西蘂三大名家うちが1つ、紫崎乃家二男、紫崎乃 宏太郎はミステリー小説が好きだった。そして愚かにもそれらに憧れるうちに自身も推理をしてみたくなった。不幸か偶然にも、宏太郎は周りよりも頭1つ分、頭が回り謎解きはやがて宏太郎の特技となっていく。し
かし中学2年生の夏休み。宏太郎は自身の好奇心とその無駄によく回る頭を深く憎む事となる。
春。高校へ進学した。そこでは波風立てず、そして自身の消えることのない罪を悔いながら静かに過ごす事を固く決意する。が、その登校初日に大きな嵐が訪れる。
才色兼備の切れ者美少女と、眉目秀麗美術オタクの少年が宏太郎に昔消えた幼なじみを探して欲しいと頼まれる。そしてそこから宏太郎の穏やかなはずだった人生の歯車は狂い出す。
推理をする事に罪悪感を抱く少年とそれを取り巻く変わり者たちによる青く脆い茶番劇。どうぞ最後までお付き合い願いたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 22:18:50
54216文字
会話率:41%
幼少期、謎の武装集団に自宅を襲撃され、無惨にも母親と弟を殺された天若ヒガサ。彼は齢十にして、復讐を強く心に誓った。しかし、組織の正体や動機が不明のまま、七年間何の手がかりも掴めずにいた。
ある豪雨の夕刻、高校二年になったヒガサはついに、家
族の仇である組織の一員と遭遇する。だがその時、突如として一筋の雷が彼の脳天に直撃。生と死の狭間、極限の状態で少年の脳は覚醒し、常軌を逸した力を手に入れる。その力を危険視した政府は、理不尽にもヒガサに終身刑を言い渡した。刑罰を免れる方法はただ一つ、特脳軍情報局という国家機密組織へ入局し、自分と同様に脳機能が覚醒した危険人物や組織から国民を守ることだった。元より正義感の強いヒガサはそれを受け入れ、復讐の念を胸に秘めながらも正義の道を歩むことを決意する。
特脳軍情報局での厳しい訓練や数々の任務を通じ、少年は脳の覚醒率を徐々に高め、超人的な力を解放してゆく。その過程でヒガサは、政府や世界の偽りに気づき始める。
果たして復讐が正義と言えるのか、真に憎むべき相手は誰なのか、様々な葛藤を抱えながら少年が辿り着く未来とは――。
※※※※※※
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 00:20:00
272582文字
会話率:30%
かつて悪魔と呼ばれ、迫害の末滅んだ星繋ぎ(ほしつなぎ)の一族。
一族の生き残りである少女は、悲願を果たすため呪いについて調べていた。
その最中、白い仮面の騎士と出会う。白い騎士は、女神に愛され、その恩恵を一身に受ける王国で最も尊い一族の男。
憎むべき相手が、愛し加護を与えた人間だった。
この出会いが、少女の人生を大きく変えていった。
※メインではありませんが、そういった要素も描写する予定ですので、ガールズラブのキーワードを登録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 17:50:58
65166文字
会話率:40%
ブラックフォード家は代々吸血鬼ハンター。
男子が生まれれば屈強な吸血鬼ハンターに。女子はその力の代償のように吸血鬼に好まれる血を持って生まれてしまう。その為女子には命を守る騎士がつけられる決まりだった。
幼い頃に自分のせいで母を亡くした少
女、エヴァ・ブラックフォードは自分の血と吸血鬼が憎かった。
彼女の専属騎士は記憶喪失の青年クライム。彼は他のどの騎士よりも強かったが、その強さは彼の記憶に秘密があるようで……。
「貴女が憎む全ての吸血鬼は俺が皆殺しにしましょう」
「クライムが欲しいのは私? それとも私に流れるブラックフォードの血?」
外の世界に憧れつつ自責の念から引きこもりがちな伯爵令嬢と、記憶が無い故に彼女に執着した真面目だけど秘密を持った騎士のお話。
※この作品はカクヨムでも投稿予定です。
設定ふんわりファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 17:11:18
54081文字
会話率:37%
昔々、あるところに世界と神様が居ました。
神様は世界に子供たちを作りました。神様はそれをじーっと見つめています。時々世界に口出ししてみると子供たちは驚くほど従順に付き従ってくれます。
ある時神様は思います。このまま自分がこの世界に口出しし続
けても、ろくなことにはならなさそうだ。親離れをしてもらわなくては、と。本当なら自分はとっくに終わっているもので、仲間たちのところに帰っていなければなりませんでしたから。
