「ここは何処だ?」
四大魔族の一人として魔族領最強格と云われていた魔帝ラーザ・ギャビンは同じく四大魔族の一人であった魔王エーシル・ヴォルヴァとの20年に及ぶ一対一の戦闘の末ついに力尽きた。魔帝が最後に放った魔法は転生魔法と呼ばれる禁忌の魔
法である。予定ならば新しく魔族の体を手に入れ、また魔王とのタイマンが続く予定だったのに……。「まあ落ち込んでも仕方ないし早いうちに人間領抜け出して魔族領に帰るかぁ。あれ?そういえば今人間領と魔族領の境界って閉じてるよな……しばらく帰れねぇじゃねぇか!」
人間と魔族の2000年にも及ぶ冷戦の弊害がこんなところにまで。けどなんとか帰る方法を探したい。しかも俺は魔族の中では最強格だが、人間の中では最弱クラスの戦闘力しかないんだが?
これは天才的な頭脳を持ち、最強魔族である魔帝が、最弱クラスの人間になってしまった物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 23:17:08
444677文字
会話率:55%
人里を避けて、森の奥の棲家でひっそりと暮らす魔女セレイネ。
彼女は禁忌の魔法によって不老不死に近い存在へとなっていた。
ある日、死ぬ事のない生に飽きているセレイネは森で1人の少年と出会う。
成長する少年と変わらないセレイネ。
少年はいつしか青年となりセレイネに恋心を抱くが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 00:30:30
5239文字
会話率:40%
魔王ヴァラトスは、100年間最強の魔物として魔族を束ねていた。
しかし、魔族の永続的な繁栄のために、すべての種族を意のままに操れるようになる禁忌の魔法《超越神化》に手を出すも、目覚めるとなんと人間の姿になっていたのだった。
「マジで?」
禁
忌に触れた罰が下ったと理解したヴァラトスは、諦めて人間としての生を謳歌しようとする。
*シリアスではないです!
*文章が拙いです!
*ゆっくり更新していきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 16:00:00
10641文字
会話率:42%
火・水・木・光属性の四属性の魔法が使われているルナフォース魔国で産まれた主人公、エリス・ノルンには、産まれつき全ての属性の適性がなかった。しかし、体内の魔力量だけは人一倍あったため、魔国の魔都(首都)にあるマギア・アカデミーへの入学は認めら
れた。しかし、当然ながら魔法が使えないエリスは同級生はもちろん、教師陣からすらも差別されていた。しかし、そんなエリスが運命に抗った時、世界はエリスに味方する。これは、そんな主人公エリスの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 01:02:44
9724文字
会話率:52%
十年続いた魔王と勇者の戦争は、両者相討ちで幕を閉じる。
魔王を失った魔王領では、魔王の子供たちが王位をめぐって争いはじめ、内乱状態に陥った
主人公のリンも、三男として魔王の継承者である
ある日、次男のアルに誘われ、古い屋敷に呼び出されたが、
禁忌の魔法を使われ、遥か遠方に飛ばされてしまった
そこは、魔物達も進出したことがない土地、極東と呼ばれる土地であり、サムライ達が日々、戦を繰り返す戦乱の世だった
そんな土地をさまよっていると、織田信長という男に出会う、両者の運命が大きくかわる出会いだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 13:10:51
100024文字
会話率:66%
禁忌の魔法と禁断の恋をテーマにしたこの物語は、リリアン・ハートウッドとエリック・ローレンスの運命的な出会いと、彼らが直面する困難と葛藤を描いています。
リリアン・ハートウッドはアヴァロン大陸の魔法学校、アルデンウィンド魔法学院の最終学年生
でした。彼女は魔法の才能に恵まれ、知識と技を積み重ねながらも、心の奥底にまだ何か足りないものを感じていました。ある日、学院の図書館で伝説的な存在とされる「禁忌の書」を見つけます。その書物は禁断の魔法の知識が詰まっており、過去の出来事を変える力を秘めていると伝えられていました。リリアンは禁断の魔法に魅了され、愛する人との再会を果たすため、禁断の書に触れる決意を固めます。
一方、エリック・ローレンスはアルデンウィンド魔法学院の教師の息子であり、将来は学院で教える魔術師としての道を歩むことが期待されていました。彼は内に秘めた情熱と野心を持ちながらも、禁断の書の存在について疑問を抱いていました。彼はリリアンの決意に反対する一方で、彼女の探求心と強い意志に引かれていきます。
リリアンが禁断の書の力を手に入れると、彼女は過去の出来事を変えるための魔法を使い始めます。しかし、その行為は世界のバランスを乱し、予期せぬ結果を引き起こします。同時に、彼女とエリックの関係も禁断とされる恋へと発展していきます。二人は社会の反対や運命の障壁に直面しながらも、互いへの想いを秘めたまま闘い続けます。
物語は、リリアンが禁断の魔法を使うことで起こる代償やリスク、エリックとの禁断の恋の行く末に焦点を当てながら進んでいきます。彼らは自らの運命と向き合いながら、愛と勇気を胸に魔法と恋の禁断の世界を冒険していくのです。果たして、彼らの選択と運命はどのような結末を迎えるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 18:00:00
1566文字
