近代の文化は、歌って踊れるアイドルの競争が荒れる戦国合戦。
生き残る為には印象を得るインパクト、そして人の心を掴む笑顔という日本の芸能界のシステム。
俺がこの会社に入って、耳にタコができる程言われた主旨のようなものだ。
売れる為には手
段を択ばないという風潮も些かニュース等で取り上げられている。
望まない仕事を引き受けるプロダクションも少なくはないだろう。
アイドルの気持ちなど最初から考慮していない、それ程の速さで消えては入りを繰り返している。
俺にも子供の頃、憧れてたアイドルはいた。
彼女は光輝くスポットライトの中で、一際目立つパフォーマンスと圧倒的な歌唱力で全世界を魅了していた。
彼女の作り出す世界は、人種や国の境界線を超えた『希望』というアイドル業界を活気立たせる先陣となったのは間違いないだろう。
大概のアイドルは売行きから芸能界を去る者が多いが、彼女はこれからという時期に忽然と姿を消した云わば偉人のようなものだった。
彼女に憧れてアイドル入りをする者も少なくはない。
俺がこの仕事を受けようと思ったきっかけもソレに相違はない。
アイドルにはなれないが、せめて支える側になりたいと願いココ”Altoプロダクション”通称、アルプロに入社した。
特に有名な芸能人がいるわけでもなく、入社して5年目になる今でも事務所と呼ぶには、狭い小屋のようなここにも慣れ始めてきた。
夏場はクーラーの代わりに扇風機(首が回らない)、冬場は暖房の代わりにストーブ(電気ではなく灯油型)といった現代社会では有り得ない程、旧式な物ばかりで仕事に集中出来ない日々などが続くのも毎年の事である。
そんなある日に渡された1枚のアンケート用紙。
アルプロ社員全員に渡されたアンケートには、会社への存続や売れるアイドルを作る為にはといった夢も希望もない不安の紙に社員同士、顔を合わせては苦笑いする姿が見受けられる。
俺も社員として素直な回答を書き込んだが、この1枚の紙が今後の企業発展に繋がるとは誰も思わなかっただろう。
その日を境に俺、立花 樹《たちばな いつき》のアイドル育成の日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 17:42:34
93883文字
会話率:39%
平凡に青春を送るはずだった2人を襲う原因不明の人類滅亡
誰もいなくなった街で2人の新しい生活が始まる
最終更新:2017-03-07 23:46:39
1496文字
会話率:12%
異なる土地に暮らす、コウとセン。
届かない手紙。
工房で燃えていたストーブ。
2人で泳いだ森の池。
ニットウコの花の色。
ー 俺の名を、呼べよー
ー わたしのことば、聞いてよー
好きだと一言、伝えたかっただけなのに。
どれだけ言葉を重ね
たら、届くのか。
2人の往復書簡が、ここにある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 07:03:59
5083文字
会話率:2%
二十四歳の専業主婦、君島文香には二人の兄がいた。
一人は一つ上の年子の兄。康彦と言って、実家で家業を継いだ。
もう一人は、十ばかりも年の離れた、父文彦と前妻との間にできた子である貴文であった。
ある日、文香は母から電話を受け、このもう一人の
兄、貴文が亡くなったという訃報に驚くが……。
※この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/)」さんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 23:01:39
23693文字
会話率:30%
登山客が遭難して雪女の住んでいる山奥の雪山に迷い込んだ。その時口ずさんだ一言が「無事に帰れたら暖かいストーブの前でアイスを食べるんだ」宣言。アイスという食べ物に興味を持った雪女は神様の元へ行き転生を希望する。過保護な神様と人間に転生した雪女
のアイスを求める冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 07:38:56
8734文字
会話率:76%
冬晴れの日、海辺にドライブ。吹き荒れる海風を浴びて思い出したのは、出ていった彼、古い海辺のアパート、石油ストーブの臭い。2月の散文詩です。
最終更新:2016-02-03 04:29:19
605文字
会話率:100%
昔は雪国なら珍しくもなかった『石炭ストーブ』。
今となってはあの部屋の暑さが懐かしい。
冬が来る度に、あかあかと燃える石炭の炎を思い出す。
