ある日、ビビりな男子高校生「日比 隆介(ひび りゅうすけ)」は光に包まれたかと思えば謁見の間のような所にいた。
流行のISEKAIとも思われたが何やら様子がおかしい。どうやらここは幽霊城のようだ。襲いかかってくる幽霊達から逃れつつ隆介は
城からの脱出を目指す。
そして時を同じくして、新米聖女も仲間を引き連れこの幽霊城に足を踏み入れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:33:17
14084文字
会話率:29%
早めに学校に行ってみたある日。誰もいないと思った教室には1人の女の子がいて!?
毎日をのんびり過ごしている高校1年生 泉 友哉
そんな彼の日常にいきなり現れた、同じクラスの水野さん。初めて話したかと思えば、恋愛相談をお願いされる!?
平和な
生活から一変、波乱万丈はちゃめちゃな毎日に!
果たして恋愛経験ゼロの友哉はどうなるのか!?
見たことの無い青春(?)ストーリーが今始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:40:13
2414文字
会話率:49%
引きこもりの比企こまは、習慣の図書館に行く途中で車に轢かれた。目が覚めたら病院……かと思えば、異世界……?!
建国の王も、医者も、技術者も、陰謀論者まで、地球からの転生者!
地球からの転生者が多い国で、いじめられっ子の引きこもりはどう
生きるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 09:35:52
14675文字
会話率:56%
女性に縁の無い人生を送ってきた高校生上条七桜は入学式に向かう電車の中で痴漢の冤罪を掛けられてしまう。さらには駅のホームで揉めていた弾みで電車に轢かれその15年の短い人生を終えた。
「アハハ、人生で一度も女性に触ったことも無い君が選りに選っ
て女性に触ったことにされて死んじゃうなんてね」
自称上位存在が驚くほど女性に縁が無かったのに女性絡みで事故死した事を気に入られたらしい。
「次の人生では思う存分女性に触れるようにしてあげるよ。興味はあるんでしょ?」
医者になりたかった夢を叶え、女性に縁の無かった人生をやり直せるチャンスらしいけど、どうもこの自称上位存在、僕のこと面白い玩具だと思ってるっぽいんだよなぁ。
不安は拭いきれないまま行われた異世界転生。
お約束の森の中、かと思えばいきなり目の前でデッカい狼に襲われてる女の人!?
性格の悪い自称上位存在に「愉快な力」を貰って渡った異世界。
女性に縁が無かった気弱な少年、実はむっつりスケベ!?根は真面目だけど女の子には興味津々のナオはどう生きるのか。
残酷な描写R15は保険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 01:10:00
219256文字
会話率:49%
さて小説、アニメ、漫画曰く、異世界に転生や召喚されるパターンは、異世界の人に変なことに巻き込まれた~とか、神様がなんだかんやで~とか、本当は長く生きる予定だったやら~とか、色々あってそんな君に~とかある。
そんな異世界に旅立っていく
主人公達は、特殊な力、能力、スキル、知識、などなど、チートな特典物がついてくるのが多々ある。自分はそんな話しは好きだ。なかなかと思えば、独創的で、面白い視点と関心することだってある。
なので自分も・・・。
「つまり、自分の人生、経験、ロマン、栄光?を本にして出版してみようと思うんだ。うん多分売れる!間違いないね!このノンフィクションライトノベル!」
「・・・あんた・・・その原稿読んだけど事実を少し取り入れただけのフィクション文庫よ」
「価値無い」
「うわ。この二人否定からだよ」
「私こんなの違う。もっとキュート」
「残念だがこれが事実であり史実だ」
「ん゛っ・・・・」
「いっ!?ほら首!そうやって噛むっ!自分のどこが間違えて・・待って!その噛み方駄目な方っ!!持ってかれる!持ってかれるからっ!!」
「まったくバカやってないで仕事あるんだから。ほらささっと行く!」
「・・首が痛い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 21:00:00
