じっくり第三の聖典の背景を語っていく。
これで聖書や世の中のキリスト教等を勉強する事が出来る。
興味のある人向けの聖書解説。
最終更新:2021-08-07 09:11:25
1681文字
会話率:0%
蝉時雨の降りそそぐ真夏日の午後。
伸ばす手は届かなかった。
恋人・遥香(はるか)が飛び降りた瞬間のトラウマに苛み、救えなかった、と罪悪感に苦しむ淳一(じゅんいち)は、その記憶から、そして日本から、逃げ出した。
語学留学を口実に、英国の片
田舎ケンブリッジでの生活を始める淳一。
そこで出逢ったのは5つの国、7人若者たちだった。
敬虔なクリスチャンであるドイツ人兄弟、フェリックス(18)&マーティン(26)・コッフェ。
天真爛漫なクラスメイト、スイス人の美少女、カリン・ミューレ(20)。
同じくスイス出身でありながら、女性恐怖症のホームメイト、不細工ニック(23)。
トルコ出身で、情が厚く淳一の親友となるイスラムニスト、エンディ・クント(23)。
内気で心配性の、フィンランド出身のクラスメイト、アニカ・ルースカ(18)。
そして、もう一人の日本人留学生、クラスメイトとなる沢木亜衣子(25)。
彼らとの交流を通し、淳一は少しずつ心を再生させてゆく。
活力に溢れたカリンとフェリックスの際限のないケンカや、アニカの優しい気遣い、亜衣子の励まし。また、いつも傍にいて大きな包容力で包んでくれるエンディの存在。両足が麻痺し、神とともに生きるマーティンから突きつけられる日本の宗教観念に対する批判と、それに対する淳一の答え。赤面症のホームメイト・ニックのピュアな片想いと壮絶な恋の結末、そして別れ。
人間としての急速な成長を求められる中で、淳一はそっと遥香との記憶を紐解いてゆく。
それは春の風もまだ冷たい札幌の、とある大学のキャンパス。
その日、淳一(20)は幼馴染の遥香(18)と8年ぶりに再会した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 03:31:21
157623文字
会話率:33%
小説風旅行記。全24話で完結する。各話は長いものではないが、読者の皆様にはファンタジーの世界に足を踏み入れていただきたいので、写真をできる限り取り入れた。
先ずは大阪から香港に向かい、その後、やっとの思いでインドに辿り着き、陸地を鉄道
、長距離バスを利用してイスラム教の国々を通過、滞在し、最終目的地フランスのパリに凱旋。旅に5ヵ月を費やし、15ヶ国の訪問となった。
ゆく先々での出来事、ハプニングを面白おかしく、又は、真摯に綴っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 00:06:54
21404文字
会話率:16%
大学時代に書いたレポートです。「三つの指輪(=三つの宗教)」の物語とは、キリスト教が絶対視された当時のヨーロッパで展開された小話で、時代と共に興味深い変遷を遂げていきます。十字軍や宗教改革といった歴史的大事件を経て、人々の心はどう動き行くの
か……。
作者が連載中の戦記小説『狂え虹色☆舞踏会』でも、こうした宗教的対立に燃え、そして揺れ動く西洋世界をモデルにした話を扱っていくつもりです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 12:41:25
2438文字
会話率:0%
物語の開始は9世紀後半。主人公レオンは皇帝バシレイオスの命を受けてイスラム帝国からシリア奪還を命じられる。アラブー東ローマ戦争の真っ最中であり、小競り合いが続いていた。彼はヴェネツィア商人マルコから物資を買い、マルコが契約を破らないように
自分に同行を求める。マルコは通訳兼現地責任者という事でしぶしぶ同行に同意する。
レオン達ビザンツ帝国海軍は海戦でアッバース朝海軍を破ると海岸を見つけ上陸しようとするが、そこでアッバース朝軍の遊撃隊の猛攻を受ける。アッバース遊撃隊の右翼を担うアフマドの猛攻は凄まじく、全壊しかかる。レオン自身もアフマド本人に襲われ怪我を負う。しかしそこで大規模な砂嵐が発生し、アッバース軍は陣地に撤退する。
夜になるとアッバース軍の夜襲があり、レオンはまたしても猛将アフマドに襲われる。だがこのとき、収まっていた砂嵐が突如として盛り返し、砂嵐の中で磁場を失った空間が出来る。レオン、マルコ、アフマドの三人はこれに巻き込まれ、異世界へと転移してしまった。
三人が転移したのは農業を行う種族の村であった。言葉もわからない三人は肉体労働に従事するしかなく、3年の歳月を過ごす。だんだん言葉が話せるようになるがその過程でまず猛将アフマドがぶっ壊れてしまう。マルコは無責任で自堕落な生活に移り、自分達の生活の打開など考えもしなくなる。
レオンはぶっ壊れたアフマドとマルコを半ば強制的に連れ出し、この世界を見聞に出かける。レオンはこの世界の種族が全員同じ言語を使う事を知る。またあちこちから見つかる古代の遺跡はすべて同じ言語で書かれており、元いた世界でも作れないような超高度文明の跡を発見する。
※本作品は2016年からピクシブで連載していたファーリートライブの筆者本人による転載である。本来は縦書きである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 23:32:24
930175文字
会話率:57%
超宇宙的理論で全世界をあまつさえは【そのルールを変更する✨】という未曾有のこじつけにおいてあまねく手中に……"否ぁ"→『✨平和に✨』すると御宣("オン、ノタマ")う大朝鮮屁理屈王子ここに現る!・・・・
最終更新:2021-02-25 17:23:34
77757文字
会話率:13%
本能寺の新説!?
