本小説は、これまで発刊してきた邪馬台国の道標シリーズを総括する最終編で、日本本土のみならず琉球や海外の古代史の真相に迫ると共に、現代が抱える地球温暖化問題の救世主としての再生可能エネルギーへの転換をも象徴的に描いた物語である。地球温暖化を救
い、津波被害を軽減するという、先人の知恵として伝わるマングローブに魅せられ、東京から沖縄に移住した考古学専攻の歴史学者である大海は、琉球大学の門を叩き、大学の助教として学生に日本と沖縄の歴史を教える傍ら、古代日本の真の歴史を解き明かし、古代イスラエルから営々と連なるアジアと日本及び琉球に刻まれた歴史の痕跡とその十字架に課せられた先人たちの尊い犠牲に想いを馳せ、マングローブ植林ボランティアで知り合った大輔と協力しながら、日本列島および世界の温暖化防止対策として大いなる未来の苗を根付かせて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 16:21:23
34897文字
会話率:48%
アンドウレイは、あることをきっかけに高層ビルから飛び降り自殺を図ろうとする。そこに現れたのは謎のシルクハットの男だった――。
自殺志願者が魔法世界に転生し、生きる意味を模索する物語。
最終更新:2021-04-17 22:38:48
1397文字
会話率:26%
モーゼに率いられて出エジプトを果たしたユダヤ人の大半はバアル教の信者であった。一方のモーゼ達の支配層はヤハウエ信仰であった。
出エジプト後、ユダヤ人は他国を侵略して国家としての形を成していく。その最盛期がソロモンの時代である。その後バビ
ロンのネブカドネザルによって滅ぼされる。
ユダヤ民族は12支族に分けられる。その内の2支族のヤハウエ信仰者だけが歴史上に名を残す。残りのバアル教徒の10支族が歴史上から姿を消す。彼らはシルクロードを通り、インドー中国ー蒙古ー朝鮮半島を経て日本へとやってくる。
バアル教=牛の神=牛頭天王=スサノオを指導者として日本の出雲に定着する。その後九州全土を制圧する。近畿地方の大和の征服はスサノオの子供のニギハヤヒによって達成される。
ここまで調べた時、坂本は20年前に知り合った向井純に連れられて三重県明和町のアラタマ教団で禊をする事になる。その後、向井の会社の同僚の寺島に連れられて、伊勢外宮の近くのみちのく教団に案内される。伊勢に通う日が多くなる。みちのく教団は科学的に霊能開発を志す修行方法を開発して、信者にすすめている。
出雲にやってきたスサノオは九州を征圧して宮崎県の日向の女王ヒミコ(天照大神のモデル)を支配下に置いて彼女との間に3人の子供を設ける。
一方、ナガスネヒコの協力を得て大和を征服したニギハヤヒは死後、大神神社に祀られる。
出雲のスサノオの養子になった大国主は日向の地にも足を運び、ヒミコとスサノオの間に生まれた女の子との間に事代主を設ける。大国主亡き後この事代主が出雲の後継者となる。そしてニギハヤ亡き後ヒミコ女王の孫のイワレヒコが初代の神武天皇となって、大和の支配権を握ることになる。
平成9年6月下旬、坂本太一郎は向井、寺島と共にみちのく教団の門をくぐる。彼はみちのく教団の教祖佐久田龍一が紫水晶の秘密を知っていると察していた。
坂本は佐久田教祖と対面した後、向井、寺島と別れて明和町にある岸田洋の実家に急いでいた。彼はここ3ヵ月程前から明和町の実家にに還ったまま、常滑の磯部土建に帰っていないのだった。仕事の打ち合わせもあり、岸田に会おうと道を急いでいた。その坂本の車の後を追う様に1台の車が追走していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 11:59:59
62282文字
会話率:12%
怪しい探偵と魔法使いの奇妙な友情物語
最終更新:2021-02-11 16:01:15
1408文字
会話率:24%
校則で禁止されているバイトがバレ、幼馴染みで同じクラスの美雪が家へと押し掛けていた。クイズ愛好会会長である美雪は頭に例のシルクハットをかぶり、おもむろに僕にクイズを出題してきたのだが、その問題は滅茶苦茶で、しかも正解すると服を一枚脱ぐという
素敵仕様だった──!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 05:08:54
3092文字
会話率:69%
ある夜中、日課の散歩中に出会ったシルクハットのキツネが私に話しかけてきた。これは夢なのか、はたまた現実なのか。
最終更新:2021-01-17 18:46:11
3000文字
会話率:23%
勇者と相討ちになったものの死に損なった男は、あてもなく街を歩いていた。
「ーーーーお久しぶりですね」
そんな男の前に、再びシルクハットの男が現れてーー。
最終更新:2021-01-07 02:37:09
5113文字
会話率:33%
魔界歴4218年、某日。
その日、世界の中心である無人島にて、勇者と魔王の戦いが人知れず幕を閉じる。
それから100年後、魔界の王都近郊に新設された魔王学園には転生した元勇者――シルク・スカーレットの姿があった。
かつて死闘を繰り広げた
魔王から直々に依頼され、魔王学園の医療スタッフとして働くことになったシルクは、己の目的を果たすために動き出す。
そして、魔王学園の第一期生を選定する入学試験の日。
シルクは二人の少女と運命の出会いを果たした。
☆この作品は「ノベルバ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 23:45:14
120091文字
会話率:35%
『アナの永久聖騎士伝説』 著作者 メブディ(pen name) ::出版 アナ帝国文化構成会::
世界最大領地を持つ正義のアナ帝国は悪しき隣国レナと永きに渡り、奪われた不老長寿の聖水アーク奪還のための戦いを繰り返していた!
