青春青春、また青春。
怠け者の大学生の住原大と、その親友で優しいイケメンの多田野季夜、そしてホームレスの女子ポチの友情と、ちょっぴりの恋、の物語。
一見、危うく、脆く、そして温かい三人の関係はどうなる?
十九歳の主人公、大の十代最後
の青春はどうなる?
青春と言う名の宝石を詰め込んだ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 16:00:00
64711文字
会話率:23%
仕事終わりに花束を抱えて足早に歩く。
土曜の夕方、日は傾いているが大気に残った余熱はまだ肌を焼くほど。
「十五分だけですよ」
何だか疲れた顔の白い制服を身に着けた女性に無感情に告げられ、時間ギリギリに滑り込んだその真っ白な部屋。
その中で彼
女は相も変わらず穏やかな顔をしているんだ。
*独立した話なので単品でも楽しめますが、「帳越しに見える月」を読むとより一層わかりやすいと思います。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 17:50:26
2124文字
会話率:41%
王太子クリスピーノは愛しいエリザと結婚するため、暴虐な婚約者ダフネに婚約破棄を告げたのだが……。
どうしてなのか、すぐに五分前の過去に戻ってしまい、婚約破棄の場面を延々と繰り返している。しかもそのことに気がついているのはクリスピーノだけらし
い。
いい加減このループから逃げ出したいと思っていた101回目、クリスピーノが新しい行動をとってみると新しい事実が判明する。なんとダフネがクリスピーノの知らないところで……。
(カクヨムなどにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 08:32:59
8049文字
会話率:37%
今年の四月下旬。大好きな祖母を亡くしました。
「形に残したいから手紙を書いて欲しい」
生前祖母は私たち孫に家が隣だったり、車で五分の距離だったりするのに、そう言いました。
ですが、結局、筆下手な私は一度も書いたことがありませんでした。
祖母が亡くなってしばらく意気消沈していましたが、ふと、祖母について語りたくなりました。
誰かに読んでほしい。
そう思って書きました。
これは私から祖母へ宛てた最初で最期の手紙です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 18:52:48
6660文字
会話率:0%
「魔物を倒さない勇者など必要ない! どこへなりとも行くが良い!」
王様からそんな事を言われ、元勇者レオナルドは王城を放り出された。
手切れ金とばかりに渡された金貨の袋を手に途方に暮れていたレオナルド。
勇者をクビになった噂話は、あっという
間に国中に広がり、故郷に帰る事もままならない。
これからどうしようかと考えていたレオナルドは、ふっと、子供の頃に描いていた夢を思い出した。
「そうだ、魔王城へ行こう!」
自分を知る者が少ないであろう場所かつ、そして自分を知る者が来そうにない場所である魔王城。
そこから歩いて徒歩五分の場所に、レオナルドはカフェ『星降り』を開く事にした。
お客さんは魔王と魔王城の関係者、それに囚われの姫となかなかに濃い面子。
元勇者としてはやや気まずいのだが、意外と皆ノリが良く……?
これは「いらない」と放り出された元勇者が、自由に生きる物語。
※更新はゆっくりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 21:58:44
55575文字
会話率:33%
梅の季節が過ぎたころ、ボクは、幽霊坂の向こうにある、乃木神社へと向かった。この神社の白梅の強い香りは、邪気を払うとされる。
心霊写真や、金縛りに悩まされていたボクは、それを解決するため、【梅の御守り】を買いに来たのだ。
え・・・売
り切れ?
なんと、まさかの売り切れ。【梅の御守り】の頒布は梅の咲いている時期だけ。もちろん、今の季節に梅が咲くことはない。仕方なく、代わりに購入したのは、薄紅色した【桜の御守り】。
クルクルと、それを振り回しながら、ボクが見つけた横顔は、五分咲きの可愛らしい姿をした桜の妖精。お揃いの【桜の御守り】が、他の誰にも、見つけることが出来ない彼女の姿を、ボクの目に映したのだ。
誰がどう見てもおかしくて、普通じゃない状態。あんなこんなが起こって、生き残った女の子の秘密に迫る。逃げないで・・・あたしを見つけて。
ボクと泰葉は、摩訶不思議な事件の解くことが出来るのか?ボクを振り回す小悪魔な妖精。彼女に巻き込まれ【乃木坂の事件簿】が、今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 23:59:50
102472文字
会話率:30%
ある日某所でとんでもない事件が発生した。それはまったく不可解で謎が深い事件であったが……
名探偵さつきさんが解決する五分で読めるミステリー。
カクヨムの「5分で読書」短編小説コンテストで書いた作品。
最終更新:2022-05-11 17:37:18
3152文字
会話率:83%
「婚約を破棄する!」シュンッ!
「婚約を」シュンッ!
「こn」シュンッ――!
わたくし、アンナ・アプリコットの婚約破棄劇場は、死ぬところから始まりますのよ!
最終更新:2022-05-04 15:15:18
7869文字
会話率:53%
家の近くの公園にある一本の大きな桜の木の下で、あの日僕は、君に出会った。
飼い犬のチー子と君の犬の富士丸の相性は、抜群で!!
