僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。いまは木工細工職人のフリをしている。僕と親方とおかみさんは境海を越える際に海賊に襲われた。攫われた僕はなんとか逃げ出せたけど、異郷の地でひとりぼっちに。でもぬいぐるみ妖精のシャーキスがずっと一緒にいてくれたん
だ。僕は親方の手掛かりをもとめ、親方が昔住んでいたかも知れない〈職人がたくさんいる国〉へたどり着く。そして魔法玩具師の古い言い伝えをたよりに〈月と太陽の砂時計がある街〉を訪れようと考えるが、そこは、魔法玩具師がけっして訪れてはいけない理由があったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 04:00:00
218133文字
会話率:30%
僕はニザ。魔法玩具師の見習い職人だ。最近、木彫り細工はほめられるほど上達したけど、親方の技術にはまだまだ及ばない。悩んでいたら、親方は特別な絵の具を作る秘密を教えてくれた。夏の雨上がりの夜、森に魔法の泉が湧き出し、魔法の青い花が咲く。その
花から作る青色こそ、親方の特別な職人の工夫だそうだ。せっかく教えてもらったのに、ひとりで青い花を摘みにいった僕は、花摘みの掟をやぶってしまう。青い花をまもる妖精鳥に怒られた僕は、お詫びのためにある物を家へ取りに帰るが……。魔法玩具師ニザとぬいぐるみ妖精シャーキスのお話第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 23:00:00
10662文字
会話率:27%
"アルジェンテ"
とある異世界の
とある街外れにある
古びた外見の小さなお店
常に赤字の魔石細工職人と、彼に拾われた男装元女子高生が繰り広げる異世界ライフーーーーーほのぼのベースに時々シリアスなとある異世界のお話。
※魔法のiらんどにて夜風セラの名で投稿していた作品の再掲です。サイト閉鎖に伴いなろうに移行いたしました。
※ この話は全てフィクションです。物語上に登場する人物、団体は実在しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:36:13
238219文字
会話率:39%
生まれながらにして人生と言うものは勝ち組か負け組
の二択だ。そしてその負け組がこの俺、結城颯(ゆうきはやて)だ。昔から運動や勉強が大の苦手で親からも期待の目すら持たれてないその上にデブで不細工だ。このルックスのせいでまともに人と話したことす
らない陰キャラだ。高校入学からのいじめ、親からは失望、たった二人の幼馴染にも見放され、もうどうだっていいよし死ぬかと考えてた夏休み前日の夜、何か簡単で楽な死に方はないかとネットで呟いたそしたら一件返ってきた返信が君は絶対に死なせないと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:33:51
3084文字
会話率:48%
「ねぇねぇ!これで何?ピカピカして、ふわふわって、なんか...暖かい~!」
「どれどれ?あぁ~!これはこの世で一番の宝物ですよ、マイハニー。それに命のあらゆるが記録されています。生まれから初の泣き声、ボロボロな初歩い、初めての...『ママ』
。初めて冒険をするための不安、未練とわくわく、友たちと出会いの喜び、けんか後のバラバラ、まぁ、最後は仲直りでわけだ。初めて気づいたこの胸の中の『気持ち』と初めての...『離れ』......くん~、とりあいず、様々な『初めて』が埋められているのはこの『宝物』だよ―。大切にしてね~!」
「うん!」
...... ......
この果てのなく夜空の中で、何一つの星の誕生はほとんど『モヤモヤ』から出来たもの。我々物語の始まりー『イスワリ』も例外なく、ただ......その『モヤモヤ』の時期でちょう~ど『小細工』が掛けさてただけ......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:00:00
54182文字
会話率:82%
朝陽ヶ丘町の硝子工房。
父と二人で硝子細工に打ち込んできた楠原成海は、職人気質で無口な高校一年生。
友達もほとんどいない成海のささやかな楽しみは、隣の席に座る遠野新菜を窓越しに眺めること。
明るく、誰とでも分け隔てなく接する彼女は、どこか遠
い世界の人のように思えていた。
そんなある日、新菜の“うっかり”をきっかけに、二人は関係を築くことになる。
見習い硝子職人の少年と、硝子より透明で純真な少女。
これは、硝子越しに見つめていた君と、肩を並べて歩くようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:10:00
290208文字
会話率:57%
どうも〜。
みんな本の神ウリフィドお兄さんだよぉ~。
みんなは、お兄さんって呼んでねぇ~。
え?そんなことはどうでもいい?
