「私の復讐をあなたに託します。報酬は新たな命」
死の間際の殺し屋おっさん(40歳)の前に、家族からの虐待を苦に自ら命を絶った異世界の伯爵令嬢シオン(14歳)が現れる。
彼女は不可思議な道具を使い、命を賭して地球の殺し屋に復讐を託した。
報酬は伯爵令嬢の肉体と人生。
依頼を受けた殺し屋は、意識を令嬢シオンの肉体に宿らせて、家族へ復讐を果たすべく伯爵家乗っ取り・崩壊のシナリオを立てる。
その後はお金だけを持って逃げて、見知らぬ場所で悠々自適な第二の人生を送ろうと考えた。
そのためにはまず、伯爵家内での立場を向上させようと、最も無能そうな次兄を利用して彼の持つ人脈と財を根こそぎ奪おうとするのだが……横から計画を丸ごと利用され、別の物へと塗り替えられてしまう。
これにより、この伯爵家に隠された矛盾と罪を知ることになる。
――これは、虐待を受けていたはずの少女が微笑み見せて、友人を犠牲に捧げながらも救う矛盾を背負い、親しき人の命を奪われても悲しみを見せることのない者たちが織り成す不可解な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 16:42:25
321204文字
会話率:40%
――――――――
百合ハーレムを作る為に姫百合女子学院に入学した主人公。百合葉《ゆりは》
微笑みの甘き王子とも陰で呼ばれる彼女は、
白銀のプリンセス、咲姫《さき》
マイペースな癒しの妖精、譲羽《ゆずりは》
元気いっぱいな天使、仄香《ほのか
》
気高き薔薇の君、蘭子《らんこ》
と、個性的な美少女たちを百合ハーレムの仲間に引き入れる。
――――――――
ちょっときわどい百合百合レズレズな日常系。
一回完成して日常パートを投稿していたモノが、R18の規約違反で運営に削除されてしまったので、1から修正し直して投稿しています。
書きたいシナリオをいっぱい作って、それを無理にシナリオの流れになるように当てはめただけなので、感情の流れなど、違和感ある部分が多いと思います。(全体的にどこかサイコパスかも……)
どこの部分が変かを教えてもらえれば、直せるところは直します。
自作のキャラクターソング
蘭子ちゃんの曲「薔薇のように」https://youtu.be/N5MGuJ-SnvA
咲姫ちゃんの曲「初雪」https://youtu.be/RXsIJK0mS_0折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 21:00:00
1264128文字
会話率:62%
貴女の微笑みが欲しくて。
最終更新:2023-11-07 06:04:24
260文字
会話率:0%
人間な。人間な。人間な。
最終更新:2022-08-03 09:59:12
248文字
会話率:0%
ちょっと、気取って、微笑み。
最終更新:2021-07-05 19:28:18
1275文字
会話率:0%
高校3年の夏休みが終わり始業式に登校していた赤羽 蓮司
だが通学路にて突如、謎の声に裏路地へと誘われる
そこは通学路で使っていた、商店街の潰れた店同士の間そこには、光り輝く穴のようなものが、、、
これは、地球に出現したゲートにうっかり足を
踏み入れ好きだったMMORPGの未来の世界へゲーム時代の力をそのまま受け継ぎ、転移した男の物語。
ゲーム時代、覇王とまで呼ばれた男が齎すのは
世界の破滅か、はたまた世界の安寧か
神のみぞ…いや神にすら想定できないであろう
これは、そんな男が歩む伝説への道のり。
さぁ、君たちはこれから始まる伝説の証明者になるのだ!!
っていう言い回ししてみたかったんでやってみましたwwww
はい、すみません汗汗
初投稿です!
これまでは見たばかりだったんですけど描いてみたくて描きました!!
誤字脱字は基本、下手こいてストーリー性が噛み合わない、記憶の齟齬、いろいろあるかもしれませんが生暖かく聖母のような微笑みで観てください!