ある日
、アナ帝国の小さな港町に、この星ではじめて赤い髪の女が生まれた…その赤い髪の女は後に、レナ国の奸臣魔女ミスティと共謀し、魔術兵器『雷神』を操り、この星の完全破壊を企む『邪悪な女スフィア』を討ち破って、世界を救い『アナの赤い髪』と呼ばれる黒いシルクで美しい顔を隠すスーパーヒロインのメロディ!
遥か彼方まで語り継がれていく! ハッピーエンドで友愛に満ちた『アナの永久聖騎士伝説』はいま始る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 09:20:31
256271文字
会話率:52%
「約束を果たしに来た」流浪の男はそう言って城壁都市に入った。四半世紀前の約束を果たすため、長く過酷な砂漠交易路を旅してきたアルマムベトの物語。
「貴種流離譚」に属する空想歴史浪漫、救国英雄譚のヒロイックファンタジー。
西暦4~7世紀あ
たりの蚕道(シルクロード)がモチーフ。交易都市ヌアコットを舞台に、経歴不詳8m級の古びた機体(ロボット)を操る主人公の行動を通し、隊商路全てに関わる騒乱を描きます。
主人公を目撃する者たち、係り合った者たちからの視点で語られる物語で、関わる者たちは、盗賊・門番・機体乗り・街娘・整備士見習いの少年・騎士・女神官など。
ダンバインとか、聖刻1092とか、覇王体系リューナイトとか、エスカフローネとか、ゾイドジェネシスとか、ブレイクブレイド等の世界観が好きな人に――好かれるお話になったら良いなぁ。
前作「~戦乱の古代魔術世界で人型兵器のパイロットになった場合~」とテクノロジーと歴史的な繋がりはありますが、前作をお読みにならなくても完全に理解できる物語として描いています。前作は古墳時代前の西暦1世紀前後の技術レベルをモチーフにしていました。それから300~600年後、別の土地を舞台にしています。
前作では発掘品として活用されていました機体ですが、今作では「製作」も可能になっている時代です(非常に閉じられた技術ですが)。前作では描けなかった機体のディテール、より詳しい内部機構、派生機種、集団戦なども描く予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 00:06:29
179019文字
会話率:19%
魔法使いになりたかった。小説家になりたかった。
どちらも叶えられずに死んでしまった「私」が転生したのは、小説も魔法もない世界!?
それでも夢を叶えちゃう!ついでに家族と再会するため、シルクロスは今日も魔法を執筆します!