537712文字
会話率:55%
弟が言うには、私はこのままここにいると死ぬ運命にあるらしい。
私はそんな運命を変えるため……というわけではないけれど、あまりにも最低な父親を捨てることには賛成だったのでさくっと家も国も捨てて別の国でゆるゆる冒険者として生きていくことにしまし
た。
相棒は世界一可愛いことで有名なカピバラです。
転生者である弟の助言を聞いてあれこれ回避した後に、聖獣を召喚して相棒にするのが当たり前の国でゆるっとふわっと冒険者生活を満喫するお話です。
相棒と戯れたり、可愛がったり、たまーに冒険者として仕事をするかと思えば相棒を可愛がったり、そんな感じ。
※※※聖獣はほとんど動物の姿をしていますが、実際の動物とは異なります。
カピバラやクロヒョウが本来の習性とは違うことをしていたり金平糖を食っていたりします。リアリティをお求めのかたはご注意ください。
※※※たまに挿絵を挟む可能性もあります。苦手なかたはご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:00:00
46537文字
会話率:48%
神様による厳正な審査によって勇者となった主人公リアムは、四人の仲間達と一緒に旅をし、魔王と和解したことで世界平和を実現した。
しかし、それをよく思わなかった人間の手によって殺されてしまったのだ。
死に逝く中、走馬灯で仲間全員との邂逅を思い返
すと、暗かった世界に光が差し込んだかと思えばそこは……魔王と和解した百年後の世界だった!!
学園!青春!冒険!時々戦い!?
学園青春冒険ファンタジーをどうぞ!!(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 19:00:00
5584文字
会話率:37%
誰に対しても、物怖じせず正面からぶつかる皇帝の嫡女エリザヴェータ。それは相手が皇帝であっても不変。
エリザヴェータの中に上下関係や差別の概念は存在しない。良くも悪くも、全ての人間と対等に接する。
エリザヴェータは地位や名誉、名前さえも躊躇
なく捨てる。かと思えば、欠陥がある人間ばかりを集める。
無応答、落ちこぼれ、自我がない――。
善や悪、風評を気にしない。何にも縛られず、ただただ自由に生きる。
* * *
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・名称とは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 05:00:00
20439文字
会話率:25%
暗殺者として暗躍していた男、ブラッドは任務中に一瞬の隙を突かれ、刺されてあえなく殺されてしまった。
しかし、殺されたとはいえ暗躍していた暗殺者というのは事実。転生先でも暗殺者としてバリバリと任務をこなしているかと思えば……ブラッドは拾
ってくれた少女の隣でぐっすりと寝ていた!?
前世では確かに暗殺に明け暮れていたブラッドだが……どうしてこうなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 07:04:07
8807文字
会話率:68%
変な噂ばかり流れるお店、八百万屋。
その正体は霊魂探偵事務所の探偵さんだった。
悪い八百万の神様や人間の感情で生まれた邪悪な霊を祓うのが彼の仕事。
世の中にはびこる不思議な現象が引き起こされる場所に彼がいる。そんな彼(耳郎)は表ではバレ
ないように普通の家具屋をしているが、バレバレである。
ホラー系かと思えば、破茶目茶のコメディー作品になる予定なので見てみてくれ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 14:43:00
17920文字
会話率:68%
伯爵家嫡子の少年アークは、父から受け継いだ剣聖の技と、自ら鍛えた悪魔的頭脳の持ち主だった。
しかし、亡き父の過去のやらかしのせいで冤罪を着せられ、国に巣食う佞臣どもに爵位も領地も没収され、辺境に追放されてしまう!
男爵に降格され、御情け
のように寒村の領主にされたアーク。
しかもその村の住人たちと来たら、どいつもこいつも王都を追放されてきた、超有能だが危険人物ばかりだった!