ご指摘、ご感想お待ちしております。
ただ、あまりに辛辣だと泣いちゃう可能性大ですので優しく、仕事場にいるミスしても怒らないような先輩の優しさでお願いします汗汗
パワハラは泣き確定なので……
若干、厨二病的描写があるかも知れません……
でも、皆さんも好きでしょ?好きですよね!良かったです!!www
このままここで長く話していてもしょうがないので本編にいきましょうか!ww
では、天鳳 永遠が描く斬新かつギャグありのスカッとするようななんとも言葉にできない摩訶不思議ワールドをご堪能ください♪♪
よろしくお願い致します。
エ●は基本なしです!N●Kで行きます!
恋愛はあります!てか、無くても描きます!大好きなんで!ハーレムかな?w
そこら辺は本編でお確かめください!
カクヨム様でも投稿しております。
では、どうぞごゆるりと…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 20:00:00
7275文字
会話率:24%
とある夫婦の悲しい別れから、何百年も経った現在。
不良に絡まれていた少年を助けたのは、男子のようなふるまいをしている謎の少女だった。
少女の思惑とはなんなのか。そして少女が助け出したい本当の相手とは。
少女は強気な笑みをたたえたまま、少年達
に向き合う。
※短編 完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 12:16:19
8042文字
会話率:46%
俺は小説を書くのを趣味としており、ある賞に送るための作品を書き上げていた。
勇者アルトンが魔王ギガスに挑むファンタジー物語。
この自信作を、俺は最終チェックのつもりで読み返す。
ところが――
『アルトンは微笑んだ』『微笑みを浮かべるアルト
ン』『アルトンは微笑むと~』
こんな具合に登場人物がやたら微笑んでいることに気づいてしまう。
ど、どうしよう……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 16:40:45
3065文字
会話率:28%
原田権三は会社をすでに定年退職し、妻にも先立たれ、無気力な生活を送っていた。
息子の家族と同居するようになってもそれは変わらない。
そんなある日、嫁の秋穂が権三に話しかける。
「お餅でも食べませんか?」
明らかに悪意のこもった笑みを浮
かべる秋穂。果たして彼女の狙いとは。
ジジイvs嫁の仁義なき戦いが幕を開ける……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 16:35:04
4957文字
会話率:50%
侯爵令嬢ロザリーは宴の場でいわれのない罪の嫌疑をかけられ、皇太子ジェイデンから婚約破棄されてしまった――――が、
実はこれは、二人で示し合わせた計略だった!
ロザリーとジェイデンは意に染まぬ政略結婚を廃し、それぞれが真に心を寄せる別の相
手と結ばれるため、協力関係を築いていたのだ。
「あなたのようなペテン師の妃になったら、片時も心が休まりませんわね」
「君のような女性が常に傍にいたのでは、長生きは難しそうだ」
世をあざむく協定と密談。愛を巡る駆け引き。
麗しき令嬢と皇太子は、化かし合い、共謀し、棘を隠して笑みを交わす。
薔薇が咲き競う世界で理想の愛をつかむため、狡猾な男女による純愛革命が動き始める。
侯爵令嬢×騎士。皇太子×侍女。複数の恋愛が同時展開する策略ロマンス群像劇。
★完結まで毎日更新。全54話(約19万字)
