シルベ村に住む主人公エインズは、夜中、村を襲撃される。崩れ落ちる瓦礫で右腕、左脚、そして右目を失う。隣村の住民に助けられ、そこで過ごすこととなった。そんな中、村である事件が起き魔獣が跋扈する森に入ることとなった。そんな森の中でエインズの知ら
ない魔術的要素を多く含んだ小屋を見つける。事件を解決し、小屋で魔術の探求を初めて2000年。魔術に行き詰まり、外の世界に触れるため森を出ると、魔神として崇められる存在になっていた。そんなことに気づかずエインズは自分の好きなままに外の世界で魔術の探求に勤しむのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 10:00:00
453045文字
会話率:41%
小さな村出身の青年ニールは憧れの騎士になるため王都へ向かうが、身元の知れない者は受け入れられないと門前払いになってしまう。
失意の中、訪れた下町に突如として魔物が現れたため撃退するが、人々を守る騎士は現れなかった。
聞けば王国は国境の向こう
に住む亜人、竜人族との戦争中で、騎士たちは戦地に赴いているか貴族の護衛を務めている者ばかりなのだという。
守られるべき存在が救われない現状に心を痛めたニールは、人々の暮らしを守るため立ち上がることを決意する。
導かれるように集まったのは、英雄に憧れる子供、毒舌女魔術師、死神に扮した少年、脳筋中年傭兵、女性に目がない没落貴族、無口で謎めいた隻眼の青年、そして半竜人の少女…
自警団として王都やその周辺に現れる魔物を退治したり、仲間たちを取り巻く問題や過去に向き合いながら奔走するニールはやがて王国を揺るがす事件に巻き込まれていく。
※1 色々と都合の良いファンタジー世界です。
※2 この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 21:25:09
349310文字
会話率:50%
夏休み。中学校の図書室で勉強する男子生徒と女子生徒の会話。
とある戦国武将と、その正室の昔語り。
最終更新:2023-11-07 13:01:19
2119文字
会話率:68%
幼い頃に野盗に襲われ、目の前で両親を失ったシエル(18)。母の妹の嫁ぎ先、資産家のブランデンブルグ伯爵家に引き取られるが、右が金、左が銀という虹彩異色と醜いと言われる容姿を理由に、虐げられる生活を送る。銀髪で顔を隠すシエルには婚約者のニー
ルがいたが、ニールはシエルの従姉妹であるアリエスと恋仲になり、二人の間に子供ができてしまう。ブランデンブルグの叔父は、冷徹と言われるリュス・アルバイン辺境伯(26)との婚約が決まっていたアリエスとシエルを交換することに。家から追い出されてしまうシエルだったが、度重なる虐待から「自分の居場所を用意してくれた」とむしろ感謝した。
アルバインでシエルを迎えてくれたのは、シエルの容姿を気にしない侍女のエリザやリュスの補佐役のクラウス。領主のリュスは眉目秀麗だが右目に怪我を負い眼帯をしている、冷たい紫眼を持つ黒髪の男だった。リュスはシエルを愛さず夫婦の営みもないと宣言した上で、婚姻の儀を取り交わす。アルバインの祖は『夢見の巫女』と呼ばれる救国の女性で、『夢見の巫女』由来の指輪を交換した。
多忙なリュスとの仲は深まらなかったが、エリザやクラウスの優しさに触れたシエルは、少しずつアルバインの役立ちたいと思うように。
何か仕事をと思い立ち、唯一の得意分野である読書で、まずはアルバインについて見識を深めていく。
ある日シエルが『夢見の巫女』の指輪をつけたまま寝てしまうと、その日から明晰夢を見始めてしまう。忘れていた過去である両親の死の詳細、ブランデンブルグでの冷遇を追体験したシエルは、自分が不快で醜いという価値観は叔父に植え付けられたものではないかと疑い始める。両親に愛された記憶を取り戻し、少しずつ前向きになっていくシエル。時折覗くリュスの不器用な優しさに気付いたシエルは、少しずつリュスに惹かれ始める。
穏やかな日々をが続くと思っていたシエルだったが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 07:18:08
105221文字
会話率:31%
『何首烏の乱』から三ヶ月。
隻眼の将・悌夏ていかの護衛として生活を始めた瞬華は、今ひとつ実力を見せたがらぬ主に一抹の不安を抱いていた。
その明らかな美貌が災いし、朮の首都・温経がかつてない旋風ブームに湧きあがる中、些細な悪戯から追い込ま
れた彼女は、保護という名目で後宮に匿われることになるのだが──
旋風を仕掛けた犯人、その目的とは?
