孤児院で育った私は信頼していた先生に裏切られた。
16歳の誕生日を迎えるその日、お祝いをするからと普段は近寄っちゃダメと教えられていた小さな教会のような建物に招待される。
建物の中は赤黒いシミのついた壁と床には怪しげな魔方陣が描かれていて鼻
にツンとくる腐臭が漂っていて酷いものだった。
とっさの判断で入ってきた扉まで走ったが扉には大男が仁王立ちをしている。
ここに居ちゃダメだ。
ファイヤ!
大男にマナをたくさん込めて火の魔法を浴びせ追撃の飛び蹴りをお見舞いし建物から逃げた。
とにかく町を出なきゃと走り続けた。
足が速かったし普段から体を動かして遊んでいたから大人たちは追いつくことができず上手く町の外に逃げ出すことができたが生きた心地がしない。
どうしよう、まだ追ってきてる...なんでこうなったの?
このままずっと逃げなきゃいけないのかな?
何も持ってきてないしどうしよう?
生まれ育った場所に帰ることができなくなり絶望感が押し寄せ最悪の誕生日を迎えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:00:00
48262文字
会話率:28%
十七世紀、神聖ローマ帝国北部。
後に三十年戦争と呼ばれる、国土を荒廃に追い込んだ長い戦乱の最中である。
都市も農村も自衛を講じるしかない世の中。
ここに一人の若者が居た。「平穏に暮らしたい」「前向きに」が口癖の地味青年・ヴェルツだ
。
その日、ヴェルツは友人であるロックにあるモノを見せられていた。
こんな田舎の村で目にしたことのない「銃」という代物だ。
撃ってみようとしたその時だ。彼が住むリーウッドの村が野盗団に襲われたのは。
からくも難を逃れたヴェルツは、荒廃した村を救うために姉とともに都市へ向かうことに。
聖書を売りつけようとする生臭坊主・マナーワン。
大量の武器を抱えてご満悦な様子の弾丸小僧・レオン、甘党の大男・モリガン──ヴェルツが城塞都市マクデブルクの大聖堂で出会ったのは、胡散臭い三人組である。
彼らは大司祭付きの特殊戦闘部隊EDEと名乗った。
近代的な武器の数々。
街を巻き込んだ恐るべき作戦。
おりしも都市はカトリックの大軍に包囲されていた。
都市の防護壁崩壊事件に巻き込まれ、求める平穏からどんどん遠ざかっていく事をヴェルツは自覚する。
※毎日1話ずつ更新します※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:30:00
38630文字
会話率:36%
アメリカンな転校生、弥勒がやってきた!
俺と仲良くなったそいつは、190超えの大男だ!!
最終更新:2025-06-26 00:00:00
89039文字
会話率:73%
現実から逃避、もとい長い睡眠をしていた裕 田中は女神(白球)に出会う。女神の問いかけに適当に答えてしまった裕は異世界に飛ばされることになった。飛ばされた異世界では襲い掛かるモンスター(熊)、状況を確認する前に大男に腹パンされて気を失ったりと
散々な目に合う。それから半年後、裕はあるファミリアの雑用係になっていた。冒険者になることを決めた裕が選んだジョブは忍者。はたして、現実逃避した後、裕はどんな冒険を繰り広げるのだろうか。
若輩者+外国作家なので多少言語がわかりづらい、読みずらい所があると思いますがご了承ください。ご意見ご感想があればぜひ書いてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 15:06:39
401667文字
会話率:48%
「何故だ、何故、こんなことに・・・・・」
少女は箒を掃きながら、静かに苦悩のため息を溢す。
この少女、今でこそはメイド服を着込んだ可愛らしい見た目をしているが、その実、生前は無敗を誇った世界最強の『剣聖』だったのである。
名を
、アーノイック・ブルシュトローム。
生前の姿は、筋骨隆々の大男の髭モジャ男。49歳。生涯独身。好きなもの、酒と博打。
そんな無骨な男が、何故か、死後、メイド少女へと転生してしまったのだ。
それも、男であれば誰もが視線を奪われるであろう、見目麗しいメイドの少女へと。
彼は自身に起こったこの出来事に理解が追い付かず、ただただ混乱しながら、15歳となる今の今まで、坦々とメイド業に従事せざるを得なかった。
自身が元剣聖であることを、誰にも明かさずに。
「アネット!! 私と共に騎士養成学校に入学するわよ!! 私は絶対に『剣聖』になってやるんだからっ!!!!」
中庭で箒を掃く元おっさんのメイド少女の元に、豪奢な衣服を身にまとった少女が満面の笑みで駆け寄ってくる。
そんな彼女に対して、元おっさんメイドは呆れたような口調で口を開いた。
「お嬢様・・・・私も、一緒に入学しなければならないのですか??」
「当たり前よ!! 貴方は私の付き人なのだから!!」
そう。
彼は何故か、『剣聖』を目指す貴族令嬢の使用人となってしまったのだった。
これは、剣士の頂点を目指す没落寸前の貴族令嬢と、その付き人である元剣聖のメイドが、剣を手に、お家復興をするべく奮闘する物語。
元剣聖の最強のメイド、実力を隠しながら使用人として生きる物語、である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:10:00
1793905文字
会話率:46%
Writer by Akai Ahiru
(https://ncode.syosetu.com/n8993dn/)
2012年2月、ドイツへ語学留学にやって来た菅 桐子(すが きりこ)は留学早々に<童話>と呼ばれる魑魅魍魎の
一つ、<いばら姫>に取り憑かれてしまう。
そんな彼女の<童話>を祓ってくれるという頼もしい(?)仲間は、女装大男とシスコン少年?!