ところがアークの考えは――
「最高だ。何もない寒村かと思えば、人材だけはそろってるんだからな!」
アークはただのワガママ領主と見せかけて、持ち前の深謀遠慮とカリスマで、一人また一人と配下に従えていく。
ハーフエルフのメイド、鍛冶爵家の女貴族、猫人の拳法家、犬人の精霊使い、復讐に燃える元大商人に、果ては若き大魔術師も!?
「オレがこの追放村を世界の中心にまで発展させれば、すなわちオレが実質、覇権国家の王様ってことだろ?」
アークのワガママはどこまでも止まらない! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 18:38:13
75052文字
会話率:35%
純潔を疑われて、第一殿下であるフィラン・クラルヴァインに婚約破棄をされたリラ・リズウェル伯爵令嬢。ある日フィラン殿下がリラに後宮入りを命じてきた。
後宮入りを断った翌日、リラが目覚めると、そばにはフィラン殿下の死体が横たわっていた。フィ
ラン殿下殺人事件が起きてしまい、リラは殺人の容疑をかけられて、捕らえられてしまう。
塔に閉じ込められたリラは、処刑されそうになっていた。そんな時に、第二殿下のブラッドがリラに手を差し伸べた。
「大丈夫だ……すぐに出してあげるよ」そう言って、ブラッド殿下が紹介したのは、フェアラート次期公爵のジェイド様。ブラッド殿下の提案で、ジェイド様と婚約を結び、フェアラート公爵邸へと行ったリラ。
ただ匿われるだけかと思えば、ジェイド様はリラが好きだったと言って、溺愛しようとするが……。
※アルファポリス様にも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 05:50:00
71675文字
会話率:58%
ナーロッパじゃない!ガチの中世!
不慮の事故で別世界に飛ばされた主人公。
その行き先は、中世ファンタジー!・・・かと思えば、何やら様子がおかしい。
そこは、冒険者やギルドもなく、ただ荘園経営や継承権にあくせくする騎士達の姿が。 ドラゴ
ンも居なければ、魔法もない。本物の中世世界。
彼は気づく。 「此処は、生半可なファンタジーの世界じゃない…本物の中世だ....」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 14:18:01
12212文字
会話率:23%
深夜、ある一軒家の前に揺れる人影。それはくねくねと動き、急にピタリと止まり、何かをジッと見つめている。そして、立ち去ったかと思えば、また現れる。その現象に悩まされていた女は、この夜、その人影に近づいた。そして……。
「あの……」
「ん
、はい?」
「ちょっといいですか……?」
「はい、何でしょう?」
「いや、あの……どうして毎晩、うちの防犯カメラに向かってピースしてるんですか……?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-31 11:00:00
1557文字
会話率:94%
突如として国を、いや世界を揺るがす大事件が発生し、総理大臣、副総理、官房長官その他、総理の派閥の大臣らは首相官邸、大会議室に集まった。重々しい空気が漂う中、口火を切ったのは当然、我らが総理である。
「……では、宇宙人による月の不法占拠お
よび、身代金の支払いについて議論していきましょう」
一同、顔を見合わせてニヤリと笑ったが、総理が冗談を言ったわけではない。非現実過ぎて、もはや笑うしかないのだ。
「いやぁ、驚きましたなぁ総理。いやね、私、ちょうど自宅の縁側でテレビの音に耳を傾けながら月を眺めていたんですよ。あの時間はなんだったかなぁ。あ、そうだ、クラシック番組がやっていましてね。私、よく見るんですけど、ええ。で、それが突然番組変更したかと思えば宇宙人が月を占拠したって言うじゃないですか。公共放送が何をふざけたことをやっているんだと思ったのですが、まさかの宇宙人による電波ジャックで、本当の出来事とはねぇ。ええと、何でしたっけ彼ら」
「ドトイト星人だ」
「いや、ドロトトじゃなかったか?」
「全世界同時放送と題していたが、どうも連中の翻訳機が不完全らしく、聞き取りにくいところがあったよなぁ」
