貿易都市オータム。
そのウィンターロード44にはなんでも屋を営む男がいた。
見る者が見ればわかる黒い喪服に身を包み、小型の魔法杖と東国産の刀を持つその男は自らを探偵と名乗り、この貿易都市オータムを守っていると自称している。
住人から『ク
ロ』と呼ばれているその男の名はクロード=ノースシード。
前世日本人の転生者である。
※ペンネームと主人公の名前が被りましたがこの物語はフィクションです
名前のレパートリーががががが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 12:00:00
7239文字
会話率:39%
「陰気くさいお前との婚約は今日限りで終わりだ! 代々我が王家に仕えて来たからと言っていつまでも王家がお前達一族を重宝すると思うなよ!」
(ああ、その言葉を――ずっと、ずっと待っていたわ)
喪服令嬢と陰口をたたかれていたメアリーは、異世界
転生で憑依した「メアリー本人」の代わりに国に復讐する。
※ざまあ展開あり。R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 12:13:31
7831文字
会話率:47%
一途な想いと歪な想い、恋が変えるのは世界と運命――
芸術の国メルローア。
三月中旬に開かれた夜会にエスメラルダは不本意ながらも出席する。
喪服で踊る彼女に惹かれる第一王子、エスメラルダの想う人と同じ面差しの第二王子。
恋というものを知らな
い、咲く事を頑なに拒むエスメラルダではあるが、
少しずつ、固い蕾は綻び始め、豊かな芳香を放つように……。
やがて彼女の恋が歴史を動かす事になる。
この作品は『歌籠』http://utakago.sakura.ne.jp/ に収められた小説『エスメラルダ』を改稿したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 00:00:00
721338文字
会話率:20%
何気なく入った美術館で、私は一枚の喪服の女の絵に魅せられる。
それは写実主義の極みともいえるような、作者の妻がモデルの油絵だった。
名も知らない画家の遺作に、私の手が触れそうになった時、背後で私を諭す年老いた館員の声がした。
「その絵
に触れてはいけません!それはあなたが思うような美術ではありません」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 19:00:00
1533文字
会話率:27%
世界がとこへ向かうのか、確たる予見があるわけではない――。
最終更新:2022-06-05 14:50:06
4857文字
会話率:29%
高校に上がって初めて迎えるゴールデンウイークの初日。
俺――――犬飼晃弘は突然幽霊が視えるようになった。
とりあえず自分の部屋にいた悪霊女をノリと勢いで退治すると、どこかで聞いたようなファンファーレが鳴り響き、これまた何の脈絡もなくレベルア
ップしてしまう。
どうやら俺ってば、幽霊を倒すとレベルアップする体質(?)みたいだ。
そうとなれば暇と情熱を持て余す男子高校生としては、やることは一つ。
そんなこんなで特に理由や志もなく始めたレベル上げ、もとい幽霊退治だったが、町はずれの霊園にいた大量の幽霊たちを除霊した帰り道、妖しげな喪服美女から声をかけられる。
「ちょっと変わった仕事に興味があるならここを訪ねなさい。いつでも歓迎するわ」
そう言って手渡された謎の名刺。
後日、名刺に書かれた住所を訪ねたことで、俺は世界の裏に潜む者たちとの戦いに巻き込まれていくことになる――――
幽霊も悪魔も妖怪も神も魔王も、邪魔する奴らは「波ぁッ」でぶっ飛ばせ!
寺生まれでもなければ、異世界勇者の生まれ変わりでもない、ごく普通(?)の男子高校生が送るバトル除霊ファンタジー。
※少年漫画テンプレを意識して書いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 21:02:10
502708文字
会話率:41%
たき火おばさん。
それは父の住んでいた地域に、ときどき姿を現し、たき火をしている喪服のおばさんだ。
彼女の焚く火のぬくさは、少し離れた場所にも届く。
寒い日が多い時など、子供の父たちは重宝していたらしいけれど……。
最終更新:2021-12-28 18:00:00
2749文字
会話率:0%
江戸時代。
仕事で大儲けをした、ある家の主人は、ひまを見つけては旅に出かけ、皆にお土産を配っていた。
それはひとえに、人の喜ぶ姿と、自分が受け入れられたような気がして、嬉しいからだとか。
その主人が亡くなった時。家族は主人の弔問客たちに、
ある依頼をしたところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 18:01:28
3660文字
会話率:9%
地元の川原にしばしば姿を現す、喪服の老婆。
曜日や時間を問わず、ひょいと現れる彼女の影を見たと話す者は、ざっと100年前から存在し続けているという。
彼女はいったい何者で、何のために川べりに立ち尽くすのか。
それは叔母の葬儀のため、10年