中世の剣を振り回す青年や巨大な怪鳥。魔女や魔弾の射手に死神、騎士……。
他にも沢山の童話キャラクターたちが彼女らに襲いかかる。
はたして桐子は無事に元の生活に戻ることができるのだろうか!
※2018/07/14 第二幕の一部分を大幅に改稿しました。♯8-3 <ネズミの皮のお姫様>、♯9 <死神の召使いたち>、♯10 <池にすむ水の精>
2017/3 第五回ネット小説大賞、一次選考通過
・ドイツが舞台と言っても浅いドイツ知識とエセドイツ人な登場人物とで構成された物語です。あたたかい目で見守ってください;;
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:00:00
532048文字
会話率:38%
「ステゴロ最強」を目指す美しい侯爵令嬢イザベラは、その容姿だけにつられて寄ってくる羽虫のような男性達を混沌に送りつける生活を送っていた。意外としっかり乙女の彼女は、日々自分を磨き、理想の人がいないか常にアンテナを張っている。放課後、友人達と
話題のカフェに出かけたイザベラは、流れで腕相撲大会に出場し運命の出会いを果たす。「なんて素敵な逆三角の背中。波のようで途切れることのない全身の筋肉。」イザベラの豊満な胸と同じくらい豊満な胸を持つ大男テオドールは、強い美少女に珍しい角度で懐かれ困惑気味。イザベラほどではないものの、それなりにモテてきたテオドールは成人男性の矜持を見せたいところ。イザベラ17歳とテオドール20歳の仁義なき恋愛?バトルいざ開幕!!!!!
※衝動の初投稿のため改稿を繰り返すと思われます。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:32:08
2571文字
会話率:6%
あなたは何者かに突然捕らえられ、アリの這い出る隙間しかない密室に閉じ込められていた。
なぜだ、なんでこんなことに!?
そして今、目の前に敵意をむき出しにした大男がこの部屋に入ってきた。
「息子は面白がっててめえを連れ込んできたようだが、俺
は認めん。ぶっ潰してやる。」
ハンマーを構えた大男は、今まさにあなたを殺そうとじりじり迫ってくる。
この密室には、あなたとその大男しかいない。
そしてあなたには武器も何もない。体格差も歴然だ。
しかし、こんなところでわけもわからないまま死にたくない。
あなたはどうする?