「名前なんてどうでもいいことだ。重要なのは連中が本気か否かだ」
「本気に決まっているだろう。もう、そんなことを議論する段階にはない。ねえ、総理?」
「ええ。いま話し合うべきは冒頭に申し上げたように、身代金の支払いをどうするかです」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-11 11:00:00
3381文字
会話率:90%
ある夜のこと。その青年は無意識に歩を速め、やがてそれは全力疾走へ移行した。息を荒げ向かう先、彼自身も信じがたい。まさか――
「ゆ、UFO……?」
そうとしか言いようがないその飛翔体が人けのない林の中へ降りて行くところを青年は目にし、
そして今、木の陰からその姿をまじまじと見つめるのだった。
……しかし、どうしたのだろうか。UFOが突然、フッと姿を消したではないか。
いや、透明化。光学迷彩というやつだろうか。よくよく目を凝らせばそこにあることはわかる。そして、なにやら空間に穴があいたかと思えばそこから人が降りてきた。恐らくそこがUFOの扉だったのだろう。さらに目を凝らした青年は思わず声を上げそうになり、慌てて口を押さえる。
が、それは無意味だった。夢中になるあまり亀が首を伸ばすように青年は木の陰から身を乗り出していたのだから。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-24 11:00:00
2967文字
会話率:76%
どこにでもあるようなアマチュア作家のサークル、その隅にいるどこにでもいる変わり者。名作をけなすのが彼の日常かと思えば、矛先は違う場所のようで。
最終更新:2024-07-29 19:02:33
1141文字
会話率:34%
来栖優陽のクラスにはお姫様と呼ばれる学校一の美少女・七瀬茉白がいる。文武両道で容姿端麗。
特に関わり合いのない二人は、ある時茉白を優陽が助けた事で誰にも言えない関係が始まる。
一度夕飯を作ってもらったがもう関わることがないと思っていた矢
先、優陽の家に茉白が訪ねてきた。
何をしに来たかと思えば、「お礼です」と言われ、再び食事を振る舞われ、頼んでもいないのに掃除やら身の回りのお世話を焼く日々を送る茉白を優陽は不思議に思っていた。
ある日なぜ自分の世話を焼くのか茉白に聞いた。
「お礼です」やはりそう言う茉白。別に恩を売ったつもりもないし、これを気にあわよくば、などという気持ちもない優陽。お礼にお礼で返されるとキリがないと言うと「じゃあ、お礼の延長、私のお節介という事で受け入れてください」そう言い放った茉白に困惑する優陽。
お節介を焼く茉白と過ごしていく日々に次第に彼女を受け入れ、自分の中で少しずつ日常が変化していき、自分自身も変わっていることに気づいた。
時折見せる茉白の笑顔や、温もりに触れ、一歩ずつ距離を縮めていく二人。
誰にも言えない秘密の関係。茉白は胸に秘めた想いは優陽には口にしないまま、ただ優陽を甘やかしていく。そして優陽の中で茉白の存在は徐々に大きくなっていって……
(絶対に教えてあげないですけどね)
これはお互いの想いを口にしないまま惹かれていく二人の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:28:06
2277文字
会話率:23%
魔法学校。
誰もが憧れる魔法を習うことが出来る学校で、
とある事件が起きた。
学校生徒のピンナップが、ばら撒かれたというのだ。
私、タイム・グリルも見たことがあったが、
かなり際どいピンナップが写っていた。
そして、突然部屋に校長先生や
教師陣が入って来たかと思えば、
その事件の犯人が私だと宣言されて──!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 15:24:43
3074文字
会話率:17%
ある日、2人の青年が死んだ。
──かと思えば妙な空間に2人は
放り込まれ、
そこで奇妙ながらも平穏な
日常を過ごす。
そしてその空間にいた老人の話を聞き、
2人はサムライという存在に深く興味を抱く。
これは、
日本人ではない者たちが