【プロローグ 斎藤利三】
明智光秀の家臣である斎藤利三は、一つの目的をもって羽柴秀吉に近付く。
利三により語られる本能寺の真相とは?
【第1章 山崎決戦前夜】
利三は、山崎の戦いの前夜を思い出していた。この戦いで光秀はあ
る作戦を練る。そして光秀の涙を見た。煕子が生きていれば、と。
【第2章 本能寺】
あの日、本能寺。悲劇へと繋がった背景とは?
信長は義昭を将軍としたが、幕府は過ちを繰り返し自滅した。信長は副将軍職を辞退し不干渉の方針も最後は方向転換を余儀なくされる。
そして、見落としていた事実に気付いた光秀は強い衝撃を受け、ある決断をするのであった。
【第3章 山崎決戦】
光秀の罠に嵌まる秀吉軍。だが、秀吉が抜擢した一人の若き将により光秀の作戦に齟齬が生じる。そして決戦は最後の山場へ。
【第4章 山崎決戦終戦】
想定外の光秀の奇襲に対し、秀吉の対応は常識はずれであった。二人の天才の戦いは遂に決着する。負けたとき、失敗したときこそ人の器量は試される。
【エピローグ 人の過ち】
致命的な過ちが明らかとなり、本能寺の謎は解けた。過ちを繰り返さぬために、そして悲劇の連鎖を絶つために光秀が残したものとは?
「五十五の夢」は、光秀の辞世句の一部である。
明智光秀が織田信長と共に戦い、共に散った13年半を、新たな視点から掘り下げた。
一般的に織田信長は変革者、破壊者とのイメージがあるが、事実を客観的、俯瞰的に見ればそのイメージは大きく異なることが分かる。
この時代、イスラム勢力が地中海貿易を独占し、その利権にからむことのできないスペインとポルトガルは起死回生を狙い大西洋航路を開拓、アフリカ大陸とアメリカ大陸で略奪の限りを尽くし、その矛先を日本を含むアジアへと向けている。
日本は、戦国時代という激しい競争社会にあった。これは著しい経済成長をもたらす。競争は一部の勝者と富む者を生んだが、その裏側は戦いが生む多くの犠牲者と異常な格差であった。
信長と光秀が解決しなければならない課題はとてつもなく多く、否応なしにその渦に飲み込まれやがて悲劇へと繋がる。歴史の事実が映し出しすものは、彼らが目指す道に悩み、迷い、もがき苦しむ、人間そのものの姿である。
これはコロナ渦に生きる私達に、きっと何かを教えてくれると思っている。
(カクヨムでも一部掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 15:06:26
46212文字
会話率:22%
ある夏の日に関谷弘純は〝主〟と電話をしていた。
その内容は秋に行われる、野球国際大会で駐日アメリカ大使、ジョセフ・ダグモンドを爆弾で暗殺するというものだった。
関谷はイスラム国、通称、ISに忠誠を誓っていたのだった。
一方、それから
数か月後、石川県の金沢港では海外のマフィアの麻薬密輸を感知した警視庁公安部外事四課が警備部の特殊部隊であるSATを引き連れて、マフィアの制圧作戦を行おうとしていた。
そこにはSATを指揮する警備一課長から非難の目線を浴びる、小早川彩音警部がいた。
最速ペースで昇進を続ける、型破りの常識外れな悪漢女性警部が日本を揺るがす、テロ事件に挑む、警察小説の短編一話が開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 23:00:00
13596文字
会話率:42%
流血なき平和は存在しない。平和な世界を求める先に待ち受けるのは天国か、それとも地獄か……
【現在、1話/2週間のペースで更新中】
(更新ゆっくりめです、ブクマして気長に待ってくれたら嬉しい…)
【第1章】
主人公フラートは現代日本から転生
した元・天才高校生。学校へ行く途中に交通事故に遭い、妹を庇って轢かれる。
そこで記憶が途切れ、目がさめると天界にいた。
そこにいた女神エリスのお願いで、彼が降り立ったのは王家の陰謀渦巻くローテン王国。
血なまぐさい噂に、苛政を敷く国王。
王国の平和のためにローテン王国の王家を討伐せよ!!!オペレーションスター(と、その前に……)
【第2章】
coming soon
▼▼▼▼▼▼▼▼
平和は血を流さないと手に入れられないのだろうか?