僕も君も、毎日毎日ここで話をしたんだ。
また、この桜の季節がやってきた。
もう、会うことはないとわかってい
るのに僕は、また今日もこの場所にやってくる。
約束の時間に、五分遅刻した僕
君は、その日から現れなくなってしまった。
謝りたくて、僕は君を待った。
15年の時が経ち、現れた人。
告げられた話は、あまりにも残酷で悲しい事件だった。
それは、未成年というだけで、闇に葬られた事件、それと、繋がり合う僕の忘れられない悲しみ
そして、それは、ゆっくりと混じり合って…
僕の忘れていた真実へと繋がっていく
三万文字以内の短編小説になります。
ミステリー作品を書いてみたくて書きました。
下手くそですが、最後までお読みいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 13:05:31
29546文字
会話率:60%
桜が嫌いな少年若葉は桜並木道で人間の寿命がわかるという不思議な少女桜子と出会う。桜子の寿命は残り五分と極端に短かった。トラックが突っ込んでくるところ若葉は桜子を助け、寿命が延びる。しかしそれでも残り二十分で、桜子を救うため成り行きで奮闘する
ことになる若葉だが……少し奇妙なボーイミーツガールです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 19:21:52
9505文字
会話率:62%
ジャコスもない、駅もない、特産物は、エジプトのよく分からない草。ゆるキャラもキモい。なんか一級河川多い。
戦争とは無縁のこの街は今、過疎化と闘い続けていた。
そんなある日、僕は目覚めると窓の外を密林が覆っていることに気づいた。
「……また
ユニークな人口誘致か?」
しかし違った。
パレットを引き転がしたような空。割れた道路からは紫色の毒々しい植物が生えている。遠くではオンボロのファクシミリみたいな鳥の鳴き声すら聞こえる。
携帯だって……
「繋がるんかい」
ライフラインだって……
「ちゃんと浄水出るんかい」
よく分からない。ただ異世界にいることは確かだ。でも何かおかしい。
これはそんな、世にもおどろおどろしい、僕らの町おこしと絆の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 00:45:14
3149文字
会話率:41%
とある喫茶店に置かれている一脚の椅子
その椅子に座った者は、五分も経たないうちに息を引き取るという
最終更新:2022-03-26 20:00:00
2096文字
会話率:44%
どうやら俺は、拳一つでゴブリンを木っ端微塵にできる力を手に入れたらしい。だが、俺の魔力ではその力が続くのは5分が限界のようで。
そして、その反動のせいか、俺は5分後には身動きひとつ取れなくなるらしい。その状態で魔物に襲われたらたまったも
んじゃないわけで......。ちょ、ま。
少年が元の世界に帰る方法は、ただ一つ。それは、この世界を救うこと。タイムリミットはたった5分!? 諸刃の剣で世界を救え!! ちょっと(?)うるさい、勇者(?)の冒険譚、ここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 17:00:00
22500文字
会話率:57%
寒い夜に一人で歩いてる少年は、五分の出来事を思い出す。
最終更新:2022-03-15 15:00:00
454文字
会話率:40%
世界の滅亡に恐怖を感じますか?
キーワード:
最終更新:2022-03-11 15:00:00
744文字
会話率:0%
彼の家は駅から十五分くらいの所にあり、自然豊かなところだった。山の麓から見上げる山々はいつも四季を色鮮やかに感じさせられた。彼は高校二年生の時の夢のひとつ、コンピュータに関わる仕事に携わっていた。「最近よく夢を見るな、何故か戦っている事が多
いようだ」、彼の見た夢とは、、、その結末はどうなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 16:57:48
59686文字
会話率:63%
「急げ、あと五分しかないぞおおお!」
「うおおおおおおお!」
「ザコ敵うっぜええええ!」
チキンな魔王は、城の最上階で引きこもっている。十階分のトラップを五分でクリアしないと、百人の勇者は強制的に城の外にぽいぽいされてしまう。
困り果
てた俺達が考えた、ある秘策とは。
※この小説は、エブリスタ、カクヨムにも投稿されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 21:00:00
1526文字
会話率:46%
「海、行きませんか?」
クラスメイトの式守さんは、僕と一緒に勉強しているときにいった。
才色兼備な式守さんに、僕はひそかに思いを寄せていた。とあるきっかけから、僕は式守さんと一緒に勉強するようになっていた。
「海なんていって大丈夫
なのかい?」
彼女は病弱で、いつもタクシーで帰っている。そのタクシーで、一緒に海にいこうということだった。
「十五分くらいにするからいいじゃない。タクシーでいけば、体に負担をかけなくていいし。ねえ、いこうよ」
夕方。タクシーで海までいく。砂浜に腰を下ろすと、式守さんは語り始める。
「私の日常は変わらない。変わっていく翔太郎君を見るのは楽しかった」
「それはどうも」
「私、これからもずーっと、翔太郎君が変わっていく様子、見てみたいな」
「……え?」
これって告白じゃないのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 20:20:16
4042文字
会話率:63%
中学校でいじめられる主人公。仕返しも出来ずに毎日静観しているような彼が、下校中に偶然女子小学生を見つける。雨で水位が上がった川を除く小学生。自分の手は、意志に反して突き落とすような形で伸びていって…………。
最終更新:2022-02-21 15:47:57
2039文字
会話率:10%
浮気して逃げた彼女からの電話。怒りや悔恨を胸に、言いつけられたカフェへ向かう主人公。愛情や信頼、憤怒と哀楽が交錯する短編。
最終更新:2022-02-14 16:17:40
3043文字
会話率:40%
ピアノの才能を生まれ持った弟。嫉妬や憎しみ、兄弟愛で揺れる兄は、憂鬱とした生活を送る。やがて自殺の事で苦悩し始め……
最終更新:2022-02-02 16:44:18
5981文字
会話率:24%
五分で朗読シリーズ。
幼い頃のお話。
最終更新:2022-01-28 22:04:35
1076文字
会話率:25%
自分で朗読する用に作っている五分シリーズの一つです。
一つの世界の様々なキャラクターを主軸に何作か作っています。
最終更新:2021-12-31 02:16:51
1268文字
会話率:30%