高校生となった佐野湊だったが、目付きの悪さやツンツンとした髪質から周囲の生徒に恐れられてしまい、入学してからというものクラスのみんなに馴染めなかった。
ぼっちの生活は想像以上に辛く、入学から一ヶ月程で耐えられなくなり、保健室登校を始める
こととなった。
保健室登校にも段々と慣れてきたある日。いつもお世話になっている保健室の先生から、今日から保健室ではなく屋上に登校することを勧められた。
言われた通りに屋上へと足を踏み入れてみると、そこには大きなテントが張ってあり、その横には延々と空を眺める銀髪美少女が座っていた。
同じ制服を着ているのに、風になびく銀髪やそこから覗く綺麗な横顔に目を奪われる。どうやって話し掛けようかと思いながらも、銀髪美少女に空を見ていた理由を問いかけてみると、無表情ながらも整った顔をこちらへと向けて口を開いた。
「空は同じ形を作らないから、ずっと見てても飽きない」
その瞬間から、俺の灰色だと思っていた高校生活に色がついた。
※このお話は最初の十話まで一日二話ずつ公開する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 19:14:15
324252文字
会話率:57%
サウロは、テントを販売を生業としている。
かわいい子猫のミケランジェロが、その横で喉を鳴らす。
星降る夜に、ミケランジェロが、空へ舞う。
そして、サウロに降りかかる災いとは?
最終更新:2022-01-13 23:32:07
1240文字
会話率:0%
初めての夜勤警備を終えて俺が飛び乗った電車は、なんと女性専用車両であった。気まずさと息苦しさに次の停車駅まで堪えていると、隣の女性の肩で悠々とバージニアスリムの煙を燻らせるテントウムシ、ナナの姿が。俺は一発でナナに心を奪われてしまうが、そん
な俺の気持ちを無視し、ナナは鼻の穴から俺の体内へと侵入する。とある目的を達成する為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:56:40
7408文字
会話率:8%
嵌められたのか否かも誰にかも、スマホ頼りに雪山登山の危険も知らず、組織犯罪の重要参考人を追った本意も知れず、見付けて迎えるものは何なのか……
キーワードを語らずして想起させる事に、決起する男達を渋めのストーリーに綴りました。
最終更新:2021-12-17 02:14:03
1000文字
会話率:21%
些細な事から村を追い出されることになったカン。
チートを授かろうと当てもなくさまよう。
道中二人の仲間と出会う。
神が住まいし地、神々の森を目指し三人は旅を開始する。
少女プラスティ―の不気味な予言。
果たして村は世界はどうなってしまうのか
?
物語は予想外の展開へ。
旅自体はお気楽そのもの。
ハプニング続出。
登山にキャンプ&テント。
露天風呂で一息。
ちょっぴり嫉妬深いヒロインと村で帰りを待つ優しき幼馴染。
カンはどちらを選択するのか?
どちらの愛が勝つのか?
