新たな技術によりフルダイブ型VRMMOで世界が盛り上がる中、そこへ参入する少女の姿が。
ただし、彼女は周りにいる多くの新たな世界で楽しみを見つけようとするような存在とは大きく違っていた。
「これで、みんなより長い時間勉強できる!!」
そ
う。彼女は受験生。受験戦争という恐ろしい場所に身を投じ、日々心身を削りながら他者より先に出ようとするそんな存在。
彼女が新たなゲームに求めたものは、体感時間の増加だった。時間が引き延ばされ現実の3倍の時間をゲーム内で過ごすことができるというフルダイブ型VRMMOならば、ほかの受験生たちよりも多い時間で勉強ができると考えたわけだ。
そんな狙いの下、彼女は全力でゲームの中で勉強をするという矛盾したような行動を始める。そうしてそのまま彼女は志望校合格のために毎日ひたすらゲーム内で勉強を………というのはほとんど実現したものの、想定外の出来事が頻発した。
彼女の勉強内容に興味を持つNPCや、彼女と似たことを思いつくプレイヤーの登場、イベントへの参加。そして、その先に待ち構えている、彼女の想定していなかった活躍。
彼女はただ受験勉強がしたいという思いとは裏腹に、ゲーム内で伝説を作っていくことになるのだった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:05:01
412794文字
会話率:44%
これは、AI技術が大きく進歩した、ちょっと未来のお話。
フルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられて
いた。ゲームで稼いだお金が、現実でも使える。楽しみながら稼げる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてアンリアルは、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。AIと共に、人々の生活の一部になろうとしていた。
そんなアンリアルにおいて、主人公のコミュ障ゲーマー小鳥遊 好(たかなし こう)は、「サポートAIガチャ」なるもので最高レアリティの白銀ロリ妖精『フィー』を引き当てる。まるで、2度にわたる両親の死を乗り越えろと、そう誰かに言われるように。
無口で気難しい(でも、あざと可愛い)サポート妖精AIフィーを相棒に、主人公は情報を売ることで高校生の義姉を支える日々を送るようになる。しかし、どこまでもゲームを愛し、義姉を愛する主人公にも「受験勉強」という現実の関門が待っていた。
自分たちの生活のために青春を犠牲にしてバイトに明け暮れている義姉、小鳥遊 唄(たかなし うたう)の負担を減らすためにも、主人公は断腸の思いでアンリアルへのログインを自ら禁じることにする。
「絶対に、学費の安い、国公立!」
全ては、そう。最愛の義姉のために。そして、アンリアルでお金を稼ぐことが出来るようにするために。
この物語は、そんな主人公が受験勉強を終えたところから始まる。
半年ぶりにアンリアルにログインした主人公は、サポート妖精フィーを連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。しかし、その最中、マヌケな悲鳴を聞く。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。
太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになるのか。青春、恋愛そっちのけでゲーム攻略に興じる主人公たちの姿を描きます!
※本作は小説サイト「小説家になろう」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:30:14
216995文字
会話率:43%
お酒のお供に、読んで頂ければ嬉しいです。
サクサク読んで頂けると思います。
会社で冴えない彼(おじさん)が、ある日 JK(女子高生)を拾いました。
そしてJKと同居することになった彼は、彼女に英才教育を始めました。
チキンでヘタレでザンネ
ンで……心優しい変態おじさんのお話しです。
どうか応援してあげて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:10:00
141720文字
会話率:39%
埼玉の県立高校に通う藤井歩は、高校二年の夏、受験勉強に向けて所属していた美術部を退部しようとする。
しかし、美術部のイベントである絵本作りワークショップでとある少年と出会い、それをきっかけに少年に絵本作りを教えながらクラスの文化祭実行委員も
担当することになってしまった――。
少年や文化祭実行委員メンバーとの交流を通し、歩は学校での人間関係や、二年半前に離婚して別れた母との関係をどうするべきか、考え直します。
※本作品は他小説投稿サイト(「ステキブンゲイ」様)にて並行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:59:19
195550文字
会話率:46%
受験生であるはずのわが子が受験勉強もせずに、
なんかしてるなーと思って探ってみたら、
「小説家になろう」で作品を発表していました。
・・・オイコラ、そんなことしてるヨユーはないだろーが??