旋風に乗じる意外な人物とは?
陰に陽に狭まる包囲網をくぐり抜け、悌夏は瞬華と心通じることは出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:00:00
158548文字
会話率:47%
拡大を続ける大国・朮《じゅつ》国の端に位置する天険の地・天崖郷《てんがいきょう》。
そこには、自らの肉体の一部を捧げることで庇護の力を与える存在、「似神」が居るという。
第一次天崖山討伐から五年が経過し、隻眼の将軍・悌夏《ていか》は
都への道すがら、奇妙な芸妓を拾う。その名は瞬華《しゅんか》──軍師・何首烏《かしゅう》の懐刀であり、間者から将へ異例の昇格を果たした彼女は、計を阻むとされる悌夏を害する任を帯びていた。
怜悧な一匹狼にして、悌夏の強面をものともしない瞬華に、命を付け狙われているはずの彼は次第に心惹かれ、ついには瞬華を軍師の下から引き抜くことを約束するのだが――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 02:32:52
156788文字
会話率:43%
世界は幾度となく炎に包まれた。
神々の争いで生まれた人間達は、人間界を得ると幾重にも上る争いを繰り返し、魔界からの侵略による『魔人戦争』を経ると魔術師の支配制度から発展した『魔法大戦』で人々は疲弊していった。
『魔法大戦』が終わりを迎
え人々は復興に余力を捧げ数十年、世界は元の様相を徐々に取り戻していくも未だに不安定な情勢下に身を置いていた。
そんな中、一人の女性神官は半死の子供を自宅へと引き取った。
神に仕える彼女の行動は誰の目にも不思議には写らず、寧ろ素晴らしいと絶賛されていたのだったが、自宅で行われていたのは神秘術《カムイ》による施しではなく魔術であった。
それがその後、魔王を生むことになるとは誰一人知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 12:22:58
60758文字
会話率:68%
白髪・隻眼の女性は、毎晩空に広がる星々を眺めていた。
飽きることさえ忘れ、静寂と月明かりの中、じっと一つの瞳で空を見つめる。
そこへやってきた腐れ縁の男に彼女が溢す言葉とは——
最終更新:2023-08-10 06:43:13
2464文字
会話率:57%
カリオストロ侯爵家令嬢のジョセフィーヌは、その眼の色のせいで人々から忌子と蔑まれ、その上スキルも上手く扱えないことから、婚約者には役立たずと罵られて毎日のように暴力を振るわれていた。
ある日、そんなジョセフィーヌの前に一人の怪盗が現れる。
その怪盗の名は“アルル”。
黒衣に黒マント、そして黒いマスカレードマスクを身につけた、世間を騒がす大泥棒との出会いをキッカケにジョセフィーヌの運命は大きく変わってゆく。
神出鬼没の怪盗、稀代の魔導使い、天才探偵、盗賊団の最強女頭領、隻眼の王女様……。そんな人間たちと関わる中で、やがて、ジョセフィーヌは『翠の眼の怪盗令嬢』として、世界に名を轟かせてゆくのだった──
※『カクヨム』でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 17:00:00
114077文字
会話率:50%
中学二年生の石川小春は少し変わり者の大御門玲人に対して初めての恋をする。小春は玲人と友人として付き合いだすが、玲人の姉の仁那とも不思議な出会いを経て、親友になった。しかし、玲人とその姉、仁那の二人には特殊な能力が有り、玲人は体が不自由な姉
を守る為に軍で戦っていた。
そんな中、仁那に死期が近づき、小春は仁那と玲人の為にその身を犠牲にする決断をする……
その結果、小春の体に仁那(自由奔放なお子様)と殺されて死んだ筈の仁那の母、早苗(制御不能なヤンデレ)の魂が同居する事になり、小春は彼女達に振り回される事になる。
そんなカオスな状況の中、人類に危機が迫る事を知った小春は、玲人を守る為に同居する仁那と早苗と一緒に戦う事を決意した。
しかしその玲人の魂にも他の“誰か達”が住んでいた……
やがて玲人と小春は輪廻の因縁がもたらす激動の渦に翻弄される。これは互いに大切な者の為に抗い戦う、少女と少年の物語――
追伸)現状の所、最高:日間ランキング31位:週間40位:月間62位まで乗らせて頂きました! いつも読んで頂き本当に有難う御座います!!