手紙も忘れずに。
回収あり?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 18:00:00
100875文字
会話率:0%
事故でほとんど視力を失ってしまった令嬢、ルーシア・アルテントは両親からの愛も失ったことに気付いた。
いや、そこに愛は初めからなかったのだ、と。
そうして、彼女はまたある日、事故に遭ってしまうが――それが出会いでもあった。
最終更新:2021-11-23 14:30:09
4340文字
会話率:42%
紀行ライターの荒祭は怪奇な伝承がある山の情報を得て、長野県に向かう。
不穏な空気を感じながらも山を登り、テントの中で夜を迎える事に。
やがて辺りの様子に変化が生じ始め……
目覚めると布団に寝かされていた。
記憶を失った彼の前には医者と名
乗る怪しい老人。
自分の名前も目的も見失い戸惑う彼に「先ず名前を思い出す事」と諭す。
徐々に名前以外に関心を持たないようになっていく。
怖いかもしれないし怖くないかもしれない。
そう、怖くないかもしれない。
でも、人は日々……生き……
気の持ちようで見える物は違う。
※本作の一部または全部を作者の許可なしに引用、転載することを禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 15:38:16
22739文字
会話率:11%
「月」 …「月界」のあらゆる事象を司る球状の天体。沈まず常に浮かぶ、「月界」の中心。
「月界」 …舞台となる世界そのもの。「月」を中心として成立している宇宙系統。
「月下六星」 …「月」の恩恵を最も強く受ける、「月界」において主要とされる六
つの陸地。
かつて月界を守るため、宇宙から飛来した侵略者と戦った者たちがいた。
その中の一人、殺陣脇 花 (たてわき はな)。
彼女も今では、月下六星のひとつに住むシングルマザー。
隠された過去を語ることなく、愛娘の楓(かえで)と共に平凡で幸せな毎日を送る。
不穏なニュースも流れ始めるが、花は決して正義の味方やヒーローではない。
あくまで最優先は娘の安全、笑顔、そして学校行事。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 04:40:05
1252文字
会話率:24%
ある日、樹は残業続きでヘロヘロになりながら人通りの少ない真夜中の大通りを歩いていると、足元が突然光だし訳も分からないうちに真っ白な空間にへたりこんでいた。
「ここは何処…」
「ここは世界と世界の狭間じゃよ」
樹のつぶやきに答えた声の方を
振り向くと、そこには真っ白な髭をたくわえた老人と、やけにお色気ムンムンの女性が居た。
なんだか知らないけど、異世界に召喚されてしまったらしい主人公、山野 樹(やまの いつき)
とりあえず安全な所に引きこもって、憧れのテントでゴロゴロしたい。ただそれだけの為に、異世界で生活を始める。
どんな物語になるか、作者もわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 20:20:12
191281文字
会話率:47%
お一人様満喫中!なつもりの私の日常と非日常を描く。
車を買って新しい挑戦をして、失敗もして。
自由と孤独。
責任と身軽さ。
笑って、泣いて生きていく。
最終更新:2021-07-28 21:41:08
5219文字
会話率:51%
バイトの帰り道で、俺は突然異世界に召喚された。召喚者はシルビナ・ステントと名乗る白髪の美女で、俺の妹らしい。
いや、妹はいるけどそんなナイスバディじゃないですよ?
勇者召喚? 魔王討伐? 話を聞くかぎり、この世界の連中はクソだな。
俺の妹が
七代目勇者? 人類の裏切り? 妹の救出に協力ねぇ。
ってことで、今度は妹を救おうと思います。あれ? 妹……多くない? 俺の妹は一人なんですけど……
※前作『俺が君を何度でも』の続き物です。前作との関連性は登場人物、及び主人公の特殊性くらいで、ストーリーには関わりないので、読まなくても(多分)大丈夫です。
長いので【幼馴染みの彼女がいるのに異世界に召喚されて妹ハーレムができました〜血の繋がりはないのに実妹ってどういうこと?〜】からタイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 12:00:00
244955文字
会話率:32%
キャンプ地で深夜に遭遇、体験した話。
他人のテントの中を覗くのはマナー違反だと思います!(漏らしながら力説)
最終更新:2021-04-16 03:00:00
1418文字
会話率:33%
小学1年生が椅子でモンスターと戦い、椅子で暮らし、椅子で移動する。椅子テントは最強の防御! 防災頭巾の床も完備! 椅子トイレと椅子風呂も至れり尽くせり……だけど電源と排水がどうなってるかは全く謎!!