ま、まぁ、そんなこと言わずに…。
あ、ちょ、その武器はなにかな?やめて?お兄さん本は書けても戦いは
…。
ーーーあ、はい。ちゃんとやります…。
さて、今回の物語は、なんと下界と天界の実話を元につくりあげた力作さんだ!どこら辺が力作だって?それはね~、な、なんと!僕もと(ゴツンッ!)
えー、こほん。
では改めて、これは、とある事件により常識以外の記憶をなくした一人の少女が持ち前の才能と運で何とか生きていくという、結構無茶苦茶な物語だ。
え?前振りの割にあらすじが短いって?
仕方ない、なら特別に、この本のポイントを教えてあげよう。
実はこの本、少し細工がされていてね?内容をよーく聞けば、序盤から多くの秘密が分かるようになっている。そこら辺もよーく聞きながら、楽しんで欲しいと思う。
それでは始めよう。
これは、天界を揺るがした、とある少女の英雄譚だ。
⚠︎注意
1.この物語にはだいぶ無理のある世界感や、百合要素が多く存在します。このようなものが苦手という方は、ご遠慮下さい。
2.本作品はAI挿絵(AIイラスト)を用いておりますが、あくまでイメージのイラストであり、物語の登場人物とは大きく異なる場合がございます。AI作品が苦手な方や、そのような齟齬が許容できない方はご遠慮下さい。
3.この物語は、全てフィクションです。現実には全く関係のないものですので、ご承知おきください。
執筆初心ではありますが、初心者なりに精一杯物語を描いて参ります。誤字や内容の齟齬など、多くの問題が予想されますが、どうか温かい目で見守っていただけますよう、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:24:16
235406文字
会話率:44%
ケーキやチョコやアメ細工も出ます。
最終更新:2025-06-20 13:47:36
3610文字
会話率:95%
箱根の温泉街。祖父のガラス工房で働く主人公は、過去のトラウマから人を信じることができずにいた。
そんな彼の前に「海から来た」と名乗る不思議な美少女・美紗が現れる。
病弱ながらも明るく前向きな彼女との出会いは、主人公の止まっていた時間を少しず
つ動かしていく。
二人はそれぞれの痛みを抱えながら、ガラス細工を通じて心を通わせる。しかし、美紗には誰にも言えない秘密と、限られた時間があった。
再び歩き出す主人公の成長と、残された“想い”を描く。
温泉街で紡がれる、涙の感動青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 07:10:00
61462文字
会話率:29%
修学旅行中に勇者召喚に巻き込まれた雅。
神様の温情でゲームのアバターで、転生したのはいいけど。
使命は特になく、自分らしく生きていけばそれでよし。
だけど、異世界には彼女を待ち望むゲーム内での守護者がいて、再会しても巻き込まれ確実な案件が待
っていた。
さあ、彼女のスローライフはいつ始まるのだろうか。
ヒーローが暫くお休みしています。
最初はファンタジー色強めになります。
タグは追加していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:00:00
1341295文字
会話率:23%
美しい自分にしか興味のないアンナ姫。手鏡が何よりも大事なアンナ姫がしぶしぶ出かけた散歩で出会ったのはなんとも不細工な犬のヒースでした。ヒースはなんとしゃべる犬でした。アンナは初めて自分以外に興味を示します。
ヒースはとても聡明な犬で、アンナ
を手鏡の国から連れ出しました。アンナはヒースによって変わっていきます。ところがヒースには大きな秘密があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 12:40:00
22463文字
会話率:51%
エイル・ハイパーは幼い頃から戦闘訓練をしてきたが、ここ10年親友アルメリアに勝つことができず、むしろ差が開く一方だった。
そんな中、ふと地元で管理されている”魔剣"を手に入れれば彼女に勝てるのではないかと思いつく。
監視の目を
掻い潜りとうとう魔剣を手にしたが、剣の力が制御しきれず暴走してしまい、エイルの暮らす村が壊滅してしまう。
絶望の淵に立たされたエイルだが、都市で魔法店を営むルイ・ロートブラッドに拾われ、彼の提案で魔剣の力を制御できる程強くなるため冒険者になることに。
果たしてエイルは強い冒険者になれるのだろうか?
