若き公爵夫妻であるジュリアンとリシェルは、お互いの本性を隠したまま、ぎこちない結婚生活を送っていました。
完璧主義で無表情な公爵ジュリアンには、「可愛いものが大好き」という秘密があり、一方、公爵夫人リシェルには、おしとやかな外見とは裏腹に「
中身は騎士団長」という男勝りな本性がありました。
これは、不器用ながらも真実の愛を育んでいく公爵夫妻の、甘く、そして温かい物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:00:00
271243文字
会話率:39%
※『溺れる王は・・・仮初の”私”と踊る・・・そのまま彼女への愛に夢中になってもらってていいですか?・・・"私"、それ・・・いりませんので』(第1話~第5話)を改訂(第1話~第4話として)した分とその続編になります。
マリディクトベリシュ王国ヴェステァオ公爵家の令嬢ルリエティアの侍女エティには嘗ての記憶がある。
エティは嘗てヴェステァオ公爵令嬢ルリエティアその人であったのだ。
そして王太子妃ルリエティアでもあった彼女は、冤罪により《稀代の悪女》という汚名を着せられたまま無念の死を遂げた。
そして”今”、公爵令嬢ルリエティアの侍女として生きる彼女は彼女の愛するルリエティアお嬢様、かての自分の父母であった公爵夫妻、皆を救おうと心に誓う。
そんな中、嘗て自分が愛した王太子ウィリディスが侍女エティである彼女に問う。
「どうして君が?ルリエティア。君が彼女じゃないんだ?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 10:15:17
60497文字
会話率:28%
貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の事情があった。各々の事情があり、思惑の一致した政略結婚。その行方は幸福か不幸か?
***アリアンローズ様から書籍化しました!***
***番外編集『裏側からこの状況を説明します』『フィサリス公爵夫妻の周辺の状況』、始めました!***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 13:34:07
926839文字
会話率:47%
『誰かこの状況を説明してください』の本編にも『裏状況説明』にも入らない、閑話の閑話置き場。
フィサリス公爵夫妻の周りの人々のお話がメインです。
時系列などは無視していますが、繋がりがあるところは前置きに書きます。
最終更新:2023-04-28 23:08:52
152030文字
会話率:48%
コーデリアはフランソワ公爵家の令嬢である。といっても公爵夫妻と血は直接繋がっていない、つまり養子らしい。
そんな彼女の敬愛する素晴らしい義兄は、デビュタントの日にして、様子がおかしい。
最終更新:2025-06-02 18:07:38
4436文字
会話率:37%
公爵家に仕える侍女・リシュアは、ふわふわ笑顔のドジっ子――の皮をかぶった、腹黒あざと系女子。
公爵一家からは寵愛されるも、お局たちからは当然のように嫌われていた。唯一の味方は、苦労人な教育係・セリナ。
ある日、侍女長の陰謀により、公爵夫妻を
巻き込んだ“断罪劇”が始まった。
焦るセリナの横で、リシュアは静かに微笑む。
「だって、“悪役”って、楽しそうじゃない?」
ドジと愛嬌と計算を武器に、少女は舞台の主役へと躍り出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 07:10:00
5813文字
会話率:37%
【包帯公爵】の異名を持つ、ベスキュレー公爵家当主アルフレッド。他人と関わることを避け、領地に引きこもっていたのにどういう訳か国王命令で結婚することになった。恐ろしい噂の絶えない【包帯公爵】相手に、花嫁の方から逃げるだろうと思っていたのにやっ
てきた花嫁シエラはアルフレッドに好意を寄せてきて……?!
<新婚旅行編あらすじ>
ヴァンゼール王国国王ザイラックからのプレゼントで、友好国であるロナティア王国へ新婚旅行に旅立ったアルフレッドとシエラ。本物の夫婦としての絆を深めたい二人だったが、この新婚旅行の裏には様々な問題があった。
波乱だらけの新婚旅行、包帯公爵夫妻は甘い蜜月を過ごすことはできるのか……!?
※気まぐれに番外編を更新します。
【カクヨムでも掲載中】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 16:29:22
443894文字
会話率:27%
『ダグラス公爵夫妻は仮面夫婦である』
それが真実とされていた。しかし実際は───?