「待って!? 学校の椅子ってこんな使い方
するもんだったっけ!?」
「椅子は投げる物」と幼稚園時代から擦り込まれている子供たちがモンスターを倒せば、ドロップする黄色いコンテナには、お弁当から毛布まで必要な物が詰め込まれていて。
「何このシステム! 至れり尽くせりで気持ち悪っ!!」
担任教師は理不尽と不条理に今日も頭を悩ませる……。
新白梅小学校1年1組の児童34人と担任の茂木美佳子は、遠足の途中で気がついたら異世界にいた――。
襲い来るモンスター。密かに撃退実績のある子供たち。
「椅子があればいいのに!!」――そう誰かが叫んだとき、その手には椅子が現れていた。
児童の発想に頭ぐらんぐらんしながら、ひとりだけ「椅子召喚」できないみかこ先生は、今日もひとり理不尽と戦い、モンスターから子供を守るために指揮を執る。
子供たちが異世界に召喚された理由は何なのか。元の世界に無事帰ることが出来るのか。……考え始めると担任教師は胃痛が治まらない。
この小説は他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 20:23:07
179804文字
会話率:40%
時は七月。文化系登山サークル、山岳友の会では、日本アルプスの一つ、白馬岳に登るのが恒例。
というわけで、午後三時頃、テント設営を開始した立山岳斗とその他サークル仲間。
なのだが、不注意な事で定評がある後輩女子な木曽奥穂が、寝袋を忘れて
しまった。
夏とは言え、高度3000m級の山。寝袋無しで寝るなどありえない。
サークル一同、頭を悩ませていたのだが、岳斗は寝心地のいい大型寝袋を持っていた。
微妙に気まずい雰囲気の中、岳斗と奥穂は同じ寝袋で一夜を過ごす羽目になるのだが……。
同衾なのに、ちっとも甘酸っぱくない(?)ラブコメをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 22:44:26
4432文字
会話率:46%
塾に行くのが嫌で嫌でしょうがないサトルはある日塾の最寄り駅の手前で降りてしまう。駅の外は森の中で耳慣れない鳥の鳴き声が聞こえる。森の中を歩いていると小さなテントを見つけ、中から出てきた少女と目が合う。
最終更新:2021-02-02 19:00:00
647文字
会話率:29%
ねこ大好きでチョコ大好きな、もとフリーターの俺。
超イケメンな親友の計らいで、チョコレートファウンテントータルプロデュース会社の重役に就職、研究開発の日々を送っていた。
そんなある日、ついに夢の発明を成し遂げたのだが……?
最終更新:2021-01-24 12:31:03
1244文字
会話率:3%
カンダおじいさんは、日の当たる縁側で、ゆったりとしたいすに座って本を読むのが大好きです。ですが、老眼鏡をかけてじっくり本を読むので、ページはちっとも進みません。だからいつも本にテントウムシの絵が描かれたしおりをはさむのですが、このしおりがく
せものでした。カンダおじいさんが寝静まったころに、こっそり本から抜け出して、テントウムシになって遊びまわるのです。その日の夜も、遊びまわってつかれて戻ってきたテントウムシは、元のページへはさまろうとします。でも、いったいどこが元のページだったのか、わからなくなってしまい……。
はたしていたずらっ子のしおりは、元のページへ戻れるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 17:20:22
1475文字
会話率:38%
ナナホシテントウのナナは、七つの黒いはん点がじまんの、とてもかわいらしいテントウムシです。朝になると、いつも水辺で、水にうつった自分のはん点を見て、うっとりするのでした。ですが、ある日の朝、そのじまんのはん点が一つなくなっていたのです。驚い
たナナは、はん点を探しに出かけます。ナナのはん点は見つかるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 17:30:03
1869文字
会話率:61%
見世物小屋に来た少年は、少女たちに出会う。
最終更新:2020-12-22 17:00:00
807文字
会話率:53%
今日が、ボロアパート最後の日。そしてテント暮らしが待っている。
なろうラジオ大賞2応募作品です。
最終更新:2020-12-11 21:27:11
1000文字
会話率:4%
冬のキャンプへ遊びに行く途中、ベンチで寝ていた子に出会う。
最終更新:2020-10-09 00:14:21
1120文字
会話率:64%