★魔法のiらんど、ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 05:00:00
191348文字
会話率:39%
ツヅリ様は私の家に住み憑く九尾です。
彼女は白銀のモフモフを持ち、むにゃりと密着して、違う次元のような容姿で私に柔らかく牙を見せて微笑みながら言うんです。
「どっか行きたいのじゃが、どうじゃろーか?」
私に拒否できますか? 否、できま
せんでした。美味しいものが食べたい。温泉に行きたい。エトセトラエトセトラ。
その上でツヅリ様が紀行を書けと言うのですから、書くしか無いでしょう。これは私と、のじゃロリ九尾のツヅリ様が旅行するだけの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 19:20:07
10635文字
会話率:40%
『悪辣姫には関わるな』――というのが、セレネストリア学園での暗黙の了解である。
微笑みを湛え全てを見下し、邪魔する者は弱みと秘密を掴んで黙らせ、刃向かう者は実力をもって叩きのめし〝悪辣姫〟とまで呼ばれるようになった美貌の令嬢ミリュリーヌ・シ
ュペルヴィエルと、そんな彼女の婚約者でありながら特に何の取り柄も無い(と本人は思っている)ダニエル・グリエットが、ある日突然『婚約破棄』を条件に決闘を申し込まれたりなんだりする話。
※『めちゃくちゃに強くて高飛車なヒロイン』と『流されに見えて図太い平凡系男主人公』に異能バトルと婚約破棄と完全両思いをぶち込んで書いた趣味丸出し作品です。合わない方は引き返して頂ければ幸いです。
転生要素が見えたりしますが殆ど主人公には関係ないし関わらないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 20:08:26
80000文字
会話率:32%
文武両道、成績優秀、眉目秀麗。完璧にも完璧が過ぎる私の恋人、海崎 譲。
笑みを浮かべれば女子生徒を魅了し、先輩後輩学内中から好かれる彼の頭の中には、恋人である私、『花宮 奏』と、彼の大好きな『昆虫』のことしかない。
『生まれ変わったら、虫
になりたいなあ。好きなものと好きなものが合わさったら、それって最高じゃない?』
次の生を受けた私達を待ち受けたのは、昆虫人と人間が仲睦まじく暮らす世界。
神様に愛されたとしか思えない彼氏様のささやかな願いを、どうやら神様は叶えてしまったらしい!
勘弁してよ!と思いつつ、カマキリ頭に生まれ変わってしまった最愛の人に縋って、今日も私はパニックの中生きていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-18 00:53:56
6552文字
会話率:42%
ブラック企業に勤める限界オタクOL——山田小春。彼女の最推しは、乙女ゲーに登場する黒髪執事だった。しかし、彼は攻略対象外の存在。彼を愛するあまり、何度もお一人様ルートを選びつづける小春。たとえ、一方通行な片思いだとしても、彼女はとても幸せ
だったのだ。
そんな生活を続けていた小春だが、真っ黒な会社の過酷な労働環境に耐えきれず、倒れてしまう。目覚めると、そこは見覚えのある寝室。普段の安アパートとは比べ物にならないほど、広く豪華な部屋。そして、目の前に立っていたのは、最愛の人——レオナルド・ザッカーニ。
転生した世界では、彼は攻略対象外なんかじゃない。触れて、話せて、微笑みかけてくれる存在。このチャンス、逃してなるものか!
