夏休み。それは、最愛の孫『麻奈』がやって来る至福の期間。
「ねえねえおじいちゃん、ダンジョン配信してよ! 元探索者なんでしょ?」
よく分からないが、孫にせがまれては断れない。
三十年ぶりだが、元探索者の『工藤源二』はダンジョンに潜る。
現在の常識とは異なる源二のダンジョン攻略。たまたま出会った迷惑系配信者への説教。
様々な要因が積み重なり、世間を騒がせるほどにバズってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:00:00
187616文字
会話率:27%
第一部全文掲載。以降分割版を毎週更新します。
私の心臓は、私の胸と同じ痣を右手に持つ勇者が取り出し、魔王討伐の際に絶対に必要になると言われている剣、聖剣だ。数多の戦いを繰り広げて、聖剣を用い、勇者ヘリオスは魔王を打ち滅ぼした。私は魔王が滅ん
だ際に、魔王の居城の崩壊に巻き込まれて、目を覚ましたら、なんと死んだ事にされていた! 聖剣の鞘という事で、勇者ヘリオスと婚約関係にあったけれども、彼の仲間の女性たちの嫉妬でほとほと嫌になっていた私は、死んだ事になったのを幸いと、隠れてこそこそ生きる事にしたのだが……運命はそれを許さなかったのだ!! 私は偶然から、処刑される魔王のしもべと偽りの友情関係を結ぶ事になり……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 17:00:00
301012文字
会話率:41%
筆頭公爵の姪っ子であるエレオノーラには、一人の幼馴染がいる。
第一王子のロレンス。彼は国を担っていく次代の王でありながら、呆れるくらいの軟弱男……すなわちヘタレだった。
どれほどヘタレかというと、「責任を取らされることになったら怖い」と異性
をなるべく遠ざけ、ダンスを拒み、十九歳にしてまだ婚約者がいないほどである。
まともに話す異性といえばエレオノーラくらいなもの。
だが、とうとう彼にも春が来たようで――。
「好きな女性に想いを伝えたいと思っている」
ある日、エレオノーラはロレンス王子から恋愛相談を受けた。
それはいいのだが、一つ困ったことがある。
なぜならその恋愛相談は、特徴が酷似している、すなわちどう聞いてもエレオノーラ自身としか思えない『好きな女性』に求婚したいというものだったのだ。
――ねぇ、殿下。それを『他人事』として聞かされるわたくしの身にもなって?
誠実故に素直になれないヘタレ王子と、全てお見通しな公爵家の姪っ子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 07:31:17
10000文字
会話率:24%
アジアの立憲君主制国家である中華王朝で将軍を務める司馬花琳の屋敷では、古い木杖が刀掛台に掛けられて祀られている。
この木杖の来歴を辿れば、明朝末期に勃発した李自成の乱にまで遡る事が出来る。
そのかつての持ち主は、李自成と共に農民反乱軍を率い
た張献忠の軍勢に父を殺された沈雲英という少女。
しかし彼女は、身内を殺されて黙って引き下がるような軟弱者ではなかった。
父の遺志を継いで道州の人々を守るため、彼女は木杖を武器に立ち上がる。
これこそが、明代末期を駆け抜けた少女将軍の伝説の始まりなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 06:50:15
1000文字
会話率:30%
唐の時代、1人の僧侶が仏教の原典を求めてインドを目指した。
西遊記で有名な三蔵法師だが、彼は別に軟弱でも日和見でも無かった。
最終更新:2024-08-13 02:42:15
27125文字
会話率:52%
「真実の愛ゆえの婚約破棄って、所詮浮気クソ野郎ってことじゃない?」
巷で流行ってる真実の愛の物語を、普段から軽くあしらっていた。
そんな私に婚約者が静かに告げる。
「心から愛する女性がいる。真実の愛を知った今、彼女以外との未来など考えら