ぶりに故郷へ帰って来た彼によって、語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 19:43:26
3542文字
会話率:16%
理不尽な死、そして女神により有無を言わせず能力を与えられ転生させられた喪服の男、セイヤ。
そこは人間(基人族)が最弱で絶滅寸前のファンタジー世界だった。
女神に与えられたのはいくつかの基本(だと思われている)スキルと一振りの黒い刀、そして<
カスタム>というスキル。
セイヤは自身のステータス、スキル、アイテムを<カスタム>強化し生き残ろうとする。
理不尽な転生ですぐさま殺されない為、理不尽に力で抵抗する為。人間(基人族)というだけでバカにされる世界で無双を始める。
そして次々に奴隷として集まる美女、美少女。
生贄寸前だった多肢族と鬼人族、忌み子の狼人族、罪人の樹人族、嫌われ者の闇朧族などなど。
セイヤは彼女たちを侍女とし、共に戦う仲間とし、戦闘侍女軍団を形成する。
これは後に「黒の主」「女神の使徒」「勇者」などと言われるようになる男の物語。
理不尽な世界に対抗する理不尽な力を持った男の物語である。
※シリアス要素は少ないです。ストレスフリーで淡々と進みます。
※主人公目線のお話しが少ない仕様になっています。閑話の集合体と思って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 20:00:00
1584978文字
会話率:27%
神学者のアンセルムは、自分の論文に興味を持ったという手紙を受け取り、古い屋敷に住まう女性を訪ねた。
彼女は全身を黒いドレスで覆い、喪服のように顔まで黒いヴェールで覆っていた。まるで御伽噺に聞く、世界を彷徨う黒き貴婦人のように。
広く信奉され
ている八柱神の教えについて切り込もうとするアンセルムに対し、婦人はゆっくりと昔語りを始める。
まだ、この世界が生まれる前の話を。
哀れな神と、その神に壊された奴隷の話を。
完結まで毎日投稿します。
カクヨム様にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 18:00:00
97867文字
会話率:41%
➖平日の真っ昼間の公園で、 缶ビール飲みながら泣いてる喪服姿の男なんて、 端から見たら、よっぽど変態に見えるだろうな。➖ 30歳、平凡なサラリーマンの翔平には、 高校時代の“忘れられない彼女”がいた。 高校の音楽室で、 いつもショパンを奏で
ていたその彼女と夢中で恋をしていた。 その彼女は高校3年生の時、 ある事件の末に自ら命を絶ってしまった。 翔平は今でも、 “あの頃”の思い出を大切に抱えて生きている。 翔平の現在の彼女・和花は、 “忘れられない彼女”の存在を聞いていた。 理解してるつもりなのに、 「いない存在」に対しての嫉妬と不安を抱えながらも、 そのことに触れられずに日々を過ごしていた。 ある日、 和花が帰宅すると、“彼女”の命日に休みをとっていた翔平が先に帰宅していた。 ソファにうつ伏せで死体のように眠っている翔平。 彼の耳のイヤホンを外し自分の左耳にあててみた。 「ノクターン」がかかっていた。 ➖ズキッ➖と胸の痛み。 「本当に私のこと好きなの?」 「“その彼女”のように私のこと想ってくれてる?」 ➖これからもずっとこんな不安なままでいられないよ。➖ 和花は、翔平に本当の気持ちを確かめる決意をした。
完結設定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 21:49:25
154206文字
会話率:44%
多田深雪は28歳。喪服をまとい、夫の葬儀の場に立っている。周りには深雪を異分子とする夫の親族があふれていてーー
そこにいるだけで、男たちが勝手に狂っていく美貌の深雪の訪れた不思議な一夜を描きました。
美貌は幸せなのか。不幸をもたらすのか。
答えは、あなたの中で見つかるでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 09:05:19
8137文字
会話率:25%
人間だれしも、パニックに遭遇すると思いもよらぬアイデアや力が生まれてくる。普段ならばそんなことはしないであろう行動でも、切羽詰まった状況ならばごく普通に体が動くから不思議だ。
葬式当日の朝、一人暮らしの女性が喪服のファスナーが閉められなか
ったら、どうするだろうか。
※「URABEを覗く時、URABEもまた、こちらを覗いている。」でも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 19:51:57
1639文字
会話率:12%
ある夏の日、ナナちゃんが電車で梅田へと向かっていた時のこと。一人の喪服に身を包んだきれいな女性がナナちゃんの向かいの席に座った。女性は窓の外を見ながら静かに泣いていた。と、そのとき、ナナちゃんはその女性からミルクのような甘い香りがすることに
気付いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 09:01:52
1845文字
会話率:31%
今日は私の結婚式。
あなたが結婚は人生の墓場だというから喪服を着てあげたのよ。
あなたの望み通りでしょう?
何故青ざめているの?