(案の定、第一希望は撃沈せられる)
そんなこんな
で、ちょっと興味がわいたので、
昔話のあれやこれやを
記してみたいと思った次第でございます。
ちなみにわが子の小説はまだ読んだことがありません・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 09:36:19
29440文字
会話率:13%
静寂を求めて図書館で受験勉強をする女子学生。いつも通り過去問を解き始めるが、隣の席に座った男子学生が彼女の完璧な学習環境を壊し始めた。
最終更新:2024-04-26 12:00:00
1982文字
会話率:5%
青葉中学3年生の翔は卒業後の進路に悩んでいた。本当に行きたい志望校も定まらず、受験勉強にも身の入らない日々を送っていたある日、おつかいで来た病院のゴミ捨て場でぼんやりと空を見上げる一人の少女と出会う。自らを“幽霊みたいなもん”と語る少女は生
前の記憶もなく途方に暮れていた。ちょっとした親切心から翔は少女と背後霊の契約を結ぶことになってしまい――これはひと夏の終わりに起きた、少年と少女の不思議で切なくて優しい物語。
※他サイトで掲載していた小説です。
どうせなら多くの人に読んでもらえればと思って、こちらにも投稿することにしました。
結構長めで毎週一話ずつ更新する予定です。カクヨム・ノベルアップ+にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:31:09
150513文字
会話率:42%
レイはずっと心焦がれる夢を探していた。すると、どうしてだろう……気づけばニートになっていた!
“スキル”と呼ばれる先天能力が人の価値を決める能力至上主義の世界で、レイは他者に「一生に一度だけ願いを押し付けられる」と言うふざけたスキルを持
っていた。およそ願いに制限はなし。お金持ちになりたい?人気者になりたい?スキルを使えば一瞬です。受験勉強なんて必要なし。就活も即内定。横恋慕だって強制純愛です。
でも、それは全部スキルのおかげ。自分自身のことをちゃんと見てくれる人はいない。同じスキルの人がいたら、替えが効いてしまう。……それってなんだか寂しくない?
レイは人生をスキルに頼ることに疑問を覚えてからと言うもの、自身のスキルを”幸運”と偽り、他人の願いを叶えるためだけに使ってきた。
そんな彼の前に、ある日真っ白の天使が舞い降りてくる。
「来ないで」
マシロと名乗る少女の首元には、奴隷として扱われていた痕跡があった。靴も履いておらず、衣服もボロ布一枚だけ。けれど、世界を恨む様な昏い目をしながらも、好奇心に輝く宝石の様な彼女の瞳に、レイの心は初めて踊りだす。
――この子を幸せにしたい!
そんな想いにスキルが暴発してしまうけれど、何故だかマシロには効果なし?……って言うか、奴隷なのに何その尊大な態度!それに、その異常なスキルたちはどう言うこと!?
本来は一人につき一つだけ与えられるはずのスキル。それを六つも有する少女に戸惑いながらも、自信と夢を失ったダメ人間は、心に灯った感情の正体を知るためにマシロの逃亡生活を勝手に旅と変える。
途中で出逢った狼の魔人と大鷲の家族をお供に、問題児たちはスローペースで各地を漫遊。たまに伝説の魔獣に襲われたり、学者のモルモットにされかけたり、王国に指名手配されたりなんかするけれど、そんなことはお構いなし。レイは人の願いを叶えながら、自身の譲れないものを探し続ける。
そんな自分のことはダメダメだけど、他人のこととなると人一倍優しいレイは、無意識のうちに本能のままに生きてきた魔人や、致死スキルを持つ女の子たちを籠絡して、人知れず世界を救う!
……いいえ、そんなのは結果論です。彼らには関係ありません!
これは優柔不断で節操無しの男が女の子たちに外堀を埋められていき、人生に永久就職を強いられるまでの異世界ハーレムラブコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 17:00:00
91683文字
会話率:55%
「ねえ、ジョン。貴方より好きなヒトはできそうにないよ」
ジョンと藤原のマジのピュアラブストーリー。
書いたのは
現在17歳、受験勉強で大忙し、花のJK藤原。
現実逃避のため書き始めた中学時代の実体験。
さて、こんなことをしていて大学
に受かるのか?
限界受験生として過去の恨みを殴り書きする謎のエッセイ、「限界受験生:藤原の恋のドラッグ feat. ジョン」
※A判定でたら更新進むかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 18:18:32
4192文字
会話率:7%
福井県の高校を卒業した道下は関西の有名私立に入学する。しかし周りの学生に比べて自分が社会のことをよく知らないことに劣等感を抱く。特に原発について討論すると原発集中の福井県出身なのによく知らないことで落ち込む。しかしその劣等感をばねに戦争のル
ールというテーマになってからは必死に勉強して多くのことを学んでいく。受験勉強ばかりしてきた学生にとって苦手な現代史を学ぶことで大人へと成長していく過程を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 18:03:03
34168文字
会話率:2%
幼なじみの少女チルハを自転車の荷台に乗せて、ケースケはペダルをこぐ。
ケースケよりも3倍は高性能な生まれたときからの幼なじみは暴君だった。
それでも満開の菜の花畑の中、ケースケはチルハに付き合い続ける。
たとえ受験勉強の最中であっても。
い
つの日か、チルハの望みを叶えられるのではないか、そう期待しながら。
オリジナル小説サイト『紅の空』にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 11:09:41
7914文字
会話率:34%
このボクが新体操少女に!?
