なろうでは、基本的に毎週"土、日曜日"に投稿しています。たまに"金曜日"にも投稿します。
※カクヨムにも"毎週日曜日"に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:45:21
211338文字
会話率:32%
3年9組になった主人公、福田 亜依は母親から学生寮を探すようにと言われ、去年の友人の野崎 紗理と共に寮を探していた。
その途中で、津川 侑馬と矢島 貴弘と4階建てのデイリーデパートで出会い、デパート内を散策していると、4階の先には存在しない
はずの5階へ向かう階段を見つけた。
その先は、何と学生寮で、しかも賃貸料金や水道代、電気代、さらには食事代などすべてがデイリーデパートの売り上げで成り立っているため無料!
早速、4人はその学生寮で暮らすことにしたが、意外なハプニングと遭遇することに……!
著者が高校3年の時に執筆した、宇宙空間に存在する学生寮にまつわる短編小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:50:00
8391文字
会話率:43%
11月に入ると、街のあちこちにクリスマスツリーを飾り始めた。サンタクロースは、世界各地に飛び本格的に活動を始める季節である。若いヴォリアラ・パクスロは、日本の子どもたちに夢を与えるために現れた。観光地や都市部のデパートで引っ張りだこの「本物
」を、子どもたちは様々な思いで見ていた。サンタ服を身にまとい、プレゼントを渡す。記念写真を撮って握手やハグを求められる。極寒の雪深いフィンランドからやってきたパクスロは、優しい思い出を配るために日夜活動していたのだが ───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 19:01:44
7385文字
会話率:22%
時代は、西暦2688年・宇宙暦0401年から、西暦2717年・宇宙暦0425年。
狂ったロボットによるデパート爆破事件に端を発した『ロボット』と『人間』の確執を描いた物語。
主人公は、イーサム‐ハイ‐アージャスタンという男性。爆破事件
により負傷するも、父親がロボット擁護派であり、身近にロボットのある生活環境に支えられ、ロボットを友として成長する。
本編を楽しみたい方は、これ以降のあらすじは、読まない方が良いと思います。
いろいろ知らないと不安のある方は、お読みください。
幼少時は、ガイという育児、看護を目的に作られたロボットに、厳しく育てられる。
その間、父親をロボット排除派のテロで失う。そのことが発端となりロボットの反乱が起こる。
『ファイナル‐E』という人間を敵とする戦闘型ロボットの出現により、人間とロボットの関係は悪化した。
ファイナル‐Eの戦闘力の高さに、人間は、ロボットにその主権を奪われてしまう。
激変する環境の中、イーサムは強固な意志をもって怪我を克服し、あらゆる知識をガイから吸収して成長する。
ガイを失ったイーサムは、『ファイナル‐E』に対して反旗をひるがえす。
レジスタンスの旗頭となり、人間のロボットに対する反撃の先頭を切って走りはじめる。
そんな中、リカルドという、歌うことを目的に作られたロボットと出会う。
彼と接することにより、レジスタンスとの間に亀裂が生じたイーサムは、自分の進む道を選びなおした。
人間とロボットの間の溝はいっそう広がり、父の、ガイの、リカルドの、そして自分の夢である、『人間とロボットの共存』は、可能なのかと苦悩する。
それでも、イーサムとリカルドは、二人での逃避行を続けた。『人間』と『ロボット』がともに居るというその姿に、一部の人間たちは状況の異常さに気づき、行動を始める。人間とロボットが共同で生活する『コミューン』が設立された。
F‐Oは、一人の女性に出会う。レイは、メカフェチの性格と、ロボットに対する愛情と、なによりその高い知能により、F‐Oを修理する。
目覚めたF‐Oは、新たな命令と過去の命令との間の葛藤に襲われ、レイを殺すことはできずに終わる。そして、F‐Oは人間の感情を学ぶ。
そして、人間とロボットの和解が成立する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:05:46
186055文字
会話率:27%
デパートのハロウィンイベント、子供たちの仮装パレードにドラキュラのコスチュームの子供が来た。不気味に笑い、鏡にも映らない彼は本物の吸血鬼なのか?
案内嬢の夏実とコンシェルジュの孝之が巻き込まれた難事件。
夏実の夢探偵シリーズ第二弾。
最終更新:2024-03-18 07:14:21
37962文字
会話率:55%
デパートの催事場で起こった殺人事件。現場に残されたダイイングメッセージの謎。
案内嬢の夏実の頭の中に名探偵(潜在意識?)が居る。名探偵が夢で示すヒントを解くため、同僚の孝之が奔走する。
夏実の夢探偵シリーズ第一弾(第二弾未定)
最終更新:2024-02-28 11:27:18
25566文字
会話率:51%