……山と修験者の物語
最終更新:2020-02-08 03:15:24
4582文字
会話率:16%
彼女はふわりと笑った。 「ねぇ、あたしがいなくなったらどうする?」 僕は少し黙ってから答えた。 「どこに行ったって見つけ出すさ、約束するよ。」 目の前に当たり前にいる君が居なくなるなんて、考えた事も無かった。 高校2年の夏、
彼女は 僕の前から突然いなくなった。 神社の森で行われてるという 山の神様の宴の話しを 僕に残して アリスに憧れる大きな黒猫。 キセルをふかす悪酔い舞妓。 能面つけたキチガイ花札師 蔦の絡まった樹木人間 唐笠被ったロン毛の骨董商 背の低い薬売りの毒舌少女 湿気が大好き霧人間 ―見つけ出すよ、約束を守る為に― ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 痛くて美しい高校生活と 怪しくも温かい妖たちの不思議な話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 14:13:38
1478文字
会話率:23%
平安時代、とある山の神をしていた主人公は、ある時山で安倍晴明に出会う。
そこから運命の歯車は回り始めた──。
これは主人公が安倍晴明の式神になるまでの物語。
※この作品は別作品『晴明様と千尋さん』の登場人物の過去話になります。こちらを読ん
でいなくともお楽しみ頂けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 20:38:08
9322文字
会話率:55%
豚には親しい娘がいた。
山の神から村を救った豚は村人に食べられた。
村人は山の神に食べられた
最終更新:2019-11-05 00:49:22
569文字
会話率:0%
世界は神が創る
だから神の数だけ世界がある
どんな世界なのか、それは創る神によって様々
一人の神が創りあげる世界もあれば沢山の神で創られた世界もある
同じような世界もあれば、類を見ない突飛な世界もある
創った後も色々と干渉す
る神もいれば丸っきり放っておく神もいる
世界には様々な生き物がいたり、単一の生命だけだったり
永く世界が続いていけば世界の在り様も変わっていったり消えていったりもする
中には自分で世界を創らずに世界を巡っている変わった神もいる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 00:30:19
5195文字
会話率:35%
幼い頃、遊んでいた山の中で、山の神様といわれている天狗が怪我しているのを助けた澪。それから10年経ち、都心へと暮らし始めた今でも、彼女はそのお伽話のような思い出を忘れられずにいた。彼が残した、美しい貰い物を大切にしながら…
本意ではない都心
での暮らし。お盆休みとなり、彼女は故郷の山に囲まれた村に久しぶりに帰ってくる…
※今回は気まぐれでなく、書きたくて書いた短編ですが、クオリティは相変わらずです。話的には気に入ってるので、優しい気持ちで読んで頂けると有り難いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 11:18:52
4167文字
会話率:28%
十二支の神様
沢山の神様が
たった1人の人の子を
守り育てながら
彼ら自身も守られる
そんな異世界のような
不思議な神様と人の子の物語
最終更新:2019-06-03 00:29:21
566文字
会話率:60%
灯は兄の叶介に登山に誘われた。気乗りしない灯の変わりに、兄は両親を連れて行った。
帰ってきた母の話を聞くと、兄は登山で知り合った女性と結婚するという。
灯も両親と兄とその女性の家に行くと、その日の内に結婚式があるという。流されるままに結婚式
に参列した灯だが、なにか異様な雰囲気を感じて母とその場から逃げ出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 19:57:43
6092文字
会話率:35%
新年の挨拶のためじいちゃんの家に親族が集まっていた。
今年はじいちゃんの家の裏山に住むという山の神様のために50年に1度の酒の席を設ける年なのだと。
その大事な役目を無理やりまかされた俺。
目が覚めると俺は神様にされていた。
しらない世界の
しらない神様。落神様に。
落ちた先の知らない世界で落神様として大事にされつつも、知らない世界の常識に振り回され日々悪戦苦闘する主人公。そんな彼を中心に知らない世界での日常を描いていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 12:15:39
285533文字
会話率:17%
人間嫌いの山の神には、神の使いとなって山の神と人とを繋ぐ狐がいる。
狐に構ってほしい山の神と、山の神のために働く狐のお話。
※残酷な表現タグは保険です
最終更新:2018-10-13 06:39:32
2917文字
会話率:30%
今から百年ほど前の目撃譚。
最終更新:2018-07-29 15:18:29
837文字
会話率:31%
小学校のお山には、きっと、神様がいた。
最終更新:2018-07-22 00:44:15
6186文字
会話率:56%
ド田舎で生まれ、育った、田下 共 (タノシタ・トモ)は、自分を取り巻くつまらぬ世界に嫌気がさしていた。
そんな少年トモは、桜狩りに行った際に、山の神と崇められる熊に出会う。(神といえども、それは、只の腹を空かせた野獣でした。)
獰猛な
野獣のせいで、田んぼに沈んだトモが次に見た景色は、憧れていた都会。ではなく、異世界だった。
親以外の、人との関わりがあまりなかった、トモだったが、生まれてから、ずっと煮込んできた、都会への理想を胸に動き出す。
しかし、世界は、そう甘くはなかった。
謎めいた異世界、犇めく悪魔、そんな中、無力な少年が、何度も壁にぶつかりながらも、生き抜こうと奔走する。
トモが来たことによって、世界が動き出したことも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 00:04:11
76785文字
会話率:49%
過去の作品、「senso」「スバル」「山の神」などの続編。
今回は「山の神」の主人公、神也を中心に起る、青春ストーリーです。
最終更新:2018-05-19 16:34:51
65610文字
会話率:45%
架空の街「サマシティ」の魔法学園を中心に巻き起こるファンタジーBL風物語です。
BLではありますが、H度は非常に低く、ほとんどございません。
魔法少年たちの青春を描きます。
「senso」「スバル」「山の神・愛し子」の続編でもあります。
最終更新:2015-03-27 16:16:08
82902文字
会話率:48%
山の神として生きてきた少年と、旅人の出会いの物語です。
最終更新:2014-01-08 20:25:30
63656文字
会話率:43%
ある日ご神木の枝を折った麗子は、その代償として山の神様である凛の手伝いをすることになる。
時には不思議な力で、時には暴力で人々の悩みを解決!
