50年以上前、石拾いをビジネスにしている男性がいました。
作者と同じ集落に住む人物で、私がつけたあだ名が「石じじい」。
彼は、山野を歩いて珍しい岩石、鉱物、化石、その他を集めて、それを売って生計を立てていました。
彼は、戦争中、朝鮮に住んで
いて朝鮮各地を歩き回り、また隣接する満州へも旅行をした経験があります。
彼が、子供の私にしてくれる昔話は不思議な話や怖い話が多く、たまに会って話を聞くのが毎回たのしみでした。
私が小学生から中学1年生の頃です。
子供のわたしは、じじいが話してくれた話をできるだけ覚えて、それを綴り方の練習もかねてノートに書き写しました。
それが、この話のもとになった「じじいの話の聞き取りノート(メモ)」です。
このシリーズは、メインシリーズとは別に、これまでに書いた作品を引用という形でみなさんに紹介することを目的としています。
メインシリーズとあわせてお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 22:53:46
2833文字
会話率:4%
グランメル帝国元老院で長年議長を務めるゼネクスには悩みがあった。
彼は威厳がありすぎて、街を歩けば人々に恐れられ、時には――
「ゼネクス様こそ帝国の真の支配者だ」
「その気になれば、帝国軍を顎で動かせるらしい」
「威厳でドラゴンも倒せるそ
うだ」
とメチャクチャな噂話までされる始末。
悩めるゼネクスを、妻ジーナは優しく励ましてくれる。
そこでゼネクスは威厳を減らし、“親しみのある議長”を目指そうとする。
しかし、彼はエルフやリザードマンといった異種族、騎士団長、皇帝にまで尊敬されており、さらに息子リウスは帝国一の魔法使い“大賢者”ということもあり、何かをすればするほど、ますます威厳が増してしまう。
なかなか思惑通りいかない中、孫娘ミナが、せめてもの生きがいである。
そしてゼネクスは様々なことにチャレンジしていく。
冒険者としてダンジョンを攻略し、学校の教師となり、時には暗殺者の少女に狙われ、ドラゴンの王と対峙し……。やがてその影響力は国外へも……。
元老院議長ゼネクスは、帝国のために働き、“親しみのある議長”を目指しつつ、残りの人生をどう生きるかを模索していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 21:44:08
44591文字
会話率:51%
血を糧として生きる人族吸血種。彼らが暮らすブラッドナイト王国の第三王女、フェリシアは突如として常春の国と名高いネモ帝国への留学を女王たる母から命じられた。
本来は第二王子の兄が向かうはずだったそこへ、フェリシアは拒否権なく向かうこととなった
のだ。
そんな彼女の前に現れたのは、氷の皇子と名高いネモ帝国皇太子。だが、その呼び名とは異なり初対面のフェリシアへも常春のような笑みと態度で接してくれる人物で──。
周囲には冷たく、フェリシアにだけ甘い氷の皇子×ちょっと天然で呑気な吸血種のお姫さま!
カクヨム様でも同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 18:45:28
10398文字
会話率:35%
ある日突然父を亡くした10歳の少女ジェマ・ファーニストは、黒ブタのジャスパーと街はずれの家で2人きりで暮らしていた。
ジェマの夢は父、スレート・ファーニストのような所有者固定魔道具師になること。道具師の上位職魔道具師の中でも数名しか作
ることができない所有者固定魔道具。それは特定の人物しか扱えない魔道具という希少なものだった。
スレートが遺した書物、材料、人脈。その全てを糧に、ジェマはまずは道具師としての道を歩み始めた。
街の人々のための家具や小物を作りながら、魔術を付与する練習をする日々。そのうちに街の人々だけでなく、森の民や精霊、動物たちまでお客さんになっていく。
ジャスパーや仕事で出会う人々と関わるうちに、道具師としても人としても成長していくジェマ。順調な生活かと思いきや、その道は前途多難。
何故か自分で素材調達へ行くことになったり、恋愛ごとに巻き込まれたり。友達もライバルも現れて、てんやわんやの大変だけど楽しい修行の日々。
そしてジェマはスレートの死の真相、スレートも語らなかった母の存在へも辿り着く。
これは父を失った少女が父の背中を追いかけて道具師から所有者固定魔道具師になるまでの軌跡の物語。
火・木曜連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 19:00:00
29270文字
会話率:58%
ある日突然父を亡くした10歳の少女ジェマ・ファーニストは、黒狸のジャスパーと街はずれの家で2人きりで暮らしていた。
ジェマの夢は父、スレート・ファーニストのような所有者固定魔道具師になること。道具師の上位職魔道具師の中でも数名しか作
ることができない所有者固定魔道具。それは特定の人物しか扱えない魔道具という希少なものだった。
スレートが遺した書物、材料、人脈。その全てを糧に、ジェマはまずは道具師としての道を歩み始めた。
街の人々のための家具や小物を作りながら、魔術を付与する練習をする日々。そのうちに街の人々だけでなく、森の民や精霊、動物たちまでお客さんになっていく。
ジャスパーや仕事で出会う人々と関わるうちに、道具師としても人としても成長していくジェマ。順調な生活かと思いきや、その道は前途多難。
何故か自分で素材調達へ行くことになったり、恋愛ごとに巻き込まれたり。友達もライバルも現れて、てんやわんやの大変だけど楽しい修行の日々。
そしてジェマはスレートの死の真相、スレートも語らなかった母の存在へも辿り着く。
これは父を失った少女が父の背中を追いかけて道具師から所有者固定魔道具師になるまでの軌跡の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 22:50:10
229520文字
会話率:60%
〜果てしない銀河の旅へ!〜
エイトくんは、広い宇宙を旅する小さな冒険者。
彼の宇宙船に乗れば、どんな世界へも行けるんだ!