最終更新:2020-07-15 05:45:57
77151文字
会話率:34%
青銅器時代に交易で繁栄したミノア人は、地中海東部のクレタ島が住みにくくなり、そこを離れて流浪の旅に出ました。海のシルクロードを逆方向に進み、ついに東アジアに至りました。中国には殷の時代に到達して線文字Aを伝え、漢字の発達にも影響が及びました
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 13:51:16
2327文字
会話率:0%
「CHITKU・CHETKI」
むかしむかし、あるところにおひめさまがおりました。
おひめさまはとてもあいらしく、くるくるとまかれたくりいろのかみはうつくしく。
はだはシルクのようにすべすべとしていて、はっぱのようにすんだみどりのひとみ
はできれば、ほうせきばこにしまっておきたいような
それは
それは
きれいなおめめでした。
おひめさまのおへやはとてもふかふかしたじゅうたんがひいてありました。
ふむのがもったいないくらいのまっかできれいなじゅうたんでした。
それだけではありません。
おんなのこならいちどはゆめみるてんがいつきのベッド
ビーナスがほほえんでいるちょうこくのかがみ
いろんなほうせきやリボンがついたドレスがなんびゃくちゃくもしまってあるクローゼット。おひめさまがほしいものはなんだっててにはいりました。
めずらしいとりのはね
がいこくからとりよせたこうすい
まちでみかけたおんなのこがもっていたおかし
おひめさまはとてもあいらしく、そしてまたとてもあいされて、たのしいまいにちをくらしておりました。
おひめさまにはうまれたときからじいやがおりました。
おかあさんのじょうおうさま
おとうさんのおうさま
ふたりはとてもいそがしかったので、じいやがおひめさまのおせわをしていたのです。
ーーーーーーー
※平仮名で、に声に出して読む童話。
少しダークファンタジーです。孤独なお姫様がじいやに聞いた空想の怪物に心奪われる話です。
大人の童話を目指しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:49:10
10468文字
会話率:19%
紀元前104年、長安の遊民であった李広利は突如大宛攻略の命を皇帝から受けた。大宛とは西域の果てにある未知の国。そこにたどり着くまでには天まで届く山脈、さまよえる湖、広大な砂漠、果てしない草原……さまざまな障害が彼の前に立ちふさがる。そこに
生きる人々との出会いは希望に満ちたものか、それとも幻滅か。
現在ではシルクロードと呼ばれる回廊を右往左往し、将軍として勝利を義務づけられた男の人生と、西域の神秘を描いた歴史ロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 22:44:03
207254文字
会話率:52%
究極の方向音痴が災いして、スカーレットは奇妙な森に迷い込んでいた。
そこは仄暗く、生暖かく、湿っぽい風が絶えず吹いている。
これまでの世界とは根本から違うようだった。
土に根を張れなかったのか、根を剥き出しにした花が前を横切った。
そこ
の低い枝では、片翼しかない番の鳥が抱き合って飛ぶ練習をしているが、毎回墜落している。
そこへ胡散臭い猫がやってきた。
「おい、そこの赤髪、罪の象徴。
どうやってここに来た?」
彼女はそれが一番分からなくて困っている。
猫は着いて来いと合図しているが、何者かに引き止められた。
「そっちは、奥まで続いてて更なるカオスです」
彼女を引き止めた少年だ。
手足が折れそうな程に細い。
「カオスへ行けばもう帰れないですよ」
「私は帰れるのかしら?」
少年はタキシードにシルクハットという出で立ちで、どうしてそんな礼装を着込んでいるのかが気になるが、その疑問は後回しにする事にした。
「うん、僕と一緒なら」
いいかな?
と俯き加減で自信がなさそうに言う。
「そう」
スカーレットは踵を返し、来た道を戻ろうとしている。
「勝手にすれば」
少年はパッと明るい笑顔を灯してスカーレットの隣を歩く。
「道案内してくれない?方向音痴なの」
「知ってる。全然違う方向に向かってるよ」
「…そう」
この奇妙な森を抜けて、その先にはスカーレットが生きる世界が広がっていた。
朝日に透けた彼女の髪は、より一層鮮やかに輝いた。
色褪せた森で生きてきた少年にとって、衝撃の色彩だった。
「名前、教えて」
「…スカーレット。あんたは?」
「僕に名前はないんだ。
ずっと昔あったかも知れないけど、忘れた」
「ふーん、変なやつね」
「この世界には、あなたの赤い髪より美しいものはある?」
「もちろん、たくさん、ね」
スカーレットは笑った。
逆光を受けたその姿は、女神と見紛う程で、少年はスカーレットに神秘を見た。
これが、世界を慈しむ旅に出た2人が織り成す、冒険譚の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 14:47:55
15696文字
会話率:25%