追伸2)15章から方向性を変えたいが為、大きな改訂を行って参ります!
(最新話(20章)まで読んで頂いていた皆さま、申し訳ありません! 改訂後の方が良くなると信じておりますので、ご了承願います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 07:00:00
1051575文字
会話率:37%
親友を助ける為、撃たれて焼かれて死んだ健気な少女エニは、片思いの愛しい人(人類を殲滅しようとした破壊神的存在)が封印された石に1万3000年間寄り添った結果、転生した彼とは婚約する事が出来た。
しかしその際に脳内同居する事になった、姑
(ヤンデレ猛獣)と小姑(お子様猛獣=前世は元カノで勇者的存在)は本能で動く制御不能な猛獣だった……そんな彼女達にエニが振り回されて絶叫する日常を送るまでの物語――
※連載中作品「隻眼殲滅兵器の婚約者」の主人公、石川小春の前世から転生した間の物語になります。
本篇を読まなくとも楽しめる様に書きました。本篇共々宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-15 13:13:51
57845文字
会話率:23%
ここは、「剣魔誓願高等学園」天才が集まる、合格率100%の実力至上主義の学園そんな学園の中、無能力 隻眼の最弱 紅雅弥 ノアが学園で平凡で白髪の女の子 弥情 御子と青春をおくりつつノアが無能の反逆を、おこすそんな物語。
最終更新:2023-07-08 22:56:11
282文字
会話率:45%
2020年12月1日、俺は起きた。俺は記憶喪失だった。俺は誰が分からない俺は何してたか分からない。俺の友達は分からない。俺の年齢は分からない。俺の俺の俺の俺の俺の俺の俺の
俺はズボラな生活を送っていた。俺はそこそこイケメンだった。俺は殺人
を犯してたっぽかった。俺は平気で人を殴れた。
──俺はあそこから逃げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 09:38:24
8789文字
会話率:44%
元日本人OLで転生者、リイナ=フォンターナには悩みがあった。
それは結婚して一年にもなる旦那様が『全く手を出してくれない』事。
「君みたいに若い娘さんに、僕が手を出すわけにはいかない。僕にそんな資格は無いんだ」などとわけのわからない理由でス
ルーされてしまった初夜を越え、リイナは決断する。
『鳴かぬなら、鳴かせてみせようホトトギス!!』
前世で苦労したOLは、果たして異世界で幸せになれるのか?
そして夫、クラッドの隠された秘密とは。
「―――『俺』は今度こそ、彼女を幸せにする」
異世界だからって、異世界男子とは限らない!?