れない。
君との婚約破棄をどうか受け入れてほしい」
ーー本当は浮気をしている事は知っていた。
「集めた証拠を突きつけて、みんなの前で浮気を断罪した上で、高らかに婚約破棄を告げるつもりだったのに…断罪の舞台に立つ前に自白して、先に婚約破棄を告げるなんて!浮気野郎の風上にも置けない軟弱下衆男だわ…」
そう呟く私を残念そうに見つめる義弟。
ーー婚約破棄のある転生人生が、必ずしも乙女ゲームの世界とは限らない。
この世界は乙女ゲームなのか否か。
転生少女はどんな役割を持って生まれたのか。
これは転生人生に意味を見出そうとする令嬢と、それを見守る苦労人の義弟の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 21:33:28
241426文字
会話率:29%
生まれつき身体に大きな傷があることで虐げられてきた子爵令嬢──ルピナスは、とある日妹に婚約者を奪われ、挙げ句家を追い出された。
生きていくために働かなければと王都に向かうと、直後に前世の記憶──名はフィオリナ。歴代で初の、名の知れた女性騎
士だったことを思い出す。
「この身体は軟弱ね……けど、これでも私結構強かったのよね。この程度の魔物なら余裕よ」
偶然魔物を始末することになったルピナスは、騒ぎを聞きつけた眉目秀麗な騎士団長と出会う。その人物は、前世で護衛対象だったキースだった。
(キース様……立派になられて……けれど、どうして騎士に?)
今世でも騎士として生きていきたいと思ったルピナスは、その後騎士見習いとして騎士団に入団し、キースに辛い記憶を思い出させないためにフィオリナであること隠す。
そしてルピナスとしての能力を発揮しながら再び騎士になるべく奮闘していく。
「──俺は、フィオリナしか愛するつもりはない」
一途にフィオリナを思うキースだったが、ルピナスと関わっていくうちにルピナスに少しずつ惹かれていく。
──そして、ルピナスがフィオリナの生まれ変わりであることを、とあることが原因でキースは知ることになる。
「ルピナスとしてもう一度出会えたんだ。今度は容赦しない。毎日好きだって伝えるから覚悟しろ」
「えっ!? キース様……!?」
一方で、婚約破棄をしたドルトはルピナスの妹の性格の悪さに徐々に気が付き……?
これは前世で騎士だったルピナスが、様々な困難に立ち向かいながら、護衛対象だったキースに一途に愛されるお話。
◇ハッピーエンドはお約束
◇暗いのは初めだけ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 18:52:14
210108文字
会話率:40%
後輩を好きになってしまった男があれやこれやと忙しく悩みもがきます。
最終更新:2024-04-29 00:01:15
4721文字
会話率:53%
高校生活が二年目を迎えたとき、進む方向を巡って別離の兆しが見えてきた。二人に学力差がついていたので高志は京大へ、佳世は私学の道を進むことになった。二人に恋愛感情が芽生えていたので、特にその気持ちが強かった佳世は、何とか高志をつなぎとめようと
折に触れ気持ちを表わす。高志は学習能力は高いが軟弱で気が弱く、神経性胃炎を発症する身であった。逆に佳世は肥満体で気が強くて人を引っ張っていくタイプであった。喧嘩しながらも互いに助け合って進んできたが二人の父親の仲違いによって一旦引き裂かれそうになるが踏ん張った。