そして、大罪を犯した者が英雄になることはできるのだろうか?
*本作品は推敲・アイデア整理の際にChatGPTを使用しています。
*一章(12+2話)は毎週月曜日に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 12:14:45
58116文字
会話率:17%
柴田宏(しばたひろし)は学生時代に不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界
しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。
最終更新:2025-06-16 11:00:00
17247文字
会話率:44%
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜逆転世界だったが、柴田はそれに気付かない。
美人の奴隷が安かったから買ったが、この話には裏があって自分はいつか刺されるのではないかと
いう妄想に取りつかれてしまう。
そんな哀れなおっさんの勘違いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 11:00:00
55957文字
会話率:56%
大陸中央煌国。
うちは貧乏なので16歳で嫁に行けと言われている。そして明後日16歳。つまり私は近いうちに誰かの嫁になる。
誰だろう? 長屋の年頃の男性? と思っていたのに衝撃的な結婚お申し込みが来た。
上級公務員の家系、卿家の跡取り息子か
らの結婚お申し込み。
竹細工職人の3女、貧乏長屋娘には2度とない幸運な縁談。両親は結婚お申し込みの日に、よろしくお願いしますと頭を下げた。
ぼんやり、覇気がない、もたもたした娘だから誰も嫁にもらってくれなそうと困っていたらしいのに、無事にお嫁に行けることになった。
お相手は卿家跡取り息子ロイ・ルーベル。
そろそろ結婚しようと考えたので、そろそろ嫁に行く娘を探し、さらにその中でルーベル家の求める条件に合う娘を選んだという。
条件は家事一切を任せられること。手足の悪い義母の世話を出来ること。健康なこと。跡取り息子を産めそうな娘。子が産めない場合に養子をもらうことが出来る家であること。
母は6人の子を産んだ。娘は5人。私も子が出来やすいだろうし、子が出来なくても姉や妹達の誰かしらから養子をもらえるだろう、と言われた。
結婚お申し込みでは美しい簪を贈られ、結納用の着物一式を贈られ、指定された花嫁授業後には花嫁道具一式も贈られた。
簪以外は本来嫁側が用意するものらしいのに全て相手持ち。
身分差があり、うちは得しかないという不思議な縁談。
こうして、私リルは苗字のない平民から卿家ルーベル家の嫁になった。
☆★
とにかく「リル」が良い。どちらかというと無口な息子が、祖父母にも父親にも自分にも逆らったことのない息子が、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、こう言った。
「他の娘なら、誰も嫁にもらいません。母上が家を守り続けて下さい」
体の悪い母親に一生働けとは恐ろしい脅迫文句を思いついたものだ。なぜ卿家の嫁が貧乏長屋の馬の骨なのか……。
【15Rは念の為です。山も大したオチもなく、ライバルの登場もなし。主人公が幸せな生活を送っていきます。ほのぼの暇つぶし系恋愛話として書きました。30話くらいで終わる予定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 08:19:35
2205982文字
会話率:49%
前世では体が弱く事故の後遺症で死んだ少女、前原明日香は転生を司る女神アラシェルによって、13歳の少女アスカとして異世界アルトレインに転生した。
それから2年、転生時に魔法が使ってみたいという願いと、世界を回りたいという願いによって、魔力がそ
こそこ豊富なアスカは細工や魔道具を作って生活していた。そんなアスカがとうとう15歳になり旅立つことに…。