会話率:0%
彼女は数百年ぶりに生まれた神の魂の片割れの器で、すなわち妖精王の花嫁だった。
王は彼女の誕生を心の底から喜び、それはそれは溺愛した。―――溺愛するあまり、彼女の周りの人間すべてを殺してしまうほどに。
両親、侍女頭、従者、敬愛する人、
大神官様、みんなみんな殺された。つい先ほどまで笑いかけてくれた人たちが、一瞬にして物言わぬ肉塊となり果てた。
故に、彼女は復讐を誓った。
この忌まわしい運命とやらを犠牲にして、禁忌の魔法に手を染めた。
それは時を戻し、運命を捻じ曲げる魔法。神にすら許されぬ領域に足を踏み入れ、彼女は誓う。
「今度こそ、私の大切な人たちが笑顔でいられる世界を創るのです」
それはそうと、元旦那(仮)は一発ぶん殴らねば気が済まない。
星と運命と歴史の闇を巡る異世界ファンタジー、もとい、特大DVモラハラ夫への逆襲物語です。一部残虐な描写が含まれます。表現はぼやかしていますが身体の大幅な欠損表現が苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 01:33:34
10682文字
会話率:23%
異世界XアイドルXロボット《機動兵器》
朝霧悠斗は、その日、横浜アリーナで大人気のアイドルユニット、天鈿女《アメノウズメ》のライブを見に来ていた。
そこで、突如、異世界召喚が起こり、アメノウズメと助けようとした悠斗も一緒に召喚されてしまう
。
そこは王国と魔導帝国が戦争をしている世界だった。
禁忌の魔法、魔物使役で魔物を武器として使う帝国に、王国は窮地に立たされていた。
それを打破するべく、伝説の巨神を歌で目覚めさせる為に、現世から歌姫を呼んだのだ。
しかし、目覚めた巨神は現世の人で無ければ動かせなかった。
成り行きで、巨神のパイロットになった悠斗は王国の危機を救う為に出撃するのだが……
この作品は『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 22:00:00
73969文字
会話率:41%
天上の世界では神々による会議が行われていた。
議題は『人界』のこれからの処遇についてだ。
とある騒動をきっかけに人神は神の座から下され、新しく魔神がその座についた。
だが、魔神は自身の出身である魔族を『人界』に蔓延らせた。
それに抗議した
他の神々たちーー水神や風神、剣神や盾神そして神々最強とも謳われた龍神も魔神の政策に反対した。
その会議を見た、全能神であり創造神のアトムはこの会議から、魔神を神の座から引き摺り下ろそうと提案した。
だがそれに猛反対した魔神は初代創造神であり、太陽の神とも言われたアトムの祖父アテンが作った禁忌の魔法『神避』を発動し、魔神以外の神は全員『人界』に飛ばされ、『人間』に転生した。
これは『人界』に飛ばされた四代目創造神アトムが『人間』の姿のまま魔神を倒す話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 17:42:52
5817文字
会話率:46%
禁忌の魔法使いと呼ばれているアシュ=ダールはとにかくモテない。その人間性故、男女問わず圧倒的に。そんな中、ホグナー魔法学校の理事長要請を受け、未来の恋人を探すべく教師となるが…… ※
【登場人物】
アシュ=ダール
禁忌の魔法使いと呼ばれ
ている。死霊使い、黒魔術、召喚魔術は大陸最高峰の実力だが禁忌を冒したとして評議会から追放された。不老で、現在200歳だが、気分は20歳。
ミラ
アシュが魂を吹き込んだ美しい人形。ほぼ人間のような動きや振る舞いが出来るが、感情の起伏がない。
リリー=シュバルツ
シュバルツ家の令嬢であり、ホグナー魔法学校一の才女。15歳。
シス=クローゼ
クローゼ家の令嬢であり、貴族では通常現れない不能者。15歳。
カクヨムでも先行投稿しておりますので、そちらもよければ覗いてみてください。
『どちらかと言えば悪い魔法使いです』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883443984
【書籍情報】
『初めて妻を殴った』 ノベルゼロにて発売中 大人が読みたいエンタメ特別賞受賞
『医療魔術師はもう限界です』 ファンタジア文庫より発売中 第1回カクヨム特別賞受賞
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 16:56:07
825425文字
会話率:53%
本来人類は滅亡してしまう。
人類は魔王軍に対抗するため、禁忌の魔法「勇者召喚」をする。
だが、その行動は遅すぎた。魔王軍はすでに王国の近くまで侵攻してきており、勇者たちはしっかりと準備することが出来ず、未熟の状態で魔王軍に挑み死ん
でしい、人類は滅亡してしまう。
俺は女神からの頼みで破滅の未来を防ぐためにチートをもらい異世界に呼ばれた。
固有魔法は「摩擦係数操作」
足止めをするためだけの固有魔法。だが、役割を果たせば後は異世界ライフを満喫して良いと言われた。
だから俺は決めた。
「安全圏から魔王軍足止めして終わったらトンズラして第二の人生満喫しよう!」
だが、俺はトンズラするのが早すぎた。
魔王が思っていた以上に単細胞すぎた。
そのせいで俺の人生は狂い始める。
「ハーメルン」様にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:05:46
4853文字
会話率:35%
冴えないどこにでもいる高校生は異世界転生をしてしまった。
異世界に行ったからには楽しいことをしよう!