最終更新:2024-12-28 20:25:01
4159文字
会話率:30%
イーグルハイム公爵夫妻は娘のジュリアの晴れ舞台を見るために、この国の殿下が建造を指示し、本日ようやくお目にかかれるようになった闘技場へやってきていた。ジュリアが監修したお弁当を手にした上で。
最終更新:2024-12-15 22:40:00
1000文字
会話率:16%
――不眠の小公爵様と睡眠記録係の、純白でふわふわな偽装結婚
アリシア・コベットは、没落伯爵家の長女。
弟妹たちを支えるため、亡き母の親友・ドーソン公爵夫人の侍女として真面目に働いていた。
ある日アリシアは偶然「入ってはいけない
部屋」で、豪奢なベッドで眠る男性に「おはよう、僕の可愛い奥さん」と抱きしめられる。
彼は幼馴染で隣国に留学中のはずの長男・フィルだった。
祖母から継いだ予言の力のせいで昔からの不眠が悪化したこともあり、公爵夫妻によって密かに匿われていたのだ。
寝ぼけた彼の発言もあり「予言は夢で見る」というフィル最大の秘密を知ってしまったアリシア。
公爵夫人からのお願いで、不眠症な彼の安眠の実現と、寝言と睡眠状況を記す係――寝室に入れる立場の仮の妻として、偽装結婚をすることに。
「室温と湿度よし、ホットミルクにふわふわお布団。心おきなくお休みになってくださいね」
「昔みたいに僕に羊を数えて欲しいな」
アリシアの工夫の甲斐あって安眠は実現されるかに思えたが……間もなく、フィルの存在が、予言をあてにする王太子たちにばれることになる。
暗号の書かれた手紙と共に、彼らは脅迫する。
「妃と愛妾、いずれに子ができるのか予言せよ。さもなくばアリシア・ドーソンは無実の罪で裁かれるだろう」
そこでフィルは全てを終わりにするために、一計を案じることにし……。
※この話はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 19:32:29
10004文字
会話率:44%
クロッカス公爵夫妻は仲がいい、と皆は言う。
それはやっかみであったり、羨みであったり、あるいは微笑ましさからの言葉だったりと様々だ。しかし夫婦の関係を疑う者などいない。
女でありながら公爵家当主を務めているわたくしの元へ婿入りしてきて一年
になる彼……ジェームズ・クロッカスは、わたくしを溺愛していると有名だ。
銀髪に碧眼、すらりとした長身のいかにもな貴公子然とした美丈夫。かつては多くの令嬢が憧れたという彼は、わたくしだけを見つめ、わたくしへ熱烈な言葉を惜しまない。
『公衆の面前では』という但し書きはつくけれど。
わたくしと彼は夜の営みを済ませていない、仮初の夫婦だ。
そのことを知るのはこの世でたった二人、お互い以外には存在しなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 20:11:19
5000文字
会話率:20%
レイテア・ミーオ・ルスタフは公爵令嬢である。長らく子宝に恵まれず、半ば諦めかけた頃合いに誕生した彼女は公爵夫妻にとって文字通りの子宝。
夫妻は惜しみないーーいや盲目的なーー愛情をレイテアに注いだ結果、彼女は公爵令嬢として歴史上類を見ない偉
業ーー道楽とも言うーーに邁進する。
婚約者の王太子は……まぁうん、頑張れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 12:57:14
5413文字
会話率:47%
農村から年期奉公で丁稚として売られてきたニアは、ある日一人の少年を助ける。少年は公爵家の息子であり、感謝されたニアは公爵家に引き取られた。公爵夫妻に気に入られたニアはなんと公爵家に養女として迎え入れられる。しかし実はニアは、少年を助けた時に
女神と出会っていて……。農村出身の天真爛漫な少女が、大女神の力を授かって成り上がって行くストーリー。果たして、ニアは性悪女神の野望をくじく事が出来るのか?長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 04:39:14
164803文字
会話率:25%
国内で最も有名な溺愛夫妻、ワーグナー公爵夫妻。どこでも平気で妻に甘々な言葉を言う夫。夫の言葉に似たような言葉で返す妻。聞いている方が、時に引くくらいの勢いの甘々夫妻の日常生活です。別の作品にちらっと出てくる夫妻の若い頃の話です。R15は念の
為ですが、作者は砂糖を大量摂取してから書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 23:08:52
2731文字
会話率:44%
とある事件から引きこもりとなった公爵令息レイ。問題を抱えてしまった息子の将来を心配した公爵夫妻は、男装令嬢で行き遅れている侯爵令嬢リオンと婚約させて、2人でひっそりとでも仲良く生きていってもらえたらと願った。
次第に仲良くなる2人。そしてレ
イはリオンを男と思ったままに恋をする…。
ムーンライトにてR18版を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 22:01:41
32942文字
会話率:50%
「私はサリエラ……どうか私の名前を……誰かわたしの名前を……」