ガンジーは言った。握り拳とは握手できない。と。
非暴力でも相手が攻撃してくる限りは平和なんて望めないのだろうか……
昨今、米中貿易戦争、イスラム教などのジハード(テロ)、独裁国家、領土侵犯、ナショナリズムの高揚、様々な平和を脅かす自体が起きている。
歴史は繰り返すと言うが、コロナ禍での経済不況も含め第二次世界大戦前の状況にそっくりである。
平和な世界を作りたい!!!
しかしそこで疑問が生まれる。
平和ってなんだ?どうやって作るんだ?ゴールはどこだ……
フラートは異世界の救世主なのだろうか?それとも……
1話5分で読了できるように作ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 18:22:39
38012文字
会話率:22%
そう遠くない近未来
東アジアにおける軍事情勢は激化していた。
20世紀末、ソ連崩壊後に朝鮮半島に誕生した統一国家「高麗連邦」は過激な民族主義を燃え上がらせ、日本に対して軍事衝突の危機を高まらせていた。
日本においても高麗連邦やイスラム
系国際テログループの台頭など、激化する国際情勢に対応するために、21世紀に入ってまもなく憲法9条を改正し、これまでの自衛隊を「日本国防衛軍」という名の国軍へと発展させた。
日本と高麗連邦、両者の間には対馬周辺の領有権を巡る、根深い外交上の対立が続いていた。
そして平成から令和へと年号が新しく変わった時、高麗連邦はこれまで日本に対して研ぎ澄ませていた牙をむく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 15:17:10
15980文字
会話率:40%
21世紀を終える頃。世界的に広がる人口の減少傾向と、紛争の局地化などにより、戦争の形は変化を遂げていった。一人一人のパフォーマンス向上のためのパワードスーツの開発や、自立式AIによる部隊統制など、大国はこぞってその開発を急いでいた。
クラ
ウスが率いる部隊は、そんな自立式AIケースのサンプル部隊として平和維持活動を続けている。
彼の行動パフォーマンスを学んだ自立型AIを搭載した無人装甲騎兵部隊だ。
そんなある日、やけに不快な夢から覚めたクラウスは、そのきっかけになった幼少の頃の忌まわしい記憶が蘇ってくる。
それと同じくして、部隊のAIたちに変化が現れ始めた。
人の意識のありかにスポットを当てたSF短編小説
この作品はアメブロ、noteに掲載されております。
アメブロ https://ameblo.jp/yappo777
note https://note.com/kokihosoy69折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 11:35:29
31320文字
会話率:29%
1981年イラン・イラク戦争のさ中、イランのイスラム政権が人質だった米国大使館員を解放。日米欧の対イラン経済制裁が解除され、同時に貿易が再開された。日本企業がこの機会を見逃すはずもなく、各社は大挙して出張員を派遣した。総合商社紅忠も全社で2
0名の営業マンをテヘランに派遣した。そのメンバーの一人で繊維担当の長嶋出張員はバザールで販売活動をしたが、期待に反して苦戦。巻き返しを図るべくオナキ公団の超大型入札案件に最後の望みを託した。だが、紅忠にはオナキと成約実績がない。今更取り組んでも成果を上げることが出来るのか。悩んだ末、実績があり本命の代理店イルロジ社にアポイントを申し込んだところ、意外にも提携の可能性が出てきた。問題はオナキ向けビジネスにつきものの『独特な取引慣行』だった。なんと契約金額の10%もの賄賂が必要だった。イルロジの強硬な主張に従い、長嶋は膨大な裏金作りを約束した。また、その過程で功を焦り、イルロジの最大の競争相手であるヤヒモナ社と両天秤に掛けてしまった。最終的に長嶋はヤヒモナ経由で受注に成功したがイルロジの恨みを買ってしまった。待望の契約書入手直後、長嶋は拉致された。首謀者はイルロジか、それともその先のフィクサーか不明だったが、死と隣り合わせの脅しにかかり、長嶋は必死の逃避行を余儀なくされた。一方、紅忠本社は賄賂を使う、所謂ダーティビジネスとは一線を画すことを宣言、上司のサポートも得られなくなった。孤立した長嶋は精神的にも追い詰められた。安全面も引き続き危機にさらされている。紅忠テヘラン支店の小菅支店長は長嶋の苦境を察し、河本にサポートするように依頼した。当初、長嶋は同じ繊維部門からの出張者で同世代の河本に頼るのを逡巡していた。しかし、攻撃の手は狭まり窮地に立たされた長嶋は遂に河本に助けを求めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 19:33:21
101288文字
会話率:54%
アメリカのスラム街で違法産婦人科を開業しているボブ。彼はゲイで黒人で悪魔教信仰者であり、さらに独学で産婦人科を開業しているため、中絶手術しかできないのである。彼は今日も様々な理由で訪れる妊婦たちに妊娠中絶キックをかましていく。これは、‘命’
をめぐる物語である。
第一章 最強十字軍編
第二章 パレスチナ侵攻☆最強イスラム戦士編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 01:28:47
358文字
会話率:0%
中世エルサレム王のボードゥアン4世。
彼は業病のレプラに罹患していた!
