領内で行われる精霊おろしの儀、5歳の領主の娘は「無能」と判定を受ける。
今までの生活は一変、部屋を追われ、オモチャと学習する機会を奪われた。
妹弟が上級精霊の加護を受けた事により、更に悪化。
彼女は、ひたすら、屋敷内外を「ごはん。ごは
ん」と言って彷徨う生活をするようになった。
そんな中、森で冒険者に出会ったことにより、転機が訪れる。それは善いことなのか悪いことなのか・・・惨劇が起きる。
※残虐表現多め
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 11:49:39
7217文字
会話率:65%
代々聖女を生み出してきた公爵家の次女に生まれたアリエスはほとんどの魔法を使えず、その才能の無さから姉ヴェイラからは馬鹿にされ、両親に冷たい仕打ちを受けていた。
ある日、姉ヴェイラが聖女として第一王子に嫁いだことで権力を握った。ヴェイラは
邪魔になったアリエスを辺境にある「魔城」と呼ばれる場所へと嫁がせるように仕向ける。アリエスは冷徹と噂の暗黒騎士と呼ばれるイウヴァルトと婚約することとなる。
イウヴァルトは最初アリエスに興味を持たなかったが、アリエスは唯一使えた回復魔法や実家で培っていた料理の腕前で兵士たちを労り、使用人がいない中家事などもこなしていった。彼女の献身的な姿にイウヴァルトは心を許し、荒んでいた精神を癒さしていく。
さらにはアリエスの力が解放され、イウヴァルトにかかっていた呪いを解くことに成功する。彼はすっかりアリエスを溺愛するようになった。「呪いを受けた俺を受け入れてくれたのは、アリエス、お前だけだ。お前をずっと守っていこう」
一方聖女となったヴェイラだったが、彼女の我儘な態度などにだんだんと第一王子からの寵愛を失っていくこととなり……。
これは、世界に嫌われた美形騎士と虐げられた令嬢が幸せをつかんでいく話。
※アルファポリス様でも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 18:06:33
101775文字
会話率:61%
母を幼くして亡くし、継母に虐げられながら成長した男爵令嬢のアメリア。唯一の肉親であった父まで事故で亡くして悲しみに暮れていたところ、偶然継母が遺産を独り占めするためにアメリアを殺す計画を立てていることを知る。
そして、アメリアは親しくし
ていた商家の息子ローレンスに助けを求めた。しかし、彼の提案で駆け落ち同然で領地を出たのに、「必ず迎えに来るから、君はここで待っていてくれ」とアメリアは置いていかれてしまう。
アメリアは、彼が迎えに来てくれるのをずっと待っていた。母が遺した魔法道具により、アネモネの花に姿を変えて。
しかし、ひと月経っても、半年経っても彼は迎えにこない。そのうち人の姿へ戻ることもできなくなり、彼を捜しに行くこともできずにいた。
そんなある日、魔獣に襲われそうになっていたアメリアは、破魔の騎士クラウドに救われる。よほど花が好きなのか、クラウドは「怖かっただろう、もう大丈夫だ」と花(アメリア)を家まで持ち帰る。
アメリアは助けられた恩を返そうと、クラウドが留守の間に何かできることはないか……と軽く掃除を始めたのだが。
「君がいてくれるだけで、心が癒される」「君は今日も美しい」
花に語りかけるだけにしてはいやに熱っぽい言葉に、ドキドキが止まらない。
花の姿で持ち帰られてしまった男爵令嬢アメリアと、実はアメリアの本来の姿に一目惚れをした騎士クラウドの、少しズレた恋物語。
【カクヨムでも掲載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 01:22:29
139722文字
会話率:26%
「魔王討伐」「虐げられた貴族令嬢」「追放」がまざったカオス。
魔王を倒した令嬢の魔法力が強すぎる。それはなぜか。
(※重複投稿作品)
最終更新:2021-04-28 20:00:00
3083文字
会話率:14%
義母と義姉に虐げられてきた辺境伯の娘、オーロラ・モーヴクオーレはある出来事と、義母からの最後の嫌がらせとして人魚王子と結婚することになる。
けれど人魚王子、エレンはずっとオーロラとの結婚生活を夢見ていて、そのために陸に上がってきたのだと言
う。
それにオーロラは今まで無自覚で珍しい「癒しの魔法」を保持していたのだった。
そんな癒しの魔法のためオーロラとエレンの婚約を解消させようとするひとたちも現れ始める。
「僕は君を傷つけたりしない。愛し続けると誓うよ」
オーロラとの結婚生活を奪わせまいと周囲には牽制し、オーロラには甘い言葉を投げかけるエレン。
ちょっぴりやり返しちゃったり、陸と海の関係も変えちゃったりもする、2人の幸せな結婚生活のお話。
R15は保険です。
✳︎1日1〜3話ずつの更新の予定です。