かび臭い部屋に閉じ込められて疫病神と呼ばれる少女がそこにはいた。
♢♢♢
「サリー。ねぇサリー」
いつしか私の名前を優しく呼んでくれる男の子が私のそばにいた。
そ
の男の子はクォーツ国筆頭公爵家の嫡男ルイ・マグネだった。
ルイは私にとって『春の空の王子様』になった。
僕が「サリー」と呼ぶたびにピンクの瞳がキラキラと光る。
ずっと僕にとって彼女は妹のような存在だった。
サリーは僕にとっての『春の妖精』。
サリーを助けたのはクォーツ国で隠密集団を束ねる公爵家だった。
隠密集団はカラスと呼ばれていた。
サリエラは公爵家への恩を返すために、カラスとなり社交界を羽ばたいていく。
そしてサリエラを助けたのはこの公爵家の嫡男。次期当主であり次期カラスの主となるルイ。
彼もまた生まれたころから与えられている次期公爵、次期カラスの主という役割を背負いながら成長していく。
『サリエラ・ブローイン男爵との婚約を命ずる』
『ルイ・マグネ公爵家嫡男との婚約を命ずる』
ある日ルイとサリエラに下された王命。
クォーツ国を守るため、マグネ公爵を守るために与えられた命。
与えられた役割そして自分の気持ち。二人はそのはざまで揺れ動く。
*****【お知らせ】*****
こちらは『カラス令嬢とヘタレ王子』の公爵夫妻のお話です。
『カラス令嬢とヘタレ王子』を読んでいなくても楽しんでいただけると思います。
奇数番号サリエラ視点 偶数番号ルイ視点 になっています。
更新時間 4:00~5:00 18:00~20:00 朝と夜の二回更新となります。
本作は既に書き終わっているため毎日2回更新となります。
ブックマークなどをしてご注意の上お読みいただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 17:38:53
129447文字
会話率:25%
エステル・ド・リールは稀代の悪女だった。王妃という立場にあるにもかかわらず、隣国と内通し、両親のリール公爵夫妻と共に国家転覆を企てたのだ。また、彼女の姉がフェリクス王太子と婚約解消となり、公爵家から除籍される原因となった毒殺未遂も、エステル
の自作自演であることが判明した。その罪を問われ、廃妃とされた上で、エステルは処刑された。刑の執行からしばらくたったある日、夫であったフェリクス王の元へ一通の手紙が届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 23:18:24
4001文字
会話率:1%
母を亡くし、天涯孤独なった平民のシャーロット。遺品の中で見つけたスクラップブックの中には、古い新聞記事があった。新聞の切り抜きから、母がかつて、公爵家の婚約者であり、悪役令嬢として断罪されて貴族の身分を剥奪されたという事実知ったシャーロット
は、復讐のために公爵家に向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 10:30:41
4691文字
会話率:45%
ベアトリーチェは基本的に令嬢が嫌いだ。ドレスなんて着ているから動きは遅いし、話題はお菓子か花か、人形遊びだ。ベアトリーチェはどれも好きではないから、公爵夫妻と共に訪れた貴族屋敷で、子供同士遊んできなさいなどと言われるのが何よりも嫌いだった。
まだ令息がいれば一緒に走り回って遊べるが、令嬢がいたら最悪だ。妙にキラキラとした部屋に入れられ、茶菓子を食べながら、どうでもいい話を聞かなければならないのだから。
そんな彼女が皇太子の婚約者選びに城に来た時、出逢った令嬢がいる。
美しく妖精のような彼女に、ベアトリーチェは恋をしてしまった。
彼女に会うためには、皇太子の婚約者にならなければならない。
しかし婚約者のままでは、彼女と共にいられない。
迷いに迷って、結論を先延ばしにしていた彼女だが、とうとう意を決して告白をすることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 00:00:00
38253文字
会話率:41%
政略結婚である王弟アックスとその妻ミカは仮面夫婦である。
…というのが社交界における通説であるが、本人たちは幼馴染であり、条件付きではあるがそれなりにうまくやっている、と思っていた。本人たちだけは。
母親に虐待された経験から女性が怖いアッ
クスと、幼いころは男として育てられ奇跡的にアックスと友人になったミカを取り込みたい王の目論見による政略結婚から、だんだん心を通わせていく二人の話。
…の、はず。
※いつも通りゆるっと行きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 07:00:00
147452文字
会話率:58%
王太子が聖女を妃とする、と発言した。
そうして、本来の婚約者である公爵令嬢には、そのまま自分に仕えよとも。
令嬢はさっさとその場を逃げ出して、両親である公爵夫妻に報告した。まあ、当然ですよね。
※ふんわか設定です。
※カクヨムにも掲載して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:00:00
3867文字
会話率:40%