でも、どの星でもエイトくんは、ただ戦うだけじゃない。
そこで出会った仲間たちと、時にぶつかり、時に助け合いながら、
その星に隠された「本当の物語」を見つけていくんだ!
さあ、次の星にはどんな冒険が待っているのか——!?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-11 22:53:12
1037文字
会話率:39%
【第二部始まりました】
召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったの
か、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。
一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。
だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった!
突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか!
魔物に襲われた主人公の運命やいかに!
※カクヨム、アルファポリスへも投稿しています
※カクヨムで先行公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 07:00:00
920554文字
会話率:55%
冒険者である俺は、祭りの夜に酔っぱらって、稼いだばかりの大金で奴隷を買う。買ったはいいが、ガリガリで傷だらけの少女だった。
返品不可となって、その少女を仕方なく自分で飼うことに……。
やさぐれたおっさんと不幸な少女の物語
途中で視点が変
わる話が挿入されています。
その話の冒頭にはハートマークをつけてます。
カクヨムでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 20:38:43
447127文字
会話率:56%
ファハール国空軍に属するハンナ・ルー中尉は今日も愛機コーラルⅢを駆って飛ぶ。 魔女であるハンナにとって生きることは飛ぶことだった。 まだ人が空に本格的に進出する前の時代に自由に天翔けた少女の物語
カクヨムにて『ハンナ・ルー 王立空軍第3飛
行隊の魔女』の題で公開している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 07:20:00
140923文字
会話率:59%
高校3年生の三日月龍聖は、全てにおいて良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏だった。
――まぁ、それは彼の持論でしかなく、周りから見れば常識外れ以外の何物でもなかったが。
そんな彼はある日、何の前触れもなく異世界へと連れてこられてしまう。
不可思議な現象に巻き込まれながらも、龍聖は持ち前の規格外さを遺憾なく発揮し、やりたい放題の生活をしながら元の世界へもどる手段を探して行く。
まぁ、詰まるところ……何番煎じかも分からない俺TUEEEな異世界転移ものです。えぇ。
追記。皆TUEEEになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 19:00:00
1019760文字
会話率:50%
古来より、魔法には呪いがついてまわる。
蒸気機関が走る街で、魔法の教育が行われる――そんな時代のどこかの国の、一人の少女の物語。
田舎者のアイラの夢は、王都の司書として働くこと。新しい環境で魔法図書の扱いを学ぼうと意欲に燃えるアイラだった
が、彼女には「魔法を使うと眼鏡が壊れる」という呪いがあった。「眼鏡割り」なる素っ頓狂な二つ名を携え、理想のキラキラ大都会とは程遠い裏通りのおんぼろ寮で、彼女の王都生活が始まる。
寮で出会った留年生・シャルロッテと仲も深まり、いよいよ入学式――だがその当日になって、アイラはシャルロッテが抱えていた問題にやっと気が付いた。初めて触れる、他人からの明確な悪意。田舎で本しか読んでこなかったアイラは、友人の笑顔を取り戻し、二人で新学期を迎えることができるのか。
*****
お読みいただきありがとうございます。以下、補足です。
・本作は「カクヨム」で連載を始めた小説です。早く先が知りたいという方は是非そちらへもお越しください。
・拙作はセリフだけで物語が進行しないよう、一般的な文芸作品と同様に描写に力を入れています。進みはゆっくりでも情景や世界観を味わいたいと思っていただける方におすすめです。
・感想大歓迎です! 忌憚無きご意見お待ちしておりますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 16:20:00
133053文字
会話率:36%
国の盾である聖女は一定の周期をもって生まれ変わる。
金色の髪に金色の瞳を持つ、16歳の一見普通より見目が整っているだけの少女。
魔物からは当然のことながら、戦争へも出向きの職務を全うする少女は、自身を番だと言う敵国の王と対峙する。
最終更新:2025-01-16 17:02:23
140152文字
会話率:27%
何も変わらない日が、永遠に続くと疑わなかった。平均の上に印がつくと、それ以上の事は望まなくてもいい。
高校生の春香は、母を亡くし、希望していた大学へも進学する事ができなかった。