タイトル迷走中です、すみません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 20:30:52
65128文字
会話率:41%
子爵家令嬢のエレノアは、その出生が望まれたものではなかったため、家族から虐げられていた。
しかし、ある事故をきっかけに、彼女は子爵家の存続のために婿養子をとることになる。
もともと婚約者でもあり、エレノアも慕っていたコナーとの結婚。やっ
と幸せになれる。彼女はそう思っていた。
しかし、結婚後に、コナーが自分を妻として扱うつもりがないことを知った。それがわかっても、エレノアは彼の手を離すことができない。
実はコナーの周辺では不穏な事故が立て続けに起きており、世間ではその養父であるリフリー伯爵が裏で糸を引いていると専らの噂だった。
たしかに、コナーの両親が暴漢に襲われ、エレノアの家族も事故で亡くなっている。
たとえそれが仕組まれたものだとしても、その災難はエレノアにとっては都合がよく、コナーを繋ぎ止めるための手段として、彼女はかわいそうな娘を演じ続けことにした。
四話完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 08:14:58
14575文字
会話率:23%
ハッキリ言ってしまえば私はクズ男とも呼ばれてもおかしくない
最終更新:2020-08-11 17:41:55
2391文字
会話率:47%
「ステイシー!!またデゼル様の機嫌を損ねたのか!?この役立たずが!!」
お父様に力一杯頬を殴られ、床に倒れ込む。それでは飽き足らず、お父様もデゼル様と同じ様に何度も私を蹴り上げる。私は何のために生きているの?お父様の借金の形のため?デゼル
様に暴力を振るわれるため?私の心が死んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 16:45:43
3515文字
会話率:55%
リリディアは母親を亡くしてから、継母と義姉をはじめ使用人からも冷遇される日々を送っていた。
そんなある日、彼女は父親に呼び出される。
みすぼらしい自分を嫌悪している実父が自分を呼び出すなんて珍しい。
何かあるな、とは思っていた。
「お前にはヴァルフォン辺境伯の元へ嫁いで貰う」
ヴァルフォン辺境伯といえば、強力な私設軍を持ち、王の次に権力を有し、ニールデンの盾とも呼ばれている英傑のである。
しかしその一方でカエル辺境伯と呼ばれ、顔がカエルそのもの、醜い容姿として知られる人物だった。
虐げられた少女とカエル姿の辺境伯が心を通わせ、やがて奇跡を起こす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 19:00:00
73828文字
会話率:28%
両親の死後、叔父家族に屋敷を乗っ取られてしまった伯爵令嬢リューティア。
政略結婚の道具にと屋根裏部屋に幽閉され、虐げられながらも耐えて来たけれど、ついに奴隷商人に売られちゃう!?
味方は誰もいないけど、大人しく嘆き怯えて助けを待つだけの、か
弱い令嬢じゃありません。
私、脱走します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 10:04:22
81753文字
会話率:30%
レッドサラマンダー公爵家が長女レンディナ=レッドサラマンダーは生まれながらに魔力を持たず、実の両親や使用人、そして何より実の妹から執拗に虐げられてきた。左半身は痛々しい火傷の痕で覆われ、味覚はとうの昔に失い、痩せ細った彼女は十二の誕生日、人
生を大きく変える邂逅を果たす。
「これは珍しいじゃねーですか。処女の血で喉を潤そうと思っただけだったんですが、とんだ拾い物です」
これは数百年の時を生きる吸血鬼に見初められた令嬢が吸血鬼と堕ちて、魔力がないという欠点でもってありとあらゆる力を奪い尽くし、欲望のままに邁進する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 18:16:40
17710文字
会話率:18%
二人の姉妹、二人の婚約者。侯爵令嬢リージェは幼い頃、神託を受け王太子の婚約者となった。親から引き離され〈神託の聖王妃〉として聖域で教育を受けた十年後、侯爵家に戻ると、親の愛はすべて妹に奪われた後だった。さらには妹にも聖王妃の力が発現して?!
いったいどちらが真実の王太子の伴侶?違うほうは王より毒酒を賜ることになる。栄光か死か。「お父様、私が邪魔ですか?」唯一、欲しい家族の愛を得られなかった令嬢が、逃避行の末に立ち上がる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 21:07:44
126308文字
会話率:28%