彼女は誓った。絶対に最愛の人と添い遂げてみせると。
この物語は、主人公である小春が攻略対象のイケメンたちとのフラグをへし折り、攻略対象外の推しと幸せを掴むまでの物語である。
*カクヨム様でも投稿するかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 12:05:23
4780文字
会話率:35%
記録に残らない歴史。忘れ去られた歴史。誰も知らない歴史。それはもう知り得ない。誰の記憶にも残っていない。それらは何もかもが土となってしまった。神のみぞ知る、そんな歴史。その歴史は表面的な「歴史」と同じだけの濃度を持ち、同じだけの浪漫があり、
同じように輝きを放っている。どの出来事も、どの人物も忘れ去られる。未来永劫、私が彼の顔を見ることはない。だが、彼にもあったはずなのだ。熱意が、想いが、感情が。名も知れぬ彼も、まるで羽が生えたように浮足立ち、飛び跳ねるほどに喜んだはずなのだ。火山の岩さえ煮えたぎる火口のようにふつふつと、こめかみに血管を浮かべながら怒ったはずなのだ。心がぐしゃぐしゃに裂かれてしまうように感じ、膝をついて顔中に涙を流しながら哀しんだはずなのだ。自分でも気が付かないうちに笑みがこぼれるような幸せを楽しんだはずなのだ。それは時間という長い巻物の中では目にも見えぬようなほんの僅かな、たった一瞬のことだったのかも知れない。だが確かに、光った。その熱意、その情動。その輝きに私は美しさを見出している。その輝きにこそ人間の、歴史の、宇宙のすばらしさがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:00:00
25806文字
会話率:1%
「先生、砂山のパラドックスってご存知ですか。きっと博識な弁護士先生ですからご存知ですよね。ふふふふ。」
山中は不気味な笑みをガラス越しに浮かべていた。本来私情を挟むのは厳禁だが、私はどうにもこの男を好きになれそうにない。この人を小馬鹿
にするような微笑み。虫唾が走る。反省など知らないとでも言いたげに嬉しそうに笑っている。もちろん砂山のパラドックスはよく知っている。高校時代、勉強もそっちのけでその手の問題を調べるのに熱中していた。思考実験とでも言うのだろうか。
私の不快感はきっとわかりやすいくらいに表情に出ていたのだろう。山中は更に口角を上げ、にっこりと笑いながら続けた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 20:00:00
5712文字
会話率:74%
「妻を、身体に戻す方法を――」ある日、六十代後半のカナンダカリは、とても不思議な現象に居合わせる。家にはいなかったはずの妻が、朝目が覚めると当たり前のように台所に立っていた。いったい、何が起こっているのか? 妻は平気なのか? 沖縄の南部から
、ユタ、占い師、と北部へ。まるでドライブだ。妻の楽しそうな横顔に、ナカンダカリは笑みを返しながらも、きりきりと心配に胸がしめつけられていく――だが彼は、ようやく、一人の不思議な男と会う。
※アルファポリス、カクヨムなどにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 02:04:02
53489文字
会話率:25%
学生時代「女の皮を被った熊」と呼ばれていた事を知らない、熊坂マイ、23歳。このたび弟に巻き込まれて【16歳の女子高生】を始めました――
熊坂マイは、父のBARを手伝う超童顔(を認めたくない)23歳の女性。ある日、離れて暮らす七歳下の、高校に
進学する弟のマナから不穏な手紙が届く。おい、女装ってなんだ、弟よ。母さんにバレて説得に時間かかりそうだから少しの間の代役よろしくって……アウトに決まってるだろうが!
同じ顔をしている十六歳の弟と、口を開かなければダンディに見える『弟を溺愛している残念な叔父』の迷惑極まりない計画に巻き込まれたマイは、叔父が理事をする全寮制の学園で、高校一年生を始める。
じっと座ってると尻が痛い、微笑みとか顔面が引き攣りそう、周りが全員十代の子供とか場違い感半端ない、おしとやかな女口調も私には無理なんだが……弟よ、なんつうところに愛する姉を放り込む事を考えてくれたんだ。
女子力の低いマイは、現役高校生と同級生教師までいる学園で奮闘する。
【不定期。ゆっくり更新していく予定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 23:54:50
55096文字
会話率:27%
※カクヨムにも掲載してます。
「ジュリエット! この場で婚約破棄をさせてもらう!」
この国の第三王子・アルフレッドは学園の卒業パーティーにて侯爵令嬢であり婚約者のジュリエットに婚約破棄を告げる。アルフレッドの隣にはか弱そうな雰囲気を漂
わせる男爵令嬢。
だが。婚約破棄を告げられたジュリエットは冷静、そして扇で口を隠し笑みを浮かべたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 12:00:32
1985文字
会話率:47%
中学一年生の子を持つ母のほくそ笑み
最終更新:2023-10-15 10:16:42
277文字
会話率:0%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 神無月
弐陸捌参 伍 弐零弐参
微笑みがえし 詩一編
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-10-10 12:56:04
553文字
会話率:0%
私の目の前には血に濡れた玉座がある。そこに座するのは、私の婚約者であるヴァルハリア帝国の第三皇子だった。
私はエンフェルト王国の最後の王女として、笑みを絶やさず婚約者に向き合う。
貴方を私のいる地獄に引きずり込んで差し上げましょう。
って何! この姿は!