ただ、そのまま去るのも無責任。じゃあ少しばかり、世界を進ませることが出来る子供が将来いつか生まれるようにしよう。そんな風に考えて、二つの縁を世界に置いて、神様は神様の席を立ってどこかへ行ってしまいました。
世界を見ていた神様が居なくなって、世界中の子供たちは大騒ぎ。神様を探す者、神様を憎むもの、神様をそれでも信じる者。ごちゃごちゃぐちゃぐちゃといろんな子供たちはぶつかり合ってやがて一塊になりました。この時もし神様がいたら頭に手を当ててあちゃーと言っていたことでしょう。一塊の傍には取り残した欠片たちが残っちゃっていたのですから。
そうして世界はちょっとの間静かになりました。一塊になった者たちは話し合って世界をどっちに進めるか相談して、ちょっとずつ神様が居なくても進めるようにもなりました。
そんなとき、世界は少しうるさくなりました。気が付いたら欠片たちが違う塊になっちゃっていたのです。彼らを置いていったのは先に塊になったほうの不手際です。だけれども後の塊と喧嘩になれば一方的に殴られるわけにはいきません。大きな塊と小さな塊の喧嘩が始まっちゃいました。
塊の中には目立つ輝きが二つありました。それは神様が世界に入れておいた縁です。大きな塊の方の縁は小さな塊の方の縁を気にして旅に出ます。
喧嘩で零れ落ちた欠片を拾い上げて助けながら、小さな塊の縁に会いに行きます。その旅にいつしか小さな欠片たちもついていきます。
そして二つの縁は出会います。それぞれ、最初に居た塊の影響を大きく受けていて喧嘩になっちゃいます。でも大きな塊の縁は小さな塊の縁を受け入れてしまいました。ため込んでいたものを全部吐き出した小さな塊の縁は自分が小さな物の見方をしていたと知ります。今度は沢山見て、学ぼうと二人で話します。小さな欠片たちもついてきてくれるようでした。
こうして、彼らは旅に出るのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:00:00
6690文字
会話率:42%
大国クラッサ王国のアルバト国王の妾腹の子として生まれたアグネスに、婚約話がもちかかる。
しかし相手は、大陸一の美青年と名高い敵国のステア・アイザイン公爵であった。
公爵から明らかな憎悪を向けられ、周りからは2人の不釣り合いさを笑われるが、ア
グネスは彼と結婚する。
結婚生活の中でアグネスはステアの誠実さや優しさを知り彼を愛し始める。
しかしある日、ステアがアグネスを憎む理由を知ってしまい罪悪感から彼女は自死を決意する。
毒を飲んだが死にきれず、目が覚めたとき彼女の記憶はなくなっていた。
そして彼女の目の前には、今にも泣き出しそうな顔のステアがいた。
初投稿作品なので温かい目で見てくださると幸いです。
誤字脱字報告してくださると助かります。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:05:14
29605文字
会話率:20%
男女が入れ替わる定番小説です。彼女をたすけなかった主人公を憎む、「彼になってしまった彼女」と、自分の身体で恥じをかかされる彼女になった彼との駆け引きをお楽しみくださいませ。
最終更新:2024-10-20 14:44:23
7473文字
会話率:40%
息もつけない恐怖の実家へ里帰り。護衛の男に、絶対バレてはいけない嘘をついたまま。
◇
裏社会で悪名高い貴族・フェルレッティ家に生まれたディーナは、十歳の頃、部下に殺されかけた。一命をとりとめて改悛してからは、田舎でひっそりシスター見習いとし
て生きている。
それなのに、十年後。ディーナが暮らす教会に、わけあってフェルレッティ家に潜入している男、テオドロが現れた。
危ないところを彼に助けられたディーナは、あれよあれよと言う間に実家へ舞い戻ることになる。
「大丈夫、あなたのことは僕が絶対守るから」
そう話すテオドロは、ディーナのことを巻き込まれた善良なシスターとしか思ってない。
――もしバレたら。
「この世で死んでもいい人間なんて、フェルレッティ家の人間くらいだし」
フェルレッティを憎む彼に、たぶん、殺される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 07:51:44
151367文字
会話率:38%
母と己に流れる血を巡る争いにより、両親を失ったエルーカ。
そんな彼女を引き取り、妻にしたウィリアムは、エルーカの父の幼馴染だった。
忘れ形見を守らなければと思う一方で、自分から幼馴染を奪ったエルーカの母と、母似なエルーカを憎むウィリ
アム。
それでも少しずつ歩み寄っていく二人だったが、ある日エルーカは、ウィリアムから新しい夫の提案をされ...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:57:12