一緒にいられるはずだと思っていた、彼氏の澤村は、就職をき
っかけに自分から離れていった。
小さな田舎の学校で、教師になった春香は、高校時代に思いを伝えられなかった遠山と再会する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 15:21:11
44297文字
会話率:58%
遥か昔、神に背いて楽園を滅ぼした一人の男がいた。禁断の果実を取って食べたその男は恐るべき魔人【ゼノク】と化し、その血に刻み込まれた魔性の呪い――ゼノクの力は彼の子孫たちへも受け継がれることになった。
それから永い時が流れ――世界は動乱
の時代を迎えていた。聖地エスティムの奪回を掲げ、西のアレクジェリア大陸の諸国は神の名の下に連合軍を組んで東のラハブジェリア大陸へと侵攻。折しも、激戦が続くエスティムの街では超人的な力を持った怪物たち――ゼノクの出現が相次いで報告される。そんな中、エスティムの攻略を目指すリオルディア王国軍のメリッサ・ディ・リーヴィオ伯爵は、防戦するアラジニア王国軍のマムルークであるラシード・アブドゥル・バキという記憶喪失の青年と戦場で出会い、十年前に死んだはずのリオルディア王家の落胤レオナルド・オルフィーノの面影を彼に見るのだが……
渦巻く戦乱と怪異。神に背いた原罪がもたらす流血の時代に果たして終焉は訪れるのか。神々と人間たちがかつてない戦いを繰り広げる混迷の世紀が、今始まる!
*カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 20:18:12
198354文字
会話率:58%
=便器に吸い込まれるって一体なんの罰ゲームなのよー!=
仕事から帰ってきて、暖かい炬燵に入ってパソコンを開くと怪しいメールが届いていた。件名も送り主も分からない本文だけのメールには『夕陽真穂路(ユウヒマホロ)様。異世界に迷いこんでみませんか
? Yes、No』とだけ書かれ何度、削除しても繰り返し届く。ヤケクソ気味にYesを選んだが、その時は何も起こらなかった。やっぱりただの迷惑メールだと思ってトイレに入った矢先、『夕陽真穂路様。お待たせしました。ただいまから異世界へご案内いたします』と半透明のディスプレイが目の前に現れ、そして次の瞬間、便器の中へもの凄い勢いで吸い込まれてしまう。最初は戸惑っていたが状況が分かってくると、ここが『龍と鬼の秘恋〜今すぐお前に会いたい〜』ってBLゲームの中だと言うことに気がついた。便器に吸い込まれただけでも屈辱なのに、異世界転生の憧れ魔法スキルが【空気に溶け込む】で、その上【モブのためステータス閲覧不可】って、一体どんな嫌がらせなのよ!カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:10:00
101506文字
会話率:58%
その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。
頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄、全てが黒鋼だ。
幾重もの剣戟のなか白刃を受け流し叩き返してきた
籠手。その傷跡は死合う相手に幾度も死を呼び込んだことを伺わせた。槍襖を食い破るよりも多く首を跳ねたであろう黒鋼の大剣は切先から柄まで鋭く、黒光の珠が滑り落ちた。
世界はあまりにも曖昧で境界線が朧げとなった。
リードランを放浪するアッシュ・グラントは空を眺めそんなことを考えた。
今日この日を迎えるまでの出来事がそう思わせたのだ。それは昨日のことでもあったし、気が遠くなるほど昔の話でもあった。アッシュ・グラントの名を含む英雄譚は幾つかあったが、その始まりは百年以上も前になる。だから決定的にコレがといえる譚はなかった。いやどちらかと云えば、それを考えることが面倒だったのかもしれない。ただ漠然と曖昧さと朧げさを頭の片隅に置いておければ良かった。
今は行方をくらました友を探しダフロイトへ到着をしたばかりだ。
そちらに力を注ぐべきなのだ。
だから息を大きく吸い込み、アッシュ・グラントはダフロイトの南大門を静かにくぐった。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」へも同様のものを投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 00:06:56
960621文字
会話率:30%
貴様は神であることを捨て命に縛られ何を想うのだ。
世界図録に記された「大崩壊」
それよりも遥か以前のリードラン。
リードラン五国は互いに牽制しあい領土を奪い合う戦乱の時代にあった。
数多の蛮勇が散らした命。それを目の当たりにする民草は、
そのうちに英雄を求め、神を造り、そして崇めた。
祈りの言葉は諦めの言葉であった。
誰がために命を落とせと囁き、それは夢へとすげかわる。
戦乱の世とは、戦とは、謂わば心に抱えた病なのだ。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」へも同様のものを投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 01:47:27
50135文字
会話率:26%
絶対プロのバンドとしてデビューしてやる!