死んだはずの私に起こったことは、予想外の出来事でした。
*不快な表現がありましたら、そのままそっと閉じてください。
*作者の目は節穴ですので、誤字脱字は存在します。
*主人公の言葉遣いは少々悪いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 23:00:00
18668文字
会話率:47%
婚約破棄をしようと決意した第三王子メルクス。
不穏な空気の中、彼の言葉を待つ伯爵令嬢は静かに微笑み……
最終更新:2023-10-09 02:34:37
2987文字
会話率:55%
アレクシア・オブライエンは美しくも変わった公爵令嬢として有名だった。
ある日のダンスパーティーで王太子から婚約破棄を告げられるが、彼女は笑みを崩さないままでーー?
最終更新:2023-10-06 17:39:05
6972文字
会話率:46%
聖女リューリラ(19)は、ネイサン王太子(19)に婚約破棄を突き付けられた。
『慈悲の微笑の聖女様』と呼ばれるリューリラは、信者や患者にしか、微笑みを向けない。
婚約者の王太子には、スンとした無表情を見せるばかりか、嫌っているような態度まで
見せる。
『慈悲の聖女』に嫌われていると、影で笑われていると知った王太子は、我慢の限界だと婚約破棄を突き付けた。
(やったぁ!! 待ってました!!)
思惑通り、婚約破棄をしてもらえたことに、内心満面の笑みを浮かべていたリューリラだったのだが。
王太子は、聖女の座を奪った挙句、「オレが慈悲をくれてやる!!」と皮肉たっぷりに、次の縁談を突き付けたのだった。
(クソが!! また嫌われるために、画策しないといけないじゃないか!!)
内心で荒れ狂うリューリラの新しい婚約者は、王太子の従弟にして若くして公爵になったばかりのヘーヴァル(17)。
「爵位を受け継いだばかりで、私のような元聖女である元婚約者を押し付けらるなんて、よほど殿下に嫌われてしまっているのですか?」
「うわあ。治療するわけでもないのに、リューリラ様が、微笑んでくださった! 早速あなたの笑顔が見れて、嬉しいです!」
憐れんで微笑んだだけなのに、無邪気に大喜びされて、これは嫌われることが難しいな、と悟ったリューリラ。
年下ワンコのような公爵の溺愛を受けても、リューリラには婚約破棄をしてもらいたい秘密を抱えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 18:01:14
24035文字
会話率:31%
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したリーンティア。王子の婚約者にはまだなっていない。避けたいけれど、貴族の義務だから縁談は避けきれないと、一応見合いのお茶会に参加し続けた。乙女ゲーのシナリオでは、その見合いお茶会の中で、王子に恋をしたから父に強く
お願いして、王家も承諾して成立した婚約だったはず。
王子以外に婚約者を選ぶかどうかはさておき、他の見合い相手を見極めておこう。相性次第でしょ。
そう思っていた私の本日の見合い相手は、気だるげの公爵令息。面倒くさがり屋の無気力なキャラクターは、子どもの頃からもう気だるげだったのか。
「生きる楽しみを教えてくれ」
ドンと言い放つ少年に、何があったかと尋ねたくなった。別に暗い過去なかったよね、このキャラ。
「あなたのことは知らないので、私が楽しいと思った日々のことを挙げてみますね」
つらつらと楽しみを挙げたら、ぐったりした様子の公爵令息は、目を輝かせた。
そんな彼と、婚約が確定。彼も、変わった。私の隣に立てば、生き生きした笑みを浮かべる。
学園に入って、乙女ゲーのヒロインが立ちはだかった。
「アンタも転生者でしょ! ゲームシナリオを崩壊させてサイテー!! アンタが王子の婚約者じゃないから、フラグも立たないじゃない!!」