4768文字
会話率:27%
二十一歳の川西由依は過去に極端な完食指導のもと、人と食事をすることができない。大学を中退したが、父の義樹、母の和子と折り合いがつかぬ日々。共に教員という職歴をもつ両親のもとで育った由依は、世間と社会の狭間で生きづらさを感じつつ、精神科に通
うこととなる。医師やカウンセラーと交流をもち、過去の出来事が虐待であることを知る。
また、由依の小学校時代の担任は由依の母親和子の大学時代の友人赤野美代子であり、その夫は焼身自殺を遂げた過去がある。赤野は夫の死のきっかけが和子の言葉のせいであると信じ、和子の娘に虐待という復讐をする。和子は何も知らずにいたが、赤野の病気をきっかけに真相を知ることとなる。
過去を憎む由依は、死を目前とした赤野へ復讐をするが、一向に将来への道筋はつかない。一方、医師を父親とし、継母に育てられた義樹は家族やプライド、偏見、娘に屈折した感情しか抱けず、ある決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:36:16
3488文字
会話率:0%
二十一歳の川西由依は過去に極端な完食指導のもと、人と食事をすることができない。大学を中退したが、父の義樹、母の和子と折り合いがつかぬ日々。共に教員という職歴をもつ両親のもとで育った由依は、世間と社会の狭間で生きづらさを感じつつ、精神科に通
うこととなる。医師やカウンセラーと交流をもち、過去の出来事が虐待であることを知る。
また、由依の小学校時代の担任は由依の母親和子の大学時代の友人赤野美代子であり、その夫は焼身自殺を遂げた過去がある。赤野は夫の死のきっかけが和子の言葉のせいであると信じ、和子の娘に虐待という復讐をする。和子は何も知らずにいたが、赤野の病気をきっかけに真相を知ることとなる。
過去を憎む由依は、死を目前とした赤野へ復讐をするが、一向に将来への道筋はつかない。一方、医師を父親とし、継母に育てられた義樹は家族やプライド、偏見、娘に屈折した感情しか抱けず、ある決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:35:12
13182文字
会話率:51%
二十一歳の川西由依は過去に極端な完食指導のもと、人と食事をすることができない。大学を中退したが、父の義樹、母の和子と折り合いがつかぬ日々。共に教員という職歴をもつ両親のもとで育った由依は、世間と社会の狭間で生きづらさを感じつつ、精神科に通
うこととなる。医師やカウンセラーと交流をもち、過去の出来事が虐待であることを知る。
また、由依の小学校時代の担任は由依の母親和子の大学時代の友人赤野美代子であり、その夫は焼身自殺を遂げた過去がある。赤野は夫の死のきっかけが和子の言葉のせいであると信じ、和子の娘に虐待という復讐をする。和子は何も知らずにいたが、赤野の病気をきっかけに真相を知ることとなる。
過去を憎む由依は、死を目前とした赤野へ復讐をするが、一向に将来への道筋はつかない。一方、医師を父親とし、継母に育てられた義樹は家族やプライド、偏見、娘に屈折した感情しか抱けず、ある決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:34:28
12084文字
会話率:48%
義姉と義妹、二人の視点で描かれる、二人が幸せになるための物語―
※この作品は姉と妹、二人の視点がそれぞれ描かれます。
・シエル帝国の貧民街に住む平民のアウロラは、スぺキュラム侯爵に平民の隠し子が見つかったとして7歳の時に侯爵家に引き取られる
が、そこには侯爵の寵愛を受ける義妹、ステラ・スぺキュラムがいた。彼女の幸せそうな笑顔に苛立ち、劣等感を抱いたアウロラは、ステラを苛め抜く。
・シエル帝国の侯爵家に生まれたステラ・スぺキュラムは、5歳の時に父親であるスペキュラム侯爵の隠し子であるアウロラがやってくる。
始めは歓迎していたが、アウロラに苛められ、彼女を憎むようになっていく。
しかしある時、二人は命を落とすことになる。
そして、アウロラは8歳に、ステラは6歳に死に戻る―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 23:36:54
1490文字
会話率:24%
人族と亜種族が共栄する世界。
亜種族と人族の戦争を終わらせるため少年は旅立った。
そこで亜種族を憎む少年は、自身に亜種族の血が流れていたことを知る。
戦地で鬼族の女アリアと出会った少年の運命は、大きく動き出す。
これは、少年が亜種族と
人族の戦争を終結へと導き帝国建国の英雄と呼ばれるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 06:26:39