そうだ!前世から好きだった魔法使いになろう!
それもただの魔法使いじゃなくて、人々から恐れられる禁忌の魔法を使いたい!そうだ、闇の組織も
作ろう!
そんなんこんなで、異世界を渡り歩きながら、勇者や魔王にも恐れられる存在になっていき、ついには世界を裏で動かす組織の支配者になる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 22:01:55
323627文字
会話率:24%
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑
祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と呼んで蔑んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※アナスターシアは異世界恋愛で連載したお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※連載版にあたり、その後の展開も鑑みてジャンルをハイファンにしてみます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 00:34:07
83920文字
会話率:23%
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑
祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と蔑んで呼んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※鋼鉄の聖女の完全版を書こうと思っていたら、結局こんなお話ができあがりました。お飾り妻の方の続編という形で今まで書いた短編の設定を目一杯詰め込みました。
※アナスターシアはお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※楽しんでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 20:54:16
14751文字
会話率:25%
魔界の王であり、吸血鬼の真祖でもあるセイルは、魔界の支配に飽きていた。
強引に、前魔王の妻である人間の悪女と婚約させられるも、嫌気がさして強引に婚約破棄する。
空腹で、人間界にあるとある村を襲い血を啜る中、その道中を白髪の少女、イレ
ーネに見られてしまう 気絶したイレーネを連れ去り、メイドして雇う。
後にセイルが、イレーネはどういう扱いなのかを公表するパーティでは、イレーネを婚約者として紹介してしまう。
反響を生み、婚約破棄した元婚約者の悪役令嬢が現れ、イレーネは、パーティから逃亡。
あとを追いつけ、殺そうとする部下たちをセイルは止めに入る。
イレーネは自殺してしまう。禁忌の魔法を使用し、自分と同じ吸血鬼として蘇らせることに成功する。
元婚約者を追い出し、イレーネとの婚約を公に発表する。
蘇ったイレーネの噂が流れる。
その姿は、美しく、まるで月の妖精と噂になり、一目見ようと国民が集まり出す。
噂の確証を得るため、各地に散らばっていた部下たちが戻ってくる中、吸血鬼となったイレーネは、なぜか、言葉を発することがなかった。
いつの間にか溺愛していた彼女を誰かに自慢したい
これは、死にたがりのヒロインと、そんな彼女に密かに恋をしていた一途な吸血鬼の真祖との恋物語。
ハッピーエンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 12:00:00
7110文字
会話率:29%
生まれつき左目に異常を持つ男の子、葵(あおい)。母と買い物に出かけていた彼は、突然の悪意に見舞われる。
決死の逃走劇の果てに、葵は見知らぬ草原で力尽きてしまった。通りがかった何者かに助けを乞うも、今度はその存在によって意識を奪われてしまう。
目を覚ました葵は、魔女シオンと出会う。そして己の身を立て、母の元へ帰るために、葵はシオンの元で魔法を学ぶことになる。
変わり者だらけの世界で、葵は初めて自分を特別扱いしない友達や、ライバルと出会い、成長していく。
暗躍する世界の陰に翻弄され、やがて大きな戦いに巻き込まれていく中で、葵は、シン魔法と呼ばれる強大な魔法を、己の意思で扱えるようになっていく。
しかしそのシン魔法は、使用者は凄惨な最期を迎えるとされる、禁忌の魔法であった。
シオンとの生活を、母との思い出を守るため、葵は己を蝕む魔法を振るい続ける。
それは魔法使いとして、己の願いを叶えるため。
ただもう一度、母のもとに帰るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 00:00:00
89595文字
会話率:52%