【↓の「●」から選択!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 21:34:18
791文字
会話率:10%
ロシアのウクライナ電撃侵攻作戦。キリルは畑違いの潜入工作に長年ウクライナに潜伏していた。電撃作戦のために空港を占拠する、その支援をするのが目的だった。作戦は成功、簡単な仕事だ。キリルはそう思った……
ー登場人物ー
キリル 暗殺が専門のKG
B工作員。40代、男性
通称ダーツのキリル。黒髪のショート
瞳がグリーン。無表情で感情が表に出ない
ヴィクトリア キリルの亡き妻。
アクサナ キリルの娘
追手
リボルバールキーナ 男の娘
スナイパーイワン 老兵
ナイファーゲラシム ハゲのムキムキ大男
サイキックユウリィ お面の怪人
デコイサーシャ 少女
雷霆ボルギン 追手のボス
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 08:35:03
16228文字
会話率:42%
人は誰だって夢を見る。悪夢、予知夢、明晰夢、警告夢······。
しかしながら、そのどれもが現実とは関わりつつも、どうしたって現実での出来事足り得ない。夢で見たものは全て虚構なのだ。
───これは、夢を見る少年少女が綴る、もう一つの世
界での日記。
古より語り継がれる逸話でも、ましてや英雄譚でもなく、ただ騒がしく慌ただしい日常が綴られた名前の無い夢日記である。
ある日目を覚ますと、そこはいつもの風景ではなかった。
ゲームのような雰囲気を纏った世界に加えて、耳の尖った女性や全身毛むくじゃらの大男、そして剣や防具などの武装を施した人間たち。
「これって······"異世界転生"ってやつ······?」
突如として異世界へ転生してしまった男子高校生、赤城慎也。
そこは『冒険者の国』と呼ばれる非現実的な辺境だった。
「冒険者ギルド······」
生計を建てるべく、冒険者になることを決意した慎也。魔法の才能も無ければ、戦闘の技術もない。
無能と呼ばれた慎也の異世界冒険ライフが始まった······かと思われたのだが。
「······あれ、夢?」
目を覚ますといつもの光景が広がっていた。
「元に戻った······のか?」
皆目見当もつかないまま、普段と変わらない一日を過ごした慎也。
(目が覚めてから変わったことは特に無い······やっぱり、あれは夢だったのか)
しかし、眠りについた慎也の足は、再び異世界の地に降り立っていた。
「一体何がどうなってるんだ······」
冒険者として初のクエストを終え、一人街から外れた公園で一人悩んでいたところで、とある出会いを果たす。
「綺麗ですよね、この公園から見える街並み。私、結構好きなんです」
「お前······もしかして、榛名か?」
声を掛けたのは、慎也と同じ学校に通う榛名真昼だった。
彼女はなんと、上級職の冒険者の魔法使いであり、そして慎也と同じ境遇にいた唯一の少女だった───
───これは、繋がるはずのない平行世界を『眠る』ことで行き来する"特異体質"を持ってしまった、二人の少年少女の物語。
冒険をしたり、勉強をしたり、魔法を使ったり、友達と遊んだり······とにかく何もかもが騒がしいスローライフを綴った、名前の無い夢日記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:44:01
39767文字
会話率:47%
生き物の死して残された思念が呪いとなり集まることで現れる化け物、呪現獣が存在する世界。とある事件をキッカケに他の為に己を顧みない中性的な美形の少年ユガタと呪いを喰らい糧とする悪食の呪いに魅入られている大男オレガはお互いの魂を繋げてしまう。片
方が傷つけばもう一方も傷つき、死すら共有されてしまう。そんな二人が生きた旅路の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 20:58:32
23491文字
会話率:74%
ある日、聖女の力を失って教会から追い出されたホリー。着の身着のまま歩いていると、とある馬車が止まる。事情を聞かれて馬車に乗せられるとそこには熊のような大男がいて──
作者のやる気につながるので、読んでくださった方は是非とも評価やブックマー
クをお願いします。
★5でも★1でもつけていただけると幸いです
他の短編作品もまとめているので、是非読んでください。
人気があれば、連載するかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:30:00
3118文字
会話率:38%
ドズル35歳、おっさん冒険者である。本日追放された。
酒場で大勢が見ている前でだ。
街を出ようとと人気のない道を歩いていていたら、大男に追いかけられた美少女と遭遇する。
ドズルは助けようとしたが、その方法は変わっていた。
最終更新:2025-05-31 12:34:10
5775文字
会話率:49%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンの物語第4章(その1)。
お嬢様の命令によりプーウォルトの下に仲間とともに転移したジェイ。そこにいたのは黄色い熊野仮面を被った大男・プーウォルトと黒猫の首の後ろを掴んでぶらーんとさせた白いアヒル男
・シーサイドダック。
自分のことを「本官」と言いジェイたちを「ミジンコ」呼ばわりするプーウォルト。発言の前には「サー」を付けろと命じたり上官の言葉は絶対と言い放ったりするプーウォルトにイアナが反発するがあっさり負けてしまう。
そして、敗れたイアナがシーサイドダックの魔法によって展開した魔方陣に吸い込まれてしまい……?