最終更新:2021-04-29 20:17:38
3290文字
会話率:24%
ノルカ王国五大家のひとつであるジュオウ家のアサノハは聖堂で喪服を着て葬儀の参列客を迎えていた。ジュオウ家当主の両親の葬儀を行うために。
その席に突然国王と宝剣の守護精が現れた。そして、アサノハは国王の庇護者となる。
その夜、泣いて
いるアサノハの元に現れたのは、宝剣の守護精だった。国王の守護精ではなく、次代の守護精である。守護精はアサノハに共に生きることを誓う。
翌日、ばあやが守護精を見つけて騒ぎになるが、とりあえず事なきを得る。
アサノハは守護精の名前を聞いていないことに気づき尋ねるが、守護精は名をつけてくれとアサノハに頼む。アサノハは彼に「クオン」、古語で『永遠』を意味する名を授けた。
昼食は新当主であるハナビシ夫妻と共に取ることになった。その席で、ハナビシは昨日のアサノハの態度を褒める。そして、そののち、ハナビシはアサノハに養女にならないかと提案してきた。戸惑いながらも受けるアサノハ。
そして、王に会いたいというアサノハに何故と問われて、アサノハはクオンを呼び出した。
守護精を見たハナビシは、養女の撤回を申し出る。なぜなら、次期となった子供はその家からでなければならないからだった。
ハナビシはアサノハを抱きしめ、大切に思っていることを伝える。
その日の午後、アサノハは当主就任の報告に王城に上がるハナビシと共にムラクモ王に拝謁する。そこで、五大家の一つであるエンノウ家の当主アサアケに出会う。
そして、何故ここに来たのかと問われたアサノハはクオンを呼び出し、自分が次期であることを明らかにした。
国王であるムラクモはアサノハを残し、お茶を進めると話を始めた。
次期としての心構え、守護精の話、それは多岐にわたっていた。
それをアサノハは時折疑問を挟みつつ、聞いていた。
最後に、ムラクモはアサノハに宝石の入った細工物を渡す。それは次期が生まれたときのために、ムラクモが用意していたものだった。
それに当代の守護精がアサノハと細工物を波動で結びつける。それは次代のための剣でもあった。
アサノハはそれを身に着け、王の元を辞した。
誓いを胸に。
当作品は、私が別PNで同人誌で先行発表したもの(当時のタイトルは『宝剣と王国の守護者』)をリライトしています。盗作などでは一切ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 01:00:00
57440文字
会話率:47%
昭和の化石と言われるヤンキーが、今も肩で風を切って闊歩する北九州で生まれ育った18歳の桜琴音(さくら ことね)は、ファッションデザイナーを目指して福岡ファッション専門学校に入学する。入学式に隣に座った自称パミュは、福岡の秘境と言われる大牟
田から来た、ド田舎出身の太めのロリータだった。
桃尻ヤンキー美少女・ことね、でかパイロリータ・ぱみゅ、14歳で処女喪失したメイ、イケメン先輩・オスカー、悪役令嬢・シャネル、悪徳小学生YouTubeバー、喪服のアイドル、フランス語堪能な焼うどん親父、鹿児島生まれのカール・ラガーフェルド、どんぶり頭のレオナルド・ダ・ビンチ、ギャルソンひとすじ校長先生、憧れラガーマン・福丘さん、ばつ1サラリーマン親子、有名校のませたガキがくり広げる福岡&北九州発信ド・ローカルでひっちゃかめっちゃかな恋愛物語。果たして琴音とパミュは憧れの恋を見つけることはできるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 05:17:32
21633文字
会話率:38%
生まれてすぐに母親を亡くした千代は、乳母の佐江に育てられた。十八年後、千代は芸妓になると、松枝の男に近づいた。
最終更新:2020-12-16 11:22:29
12858文字
会話率:48%
俺の名前は『五十鈴 隆』 四十九歳、独身だ。
最近、リストラにあい、家で引きこもり生活が続いていた。
ある時、家にお客さんが来たんだ。
その人は俺の小・中学校の時の大先輩の女性なんだが、何故か喪服を着ている。
今から『幼稚園の保母さん』
時代の先輩の『告別式』に行くらしい。
で、行く前にその亡くなった先輩が俺の知っている先生かを確認をしに来たそうだ。
でも名前を聞いても俺は昔の事過ぎて全然分からなかった......
しかし、今の苗字じゃなく旧姓を言われて俺は驚いた!!
「つ...つねちゃん......」
亡くなったのは俺の初恋の人『常谷 香織』先生だった......
あくる日、最近、頻繁に起こる頭痛に苦しみながら眠っていた俺の身体に突然、何かが起こった!!
そして目を開けた瞬間、俺は驚いた!!
「あれ? 俺ってこんなに背が低かったか? って何で俺は今、駅のプラットホームに居るんだ? そして何故目の前につねちゃんが!?」
俺は夢を見ているのか? それとも......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 01:00:36
327975文字
会話率:36%
喪服の女マダム・ノワールの手で命の危機にさらされた僕を助けてくれたのは、氷と正論を操る絶対零度のドS美少女だった。
彼女――グローリア・サザナミの師匠である日向さんによれば、僕は地球を殺しかねない異能のチカラを持つ存在らしい。
しかし
僕はそれを疑った。僕が持つ能力は、少しだけ物を軽くさせるだけの、物騒からはほど遠く離れたチカラだったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 10:55:32
2983文字
会話率:15%
早朝の駅であった。
喪服の様な黒いワンピースに身を包んだ老女。
仕事へ行く為、いつもと同じ時間の電車を待っていた杉原 要に声をかけてきたのはそんな奇妙な老女だった。
駅———。
それは此岸と彼岸を分かつ境界線であった。
杉原が誘われた先で
待ち受けていたのは幼き頃に出会った許嫁であるという美しき花嫁だったが……。
※虐待描写有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 01:12:13
9719文字
会話率:19%