他のサイトにも転載します。
日本帝国記は織田信長が本能寺の変を生き延びた場合、日本国が如何なる歴史を辿るかを記した物語です。本能寺の変から第一次世界大戦の暫く後までです。
織田信長は本能寺の変を生き延びた後、割と穏健な統治を始めます。そ
して、織田幕府を創設します。織田幕府は国内を統一し、各大名に藩としての地位を与えるなどして地位を保障します。一方で強力な陸海軍の常備軍を整備して次第に諸藩を依存させます。併行して、朝廷の直接掌握にも着手します。織田幕府はイギリスやオランダなどと同盟して徐々に領土を広げていきます。織田幕府は一定の領土を確保すると、同盟国を援護する政策に切り替えます。見返りとして、同盟国の植民地を共通の市場として共有して通商で富を増やしていきます。国内の開発も怠りませんでした。日本本土は平和でした。織田幕府の基本政策は富国強兵です。
織田幕府の基盤は盤石でしたが、ナポレオン戦争の影響で国民国家への移行を余儀なくされます。織田幕府は徐々に改革を進め、数藩と同盟して国民国家への移行を達成します。当然、織田幕府は解体され、天皇陛下を長とする政府が発足します。
日本帝国政府は織田幕府の基本政策の多くを受け継ぎました。日本帝国はイギリスと協調しながら無駄な戦争と内政干渉を避けます。朝鮮も清国との共同統治になります。その後、ロシアも敗北させて日本帝国は安泰かと思われました。しかし、程なくして第一次世界大戦が始まり、日本帝国にとって最大の試練が訪れます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-07 13:55:47
734475文字
会話率:0%
太陰暦714年_。
蓬莱国皇帝は、自国を仏教楽土に成さんと、各地に寺を建立し、その全てに黄金の仏像を奉納する命を発した。
暦729年_。
辺境の地、狗那国にて黄金の脈が発見され、朝廷は黄金仏製作の為、これに目を付け狗那を侵略せんとする。
両者の争いは、様々な人間を巻き込み拡大して行く。
その果てに待つものは何か!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-21 17:07:16
75928文字
会話率:62%
文武二年(698年)、飛鳥の朝廷に、対馬で砂金が発見されたとの報がもたらされた。
日本国で初めての、金の産出であった。
思いがけぬ吉事に都は沸き、そして金を精錬し朝廷に献上するため、対馬に一人の金職人が遣わされた。
名は、三田五瀬。雑戸とい
う、奴婢に等しい身分であったと史書は伝える。
賤しい職人に過ぎない彼の名が歴史に刻まれることとなったその裏には、飛鳥史の影と、悲劇があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-07 23:23:00
149891文字
会話率:42%
田舎の高校に通うごく普通の高校生・下道水那人は、一つ悩みを抱えていた。
それは、原因不明の病により、死期を意識して自暴自棄になっている幼馴染の少女、秋田早矢の事。
彼女にどう接していいか悩む水那人は、或る嵐の晩に、本家筋の親戚の家で、この街
に伝わる伝承――そこに出てきた「鬼」が引き起こした怪異現象と遭遇してしまう。それから、水那人の運命の歯車は回りだすのだった。
※以前に他のサイトに投稿していたもののR-15版となります。残酷描写及び性的描写もありますので、苦手な方はご遠慮ください。なお、この作品は伝奇ベースでコメディ要素が少なめですので、ご了承の上お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-11 20:00:00
101594文字
会話率:30%
古代ファンタジー長編
五世紀。動乱の古代日本。
突然の大王崩御により大和朝廷が混乱を極める中、大豪族・葛城一族の姫である倭文(しどり)は、守護神・葛城一言主に会いに行く。
一言主に「淡海へゆけ」と託宣を下された倭文は、やがてその地で、豊葦
原全体を揺るがす運命に巻き込まれてゆく。
※運営している歴史系自サイト、及び、他小説投稿SNSにも同作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-28 19:59:12
105942文字
会話率:37%
霜月。賑々しく執り行われた、“豊明りの節会”。そこで、晴明とその友人が見たものとは。
意外な因縁とは。
最終更新:2010-06-29 19:49:43
13403文字
会話率:48%
朝廷勤めの丞相様と一官吏の短編集。灰色の髪に一目惚れした攻める丞相様と、身分の差ゆえの壁を崩そうとしない官吏。二人の日常。
短編集&時間軸ばらばらですが話は繋げていくつもりです。
最終更新:2010-04-11 21:28:19
2618文字
会話率:19%
熊野三山(那智、新宮、本宮)の苗字を持つ3人が連続して殺害された。それぞれの殺人現場には、剣、玉、鏡の朱文字が書かれた午王神符(ごおうしんぷ)の護札(まもりふだ)が残されていた。殺人は大和朝廷にはじまる日本国家へ挑戦を企てているのではないか
と推理した警察は関連4都県の合同捜査本部を設置して早期事件解決に向けて動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-18 12:23:28
43470文字
会話率:26%
百済・高句麗滅亡後の倭国では、近江に都を移した天智帝が逝去し、政権は天智の子の大友皇子が太政大臣として引き継ぎます。これを機に反近江朝廷派が大海人の皇子を中心に動き出します。当時の国際情勢を見ながら壬申の乱を描いていきます。
最終更新:2009-04-08 20:29:59
25073文字
会話率:12%
古の都、奈良。学校帰りの雨の日。高校生の二条有希は車に轢かれそうになった着物姿の盲目の少女を成り行きで助けてしまう。少女を助けたのは偶然のはずだった。だが、少女を助けた瞬間から有希の人生は徐々に狂い始める。平凡の毎日が壊された日。その日も雨
は降っていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-05 18:29:55
1595文字
会話率:25%