*本作は他サイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-24 20:10:39
13454文字
会話率:38%
ハーフエルフのシェナは所属していたAランクの勇者パーティーで魔力が弱いからと言う理由で雑用係をさせられていた。
だが、ある日「態度が大きい」「役に立たない」と言われ、パーティー脱退の書類にサインさせられる。
所属ギルドに出向くと何故かギルド
も脱退している事に。
仕方なく、フリーでクエストを受けていると、森で負傷した大男と遭遇し、助けた。実は、シェナの母親、ルリコは、異世界からトリップしてきた異世界人。アニメ、ゲーム、漫画、そして美味しい物が大好きだったルリコは異世界にトリップして、エルフとの間に娘、シェナを産む。料理上手な母に料理を教えられて育ったシェナの異世界料理。
少し捻くれたハーフエルフが料理を作って色々な人達と厄介事に出会う。
アルファポリスでも投稿しています。宜しければそちらも宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 12:45:52
182218文字
会話率:44%
異世界に転生を果たした主人公「シル」は魔族を倒すため人族の王国で人工勇者として子供の時から戦闘訓練を重ねたことにより人の心が無くなりつつあったある日、魔族との戦争で幹部討伐の任務に派遣される。
魔族の大男と操られた様子の魔族の少女に殺さ
れたシルは、魔族としてまたこの異世界の大昔に二度目の転生をしてしまう。
何とかこの現実を受け止めようとしていたその時、自分を殺した少女に似たさらに幼い少女に出会う。
彼女の熱い願いに当てられ人の……魔族の心を取り戻し、新たな人生を歩む覚悟を決めたシルの途方もなく長い旅路の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:00:00
30272文字
会話率:43%
二十年前、水の太陽と呼ばれる巨大な竜が現れた。海を纏い、空を漂うその魔物に人々は為すすべもなかったが、やがて、魔法道具と呼ばれる不思議な道具がダンジョンから発見され、それらを用いて抵抗を試みるようになっていった。
そんな中、「音を鳴らすだ
けの魔法道具」である音叉剣を持つ主人公スロウは、ひょんなことからデューイという名の大男と出会い、共に旅を始めた。
故郷へ帰ることを望んでいたスロウは、やがて、「役立たず」と見なされ捨てられた魔法道具を拾い集める旅へと導かれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:05:41
460055文字
会話率:26%
精霊樹を守り敬う妖精と、精霊樹より生まれる精霊が互いに尊重し、協力し合いながら生きる世界。精霊樹より「形ある精霊」が生まれた時、その者は妖精王家の者と婚姻する契りとなっていた。
輝くほどに美しい世界に囲まれ、大切に美しく育てられた妖精の王女
ルドミラは、無骨な大男の「形ある精霊」セムと結婚することになる。
セムが現れてから、ルドミラは織物の調子がどうも良くないようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:00:00
3562文字
会話率:42%
フルダイブ型VRゲームのテスターとして働く俺は、会社のパーティーに向かうため、VRヘッドセットを外すが、目の前に広がるのは現実ではなく、ゲーム内の主人公の部屋と瓜二つの空間だった。混乱の中、ヘッドセットは消え、スマホのUIはゲーム内のものに
変わり、ドアを開けるとそこはゲーム内のマンションの廊下。ログアウトを試みるも反応はなく、現実とゲームの境界が崩れていく。背後から現れたゲーム内の敵キャラ、赤い目の兎のお面を被った大男がナイフを手に迫る。絶体絶命の中、俺は最後のバグ——「主人公が死ぬとゲームが強制終了する」を利用し、カッターを手に立ち向かう。現実と仮想の狭間で、脱出のための賭けに出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 21:28:50
970文字
会話率:32%
分厚いテカテカの大胸筋、6つに割れた腹筋、膨れ上がり血管の浮き出た上腕二頭筋、樫の大木のような大腿筋。ざんばら髪に額当て、腰布一枚に大剣を携えた大男。もちろんアゴは割れ、めっちゃ低くて良い声。人は彼を『偉大なる』ディーンと呼ぶ。宿敵バルザー
ンを討ち取り、愛するエスメラルダ姫を救い出した彼を待ち受けていたのは、ぺらっぺらのふわっふわなライトなファンタジー世界であった。戸惑うディーンはこの世界に馴染めるのか? ツンデレエルフやら猫耳娘、ですます調のチート魔術師と仲良くやっていけるのか? ——その答えは、筋肉だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 21:18:06
137315文字
会話率:51%