目が覚めたら、そこは10年前。しかも、ボクが女の子として生まれた世界だった――
正愛学院高校特進科で受験勉強に明け暮れる日々を送っていた、御手洗 稔(みたらい みのる)。
成績不振、受験へのストレスで心身疲
れ果てていた稔(みのる)は、みかねた正愛学院高校教師かつ新体操部顧問の三日月知代の不思議な力で稔(みのる)から美乃理(みのり)へと転生する。
しかも、転生先は10年前。
稔は時空を超え、小学一年生の女子児童・美乃理(みのり)となって、一度は卒業したかつての小学校に、再び通うことに。
同じクラスメイトたちではあるが、女子児童となった美乃理(みのり)は、女子の忍やさやかと仲良くなったり、かつて親しかった男子とは喧嘩をしたりと、稔とは全く違った学校生活を送ることとなる。
女子としての生活に戸惑ったり失敗したりしつつも、新しい日々を送る美乃理。
だが、転生前、美乃理は三日月と約束をしていた。
「女子になったら、正愛学院の女子新体操部に入る」と。
そして美乃理(みのり)は、三日月先生との約束を果たすため、勉強にうるさい母と、無関心な父に新体操をやることを告白する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 12:59:36
368259文字
会話率:30%
高校3年生18歳の夏。志望校判定D。受験勉強の途中に気持ちを入れ替えようと……少しだけの仮眠のつもりで化学の参考書を顔に被せて眠ったら、気がついた時には異世界に召喚されて転移していた!
聖女として歓迎されるのかと思いきや「では聖女様を火
に焚べましょう」!? 召喚されて僅か数秒で身の危険が迫る大ピンチな状況に。
唯一持って来れた化学の参考書を『聖典』として偽りなんとかその場は事なきを得たが。……どうやらこの召喚されし異界では、勉強する事自体が『悪』とされているらしい。
そんな事情があるなんて微塵も思わなかった私は『悪』を推奨したとして異端聖女のレッテルを貼られてしまう。そして同じく『悪』を推奨しているという『悪辣の統治者』リヒト・クルークハイト伯爵に命を助けられるのだが。どうやら彼は大層変わった人のようで……?
愛している人の体だからこそ、隅々まで調べたい?
しかも解剖してしまいたい程の衝動に駆られる程に?
そんな変わった方向に愛してくれる彼と織りなす、ラブコメ異世界ファンタジーです。
……あ、主人公である私の名前ですか? それは、私がリヒト様を好きになったきっかけなので、ここでは秘密にさせてくださいね。本編をご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 19:00:00
100441文字
会話率:36%
一人静かに教室で受験勉強に励む神楽唯舞暉(かぐらいぶき)。他の3年生の生徒がいないにもかかわらず、ドアが急に開くという怪奇現象が起きる。それだけでは終わらず、次々と怪奇現象が起き不幸が続く唯舞暉。やがて自分の名前の運命を知ることになる。唯舞
暉は自分の運命に立ち向かい、呪いを完全払拭することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 11:18:53
80863文字
会話率:56%
ぼくが、約10年近くにも渡り、ダラダラと続けてきた受験勉強の中で、あこがれの「東大」を
目指していた日々のなつかしいエピソードを、愛する皆様へ、ゆっくりじっくりと紹介して
いきますね❤️ m(_ _)m
最終更新:2024-03-10 06:29:28
1292文字
会話率:0%
各プレイヤーの行動や性格、プレイスタイルによって独自に能力が進化するシステム<エンブリオ>。人と間違うような、確かにその世界に息づくNPCたち<ティアン>。そんな夢のようなシステムを備えたダイブ型VRMMO<Infinite Dendro
gram>は、瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻し、数多くのユーザーがこのゲームを楽しんでいた。大学受験を終えて東京で一人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二もまた、受験勉強の終了を記念して、かねてより兄に誘われていた<Infinite Dendrogram>を起動する。
これは世界か、遊戯の話。
そして思い出の物語である。
※株式会社ホビージャパン様のレーベル、HJ文庫よりシリーズ刊行中
※あらすじを文庫版に差し替えました。
(=ↀωↀ=)<もうちょっと詳しい紹介は公式HPや特設サイトなどでー
(=ↀωↀ=)<漫画版もコミックファイアで連載中ですー
(=ↀωↀ=)<スピンオフ漫画クロウ・レコードはコミックアライブで連載中
(=ↀωↀ=)<そしてTVアニメが2020年1月から放送中です!