ボードゥアン4世のレプラ(らい病)を治療するには
①大風子油
②リファマイシン
が必要だ。
リファマイシンは抗生物質だ。
放線菌アミコラトプシス・リファマイシンから単離
する。
単離には化学の知識が必要だ。
これを知識チート、技術チートなしで出来るかどうか?
化学は前化学(錬金術)から進化した。
錬金術は豊富な資源である鉱物の供給が原動力だ。
イスラム錬金術がなぜ前化学時代をむかえる事が出来たのか?
イスラム圏のあるアフリカ大陸構造とサハラ貿易から考察する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 08:00:00
42064文字
会話率:15%
近年、拡大する無利子金融について、ちょっと調べてみました。資本主義に西洋式銀行が終わりを迎えるのかも? 改めて、利子とは何でしょう?
最終更新:2019-10-21 18:52:17
6046文字
会話率:6%
13世紀の中世ヨーロッパで変人君主として知られる神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世。教皇には逆らうわイスラムとは友達になるわ内政に外交で大活躍。ただし女になってます。神聖じゃない認定受けてる皇帝フリードリヒ2世ことフレデリカさん。立ちはだか
る最恐の教皇(ラスボス)。強敵と書いてズっ友なイスラム君主。ファンクラブと化した部下達。様々な人と関わりながらフレデリカの生涯を追う。
※フリードリヒ2世のエピソードをTSさせた上にコメディ調で語られます。人物の発言、思考などは必ずしも史実とは一致しないフィクションで時代的に変なものが混じっています。
※言語や名詞、個人名などに時代や国のブレがありますが、現代語に意訳されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 18:40:46
443188文字
会話率:41%
イランの歴史と現代国際問題について。
高橋和夫『イランとアメリカ』や、池上章『そうだったのか!現代史』等を参考にまとめていきます。
最終更新:2019-08-29 21:57:35
15397文字
会話率:5%
続・続原発震災日誌
夢を見た
権力者、為政者に、世界が絶望状況なのに、国体、国益、利権獲得などと、絶望の前には全てが無に帰すことは解っているのに、虚しさはないのかと、見納めの世界を、一期一会の時を、喜びのうちに送りたくはないのかと、夢
で私は叫んでいた、私はイスラムの一員となって、戦に参加していた、が、ふとその戦の明け暮れに嫌気が差して止めた、するとそこへビンラデンもやって来て、俺も止めたと、核で汚染された土地を盗りあっていても詰まらないからと、
世界が絶望に目覚めることが、すべての鍵に思う、透谷の人生の秘鑰とは、現代にあっては、この絶望の認識にあるのだと、絶望のシンプルさ、無条件さ、絶対さ、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 14:09:30
202977文字
会話率:7%
最近、米国との間で火花を散らすイランには、紀元前に遡る歴史の重圧が加わっている様な気がしてなりません。浅学を認識しながらも、一歩前進を目指し、敢えて掲載する次第です。
最終更新:2019-07-07 21:04:58
2583文字
会話率:0%
神聖ローマ帝国の都、ウィーンが陥落してから400年。
産業革命に成功したオスマン帝国はその領土を減らしながらもイスラム世界の盟主としての政治的な、そして軍事的な確固たる地位を保っていた。南下を目指すロシア帝国や領土拡大を求めるドイツ第二帝国
は人種、宗教問題からオスマン帝国と対立、東欧における軍事的圧力は限界に達していた。この状況下、ロシア領になって間もないクリミア半島において起こったロシア皇太子アレクセイ・ニコラエヴィチ夫妻暗殺事件は欧州を、そして世界を震撼させた。
この偶発的事件は、各国がイギリス、オスマン帝国を中心とする連合国とドイツ、ロシア、フランスを中心とする同盟国に分かれて戦う世界戦争に発展していく。この戦争に列強の新たな一員である日本は日英同盟に基づき参戦していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 18:08:30
937文字
会話率:0%