これは「転生後はのんびりと」の後日談です。前作未読でもいける気ではありますが、何かあればご意見を。
週一(金曜)更新目指してます!書きため出来たら都度更新有り。出来るだけサクサク行く気ですが、前作は毎日更新3か月完結予定が1年と2ヶ月かかったのでお察しください。アルファポリス様にて先行連載中。追いつくまでは毎日更新を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 21:10:00
2178526文字
会話率:81%
・・・・・・リーン・・・・・・
週末の人で賑わう広場に、1人の少女がいた。
鳶色の長い髪ーー耳元に下がる、〈青い耳飾り〉が、幻想的に揺れた……。
その涼やかな音は、他の人々には聞こえていない。ーー少女にだけ届いた、〈呼び鈴の音〉ーー。
少
女は広場を出ていくと、閑散とした路地裏へ向かった。
大きく息を吸い……鼓動を落ち着け……そして、口を開くーー
ーー『マーク……〈リダ•ベンデ〉』
ジェラが合言葉を唱え、《ループ》した世界は、先ほどまでいた世界とは、まるでちがった。
巨大な〈銀細工の城〉がそびえ立つ、大帝国ーーその名は、〈リグターン〉ーー。
ジェラは着地した〈山〉の上から、集合場所である、〈赤いレンガの倉庫〉へ向かう。
その途中ーー激しく心惹かれる、〈ある匂い〉に出会い、ジェラは導かれるように、山奥深く、隠された〈秘密の洞窟〉へ、たどり着くーー。
一本の、壮麗な〈しだれ柳〉に守られた、〈洞窟〉の奥にはーー瑠璃色に輝く秘密がーーあらゆる人物たちの、〈運命〉を大きく変えていく、美しくも哀しい〈花〉が、咲き誇っていた。
闇夜に〈倉庫〉へたどり着いたジェラを待ち受けていたのは、衝撃的な数々だった。
自分と同じ服装をし、色とりどりと長い髪をした、みな同じ年頃の、若者たちーー。10人の若者たちには、同じ共通点があったのだ。
だだ広い〈倉庫〉のなか、ひとり豪華な椅子に腰かけた、ミゲという名の男が、集められた若者たちに、語り聞かせるーー
帝国秘密組織〈キューア〉ーー与えられた、〈特殊能力〉ーー〈鉛の屍〉をめぐる、おぞましい〈連続怪奇殺人〉ーー
その夜ーージェラはミゲに連れられて、〈倉庫〉横の森にある、一つの建物へ、向かう。
見張りの兵士に、施錠がされーー異様な雰囲気の建物のなかに、ジェラが見たものーーそれは、忌まわしい檻につながれた、白銀に輝く、〈神獣•ムー〉のすがただった。
同じころーー〈リグターン〉から北にいった、〈ガンダ国〉では、国の存亡を揺るがす、深刻な事態が起きていた。
北の地に古くからいる先住民ーー〈月の民〉と呼ばれた、〈シシン族〉の聖域から、彼らが大切に守り崇めてきた〈神〉が奪われ、仲間が酷く殺された。
〈月の民〉首長ドドアは、襲った未曾有の試練に、大きな決断を下す。
三年に一度の、〈乱満月〉の夜へーーいくつもの〈運命〉が、一つの奔流となって、流れていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:57:14
80168文字
会話率:25%
時は元禄、京で生まれた公家の三女、瑠璃(るり)姫は大坂道頓堀で、歌舞伎役者や花街のお姉さんの細工物を細々と作りながら裏ではくノ一として暴れている。その瑠璃にぐいぐい迫る江戸から赴任してきた同心のふりをした与力の百沙衛門(ももざえもん)二人を
取り巻く温かい周りの大人たちと一匹のトラ猫が恋の行方を見守ります。
元禄時代の京都や大阪を舞台にしますが、史実や事実、関西弁(ほんとうにむずかしい)の違和感には目をつぶってください。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:19:12
79503文字
会話率:65%
『兄さま』こと左大臣・藤原時平様は宇多上皇に隠し育てられた姫、つまり私・浄見(きよみ)に夢中・・・のはずなのに、妻二人からの、宮中内外の恋人まで、次から次へと恋敵が湧いてくる!