高志の父親はワンマンで筋を通す性質だ。佳世の父親はひねくれもので、やきもち焼きで、嫉妬深かった。美容界の超スター佳世の母親を巡って両者の仲がこじれてくる。佳世の父親の僻みが原因なのだが、尊厳を傷つけられた高志の父親が佳世の父親を殺害してしまう。高志は親の殺人事件を受けて、経済的基盤を失い、将来の夢を断たれた。佳世の助言でアルバイトしながらなんとか京大を卒業する。佳世は中高校時に家事に追いまくられた反動で、大学に進んでから遊び捲くって当初のボランティア活動家の道を捨ててしまった。高志の外交官への道は遠い、このまま過ごして居れば佳世を誰かに取られてしまうと怯えて、学生時代にアルバイトしていた運送会社に就職し生活の基盤を作る。佳世に結婚を申し出て家庭を持つことを決意する。それは実現したのだが厳しいものだった。結婚式は形だけで新婚旅行すら行けなかった。そんなことがあって八年後、三人目の子をお腹に宿して二人は当時両家族が顔つなぎした思い出の旅館で食事しながら回顧している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 10:37:49
33407文字
会話率:53%
「あんなこと」の粗筋(完結編も含む)
この小説は2008年十月に宇治市で実際に起きたセンセーショナルな殺人事件をヒントにしている。犯人と被害者の年齢から推測して高校生ぐらいの子供が居たと仮定した。登場する場所も人物もすべて架空である。そ
のことをお断りしておく。
高志と佳世は高校二年生である。一九九〇年の八月生まれである。出生地は宇治市の黄檗山万福寺町で同年同月生まれであった。幼児期から一緒に過ごし小中高校を同じ学校で共に過ごした。
二人が育った環境は大いに違った。
高志はワンマンの父親に京大に入学し外交官になるレールを敷かれてその通り歩んできた。佳世は母親が美容院を六店舗経営し、父親も関連店を経営する共働き家庭で育った。持って生まれた性格も環境も違う中、周囲が気にかけほど二人の仲は良かった。互いにカバーし合う相関関係にあった。
高校生活が二年目を迎えたとき、進む方向を巡って別離の兆しが見えてきた。二人に学力差がついていたので高志は京大へ、佳世は私学の道を進むことになった。しかし二人に恋愛感情が芽生えていたので、折に触れ気持ちを表わす。高志は軟弱で気が弱く、神経性胃炎を発症する身であった。逆に佳世は肥満体で気が強くて人を引っ張っていくタイプであった。互いに助け合って進んできたが二人の父親の仲違いによって引き裂かれそうになるが絆は深まった。
高志の父親はワンマンで、佳世の父親はひねくれものだった。佳世の母親を巡って両者の仲がこじれてくる。佳世の父親の僻みが原因なのだが、尊厳を傷つけられた高志の父親が佳世の父親を殺害してしまう。高志は親の殺人事件を受けて、経済的基盤を失い、将来の夢を断たれた。佳世の助言でアルバイトしながらなんとか京大を卒業する。佳世は中高校時に家事に追いまくられた反動で、大学に進んでから遊び捲くって当初のボランティア活動家の道を捨ててしまった。高志の外交官への道は遠い、このまま過ごして居れば佳世を誰かに取られてしまうと怯えて、学生時代にアルバイトしていた運送会社に就職し生活の基盤を作る。佳世に結婚を申し出て家庭を持つことを決意する。それは実現したのだが厳しいものだった。結婚式は形だけで新婚旅行すら行けなかった。そんなことがあって八年後、三人目の子をお腹に宿して二人は当時両家族が顔つなぎした思い出の旅館で食事しながら回顧している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:22:02
64791文字
会話率:50%
忌み子は淘汰され、村から追い出される。
歪で人間に負ける程度の軟弱な竜人も、同じくして里から追い出された。
__これは、そんな忌み子少年と龍少女の幸せを目指す恋愛短編物語。
最終更新:2024-04-24 01:31:44
7982文字
会話率:45%
葉月海(ハズキ カイ)と陸(リク)は1才違いの兄弟。海はサッカークラブのジュニアユースチームで10番をつけ、将来を有望視され、自分もプロサッカー選手になる夢を信じていたがユースチームへの昇格が叶わず、茫然自失になっていた時に偶然サーフィン
に出会う。そしてこの出会いが海を新たな世界へ導いていく。
また、弟の陸は大学生になってから付き合っていた彼女に振られ、大学や日本からも逃げるようにヨーロッパへ留学を決める。そして、そんな軟弱な陸を待っているモノとは?