かつて神と邪龍が争った世界、”エデンヴェルト”。
この世界は魔法と魔眼で栄華を極めていた。
カインは師匠のアストライアとともに「人助けの旅」をして暮らしている。
「四重属性」という珍しい魔法の素質を持つカインは、日々アストライア
からの修行で剣術と魔法を鍛えている。
そんなある日。
カインとアストライアは傷だらけのエルフの少女と出会う。
彼女はある実験を受けており、右腕が痛々しく包帯で巻かれていた。
そして彼女を追いかけてやってくる刺客。包帯に隠された右腕の真実。暴走するカインの禁忌の魔法。それはこの世界の真理に関係するものだった―――。
「カクヨム」にて同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 16:00:00
22687文字
会話率:34%
カーバル皇国の聖女として異世界召喚で呼び寄せられた、絵美(エミリア)は、人間の体には毒であり、魔力の元となる魔素を浄化する力を持っていた。帰る方法もないので、皇国の聖女として日々を過ごしていくうちに魔法の勉強が楽しくなり、次第に魔法への理解
を深め、4年目の最後に根源に至り、禁忌の魔法である死者蘇生の魔術を取得する。
禁忌に触れるのは神代である異世界では禁忌とされており、神は理の外にでてしまったエミリアに罰として不老不死の呪いを掛け、この世の終わりまで死ぬことは許さないとされた。それと並行してある事件が起こった。それはエミリアが召喚されてから5年後のことだった。聖女として新たに召喚された美憂(ミーユ)は皇国皇子やイケメンたちにちやほやされる。
エミリアはありもしない濡れ衣を着せられ、次第に皇子をはじめとしたミーユの取り巻きに目を付けられ始めた。
結局、ミーユは自作自演で毒を飲み、エミリアに殺されかけたといい、エミリアは証拠不十分のまま国外追放となる。
国外追放された、エミリアは森で眠っていた邪竜と出会う。ドラゴンとは魔素の塊とされ、人々から災厄として恐れられていた。ファフニールと呼ばれるドラゴンはエミリアに敵意を向けたが、事情を聴き登場したファフニールは森に住まうことを許可する――。
無自覚大賢者兼森の魔女が世界から恐れられる邪竜と共に森で暮らしたり、無自覚に英雄を育てるバトルありスローライフ、ここに開幕!
※グロ表現、下ネタ等告知なく、記述する場合がありますので、念のため15歳以上設定にさせていただきます。
※一章まで完結してますので順次アップします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 00:00:00
102285文字
会話率:42%
多くの人間が生まれながらにして
黒魔法か白魔法のいずれかの適性を持つ世界。
ごく稀にどちらの適性も持たずに生まれてくる人間がいた。
彼らは『灰色』と呼ばれ、
抑圧された生活を余儀なくされている。
僕もそんな灰色の一人。
灰色ながらも魔
導士になる夢を捨てきれない僕は、
ある日、伝説の大魔導と呼ばれた男と偶然に出会い、
彼に師事することになる。
大魔導の生み出した、
禁忌の魔法を手に入れた僕は、
彼が世界中に残した秘宝を求め旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 12:37:53
778328文字
会話率:25%
幼い頃から女性キャラが苦痛を受けるシチュに興味のあった『リョナ』が好きな主人公はある日、事故に巻き込まれて死んでしまう、転生した先は魔法の存在する異世界だった。
火、水、地、風、光、闇、そして思ったことが何でも使え、命さえ操ることのでき
る禁忌の魔法、"禁"属性を駆使して動物、モンスター、魔族、さらには人族に至るまで殺さず苦しめ、殺戮を楽しむのであった。
「モっト、もっトダ。絶望に満チた表情ヲ見せロ、悲鳴を聞カせテクれヨ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 10:00:00
323138文字
会話率:54%
辺境に暮らす聖女フィリシアは、貴族同士の争いの戦火に巻き込まれて大切な家族や幼馴染の少女ナタリアを失う。
神への祈りが何の救いももたらさない中で、ついに彼女はブチ切れるのだった。
「キレた。……ブチ切れた! 神に祈ることはやめやめ!
や~めた!」
絶望の中で神への祈りを捨てたフィリシアは闇堕ちし、禁忌の魔法を作り出す。
聖女としての膨大な霊力を備えたフィリシアの前には、数百の不死の軍団が誕生するのだった。
「貴族(ゴミ)をお掃除して国をきれいにするのも、聖女の役目だよねっ」
暗黒の笑みを浮かべるフィリシア。
これは覇王と呼ばれることになる聖女の、始まりの物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 14:23:27
8921文字
会話率:35%