知っちゃこっちゃない。スルーしたが、腕を掴まれた。
「無視してんじゃないわよ!」
「頭をおかしくしたように喚く知らない人を見て見ぬふりしたいのは当然では」
「なんですって!? 推しだか何だか知らないけど! なんで無気力公爵令息があんなに変わっちゃったのよ!! どうでもいいから婚約破棄して、王子の婚約者になりなさい!! 軌道修正して!!」
そんなことで今更軌道修正するわけがなかろう……頭おかしい人だな、怖い。
「婚約破棄? ふざけるな。王子の婚約者になれって言うのも不敬罪だ」
ふわっと抱き上げてくれたのは、婚約者の公爵令息イサークだった。
※※※転生悪役令嬢とキャラ変の攻略対象者の甘々※※※
(アルファポリスにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 15:56:15
13411文字
会話率:25%
三年婚約関係にいた王子から婚約破棄を言い渡された王宮のパーティー。
『勉強しか出来ない気弱な令嬢』のリュエリアは、周囲からの心無い言葉をそこで浴びた。そのための場。
「そ、そんなぁ……」
リュエリアから、絞り出されたか細い声を聞いて、貴
族達は醜く口元を吊り上げたが。
「殿方を『管理』しなくてはいけないなんて! わたくし、知りませんでしたわ!」
『気弱な令嬢』らしく、しおらしく泣きそうになりながら、リュエリアは反省を口にする。
他国の貴賓もいるこのパーティーで、リュエリアはすすり泣くふりをしながら、心無い言葉に乗じた反省に見せかけた侮辱を返す。
最後は、ちゃっちゃと我慢の限界みたいに大泣きして退散しようとしたのだが。
「――――嗚呼、リュエリア!」
扉を乱暴に開けて、氷の道を作るかのように冷気を放つ美丈夫が登場。
とろけるような笑みを浮かべているが、目は凍てつくほどに、冷たかった。
(ひぇええっ!! お、おおお、お兄様が、キターッッッ!!!)
完全に、予想外すぎる登場に、ガクブルと震えるリュエリア。
三年前から不在だった『お兄様』は、リュエリアの婚約の事実を知って、冷たく笑い、その場を凍り付かせた。
婚約破棄披露パーティーから、『気弱な令嬢』の猛反省からの、『氷の暴君』の凍てつくパーティーとなってしまったのである。ガクガクブルブル。
※約2万文字の短編※前世持ちの異世界転生者ヒロイン※同居人だったので、お兄様呼びしているだけ※オレ様・独占欲・執着・溺愛※最強魔法使い※ざまぁからの過激なざまぁ※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 11:36:02
18674文字
会話率:29%
これは、異なる歴史を辿った世界の物語。
熟練の狩人ランドルフは呪いによって魔獣と化し、森をさまよっていたところを美貌の騎士ディアナに救われる。
「私を殺してもらいたい」
月光の下。
微笑みを浮かべ、「彼女」はランドルフにそう願った。
自
らも「魔獣」であり、不死の「呪い」を受けた存在である、と……
かくしてランドルフはディアナと共に「魔獣狩り」の任務を引き受けながら、自らの内側に残った「呪い」の制御を学び、ディアナの「呪い」を解く方法を探ることになる。
彼女は人か。獣か。
それとも……
それ以外の「何か」か。
これは、獣と人の狭間で揺れる、二人の恋物語。
痛みを背負った者が、再び歩み出すためのお話。
※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。
※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。
※特殊性癖や一般的でない性的指向および嗜好が登場します。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 10:03:37
107603文字
会話率:45%