3808文字
会話率:39%
いじめと裏切りの過去を経験し、引きこもりのニートとなった主人公は、息子を憎む父親の手により殺害された。
気がつくと主人公は、戦後の異世界の英雄として転生していた。
主人公は、その出来事を皮切りに、第二の人生を歩む " 覚悟 &qu
ot; をしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:54:22
73859文字
会話率:22%
今となっては昔のことだが、文房具屋のシャープペンシルコーナーで、六色のプレスマンがずらっと並んでいるのを見ると、文房具屋になりたいと、かすかに思ったものである。
最終更新:2024-09-17 07:05:37
355文字
会話率:0%
ある国では誤字脱字を憎む人物が大統領になり、誤字脱字を厳しく取り締まるようになった。大統領親衛隊が町を練り歩き、誤字脱字を取り締まり、次々と作家を処刑した。
最終更新:2024-09-15 13:26:16
3751文字
会話率:65%
「私の両親を殺したのは、『赤ずきん』だ─────」
この世界に現れたのは、御伽ばなしの世界の主人公たち〈フェアリスト〉。彼女らは皆、例外なく狂気的な犯罪者だった。
大上華怜も、そんな〈フェアリスト〉に大切な人を奪われた。そのの日から彼女
の中で燃え続けるのは、全ての〈フェアリスト〉を憎む復讐の業火だ。
華怜は復讐のためにこの一〇年間で、復讐のため、多くの力を手にした。〈フェアリスト〉を殺すための武器、警察官という立場と権力。それでも尚、彼女の復讐は叶わない。
「私には何が足りないのッ!」
そんな彼女の前に現れたのは、仇である『赤ずきん』とまったく同じ顔をした少女であり……!?
悪意に満ちた御伽ばなし×近未来ローファンタジー。目的のためなら手段を選ばない警察官・大上華怜の闘争がここに始まる!
※本作は20時、毎週月・水・金・土更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 20:00:00
100497文字
会話率:38%
オタクな俺に彼女が出来た。
その彼女はいわゆる『腐女子』で、男同士の恋愛が大好きな女の子。
対する、俺の姉はその『腐』を憎むアンチ女子。
このふたりに挟まれた俺の運命やいかに―ー⁉
最終更新:2024-09-07 10:10:00
15983文字
会話率:35%
亡き母は侯爵家の一人娘、父は隣国の元第3王子。お互いを守るため、不仲な振りをしていた両親だったが、母が死んで1年後、父が『愛人と娘』を名乗る母子を連れてくる。
私たちは、母を憎む王妃の陰謀を利用して、逆にこちらから復讐してやろうと決心する…
…
「見え透いた計画だ。さあ、僕らはうまくやろうね……ねえ、イェシカ?」
「ええ、お父様。お母様の無念、必ずや晴らしてみせますわ!」
――乙女ゲームのシナリオから外れてしまった世界。
悪役令嬢になるはずだった少女とその父は、互いを愛していないふりをする――
※転生者は登場しますが、主人公(悪役令嬢)は転生者ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 08:00:00
88003文字
会話率:40%
ある時ある場所に、人間に家族を奪われた、亜人の少女がいた、人間を憎む彼女は、人間の一家の一員となる。
──理不尽な悪意が少女の一族を襲う。
──理由の無い優しさが少女を苦しめる。
ゆらり、ゆらりとゆらめいて、本音がわからなくなる。何が進歩し
たとして、癒えぬ心の傷、消えぬ恨みの念。心が壊れてしまった少女。それでも、人間の家族は明日を探す。
少女が……他人の優しさを信じる、いつかの明日を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 00:12:04
14981文字
会話率:45%
エネルギー資源が枯渇した未来。地球の自転をゼンマイに蓄えて、あらゆるものを弦で動かす時代。
人類は、弦によって駆動し人と変わらずに考えることのできる球体関節人形、弦人形(ドール)と共に生活していた。
弦を用いた神経回路、維伝糸(ゲンム)の研
究者であるマユミは幼少期にある事件で四肢の神経を損傷し車椅子で生活していた。
その事件からドールを憎むようになったマユミのもとに、謎の少女イコが手伝いにやってくる。
そんな彼女の正体は実はドールで......。
これは全てを糸が紡ぐ未来の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 16:43:28
9964文字
会話率:51%