全身を悪趣味な金色のスーツとシルクハットで身を包む彼は、世界各国の魔宝石を盗む大泥棒。
名前は“怪盗サーチ”として知られている。
様々な魔法と魔法道具を使い熟し、盗みを働く彼は、今日もどこかで宝石を探す。
表では天才ナルシスト魔法使
いとして、裏では怪盗サーチとして生きる彼の、執念と夢の物語。
2020/01/22 タイトルを付け加えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 21:00:29
211875文字
会話率:41%
妙見という神の本宮・千葉神社がある千葉市へ、3・11大津波被災地の岩手県陸前高田市から、家族を失った少年が避難し、転校してきた。彼の名は千葉航(ワタル)。先祖の地へひとり戻ったのである。
転校当初、ワタルは組体操で失敗し、いじめられる。大
地震の恐怖体験が彼のトラウマになっていた。そのトラウマを、彼は故郷の祭り「梯子虎舞」を思い出し、その曲乗りに挑戦して克服していく。
トラウマが消えるとともに、ワタルに潜む不思議な超能力が顕れる。それは「ミョーケン」という魔法であった。
大津波の夜、ワタルは満天の星空を見上げて過ごし、命が救われた。そのとき彼は恐竜の星座を発見。ティラノサウルスの眼となってきらめく星――北極星。その光の照射を受けて、彼は「ミョーケン」の魔法を体得。
北極星の化身である妙見を守護神と崇めて関東を支配した騎馬武士団の千葉一族。その千葉一族とは何者か。源頼朝の鎌倉幕府樹立を支援し、東北、九州へ 勢力を拡げたが、戦国時代に亡び、消えた。
千葉に来て自分のルーツを知ったワタルは、妙見と千葉一族の謎と秘密を解明していく。
千葉一族による妙見信仰の始祖は平安中期の「将門の乱」で知られる平将門である。将門は騎馬武者団を最初に組織した武将として、武士の元祖と見なされている。が、その騎馬武者とは何者たちだったのか?騎馬 はシルクロードからの渡来、武者もまたシルクロード渡来の馬子たち。彼らが京の都に隠れて密かに信仰する神が妙見であった。
そのDNAが流れるワタルは、運動会の組体操「人間ピラミッド」のてっぺんに立ち、稲妻の光から妙見が現れる天の気の魔法「ミョーケン」をやってのけ、市民を驚かせる。そして、「魔法少年」の伝説を千葉に残して、去る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 23:00:00
140511文字
会話率:49%
異世界に迷い込んだ少女 水波 美羽~みずなみ みう~は、魔物に襲われているところを一人の青年、シルクに助けられる。しかし、それは彼女の壮絶な冒険の始まりに過ぎなかった。
これは、異世界に迷い込んだ少女の、愛と悲しみの物語。
新しく、作
り直しました。
感想・評価お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 00:00:00
37182文字
会話率:47%
俺の名前はカルヴァス。前世は男子高校生だ。
そして転生した今はなんと5ちゃい!どこにでもいるフツーの男の子!...とはいかないんだよな、これが。だって俺の父上、魔王なんだもん。見た目は普通だぞ。髪はサラッサラのシルクのような金髪に、目は若葉
のようなエメラルド、そして肌は陶器のようにスベスベ。どうだ、普通だろ?え、普通じゃないって?うるさいな、俺の世界では普通なんだよ!
おっと、前置きはここまでだ。
ある日、魔王である父上に呼ばれた俺は、旅に出るよう命じられる。急かされるように王宮から旅だった俺は、おもちゃの剣と、最低限の食糧に水しか渡され無かった。夜になって寝るところもなく、途方に暮れたいた俺の耳に突如届いたのは甲高い悲鳴。俺はオモチャの剣を握り締め声の方へ走り出した...!
ちょっとウザい自惚れ系美少年(中身は高校生)が繰り広げる涙あり笑いありのどたばたファンタジーここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 17:45:16
258文字
会話率:59%
純日本人の蓮見照(はすみ てる)とローマ生まれのマリア・エスポジトは、奈良の大学に通う同期生。
2人とも、3度の飯より旅行が好きという旅バカな性格だが、国内旅行では最近マンネリになってきた事もあって、遂に海外旅行に踏み出す事になったのだ。
今回の旅は中国・シルクロード。上海から入国し、鉄道で5000キロを旅して新疆ウイグル自治区のウルムチを目指す、壮大な旅の始まりである!!!
・・・というのは、実のところ建前に過ぎない。2人の旅には、誰にも言えない秘密があった。わざわざシルクロードを辿って中国奥地を目指す真の目的は、”あるもの”を探す事にこそあったのだ。
時を同じくして、世界各地で過激な新興宗教「新生マニ教」が猛威を振るう中。その聖地とも言える場所を目指して、2人の数奇な旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 00:00:00
37726文字
会話率:53%