『浄見を忘れるために色々な女性と関係を持った』というけれど、本
気恋(ガチこい)勢が多すぎるのも気にくわない!
私・浄見は女房・伊予(いよ)として宮中に身を隠しながら、襲来する様々な試練に立ち向かう!
惜しみなく金で細工を施した、金色に輝く『黄金の琵琶』が盗まれたと検非違使庁に訴えた、高貴な血筋の老貴族は、言ってることが二転三転して矛盾だらけ。
果実の枇杷の収穫に立ち会えば、実をゲットできるとのお誘いでノコノコ屋敷を訪れた私は、暗闇で襲われるハメになるけど、それはそれでアリかも?!
枇杷の実のように、痛みやすい、壊れやすい恋なら、いっそ手放したほうがいい?!って思い始めた私は今日も、甘酸っぱい思い出に浸る!
誠に勝手ながらこの作品は数日中に削除いたします。
後日、連載「少女・浄見(しょうじょ・きよみ)」に「黄金の琵琶(おうごんのびわ)詳細版」追加する予定ですので、以後はそちらでお読みいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 23:00:00
8295文字
会話率:27%
――今年も宇宙船「地球号」で9億キロの宇宙旅行に出かけましょう。
星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は9億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。
素晴らしい。たった一文で、しっか
りSFしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。
もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く(花火)
そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う(カリスマ美容師)
磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた(磯浜村の周郎)
僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる(一秒でできること)
僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた(鏡)
幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた(お姉ちゃん)
終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた(地下鉄)
亡き妻が神社で見守ってくれている(神社)
僕には”なかよしノート”がある(なかよしノート)
目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった(ボタン)
山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話(けもの道)
お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた(射的)
アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る(アロイカ・インベージョン)
「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う(狼の血族)
人の言葉を話す鳩ジョンのお話(伝書鳩ジョン)
深夜、タクシーがお客を拾った~幽霊話をショートショートに(幽霊はタクシーに乗って)
【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 06:40:48
257135文字
会話率:23%
冴えない容姿なんて表現は生温いほどの、デブで不細工な私、日聖珠子(ヒジリコトネ)。都内の進学校に通う17歳。
同級生や教師だけでなく、親にまで酷い扱いをされていた。ご飯が貰えるだけ、学校に通えるだけ、生きていられるだけマシと思いながら生きて
いたある日、終礼のチャイムと共に教室に残っていた者全員が光に包まれ異世界へ…。
異世界に来ても何も変わらないと思っていたのに、私が保つ魔力が異常過ぎて〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 08:30:00
477021文字
会話率:43%
現実では地味な会社員だが、人気VRMMO「ソード&ソーサリー・オンライン(SSO)」では拳闘士(モンク)マスターとして名を馳せる主人公・シノコロ。己の拳ひとつで数々の強敵を倒してきた彼だが、実はクラフト(鍛冶や細工)も極めたサブ職持ち。戦い
とものづくり、両方のスキルを兼ね備えた異色のプレイヤーだった。
ある夜、ゲームの封鎖エリアで謎の球体と少女の声に遭遇したシノコロは、気がつくと見知らぬ異世界に転移していた。頼れるのは鍛え抜かれた拳と、培ったクラフトの技術のみ。ゲームとは異なる危険と未知のルールが支配する世界で、彼は生き抜くことを決意する。
拳とクラフト、二つの力で異世界を切り拓く――
最強拳闘士クラフターの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:52:44
2798文字
会話率:10%