新たなるサムライとなるまでの物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 23:37:20
75923文字
会話率:28%
名前は花河 隆、二十一歳!社会に出て間もない彼は社会の厳しさを目の当たりにしていよいよ、自殺しようと考え、ビルへと向かおうとする。…が、そうは行かなかった。何故なら主人公はトラックに轢かれた。いや隕石に激突してしまったせいで、故意に死ぬこと
が出来なかったのだ。
そんな彼は突如目を覚ますとそこは何やら異世界で。
彼の頭には角が生えていて。
彼の目の前にはジェスターと名乗る人物がいて…。
異世界に来たかと思えば次は元の世界に戻ったりもして。
何やら彼の人生は…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 07:00:00
40381文字
会話率:39%
相園タクトは、日本のどこにでもある典型的なブラック企業に勤める社会人。彼はその日も短い睡眠をとった後に、満員電車へと足を踏み入れる。だが直後に眩い光に包まれたかと思えば、そこにあったのは見知らぬ世界だった。
異世界転移を果たしたタクトは
、その世界に必死に順応しようとして冒険者になった。しかし唯一使える『テイム』も、下級の魔物を使役するにも苦戦するほどに使えない。そのため彼は、いよいよ追放処分とされてしまうのだった。
いよいよ途方に暮れるタクトだったが、生きていくには働かなければならない。どうにか気持ちを切り替え、重い腰を上げた時だった。
タクトの目の前に逃亡犯。
彼は一か八か、その男に『テイム』を使うのだった。
これはくたびれた社畜が、最強の軍勢を率いる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 15:28:14
7809文字
会話率:37%
「片腕と片目しか利かない剣士なんて、使い物にならねぇよ」
ダリス・アークライトは、冒険者ギルドで何度もパーティー入りを断られていた。
その理由というのも、彼の抱えるハンデにある。ダリスは過去の戦闘において、左の腕と眼を失っていた。その
ため、どのパーティーに声をかけても門前払いを喰らう。
それでも、ダリスは挫けることはない。
一人、冒険者として生計を立てるために無謀にもダンジョンの奥へと向かうのだった。
「誰か、助けてください……!?」
その折に、青年は一人の少女と出会う。
その女の子――ターニャもまた、パーティーに入ることのできなかった者であった。そんな彼女を追って現れたのは、身の丈十メイルはあろうかという巨大ドラゴン。
死を覚悟するターニャであったが、ダリスは静かにこう言った。
「この程度、大したことはない」――と。
その言葉の通り。
彼は剣を引き抜いたかと思えば、一瞬でドラゴンを両断してみせるのだった。
しばらくして、辺境の街――シルディで、ダリスのことを知らない者はいなくなる。
隻眼隻腕の最強剣士がそこにいる、と。しかし、彼は言うのだ。
「俺よりも、ターニャの方が才能に恵まれている」
これはかつて世界最強と謳われた剣士が、才能ある少女を育てながら周囲の度肝を抜いていく。
そんな、よくある物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 09:03:06
6971文字
会話率:35%
「家が没落しちゃうと、生活できなくなるし」
対外的には存在しないことにされ、辺境の屋敷に軟禁されていた、侯爵家の娘、メアリ。
突然父から呼び出され、なにごとかと思えば、双子の姉の替玉として学舎へ入学することを命じられる。
この先の安寧のた
め、仕方なく替玉を引き受けたメアリだったが、姉はとんでもなく評判の悪い女で。
「必ず一緒にまた、ふたりで帰りましょう。あの、穏やかな場所へ」
敵ばかりの学舎で、味方は従者のジルひとり。
メアリは無事、学舎での生活を終えることが出来るのか。
「死にましょう、一緒に」
「それがあなたの望みであるならば、喜んで」
選ばれなかった少女が、選ばれた少女の人生を、肩代わりさせられるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 07:00:00
26190文字
会話率:47%