2人の兄弟を軸に、様々な人々や文化(酒やグルメ、スポーツや音楽、映画など)との出会いが、それぞれの人生を変えていく青春群像ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:37:53
12271文字
会話率:22%
異世界を夢見ていたニート、高梨勢馬はある日、家にトラックが突っ込んできて突如として死ぬ。
しかし、それは事故ではなく、軟弱な生き方を嫌った神により、殺されたのが原因であった。
異世界に転生することを約束した神だったが、その前に時が止まった空
間で修行しろと言う。
努力などしたくは無い。
初めからチート能力が欲しい。
そう願ったのだが、それは叶えられず、地獄の修行の幕が開ける。
そして、修行を終えて最強となった男は遂に異世界に降り立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 18:22:22
186843文字
会話率:36%
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、
国が23年12月28日に代執行、設計変更で沖縄県に事前通知を行い、
24年1月12日にも軟弱地盤がある大浦湾側の工事に着手を開始するようです。
この辺野古移設に関して
は政府と沖縄県の対立が泥沼化してますが、
全体の論点整理と、マスコミが報道しないポイントについてまとめてみました。
またしても、情報を絞り世論を誘導し、事実上の国民無視で行われている基地移設について少しでも共有できればと思います。
これを機に少しでも沖縄の基地問題を皆さんと考えていきましょう。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 18:01:31
5764文字
会話率:4%
もし、自分なのに自分じゃなかったら。自分が、自分の生まれる未来をなくしてしまったら。
自分が、知らない未来と過去で生きていたとしたら。
自分がまた生まれるために世界を変えないように必死になる少年の物語。
最終更新:2023-09-24 16:57:32
57187文字
会話率:52%
ニホン国有数の大都市オーサカンで、国際的イベントが開幕した。軟弱地盤に、チケット高額、パビリオン建設間に合わず、オマケに人手が足りす掃除も行き届かずという四重苦で、来場者は想定より大幅に少なく…
最終更新:2023-09-06 19:00:00
3852文字
会話率:79%
平凡な生活をしていた拓也と三咲は、突如として現れた爆撃系能力者の悪魔に襲われ絶体絶命に。怯えて何もできなかった拓也を三咲が庇い奇跡的に一命と取り留めた拓也は、病院のようなところで目を覚まし、魔族討伐班一番隊隊長から三咲の死を告げられる。そ
の怒りと悔しさでベッドの隣になった棚に八つ当たりをした時、爆音と共に棚が黒焦げになった。その能力に目をつけた同じく一番隊のマリナに一番隊へ誘れ、復讐を決意して拓也は一番隊に入隊する。
軟弱で臆病なヒーローがスーパーヒーローになるための過酷な戦争生活が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 10:22:42
15554文字
会話率:63%
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木下藤吉郎好きの高1女子が戦国時代に跳び、織田弾正忠家に仕官。尾張統一に貢献する話。
【妄想歴史ファンタジー】です。昭和臭のする女主人公や方言少女あり。ご
注意ください。
わりかしイラストあります。
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<概ねこんな感じ〉
昭和末期の物語。――今は(ほとんど)無き【コインシャワー】。
気まぐれで施設を利用した木下陽葉は、突如【戦国武将ゲーム】の開始を告げられ室町末期の戦国時代に放りだされる。
そちらの世界では、妹の同級生で、最近行方不明になっていた関西弁(風)方言少女が、軟弱な織田信長に代わって尾張統一を目指し奔走していた――。
「わたしもお手伝いします」「じゃあ、今川義元退治しといて」「お任せあれ。ってマジか!」
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戦国時代と昭和時代~令和時代が交錯する歴史ファンタジー異譚。
◆イラストあります。
◆ランキングにゼンゼン縁無し。
◆現在不定期更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 15:00:00
315638文字
会話率:44%
【完結まで更新予約済】「第四王子ルシファー! 軟弱なうえに問題行動ばかり起こしよって! ごく潰しは出ていけ!」強い魔法の力を持ちながらも、肉体の屈強さこそ正義とされるグラディウス王国においてルシファーは見下されていた。努力が認められず問題行
動を起こすようになったルシファーは、少年の姿に変えられたあげく父王直々に追放され、自棄になり街中で倒れてしまう。彼を拾ったのは、かつてルシファーに「何でも拾ってきてしまう」呪いをかけられたベアトリクス伯爵令嬢、通称ゴミ屋敷令嬢だった。ふたりは共同生活を始めることになるが――?