そのためにバンドフェスティバルで優秀する!
そして、親父仲間へも音楽を届けてみせる!
そう意気込んで野崎恭弥(のざききょうや)が入学した羽宮高校にはそもそも軽音楽部がなかった。
しかし、多くのプ
ロが通ってきたバンドフェスティバルの出場条件は「部活動であること」。
まずは軽音楽部を作るために、メンバー、場所、顧問など、部活設立のために与えられた条件を満たさなければならない。
音楽一筋で過ごしてきた恭弥には、人付き合いが苦手であり、気の合う仲間に出会えないまま……。
それでも、夢を叶えるために、恭弥は自分の音楽を貫く。
想いを込めた1つの曲が、人を変え、想いを伝える。
それを信じて、前に進む青春×バンド物語!
※カクヨム、iらんど、ノベプラでも公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 21:15:54
244570文字
会話率:37%
かつては冒険者として知る人ぞ知る『尾妻連太郎』は、異世界へと渡ってきて20余年の年月を経て娼館の親仁となっていた。 ファンタジーな世界においても義理人情と仁義を重視する彼と、彼を取り巻く周囲の人間模様は、種族と時代を超えて、やがては国を動
かし、転移者の謎へも迫っていく。
カクヨム、ハーメルンにもマルチ投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 06:00:00
395063文字
会話率:29%
世界を陥れようとする魔女と戦う転生魔法少女――ペルニャ達はモンスターになんとか辛勝したものの、身体に傷を負ってしまう。
それを癒すため、仲間の魔法少女シバーヌがペルニャの傷を舐める。
そんな二人を見ながら、マスコットは不思議に思うのだった
。
何故人類はこんな風に仲良くできないのだろうか、と。
※カクヨムへも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 13:03:52
3798文字
会話率:33%
人生に絶望した「無敵の人」による犯罪が増加する近未来、有効な対策など見つからないまま、流血の惨事が繰り返されていく。
被害者の記憶は残酷だ。
妻と娘を通り魔に殺されたトラウマは悪夢の形でフラッシュバック、生き残った「俺」を苛み続ける。
何処へも向けようのない怒りと憎しみ。
せめて家族の無念を世間へ訴えようと試みる「俺」だが、記者の無神経な一言をきっかけに自ら暴力を振るい、心の闇へ落ち込んでいく。
そして混乱、錯綜する悪夢の果てに「俺」が見つけるのは、受け入れがたい意外な真実だった。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 07:50:28
16311文字
会話率:17%
東京に住む亜梨鈴は、転んで頭をぶつけて気がついたら大好きだったRPG、ワンダーランド・ファンタジー、略してワンファンの世界で聖女として転移していた。どうやら死んだらしい。
そこでは、魔王を倒すパーティの聖女獲得が激しく、聖女アリスとして参
加することを強要されるが、アリスは聖女に必須な回復魔法が全く使えない。
仕方がないと教育してくるイケメンの騎士イヴァンはドSで恐しく、彼がS度を増すたびに、アリスのステータスのM度も増すらしい。
みんなが聖女を欲しがる理由も、魔王を倒すためじゃなく不純。
しかもちょいちょい魔王様(イケメン)に縛られる夢が出てきて、ちょっと癖になりそう、て違います!
知っているゲームとは違う変なキャラクター(でもイケメン)、選択肢によっては闇落ちエロゲルートまっしぐらとか。
闇落ちルートを回避して、でも社畜世界へも帰らず、王様(ロイヤル)と結ばれるルートを探します。
*コメディ。セルフレイティングは一応。内容はほぼ健全。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 22:49:10
13639文字
会話率:27%
実録多重人格小説です。恐らく、主に語り部は一人だけ。
前作、「六人の住人」を終えた後、主人格の「時子」はどうなったのか。今はどんな暮らしをしているか。彼女は幸福になれるのか。
「五樹」という人格が語ろうと思います。
この小説は、「カクヨム
」、「Novelist.jp」、「NOVEL DAYS」、「Pixiv」へも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 15:55:51
192435文字
会話率:15%
「嘘つきな僕ら」の続編になります。前作も併せてお読み頂けますと、よりお楽しみ頂けます。
痛い別れをした稔と雄一が、もう一度大人になって再会する事になります。
のちのち大人なシーンもありますが、最小限とさせて頂きます。
それでは、よろし
くお願い致します。
この作品は、「MAGNET MACRO LINK」、「カクヨム」、「NOVEL DAYS」、「Novelism」、「Novelist.jp」、「ノベルアップ+」、「Pixiv」へも投稿してございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 08:16:39
51942文字
会話率:40%