最終更新:2016-01-24 14:42:11
1359文字
会話率:0%
この物語は、妹の人生相談を受けることもない、幼馴染(男の娘)とのBL物語でもない。ましてはツンデレ女友達とイチャイチャする物語でもない。
一言で「オブラート」にいうならば
「妹とのアツアツイチャイチャリア充ストーリ」
である。
アツアツ
= ドロドロ
イチャイチャ = 監禁
リア充 = リア充(嘘)
と置き換えてくれれば結構。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-09 22:02:37
4572文字
会話率:40%
冬のある寒い日、時代遅れのストーブに火を灯した男は、その『フラスコ』の中の小人にそっと語りかける。
温かい紅茶でも飲まれながら、ゆっくりどうぞ。
最終更新:2015-11-01 00:52:52
2496文字
会話率:22%
窓の外。
雪を眺めて。
炬燵でアイス。
隣の部屋に、ストーブがある。
その恩恵に、あずかっている。
感謝することもなく。
だから、あいすくりーむ。
最終更新:2015-04-09 19:00:00
259文字
会話率:0%
ある寒い日、ぼくはストーブに話しかける。すると不思議なことにストーブもぼくに返事をしてくる…もっともっとお話したいぼくの物語
最終更新:2015-01-18 12:50:54
950文字
会話率:34%
気候が随分と暖かくなり、愛着の湧いた安物石油ストーブを灯すことがなくなると、季節感などに疎い私でも「なるほど、これが春という奴なのか」と気付くものだ。
最終更新:2014-12-17 17:11:58
2017文字
会話率:31%
悪魔の居候と俺のほのぼの日常。
***
執筆期間:2014/02/16~2014/02/16
最近歯ブラシから湯気が立つし冷蔵庫は不調だしストーブもぶっ壊れたので書きたくなった話。
たぶん続きません。
最終更新:2014-02-16 22:04:41
2057文字
会話率:33%
「可愛いストーブの時間」の続編です。 新キャラのケイト・リンのエピソードがメインになる予定です。ケイトが物語に参入することで、真理や御影や他の科学部員たちの運命が変わっていきます。 余談ですが、作者はゴルフをまったくやりません。
最終更新:2013-09-17 15:56:22
416文字
会話率:0%
タイムマシンの話です。 読む人が楽しめるように最大限の努力をしたつもりです。 ほんの少しでもいいです。 「楽しめた」と感じていただけたなら、作者は幸せです。 〔備考〕第1回講談社ラノベチャレンジカップ最終選考作品(受賞ならず)
最終更新:2012-11-11 09:38:32
1568文字
会話率:0%
『ストーブの中にはね……』
様々なモノを失ってしまった少女の、心の奥底に眠っていたあたたかな記憶の物語。
最終更新:2013-01-22 22:24:42
1235文字
会話率:28%
今年も、各地で雪を観測する等、冷え込んでまいりました。
最終更新:2012-12-01 18:56:40
224文字
会話率:0%
30XX年、日本には2000年の時のような大自然や青い海は無い一面の雪に覆われていた時代、雪のせいで電気が使えなくなり、毛布や布団で寒さを凌いでいた時、ある男が言った。
その言葉で人々は一斉にそれを求めて冒険へ出発していった。
※ 連載し
て欲しいという意見があれば連載します……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-05 17:48:27
332文字
会話率:8%
妹はとても可愛くて、幼馴染のあいつが好きだった。私は自分に自信が無くて、幼馴染のあいつが好きだった。
誰かが傷つかずにはいられない状況に、私はただ翻弄される。周囲に助けられ、そして、少しずつ前へ進む。私たちの想いは何処で重なるのかな。
三
題、「竹」「文藝部」「ストーブ」から生まれた作品です。三題噺と呼ぶにはあまり題に触れて無いような気もします。少しばかり、お時間頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-04 22:42:09
10915文字
会話率:54%
ほのぼのとした日常の一こまです。おいも焼くのなんてラクショーだよ♪
最終更新:2010-12-23 02:04:06
200文字
会話率:34%
仲良し女子中学生二人組の、なんでもない日常。
最終更新:2010-12-17 21:14:01
1157文字
会話率:33%