(=ↀωↀ=)<日々の告知やコメント返しは活動報告をご確認ください
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/list/userid/227664/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:00:00
4220209文字
会話率:28%
父は「星が降る日には帰ってくる」と一言だけ残して姿を消した。星が降る? それはいつ? 子どもながらにささやかな疑問を抱きつつも時は過ぎ、私は高校の受験勉強を迎える。しかし家の中はくちゃくちゃ。私の心のダムは片付けが苦手の家族によって決
壊寸前。反抗期真っ只中。そんなある日、ふてぶてしい猫に導かれるようにして出会った不思議な石を持つ男子は、今年中に巨大な隕石によって地球は滅亡する、と言う。リンクする父と男子が口にする「星」。私は次第に心の奥底に封印していた父の背中を追いかける…夢と現実の狭間で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 15:34:03
168702文字
会話率:24%
※この作品は「はてなブログ」にも掲載しています。
彩は受験勉強の最中、虚無感に襲われる。
無意識に動く体に身を任せたどり着いた先に・・・?
最終更新:2024-02-08 22:09:50
4707文字
会話率:18%
劣悪な環境にいる14歳の女子中学生が、なりたい自分を思い描いていた時に、ツイッツーの広告からスマホアプリ「REALTYリアルティ」の存在を知り、メタバースの世界でバーチャルライバー(Vライバー)として生活し、人生を変える物語である。
様々な
人との出会い、今まで感じたことのない世界観に包まれるが、このアプリには実は一つの欠陥が存在し、それはなりたい自分になれなかった時、REALTY症候群(リアルティ症候群)という病名に脅かされ、その病気を発症したものは仮想世界から現実世界へ戻った時に命を落とすとされ、社会問題へと発展していく。
誰しも自分の理想の姿になれると甘い話を信じて飛び込んだメタバース世界だったが、その世界では生きるか死ぬかの2択のみ、ログインログアウトは自由にできるものの、一度踏み込んだら最後、なりたい自分になれるまでは終わることを許されない。
24時間以内にログインして15分以上配信をしなければ、辞退したとみなされてその者は強制的に現実世界で死に至るデスゲームならぬデスライブ(死の配信)であることに気づき、日本政府から規制が入る事態にも発展する。
何も知らずに安易にVライバーとなり、受験勉強・就職活動で活動休止や卒業するものも例外なくログイン不可とみなされ、死に至る。つまりこのライブ配信を終わらせれるのはただ一つ「なりたい自分になる」
目標が未達のまま24時間以上ログアウトを続けてしまうと、そのものは死ぬ。
24時間以内にミュート放置(配信者不在)でもいいので、15分間以上配信出来ればノルマ達成のためその者は1日延命される。(毎日配信バッチを保持出来ればセーフ)
最低限毎日15分間何かしらのライブ配信が出来れば問題ないが、害悪リスナー達がそれを妨害してくるという、2つ目の脅威が迫る。
主人公「香奈梨かにゃりー」は、果たしてなりたい自分を実現し、REALTY症候群を発症せずに無事ライブ配信アプリを卒業することが出来るか!?
Vライバーとして、命懸けのライブ配信が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 07:00:00
53411文字
会話率:21%
冬、推薦で大学への合格を受け取った少年は、受験勉強が本格化する前の習慣に倣って地元の山へ二輪で漕ぎ出した。以前と同じようにショルダーバッグに荷物を詰め、以前と変わらない人々とすれ違い、以前と変わらない見知った道を抜ける。そしてほんの少しの
将来への不安を胸にまたその畔に辿り着いた。
通ってきた道を対岸に眺めながら古い財布をバッグから取り出すと、少年は進路を決めた悦びと地元を離れる郷愁でないまぜになった心中を吐露し始める。財布を相手にしたさながら自問自答のような対話を経て、想い起こしたのは財布をくれた祖母の言葉だった。
恐れでも悲しみでもないもやもやは晴れた訳ではなかったが、何度も通った山を登りに少年はまた走り出す。
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本作はgithubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 07:59:30
4572文字
会話率:37%