前世から続くピュアラブストーリー!(になる予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 13:31:58
70839文字
会話率:21%
帝国の皇帝が一目惚れした女性を探す物語。
最終更新:2023-06-20 22:48:18
23300文字
会話率:45%
ゲームが趣味である大学生の主人公は大学構内でいきなり落下するような感覚に見舞われる
気づいた時にはゲームやアニメで見る昔のヨーロッパのような建物や服装をした人々がいる世界に
最終更新:2023-06-18 00:47:02
5789文字
会話率:41%
地元から引っ越した先で入学した高校の、隣の席。そこに居たのは、小柄な少女だった──その左眼には、常に眼帯が付けられていた。
明らかに何かを背負っているけど、それはそれとして仲良くしたい。そう考えてた俺が、ひょんなことから彼女に懐かれていく
。そこから俺の高校生活の方向性が完全に定まっていく。
これは、俺が彼女を幸せにする物語。
※カクヨム、ハーメルンとマルチ投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 17:28:18
83235文字
会話率:51%
目が覚めた時、私の視界は半分だった。
日本人である神代結は、自分がフォルジュ子爵家のフィアナと言う少女の体に憑依したことに気付く。原因は不明だが、元の自分に未練も執着もない彼女は、その体で生きて行くことを受け入れる。
やがてストラン
ド侯爵家の打診を受けて、テオ・ストランドと婚約することになる。彼は病弱だと聞いていたが、まるで押し付けるような形でフォルジュ子爵家へ預けられた。実際に会ってみると、彼は生きる事に関心がないかのように虚ろげに佇んでいるだけだった。まるで生気のないライラックの瞳には、一体何が映っているのだろうか。
お互いに生きる事に消極的だった二人が、寄り添いながら生きて行こうとするお話です。ほのぼのとしつつ二人が成長していく内容になったらいいなと思っていますが、はてさて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 20:47:54
69198文字
会話率:37%
隻眼の傭兵が出会ったのは、その身に余る恩恵を手に入れてしまった少女。その瞳が禍々しい紅に染まる時、世界の終わりの訪れは近い。
舞台は、空が紅く染まってしまった世界。
「この世界に、終焉を」
それは、終わりの呪文。
彼らは、何のために戦うの
かーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 16:44:36
104907文字
会話率:36%
竜の舞う北方の王国、ガルーナ。
竜騎士に守られたこの国は、内乱の時代を迎えていた……。
権力への野心に暴走する貴族たち。
弱体化した竜を滅ぼすために、群れを滅ぼす定めを持って生まれた黒い竜。
暗殺された先代王の娘、『竜騎士姫アレサ』は古竜
フィーエンと共に戦場の空を駆る……。
彼女の夢は、ガルーナにおける戦士の最大の名誉、『歌』を遺し永遠を得ることであった。
赤毛の竜騎士姫と、隻眼の黒い竜……。
ガルーナ最大の伝説となる者たちの冒険が始まる。
※作者よしふみが書いた『元・魔王軍の竜騎士が経営する猟兵団。』の二百数十年前が舞台の物語です。
『元・魔王軍の竜騎士が経営する猟兵団。/最後の竜騎士の英雄譚(コミカライズ名)』のマンガ版のスタート前に、お楽しみいただければ幸いです。最後の竜騎士の英雄譚のマンガがスタートする前に完結させることを目指して執筆していきます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 23:59:19
594901文字
会話率:48%
小笠原 長利(後の大日方 長政)が、戦国時代を背景に「戦わずして国の安定」を模索していく物語です。
毎年氾濫する「信濃の川」の治水工事を行い、「らい病」(ハンセン病)の治療薬を求めて、旅にでる。 様々な人との関わりの中で、自分も仲間も
共に成長していく、その過程も細やかに描写しています。 自分の中に存在する「二つの神々」(菩薩と毘沙門天)相反する神々を修行と己が心で「調和」して、主人公は、少しずつ成長していきます。
忍者の頭領(龍気) 正覚寺の和尚(玄海) 未来の妻となる隻眼の(お鈴)龍気の妻となる(お菊)
また、忍犬の(小鉄)など、個性溢れる仲間たちが、長政を中心に物語が進みます。
じっくりと、お付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 22:44:02
387151文字
会話率:22%
エルフィンド陸軍を傷痍退役した隻眼隻腕のルィヘン・シンルースは、ベレリアンド戦争後、オルクセン憲兵隊の訪問を受ける。
港町の外れで一人暮らしを続けるこの白エルフ族は、エルフィンド北部の出身で、少佐だった。軍歴は長く、ロザリンド渓谷の戦いで
はオークの首を落とした伝説を持っているほどの武人だった。白エルフ族とは思えぬ攻撃衝動の持ち主で、その気質はあまるにも主流からはかけ離れていた。
そして彼女には、ある秘密があった……。
これはオークの国に併合された、エルフの土地のお話。
(作者の樽見 京一郎様から二次創作の許可は受けております)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 21:10:41
24385文字
会話率:40%