温厚な神様とヤンキー女子高生のデコボココンビが町を救う!
その選択に価値はあるのか。
最終更新:2018-04-07 21:44:52
44319文字
会話率:44%
「あの夏が来るまで、僕は愚かで、臆病で、傲慢だった。
だから僕は、大切な友人を失ったんだーー」
幼い頃から、ソレが見える寮制の高校生、八重野瑞透(やえのみずき)16歳。
20歳まで生きられぬと言われながら、瑞透はずっとソレと対峙してき
た。
ソレーー凝った闇の塊のようなナニカ。
瑞透の生活の隙間にいつのまにか忍び込み、瑞透の命を脅かしてきたナニカ。
ソレから逃れたくて、瑞透は休みになるたび実家にある北関東の田舎に帰る。
唯一、田舎にある本家の土蔵だけが瑞透の安息の地だからだ。
そして、そこには瑞透を守ってくれる"人ならざるもの"もいる。
でもその年は、いつもつるんでいる友人たちを連れて帰省した。
林間学校の手伝いをしながら、友人たちと過ごす実家での夏休み。
お山の神社で出会った、一人の女性。
そして起きる。
いつもと違う夏だった。
いつもと違う、感情が、芽生えた。
ーー僕はいつ、死んでもいいと思っていたのに。
『狐の声がきこえる』の舞台で紡がれる続編?いやスピンオフ?いや新作です。
今度は、男子高校生が主人公のアオハル(?)的現代ファンタジーです。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 00:41:22
59936文字
会話率:31%
北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。
そこに住み、皐月を幼い頃から可愛がってくれた祖母が亡くなった。
親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構える本家で、
幼い頃に見かけた「狐の嫁入り」を思い出す。
雨が
降る田のあぜ道を、篠笛の音とともにゆく狐の面をした彼ら。
それとともに苦い記憶が蘇る皐月の前に、一人の男性が現れた。
白彦ーー。
きよくん、と呼び、本家に来た時だけ遊びまわった従兄弟であり、幼い頃の友達だ。
人目を惹かずにはおれない美しい男性に成長した彼に、皐月は気後れしながらも少しずつ打ち解けていく。
そんな時に、ふと現れた、狐面で顔を隠した、小さな男の子。
謎めいた言葉を残しながら、その子は裏庭の古い土蔵へと誘うーーー。
皐月を襲う新たな怪異。
山の神様が住まうという集落のシンボルでもあるお山。
ひたひたと皐月の日常に忍び寄る、悪意。
少しずつ思い出す、過去の記憶。
そして、祖母の命への眼差しとひたむきな白彦の想い。
皐月は、いやおうなく人間と人間ならざる者、生と死との狭間に立たされていく。
その狭間で、彼女はどんな選択をしていくのか。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 15:00:00
166678文字
会話率:40%
いいかい、小夜。お前はわしの曾おばあさまにそっくりだ。山の神様に召された娘にそっくりだった曾おばあさまにね。だから森に近づいてはいけないよ。神様に見つかったら連れて行かれてしまうからね。
もし捕まったら二度と帰ってこれないよ。それが嫌なら近
づいてはいけないよ。いいね?
村人に疎まれている少女が異国の神様に愛されるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 22:33:56
2328文字
会話率:25%
とある山の神社近辺のとあるお話です。
殆ど独り語りです。
最終更新:2018-01-24 16:31:58
1060文字
会話率:2%
前を見ても、後ろを見ても、果てが見えない行列に彼女は並んでいた。年齢、性別、種族、何の分類もない行列の先に待ちかまえていたのは、品のいい紳士風の閻魔様であった。閻魔様が言った。
「君には次の生で山の神やってもらうよ」
そしてどこにでもいるよ
うな平凡な日本人だった彼女は、特別な転生手順を踏み、記憶を保持したまま山の神様として転生した。どうやら、神様として仕事をするには一切問題はなさそうだ。仮に問題があるとすれば、一つ。
「どういう仕様よこれは」
彼女はなぜか、ウサ耳であった。
※一次投稿は初めてです。
※ものすごーくのんびり更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 22:00:00
48417文字
会話率:37%
たった今気が付いたんだ。いつの間にか、俺の体が池になっているということに。
転生したは良いものの、記憶無し、知識無し、ついでに移動能力無しのハードモードなただの池、俺。
だがしかし、神は俺を見捨てては居なかった!
龍に変身出来る様にな
った俺が楽しく厨二病を暴発させていたある日、俺は何を間違ったのか自身が住んでいる山の神の眷属となってしまって!?
池たる主人公(中二病)に名前を与えてくれた主であり師匠でもある山吹と、素直でかわいい脳筋弟弟子、椚と共に贈られる楽しいほのぼの生活。しかし、とある事件を境目にその幸せな暮らしは終わりを告げる。主人公は独り人里へと繰り出し、あてもなくさまよっているところにとある旅人と出会う。そして共に京の都へと旅立つこととなり―――
だいたいほのぼの、たまにアクション。和風時代小説ここに開幕!
―――それでも時は、止まらない。清濁交わり、歴史は廻り巡る。全てはそう、水の様に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 00:00:00
63905文字
会話率:44%