疲れているときにもおすすめ。肩の力を抜いて笑って読める、痛快異世界恋愛ファンタジー!
※以前同タイトルで投稿していた作品を半分以上改稿して投稿しています(旧作は取り下げ済み)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 20:00:00
123095文字
会話率:43%
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」は、ある日突然に異世界「地球」と”門”で繋がれた。世界の壁を越えた交流と貿易は、ライズ世界に多くの富をもたらす。
しかし魔法技術の対価として地球からもたらされたのは、進んだ医学や科学技術だけではなかった
。
ライズの列強諸国はそれぞれが地球の大国と結びつき、彼らが生み出した戦車や飛行機を導入し、軍拡を開始する。
力は不信感を生み、やがて最初の銃弾は放たれた。
クロア公国で起こった泥沼の内戦もまた、ライズ世界を二分する動乱のひとつだった。
物量に勝る帝国派に対し、敗色濃厚な大公派は若き将軍を抜擢する。彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。
「何をしても怒らない男」と嘲笑され、日陰者に甘んじてきた優男だった。
多くの者が彼を侮り、軟弱者に自らの命運を委ねるしかない大公派の運命を嘆いた。
だが、赤毛の将軍には窮状を覆す強い意志があった。
彼が参謀長として指名したのは、舌禍事件でドイツ陸軍を放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。彼女の作戦こそが祖国を救うと信じて……。
そんなあぶれ者と問題児のコンビが挑むは、勇将ジョージ・パットン。
祖国アメリカが支援する帝国派の勝利をかけて、歴戦の指揮官は2人に牙を剥く。
「好きにやって良いと言うなら、せいぜい派手にやらせてもらうわ」
強敵を前に不敵に笑うヴェロニカは、必勝の策を打ち出す。それはライズに収まらず、地球諸国すら巻き込んだ大作戦だった。
降臨暦942年、ライズ史で名将として語り継がれることになる両者が、初めて相まみえた「イリッシュの戦い」の記録である。
※過去作『イリッシュ大戦車戦 ~王立空軍物語外伝~』を再構成・大幅加筆した作品です。
※カクヨム様でも掲載しています。
※『王立空軍物語』シリーズの設定や一部メカニックは、ホームページにて解説しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 08:41:11
104004文字
会話率:20%
高校二年生で毎週小説投稿サイトへ短編をアップしている翔(かける)には、同級生で自称文学少女のミナコという熱烈な読者がいた。
彼が小説を書いていることは、彼女しか知らない。つまり、二人だけの秘密。
ところが、同じクラスに傘行(かさゆき)とい
う、作家の息子が転校生としてやって来た。
傘行は、偶然、翔が投稿作家である事を知るや否や、作品への猛烈な批判を開始する。
作家としてのアドバイスではなく、もはや、いじめでしかない傘行の口撃に対して、翔は反論せず、受け入れようとする。
傘行の高圧的な態度はもちろん、翔の軟弱な態度にも怒るミナコだったが……。
---------------- 本改訂版はエブリスタでsutasan名義で公開している作品を大幅に加筆・修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 09:38:05
57492文字
会話率:62%